ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 1597327
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
朝日・出羽三山

大朝日岳 日暮沢小屋から反時計回り周回

2018年09月23日(日) ~ 2018年09月24日(月)
 - 拍手
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
31:06
距離
23.2km
登り
1,999m
下り
2,019m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
7:23
休憩
0:43
合計
8:06
6:15
91
7:46
8:00
67
9:07
9:22
34
9:56
10:01
51
10:52
10:52
99
12:31
12:36
61
13:37
13:40
9
13:49
13:50
31
2日目
山行
5:43
休憩
0:35
合計
6:18
7:06
7:14
12
7:52
7:54
76
9:10
9:14
34
9:48
10:01
18
10:19
10:22
25
10:47
10:48
9
10:57
10:59
71
12:10
12:11
61
13:12
ゴール地点
天候 9/23:晴れ 9/24:曇り
過去天気図(気象庁) 2018年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
国道112号から山形県道27号に進み南下。清水原研修センターを過ぎて右手の林道に進む。登山口のある日暮沢小屋までは7kmほどの林道だが5km付近までは舗装されており、その後のダートもよく整備されたフラットダートで普通車でも容易に走行可能。18.09現在、日暮沢小屋から1kmほど手前で林道の路肩が決壊し車両通行不能になっているので路肩の駐車スペースに車を停め歩きとなる。
コース状況/
危険箇所等
日暮沢〜竜門岳
登山口から1時間ほど急登が続く。滑りやすい樹林帯の中を清太岩山まで3時間登ると眺望が開ける。そこからは細かなアップダウンを繰り返しながら主稜線を目指す。
竜門岳〜大朝日岳
森林限界を超えた稜線歩き。見晴らしは非常に良い。いくつかのピークを越えていくがそれぞれの鞍部が深くアップダウンをこなさなければならない。
大朝日岳〜日暮沢
小朝日岳前後に急な斜面が待ち構えている。浮石多数。足元注意。
根子川への下りも急峻な木の根道。終盤で疲れも出てくる頃合いなので慎重に下る。
林道終点手前に深い沢を横切る場所がある。渡渉はたいしたことは無いが前後の斜面の上り下りが要注意。空中に浮いているように見える梯子はインパクト大。
その他周辺情報 朝日小屋では記念品の販売などは行っていないため下山後に入手しなければならない。日暮沢に下山後、一番近い温泉施設である「大井沢温泉湯ったり館」では、なぜか月山の登山バッチは売っているが朝日岳のバッチは売っていなかった…。Tシャツは売っているのに、なぜだ! このコースで登山バッチが欲しければ下山後に古寺鉱泉などに行くしかないようだ。
日暮沢小屋手前1km付近で車両通行止めのため、林道途中の路肩に駐車。
日暮沢小屋手前1km付近で車両通行止めのため、林道途中の路肩に駐車。
今回はクマスベリ沢付近から歩かなければならない。小屋まで1.5kmくらいか。
今回はクマスベリ沢付近から歩かなければならない。小屋まで1.5kmくらいか。
車両通行止めゲート。ゲート前の駐車場は10台くらいはいけるか? 
1
車両通行止めゲート。ゲート前の駐車場は10台くらいはいけるか? 
ゲートのすぐ近くに路肩欠損箇所。この奥に河川管理施設もあるようなので、このまま復旧されないということは無い…かもしれない。
2
ゲートのすぐ近くに路肩欠損箇所。この奥に河川管理施設もあるようなので、このまま復旧されないということは無い…かもしれない。
下根小沢を過ぎ…
下根小沢を過ぎ…
日暮沢を渡渉すると登山口は近い。
洗い越しになっていて河床がコンクリで固めてあるので、下手に飛び石するよりは水流の中を歩いたほうが安全。水量にもよるが。
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日暮沢を渡渉すると登山口は近い。
洗い越しになっていて河床がコンクリで固めてあるので、下手に飛び石するよりは水流の中を歩いたほうが安全。水量にもよるが。
大きく立派な日暮沢小屋。三階の高さにも入口があるが、それだけ雪が降るということか。
大きく立派な日暮沢小屋。三階の高さにも入口があるが、それだけ雪が降るということか。
登山口を出発するといきなり急登が始まる。
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登山口を出発するといきなり急登が始まる。
傾斜が緩くなっても痩せ尾根の狭い道。油断ならない。
傾斜が緩くなっても痩せ尾根の狭い道。油断ならない。
まさに「鼻こすり」の急坂だ。2本の足では心もとなく、4WDモードを駆使して登って行く。これは大変な登山道だ…。
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まさに「鼻こすり」の急坂だ。2本の足では心もとなく、4WDモードを駆使して登って行く。これは大変な登山道だ…。
秋の収穫祭。
1時間半くらいで、ようやく木々の間から眺望が見えるようになった。しかし、まだまだ先は長い。
1時間半くらいで、ようやく木々の間から眺望が見えるようになった。しかし、まだまだ先は長い。
湿っぽい沢底のような登山道。
洗掘が進み歩きにくい。
湿っぽい沢底のような登山道。
洗掘が進み歩きにくい。
だいぶ汗を絞られた頃、水場に到着。朝日連峰は要所要所に水場があるのでうまく活用すれば荷物の重量を減らせる。
だいぶ汗を絞られた頃、水場に到着。朝日連峰は要所要所に水場があるのでうまく活用すれば荷物の重量を減らせる。
…はずだったのだが、水場ってこれ?
ううん、よほどの非常時じゃないと飲みたくないぞ、これ。
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…はずだったのだが、水場ってこれ?
ううん、よほどの非常時じゃないと飲みたくないぞ、これ。
気を取り直して進む。だいぶ上方が明るくなってきた。
気を取り直して進む。だいぶ上方が明るくなってきた。
オニシオガマの群生がうれしい
2018年09月23日 08:05撮影 by  RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
9/23 8:05
オニシオガマの群生がうれしい
真っ赤なナナカマドの実が青空に映える。
真っ赤なナナカマドの実が青空に映える。
リンドウはまだまだ見頃
2018年09月23日 08:27撮影 by  RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
9/23 8:27
リンドウはまだまだ見頃
空が近くなってきた!
ここまで約2時間。
空が近くなってきた!
ここまで約2時間。
端正な大朝日岳が青空に屹立していた。
最高の天気じゃないですか!
端正な大朝日岳が青空に屹立していた。
最高の天気じゃないですか!
しかしまずはこの長大な支尾根を登りきらないことには主稜線上の縦走路に出ることもできない。
しかしまずはこの長大な支尾根を登りきらないことには主稜線上の縦走路に出ることもできない。
右手には寒江山、そして奥には以東岳。
今回は行かないが、いつか行ってみたい朝日連峰完全縦走。
右手には寒江山、そして奥には以東岳。
今回は行かないが、いつか行ってみたい朝日連峰完全縦走。
月山には若干雲がかかっている。
月山には若干雲がかかっている。
清太岩山が行く手に立ちはだかる。
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清太岩山が行く手に立ちはだかる。
灌木帯の中をゆるゆると登って行く。
灌木帯の中をゆるゆると登って行く。
アカモノが咲いてた!
2018年09月23日 09:05撮影 by  RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
9/23 9:05
アカモノが咲いてた!
清太岩山到着。ここまで約3時間。だいたいコースタイム通りだ。順調順調♪
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清太岩山到着。ここまで約3時間。だいたいコースタイム通りだ。順調順調♪
清太岩山までくると竜門岳がよく見えるようになった。しかし、まだまだ遠い。竜門岳手前にはユーフン山と呼ばれる小ピークが最後の万人のように鎮座している。
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清太岩山までくると竜門岳がよく見えるようになった。しかし、まだまだ遠い。竜門岳手前にはユーフン山と呼ばれる小ピークが最後の万人のように鎮座している。
穏やかな道だが、時々ガレ斜面が谷底に落ち込んでいたりする。よそ見注意。
穏やかな道だが、時々ガレ斜面が谷底に落ち込んでいたりする。よそ見注意。
だんだんと朝日連峰の主稜線が壁のように立ち上がってきた。
だんだんと朝日連峰の主稜線が壁のように立ち上がってきた。
右を見ても左を見ても登高意欲…というか、徒歩意欲が湧いてくる。いつか絶対縦走するぞ!
右を見ても左を見ても登高意欲…というか、徒歩意欲が湧いてくる。いつか絶対縦走するぞ!
ユーフンを越えるといよいよ竜門岳は近い。
竜門岳の右肩に竜門小屋がちんまりと乗っている。
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ユーフンを越えるといよいよ竜門岳は近い。
竜門岳の右肩に竜門小屋がちんまりと乗っている。
ところで、ユーフンを漢字で書くと「熊糞」なんだそうな。
熊の糞のように盛り上がっているということだろうか。「クマクソ」などと読まれることを嫌ってかカタカナで表記してあるものばかり。
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ところで、ユーフンを漢字で書くと「熊糞」なんだそうな。
熊の糞のように盛り上がっているということだろうか。「クマクソ」などと読まれることを嫌ってかカタカナで表記してあるものばかり。
竜門小屋。居心地良さそう。
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竜門小屋。居心地良さそう。
ようやく主脈縦走路に合流!
ここまでで実に4時間半。
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ようやく主脈縦走路に合流!
ここまでで実に4時間半。
分岐から以東岳方面。しつこいが、いつか歩くぞ!
分岐から以東岳方面。しつこいが、いつか歩くぞ!
今日行くのはこちら。
大朝日岳前衛の中岳。立派な山容なのに適当な名前付けられたな…。
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今日行くのはこちら。
大朝日岳前衛の中岳。立派な山容なのに適当な名前付けられたな…。
西側には深く切れ込んだ谷が口を開けている。
西側には深く切れ込んだ谷が口を開けている。
歩くほどに景色がどんどん変わって行く。
一時たりとも目が離せない気分になる。
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歩くほどに景色がどんどん変わって行く。
一時たりとも目が離せない気分になる。
稜線上にはハクサンイチゲがたくさん
2018年09月23日 12:06撮影 by  RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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9/23 12:06
稜線上にはハクサンイチゲがたくさん
振り返ると竜門岳が目線より下になっていた。空が広い!
振り返ると竜門岳が目線より下になっていた。空が広い!
月山からも雲が取れてきた。その右側にある平べったい山塊は葉山だそうだ。舟形山かと思っていたら違った。
月山からも雲が取れてきた。その右側にある平べったい山塊は葉山だそうだ。舟形山かと思っていたら違った。
遠くにいよいよ主峰の大朝日岳が。綺麗な三角錐だ。
遠くにいよいよ主峰の大朝日岳が。綺麗な三角錐だ。
まずは西朝日岳を越えていこう。
まずは西朝日岳を越えていこう。
竜門岳と西朝日岳の間は一部二重稜線になっている。
竜門岳と西朝日岳の間は一部二重稜線になっている。
この角度の方がわかりやすいかな。
一度稜線が形成されたあと陥没などがおきて二重稜線になる…のではなかったか?
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この角度の方がわかりやすいかな。
一度稜線が形成されたあと陥没などがおきて二重稜線になる…のではなかったか?
西朝日岳山頂到着!
2
西朝日岳山頂到着!
しかし、今日のゴールはまだまだ先だ。
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しかし、今日のゴールはまだまだ先だ。
スケールが大きすぎて距離感がつかめん…。
スケールが大きすぎて距離感がつかめん…。
西朝日岳を振り返って。
北側から見たのとだいぶ印象が違う。
西朝日岳を振り返って。
北側から見たのとだいぶ印象が違う。
空に向かって道が延びているかのよう。
空に向かって道が延びているかのよう。
ひとつ…ふたつ、本命まであといくつのピークがあるのだろうか。
ひとつ…ふたつ、本命まであといくつのピークがあるのだろうか。
このあたりまで来ると今日登ってきた尾根が一望できる。
長い尾根だなぁ。そりゃ5時間近くかかるわけだよ。
このあたりまで来ると今日登ってきた尾根が一望できる。
長い尾根だなぁ。そりゃ5時間近くかかるわけだよ。
中岳にアタック。ここさえ越えてしまえば、大朝日小屋も近いはず!
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中岳にアタック。ここさえ越えてしまえば、大朝日小屋も近いはず!
最後の関門にふさわしく鉄壁の守りが。
石垣のように見えるが天然地形。自然の造形の妙ですな。
最後の関門にふさわしく鉄壁の守りが。
石垣のように見えるが天然地形。自然の造形の妙ですな。
色づいた中岳中腹を登って行く。
色づいた中岳中腹を登って行く。
この時期にイワカガミ!
2018年09月23日 13:25撮影 by  RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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9/23 13:25
この時期にイワカガミ!
中岳の肩を巻くように灌木帯を通過。
中岳の肩を巻くように灌木帯を通過。
その後には穏やかな草原が広がる。
デスクトップの壁紙みたいな景色だなー。
その後には穏やかな草原が広がる。
デスクトップの壁紙みたいな景色だなー。
深い谷が多い朝日連峰の中、この辺の景色は穏やか。
深い谷が多い朝日連峰の中、この辺の景色は穏やか。
ようやく大朝日岳のおひざ元までやってきた。
手前の鞍部には水場がある。
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ようやく大朝日岳のおひざ元までやってきた。
手前の鞍部には水場がある。
望遠にて大朝日小屋を観察。混んでるかな?
…混んでそうだな。
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望遠にて大朝日小屋を観察。混んでるかな?
…混んでそうだな。
金玉水水場入口。
「きんぎょくすい」と読むのであって「きんぎょすくい」や、ましてや「きんた○みず」ではない。
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金玉水水場入口。
「きんぎょくすい」と読むのであって「きんぎょすくい」や、ましてや「きんた○みず」ではない。
荷物をデポして水を汲みに行こう。
荷物をデポして水を汲みに行こう。
冷たくて美味しい水だった。
思わず汗まみれの顔を洗ってしまった。
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冷たくて美味しい水だった。
思わず汗まみれの顔を洗ってしまった。
小屋の手前にタカネマツムシソウ
2018年09月23日 14:15撮影 by  RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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9/23 14:15
小屋の手前にタカネマツムシソウ
水場からひと登りで大朝日小屋に到着。予想通りの大混雑で15時時点でほぼ満員。まだまだ登ってくる気配がありありだから、ここからどうやって詰め込むのか。怖い怖い…。
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水場からひと登りで大朝日小屋に到着。予想通りの大混雑で15時時点でほぼ満員。まだまだ登ってくる気配がありありだから、ここからどうやって詰め込むのか。怖い怖い…。
寝床を確保したうえで山頂を目指す。
寝床を確保したうえで山頂を目指す。
山頂までは片道15分。
空身で登ればあっと言う間。
山頂までは片道15分。
空身で登ればあっと言う間。
大朝日岳、登頂しましたー!
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大朝日岳、登頂しましたー!
長年の憧れだった大朝日岳、絶好の天気の中登頂できました。
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長年の憧れだった大朝日岳、絶好の天気の中登頂できました。
2018年09月23日 15:04撮影 by  RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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9/23 15:04
東側。
明日帰る尾根筋と小朝日岳が見えている。
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東側。
明日帰る尾根筋と小朝日岳が見えている。
北側。南北に長い山頂なので、北側は船の舳のようにせりあがって見える。
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北側。南北に長い山頂なので、北側は船の舳のようにせりあがって見える。
遠くには日本海がキラキラ光っていた。
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遠くには日本海がキラキラ光っていた。
景色に満足したので小屋に戻ろう。
今度はお腹が空いてきた。
景色に満足したので小屋に戻ろう。
今度はお腹が空いてきた。
小屋の近くにハクサンフウロ
2018年09月23日 15:44撮影 by  RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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9/23 15:44
小屋の近くにハクサンフウロ
宴会ヶ岳、スタート!
2
宴会ヶ岳、スタート!
まずはプシっとな。
大朝日岳ではアサヒビールを飲むのが嗜みらしいが、あえてキリンで!
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まずはプシっとな。
大朝日岳ではアサヒビールを飲むのが嗜みらしいが、あえてキリンで!
2018年09月23日 15:43撮影 by  RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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9/23 15:43
野菜炒めカレー風味。
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野菜炒めカレー風味。
もやしと乾燥野菜のナムル
2018年09月23日 16:06撮影 by  RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2
9/23 16:06
もやしと乾燥野菜のナムル
いったい何を作るんだ?と思ったら…
2
いったい何を作るんだ?と思ったら…
チヂミでした。
みなさん、色々工夫なさってますね〜。勉強になるわー。
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チヂミでした。
みなさん、色々工夫なさってますね〜。勉強になるわー。
チャプチェとマッコリ。
今日は韓国風の晩餐かな?
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チャプチェとマッコリ。
今日は韓国風の晩餐かな?
焼肉
2018年09月23日 16:16撮影 by  RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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9/23 16:16
焼肉
パスタ
2018年09月23日 16:16撮影 by  RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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9/23 16:16
パスタ
絶品アボカドサラダ
2018年09月23日 16:16撮影 by  RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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9/23 16:16
絶品アボカドサラダ
我々が宴会を楽しんでいると爆音を響かせてヘリが飛んできた。かなりの低空飛行。
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我々が宴会を楽しんでいると爆音を響かせてヘリが飛んできた。かなりの低空飛行。
小屋の上をパスし大朝日岳山頂を旋回すると去って行った。事故でもあったのかと思ったが、小屋の管理人さん曰く訓練かパトロールであろうとのこと。びっくりした。
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小屋の上をパスし大朝日岳山頂を旋回すると去って行った。事故でもあったのかと思ったが、小屋の管理人さん曰く訓練かパトロールであろうとのこと。びっくりした。
2日目は曇り気味の天気。
いまいちパッとしない日の出からスタート。
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2日目は曇り気味の天気。
いまいちパッとしない日の出からスタート。
朝食後再び山頂へ
2018年09月24日 07:07撮影 by  RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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9/24 7:07
朝食後再び山頂へ
大朝日小屋と管理人さんに別れを告げ下山を開始する。
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大朝日小屋と管理人さんに別れを告げ下山を開始する。
名残惜しく、何度も振り返ってしまう。縦走路から見た大朝日岳はピラミタルな鋭鋒に見えたが、横から見るとずんぐりむっくりだ。
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名残惜しく、何度も振り返ってしまう。縦走路から見た大朝日岳はピラミタルな鋭鋒に見えたが、横から見るとずんぐりむっくりだ。
小朝日に向けて支尾根を下る。
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小朝日に向けて支尾根を下る。
大朝日岳登山のメインルートの一つという事もあり手厚い整備がなされている。石畳ってすごいね。全部人力で整備したわけでしょう? 
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大朝日岳登山のメインルートの一つという事もあり手厚い整備がなされている。石畳ってすごいね。全部人力で整備したわけでしょう? 
銀玉水入口。「ぎんぎょくすい」と読むのであって(ry
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銀玉水入口。「ぎんぎょくすい」と読むのであって(ry
沢の源頭部が水場になっているようだ。金玉水と銀玉水、どちらが美味しいかという論争がある?らしいが、私には違いがわからない…。
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沢の源頭部が水場になっているようだ。金玉水と銀玉水、どちらが美味しいかという論争がある?らしいが、私には違いがわからない…。
水場から反対方向を見ると深い谷が刻まれているのが見て取れる。銀玉水から端を発した水の流れが深い渓谷を刻んでいくのだろう。
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水場から反対方向を見ると深い谷が刻まれているのが見て取れる。銀玉水から端を発した水の流れが深い渓谷を刻んでいくのだろう。
登山道に戻って小朝日へ向かう。
基本下っているはずだが登りに見える?
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登山道に戻って小朝日へ向かう。
基本下っているはずだが登りに見える?
基本的に穏やかな稜線の道なのだが…
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基本的に穏やかな稜線の道なのだが…
小朝日に近づくにつれ、少々イヤラシイガレ場があったりする。難しくないが落ちたら大けが必至だ。
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小朝日に近づくにつれ、少々イヤラシイガレ場があったりする。難しくないが落ちたら大けが必至だ。
いよいよ小朝日の取付きまできたが、パッと見どこを登るのだと思うほどの絶壁。朝日連峰の中では随一に険しい山容ではなかろうか。
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いよいよ小朝日の取付きまできたが、パッと見どこを登るのだと思うほどの絶壁。朝日連峰の中では随一に険しい山容ではなかろうか。
手前に切れ込んだ谷も深いし。
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手前に切れ込んだ谷も深いし。
岩・土・木の根ミックスの急登。
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岩・土・木の根ミックスの急登。
中腹に巻き道への分岐がある。
今回は使用せず山頂へ向かう。
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中腹に巻き道への分岐がある。
今回は使用せず山頂へ向かう。
真上から見下ろしたような角度で写真が撮れる。
どれくらい急なのか分かっていただけるだろうか。
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真上から見下ろしたような角度で写真が撮れる。
どれくらい急なのか分かっていただけるだろうか。
空が広がり、山頂近し!と思ったのだが…
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空が広がり、山頂近し!と思ったのだが…
まだだった…。肩透かしを食った。
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まだだった…。肩透かしを食った。
強風の小朝日岳山頂。
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強風の小朝日岳山頂。
歩いてきた道を振り返る。支尾根とはいえ長大な尾根道だった。
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歩いてきた道を振り返る。支尾根とはいえ長大な尾根道だった。
小朝日岳は朝日連峰の主稜線を少し離れたところから観察できる絶好の眺望ポイントだ。
おっと、以東岳には雲がかかりはじめているな。
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小朝日岳は朝日連峰の主稜線を少し離れたところから観察できる絶好の眺望ポイントだ。
おっと、以東岳には雲がかかりはじめているな。
万が一の雨に備えて急ぎ下ろう。
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万が一の雨に備えて急ぎ下ろう。
どんどん下る。
下り一方というわけでもなく…。
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下り一方というわけでもなく…。
池塘を横目に小高い丘に登ると…
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池塘を横目に小高い丘に登ると…
古寺山山頂に到着。
朝日連峰の絶景を拝めるのもここまで。
名残を惜しんで記念撮影。
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古寺山山頂に到着。
朝日連峰の絶景を拝めるのもここまで。
名残を惜しんで記念撮影。
ここから先は樹林帯になる。
滑りやすい足元に注意しながら下る。
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ここから先は樹林帯になる。
滑りやすい足元に注意しながら下る。
メタボなおっさんには酷な狭窄部。
なんとか通れたぜ…。
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メタボなおっさんには酷な狭窄部。
なんとか通れたぜ…。
要所要所に水場があり助かる。
ここの水場は今までで一番水量豊富。
ただしホースで引き水しているので真夏はぬるいことがあるとか。
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要所要所に水場があり助かる。
ここの水場は今までで一番水量豊富。
ただしホースで引き水しているので真夏はぬるいことがあるとか。
行く手に山が立ちはだかる。
行く手に山が立ちはだかる。
その手前に分岐。
ということはここがハナヌキ峰分岐。さっき見えたのがハナヌキ峰か。
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その手前に分岐。
ということはここがハナヌキ峰分岐。さっき見えたのがハナヌキ峰か。
木の根道をゆるゆると登る。
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木の根道をゆるゆると登る。
10分くらいでピークに到達するが、道標・山名票など特になし。
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10分くらいでピークに到達するが、道標・山名票など特になし。
あとは根子川に向かって下って行けばいいだけなのだが、道が平坦でちっとも高度が下がらない。嫌な予感。
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あとは根子川に向かって下って行けばいいだけなのだが、道が平坦でちっとも高度が下がらない。嫌な予感。
ようやく下りに転じたかと思ったら、滑りやすい土道の急下降となった。
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ようやく下りに転じたかと思ったら、滑りやすい土道の急下降となった。
スリップを警戒しながら1時間半下降。
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スリップを警戒しながら1時間半下降。
根子川河畔まで下ってきたころには腿はプルプル、膝はガクガク。しかしこれであとは平たんな道を小屋まで戻ればいい…
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根子川河畔まで下ってきたころには腿はプルプル、膝はガクガク。しかしこれであとは平たんな道を小屋まで戻ればいい…
…はずだったんだが、すごいのが出てきた。
深く切れ落ちた沢を渡らなければならない。
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…はずだったんだが、すごいのが出てきた。
深く切れ落ちた沢を渡らなければならない。
泥の斜面を下るのもやっかいだったが…
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泥の斜面を下るのもやっかいだったが…
なにこの宙に浮いたような梯子は。遠目に見たときは設置されていた梯子が落ちてぶらさがっているのかと思った。
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なにこの宙に浮いたような梯子は。遠目に見たときは設置されていた梯子が落ちてぶらさがっているのかと思った。
ここを徒手空拳で登るような事態にならなくて良かった…。
ここを徒手空拳で登るような事態にならなくて良かった…。
今度こそ平穏な道になってくれよ。
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今度こそ平穏な道になってくれよ。
この辺りまで来ると道が一度車道として整備された跡がうかがえる。車両が通わなくなって自然に還りつつあるが道床は固くフラットだ。
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この辺りまで来ると道が一度車道として整備された跡がうかがえる。車両が通わなくなって自然に還りつつあるが道床は固くフラットだ。
耐荷重とか大丈夫なのか?と心配になる上部一面を土に覆われた橋。そのうち落橋するんじゃなかろうか…。
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耐荷重とか大丈夫なのか?と心配になる上部一面を土に覆われた橋。そのうち落橋するんじゃなかろうか…。
水がきれいな根子川の流れ。
水がきれいな根子川の流れ。
林道終点。かつてはここまで車で入ることができたようだが、日暮沢小屋手前の路肩欠損によってそれも不可能となった。
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林道終点。かつてはここまで車で入ることができたようだが、日暮沢小屋手前の路肩欠損によってそれも不可能となった。
2018年09月24日 12:33撮影 by  RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
9/24 12:33
サラシナショウマ
一心不乱に蜜を吸う蝶
2018年09月24日 12:45撮影 by  RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
9/24 12:45
サラシナショウマ
一心不乱に蜜を吸う蝶
キツリフネ
2018年09月24日 12:51撮影 by  RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
9/24 12:51
キツリフネ
日暮沢小屋まで戻ってきた。生還!
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日暮沢小屋まで戻ってきた。生還!
ツリフネソウ
2018年09月24日 13:00撮影 by  RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
9/24 13:00
ツリフネソウ
あとは林道を車を停めた場所まで歩いて全行程終了だ。
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あとは林道を車を停めた場所まで歩いて全行程終了だ。
道の駅で地ビールソフト
2018年09月24日 15:29撮影 by  RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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9/24 15:29
道の駅で地ビールソフト

感想

絶好の秋晴れに恵まれ、素晴らしい景色を堪能できました。
どこまでも続くかに見える稜線。深く険しい谷によって外界から隔絶されている秘境感。色づき始めた木々。思いがけずたくさん見かけた花々。どれも記憶に永く残ること間違いなしです。
長いアプローチ、連続する急登、大混雑の山小屋と大変なことも多かったですがそれもまた思い出(笑
ご一緒してくださった皆様、ありがとうございました。

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コメント

良いね!朝日岳
今年の予定が来年に延期になって残念!
お天気が良く景色が綺麗で素敵ね〜
先を越されちゃったけど来年が楽しみになったよ!
この所東北の方がお天気が良いね!
雨でまたまた山が延期・・・
2018/9/30 20:41
Re: 良いね!朝日岳
我々も初めての大朝日でしたが想像以上に良かったですよ。花の季節にも来て見たいと思いました。期待していていいと思います♪
このごろ週末になると天気悪いですよね…。東北も「比較的マシ」といった程度で、なかなかスッキリ晴れません…。
2018/10/3 10:36
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