鳥甲山(ムジナ平からの周回)
- GPS
- 06:18
- 距離
- 13.9km
- 登り
- 1,436m
- 下り
- 1,454m
コースタイム
天候 | 快晴! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
(無料/20〜25台程度/7時前に到着時残り1〜2台) |
コース状況/ 危険箇所等 |
●ムジナ平登山口〜白嵒ノ頭 登山口からグイグイと標高を上げて行き、1330付近で尾根に乗ります。 1437の小水ノ頭の手前から眺望が開け始め、 ほどなくで万仏岩(1490m付近)と呼ばれる長めの露岩帯のクサリ場が現れます。 その後も明瞭な尾根筋を辿って3つほど小ピークと隠れピークを超え、 植生が笹に変わり始めるとほどなく白嵒ノ頭(1944.2)へと至ります。 ●白嵒ノ頭〜鳥甲山 白嵒ノ頭からは痩せた稜線のアップダウンを繰り返し。足元もぬかるんでいます。 カミソリ岩の通過は基部の西側を回り込むように登山道がつけられています。 基部の真横を通る踏み跡も見えましたが通行止の看板が立っています。 トラバース後、稜線に復帰するところで老朽化したハシゴが見えますが、 こちらも通行止めになっているようです。 このハシゴを上がってみましたが幅30〜50cmのナイフリッジが続いていて、 恐ろしくて岩の上に乗る気が起きませんでした。 カミソリ岩を過ぎると両側が切れ落ちた鞍部があり、通過には注意が必要です。 鞍部を過ぎて、100mほど標高をあげると屋敷登山口との分岐が現れ、 ほどなく鳥甲山へと至ります。 ●鳥甲山〜屋敷登山口 山頂から赤嵒ノ頭まで景色が開けた稜線を下って行きます。 泥濘んでいて滑りやすいので注意が必要です。 赤嵒ノ頭から赤嵒ノ肩(1675)までは秋山郷側が切れ落ちたところがあります。 赤嵒ノ肩から泥濘んだ急斜面に落ち葉が堆積していて滑ります。 屋敷山鞍部で稜線から外れるとさらに登山道の斜度が増して急降下。 足元はとにかく滑ります。 標高1000m付近で人工物(コンクリートの大きな壁)が現れる箇所で、 いったん斜度が緩みますが、その後登山口まで再び滑りやすい急斜面が続きます。 ●屋敷登山口〜ムジナ平登山口 約5.3kmの林道(舗装路)歩き。意外と交通量が多いのでクルマに注意。 |
その他周辺情報 | 【温泉】 秋山郷 萌木の里(500円) 露天風呂の山彦の湯は、極上の温泉体験でした。 |
写真
感想
そろそろ寒くなり始めて、日本酒が恋しい季節になりました。
今回は、新潟方面に行った時には頻繁に立ち寄る湯沢の酒屋に
久しぶりに生酒を仕入れに行こう、という動機で行き先を検討して鳥甲山へ。
鳥甲山は昨年の初冬に小赤沢から雪の苗場山を登った時に
(その時は敗退もあり2週連続秋山郷に通いました)気になっていた山で、
正確には長野県の山ですが、主要なアプローチも登山道も新潟県側にあり、
越後の山という感覚ですね。
この山の見た目の強い印象は写真に譲りますが、
距離的にも時間的にも短めのわりに、中身はギッシリと詰まっていました。
おかげでチョー筋肉痛になりながら今これを書いてます。
帰りはこれまた以前から気になっていた萌木の里に立ち寄りました
(405号を走っていると木造の立派な建物が目立ちます)。
そして、これが大正解でした。
内風呂とは離れた場所にある山彦の湯という名の露天風呂が最高!
目の前に広がる雄大な景色。紅葉。湯温も完璧。少し白濁した泉質。
貸切で気持ちよかった。
湯沢で新米を食べて当初の目的を果たして帰路に就きました。
心の準備もないままに、すぐに始まる急な登り。
駐車場に着いたときはキリッと冷たい空気で、指先が凍えていましたが、
おかげで、あっというまに体はぽかぽか、じんわり汗をかきました。
立ち止まると、この冷たい空気がちょうどよくて、
最後まで快適にあるくことができました。
ムジナ平から山頂は、よじ登り系、クサリ系、ヤセ尾根系…などなど、
アスレチック感もあり、飽きずに登ることができます。
反して、屋敷への下りはひたすら下るのみといった印象で、
しかもぬかるみ&落ち葉の急坂は、すべるすべる。
かなり大腿四頭筋を駆使して、今回は久しぶりにものすごい筋肉痛です。
もう期待していなかった紅葉がキレイで、
天気もよくて、しっかり歩けて、満足感の高い1日でした。
おしまい。
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