不動山【上越の秘峰】
- GPS
- --:--
- 距離
- 24.0km
- 登り
- 1,453m
- 下り
- 1,446m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
当日は休工中でしたが、平日は通行止めになると思われます。 膳棚峠の上越市側は南葉山林道で、ゲートで閉鎖されています。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
山と高原地図『妙高・戸隠・雨飾』に登山口〜不動山の所要時間が記されていますが、南葉山林道が閉鎖される前の古過ぎる情報です。 膳棚峠から最低鞍部(作業道終点)まで約430mの下り、 最低鞍部から不動山まで約770mの上りとなります。 危険個所はありませんが、テープなどの目印や標識は全くありません。 毎年、7月か8月に上越市名立区主催の登山イベントがあり、それ以外は昨年10月パワーゾーン(P.Z.)の記録のみで、今年は市主催のイベントもP.Z.の催行も中止でした。 下記を参考にしました。 ルートログはhttps://yamap.co.jp/activity/map/119273 ルートの状況はhttps://usaginoharusan.blog.so-net.ne.jp/2014-08-07 林道から旧作業道(砂防堰堤工事用)へ入ります。土石流で埋まった堰堤下を渡渉し、真っ直ぐの舗装道と斜め右下への分岐は右下へ、更に緩やかに下ると斜め右下へカーブする舗装路と左に入る未舗装路に分岐、ここは左に入ります。 地形図に水線が引かれている名立川は暗渠化されています。ここから2分弱で作業道終点(最低鞍部)で、左側に山中へ入る踏み跡があります。 登山道は所によって草ぼうぼうでしたが道形は明瞭で、灌木やササ、倒木など歩行に支障があるものは皆無でした。 急斜面や滑りやすい所にはロープが張られていました。 最低鞍部から標高810m付近までは何となく尾根状ですが、以後悪水乗越まではずっと山腹のトラバで、乗越から頂上まではやや急斜面でした。 |
写真
感想
9月19日に大毛無山下山後、不動山へ向かいましたが、ルートが正しいかどうか確信が得られず、作業道終点(最低鞍部)で引き返しました。
終点から山中へは獣道らしきものはありましたが、目印や道標などは全くありませんでした。
帰宅後あちらこちら調べていましたら、YAMAPに市のイベントに参加した時のルートログがあり、まさに私が退却した地点が山道入口でした。
堰堤下の渡渉を終えた先に二ヶ所の作業道分岐があり、前回は迷いましたが、今回は雨天続きでしたが渡渉を含めて全く問題はありませんでした。
山の中へ入ってからは明瞭な道形が続いており、豪雪地帯にありがちな登山道に垂れ下がった樹木もなく、予想以上に歩き易い道でした。
登山道は湿った土の斜面ですので、イベントなどで大勢が列をなして歩いた後は大変滑りやすいと思われます。この情報を基に、私も下りではスリップ防止のためにチェーンアイゼンを携行していましたが、一度も滑らず装着しないままでした。
不動山頂上からは360度の展望でしたが、妙高〜火打方面には雲が多く、焼山に掛かった雲は消えないままでした。
山頂の周囲は灌木で、毎年少しずつ伸びているようですが、大毛無山より好展望でした。
最低鞍部から休憩込みで往復6時間近く掛かり、9月19日のタイムでは日暮前の下山は到底無理でした。
昨年のP.Z.の記録では膳棚峠から9時間で往復しており、私も10時間程度を見込んでいましたが、12時間近く掛かり、ライト無しで歩けるぎりぎりの時刻での下山となりました。
ネットの記録の少なさや登山道の状況(踏み跡は明瞭だが草ぼうぼう)から推測して、無雪期にイベント以外で不動山に登る人は一桁台と思われます。登山道がある山としては特異な存在と言えるでしょう。
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