浄土山から内蔵助谷、黒部ダムへ
- GPS
- 10:10
- 距離
- 14.4km
- 登り
- 1,270m
- 下り
- 2,239m
コースタイム
- 山行
- 1:51
- 休憩
- 0:04
- 合計
- 1:55
天候 | 13日: 霧、14日:霧後晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
写真
感想
土曜昼からの1日半で、紅葉を見に行ける所として内蔵助谷を選んだ。浄土山の小屋に泊まれる利を活かして。
土曜日の午前中は晴れだったが、午後は曇って来て、室堂に着いたらガス中だった。ひたすら浄土山へと最短経路で上がるだけ。
南峰の小屋に着いたらまだ霧だが僅かに晴れる気配もあるので、龍王岳には登って来た。小屋では富大ワンゲル12人が小屋閉めの作業中。
日曜早朝もガスで視界なし、一ノ越までヘッ電行動。一ノ越山荘営業最終の朝で発電機は回っているが、明りはまだ点けていなかった。雄山へと登って行くとどうも岩が滑り易い。標高概ね2800m以上で氷点下となっていて、岩も薄く凍っているのだ。雄山山頂付近では、小さいがはっきりとエビのシッポと見えるものになっていた。大汝、富士の折立と過ぎて下り道を慎重に行くが、割と直ぐに凍り付きはなくなって真砂乗越から先は心配なく歩けた。
営業を終えてひっそりとした内蔵助山荘を過ぎて内蔵助のカールを下りていく。氷河と認定された雪渓があるが、モレーンの手前だけに残っている現在の大きさと傾斜からは、流れる氷河だとはとても思えない。カールのエッジから、残雪時には40度の大斜面となる、随所にロープの急坂、それを終えて沢を渡る辺りが見事な紅葉のポイントだが、今はもう遅くて名残のナナカマドが赤色を残すのみ。晴れて来て結構汗をかくようになり、内蔵助平の橋の横で休憩。
内蔵助平から黒部川の出会いまでが紅葉も見頃、ここの素晴らしさは上部の岸壁、中部の紅葉の山肌、下部の渓谷と並んだ格好良さだ。この区間正味の標高差は大きくないが、崩壊地が多くアップダウンが多い。以前6月初めに通った時は崩壊地トラバースのロープが切れていたりしてスリリングだったが、今はきちんと整備され不安な箇所はなかった。
黒部川沿いにでれば概ね散歩道、紅葉もなかなかで気楽に歩ける。真砂乗越以来初めて人に会った。ダム下の橋を渡ってフィナーレの上り坂を一気に上がり、トンネルに入って喧騒のダム上に抜けて登山は終了。
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