甲武信ヶ岳(雁坂峠から周回)


- GPS
- 30:02
- 距離
- 23.6km
- 登り
- 2,180m
- 下り
- 2,159m
コースタイム
- 山行
- 3:48
- 休憩
- 0:39
- 合計
- 4:27
- 山行
- 9:02
- 休憩
- 1:25
- 合計
- 10:27
天候 | 1日目:曇り時々晴れ(テン場到着後大雨) 2日目:快晴! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
山梨交通バス(↓) https://www.city.koshu.yamanashi.jp/kurashi/files/20170426/%E7%AA%AA%E5%B9%B3%E3%83%BB%E8%A5%BF%E6%B2%A2%E6%B8%93%E8%B0%B7%E7%B7%9A.pdf (復路)西沢渓谷入口⇒隼上(はやぶさ温泉前) http://www.yamanashishi-kankou.com/wp/wp-content/uploads/2017/07/fac79db913df843d94b03f8757ddb084-1.pdf |
コース状況/ 危険箇所等 |
特段の危険個所はありませんが、気づき事項だけ列記します。 登山口⇒雁坂峠 ・前半1時間強は緩斜面の車道歩き。 ・登山道に入ると、森林浴に癒される。渡渉が2回ほど出てくるが問題になるレベルではない。1つ目は見た目以上に簡単、2つ目は飛石伝いに渡れます(ここは鉄パイプで橋を作成頂いていたので、20日夕方からは渡渉無しと思われます) ・最後、急登はジグザグなのでコース全体を通じ歩きやすいと思います。 雁坂峠小屋⇒甲武信ヶ岳 ・アップダウンは顕著なもので3つあり、特に(西)破風山と木賊山(とくさやま)の間は見た目によくないアップダウン(笑)。 ・終始、富士の絶景が左手に控えている今回のコースのハイライト。 甲武信ヶ岳⇒徳ちゃん新道で下山 ・ウワサ通りの激下り。ここを登るのはツライと思います。 ・気持ちも折れますが、足も折れそうになります。笑 ・でも、人気のコースなので一度は歩かれることをお勧めします!(?) |
その他周辺情報 | はやぶさ温泉の源泉掛け流しでマッタリ疲れを癒しました。(600円/人) http://hayabusa1994.com/ バス終了につきJR塩山までTaxi 1630円<余計な出費 |
写真
感想
以前から泊まりたかった雁坂小屋にテン泊し、山友と甲武信まで歩いてきました。
初日は天気予報より悪化したのか、青空は垣間見れますが、ほとんど曇り空。
最初1時間強の車道歩きはありますが、雁坂峠への山道は前半は沢筋歩き、後半は斜面歩きと変化があって飽きませんでした。
前半で下ってくる方に、小さな渡渉あるけど渡れる、と聞いていたので安心でした。行ってみると、小屋関係の方か、鉄パイプで橋をつくってくれている最中でしたが、脇を4mほど岩飛び越えて渡渉します。その先で歩荷中の大学生と思しき女子2名。一旦抜きましたが、先で休憩しているうちに抜かし返されました、笑。
汗をかきながら最後のジグザグをいくと雁坂峠に到着!
由緒ある日本三大峠らしいですが、雰囲気は十分です。
北からはガスが流れてきて少し休憩すると寒いくらいですが、南面は富士山は見えないものの下界はカラマツの黄葉も綺麗に見えています。
さて、小屋まで下りましょう。
奥秩父らしい苔蒸した谷を下っていくとほどなく小屋の青い屋根が見えてきます。
小屋手前の展望台からは北の赤城山かな、などもみえていました。
雁坂小屋はウワサ通りのいい雰囲気の小屋でした。
私はテン泊でしたが、去年からという新しい小屋番さんも丁寧に対応してくれ、よかったら中はストーブもあるから自由に使ってくださいね、と言って頂きました。
友人は小屋泊です。
テントのフライを張ったところで大雨。
ペグダウンもままならず、荷物と一緒に駆け込みセーフ。
危ないところでした。
小雪混じりの雨で冷えた体を小屋のストーブで温めさせて頂きます。
小屋の中では7,8人が談笑されています。
その中に飛び入り参加させて頂きました。
簡単な夜食(マイブームのタラコスパ)と持ち込んだワインとウイスキーで一丁あがりです。この夜は50代半ばの自分ら入れて10名で盛り上がりました。小屋番さんも50代半ば。ウワサ通りのアットホームな小屋ですね、愛好家が多いのも頷けます。
平日の寝不足で座ったまま寝てるのに気づいてお暇を告げると、皆さんも、さて寝ますか!、モードに切り替わってしまいました。
テントに戻って目覚ましセットの途中で寝てしまい、シュラフ半掛けで3時間ほど仮眠。冷え切って目覚めたあと、マズイと思い持ってる着物全てをまとい、やっと2時頃から眠れました。
翌朝4時半は満点の☆!
快晴を予感させます。
バリバリのフライを片付けていると、日の出が近づき飛龍の稜線がオレンジ色に染まってきます。刻々と色が変わるこの時間帯は山中一泊ならではです。
さて、6時前に出発。
雁坂峠に上がると富士の絶景がお出迎え!
素晴らしい!
その先も甲武信ヶ岳までアップダウンは3つくらいありますが、左手の富士はいつも見えています。このコースが人気なのは頷けますね。
破風山から木賊山へは200m下がって300m登ります。鞍部の小屋で一息つきます。重荷にはきついですが、周囲の絶景に励まされペース守って登ります。
木賊山を巻いて甲武信小屋に到着!
重ザックをデポして山頂に向かいます。
山頂は数年前に毛木平ピストンした懐かしい場所。
全く変わらずデカイ標識も立っていてくれました。
山頂でしばし富士の絶景など堪能したらバスの時間が押しているので下りましょう。
甲武信小屋で少し食事休憩の後、下ります。
といっても木賊山までは結構な登りで疲れます。
その先から長い下りの始まりです。
段差の大きな急坂を下ります。
ここを登るのは大変そう。
近丸新道分岐をやり過ごして、徳ちゃん新道で下ります。
後半、長い下りで足が前に出なくなりました、泣。
仕方なく予定のバスを見送り最終バスに乗ることにします。
と、余裕ができて、スローペースになり結局余裕がなくなる羽目に、笑。
BS到着は10分前でした、やれやれ。
いずれにせよ、風邪の頭痛と寝不足で終始ペースの上がらない歩きではありましたが、ハイライトの稜線歩きは快晴に恵まれ、甲武信ヶ岳からも絶景が拝めたのはとても良かったです。
自分にとっても山友にとってもいい歩きができた2日間でした。
帰り、はやぶさ温泉でホッコリし千葉に戻りました。
甲武信ヶ岳いいですね〜。
行ってみたいお山の一つなんです!
山小屋もすごく良さそうですしますます行きたいお山ランキング上位です。
寝不足2日間お疲れ様でした!
andounouenさん、こんばんは。
甲武信ヶ岳のこのコースはいいですよ!大のお勧め。西沢渓谷ピストンだけだと、雁坂峠からの美味しい稜線歩きが無くてしんどいだけ、かも。
甲武信小屋は紅葉の時期予約満杯らしいですが、雁坂小屋なら余裕です。
リピーターの多い小屋というのも分かる気がしました。私も早速再訪したくなってますから。。。
二週間前と違って、日曜は冠雪の富士山らしい富士山が拝めたのもよかったです。
andounouenさんも、雪の前か来年かな?是非晴れの日に!リス君クラブの関東コラボもいいかもしれませんね。
ShuMaeさん、こんにちは。
テント泊での甲武信ヶ岳山行、楽しく拝見しました。重い荷物を背負ってのロングコース!本当にお疲れ様でした。
私は同じ日に国師ヶ岳を歩きました。この日の富士山の眺めは素晴らしかったですよね!ShuMaeさんと時を同じくしてこの感動を共有できていたことを嬉しく思いました
それにしても体調が万全でない中、重い荷物を背負い、このハードな周回コースをサラッと踏破してしまうShuMaeさん
私は同じ日に国師ヶ岳を大弛からピストンしただけでダウンでして…。金峰山にすら向かえませんでした。
情けない限りです(笑)。
biscuitさん、メッセージありがとうございます
私もbiscuitさんの国師レコを拝見し、同じ朝に富士を見てたんだな〜、と歓心してましたよ。私は奥に国師を見ながらだったので、そこにbiscuitさんがいらしたとは
このコースは初めてだったのですが、雁坂峠〜甲武信は富士山や周囲の絶景が堪能できるホントいいコースですね。私も体調が万全ではなかったのですが、何度も励まされました。
それにしても、biscuitさんの写真、いつもながら素晴らしいですね
同じ富士を撮ってもこんなに違うのか
biscuitさんは重い機材を背負っての徹夜明けだから仕方ないですよ。
また綺麗な写真&動画、楽しみにしています
この季節の富士山は格別ですね〜
しんどい登り坂もこの景色があれば
頑張ろうと思えそうです
昭和レトロ看板たちもいい味出していますね〜
あくびねこさん、メッセージありがとうございます
丁度、雪で白くなった
2週間前はまだ雪はほとんど無かったので、もしかしたら前日夕方の雪混じりの雨で白さアップ!だったのかも
左に見ながら随分励まされました
昭和レトロ看板もいい味出してましたよ〜。
根強いファンのいる小屋らしく、私も一発で大好きになりました
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