恵那山、富士見台高原
- GPS
- 20:32
- 距離
- 16.4km
- 登り
- 1,185m
- 下り
- 1,199m
コースタイム
- 山行
- 0:32
- 休憩
- 0:02
- 合計
- 0:34
- 山行
- 3:22
- 休憩
- 0:03
- 合計
- 3:25
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ぬかるみが多く、木の根が滑りやすい。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
|
---|
感想
神坂峠登山口5:10−千両山5:30−鳥越峠6:04−大判山7:00−分岐8:46−恵那山
頂上小屋9:09−ー恵那山神社奥宮9:22ー9:30恵那山頂上小屋10:10ー恵那山神社奥
宮10:16−広河原登山口11:58−神坂峠登山口13:31
本当は黒部下ノ廊下に行く予定でした。・・・でも、寒冷前線が通り、月曜まで雨の予報。テン泊の大きな荷物、再びじわじわ来ている腰痛、雨で滑る、沢の増水、黒部に怪我なし(=こけたり滑ったら人生おしまい)・・・いろいろ考えて断念。30年ぶりだったのに残念。このままではじっとしてられない。土曜日曜で自力で行けるちょっと遠いところ、荷物が少なくて済むところ、天気の良いところ・・・探しました。恵那山。
恵那山の登山口神坂峠(みさか)付近の山小屋萬岳荘に電話したら、当日にもかかわらず相部屋で空いているのでOkとのこと。すぐに準備して出発。高速で2時間、山道を1時間。素泊まりで3000円、モンベル割引あります。建物の1階が駐車場。2階は受付と調理部屋と食卓、3階の宿泊部屋。私の宿泊部屋は6人の相部屋となった。布団、毛布を敷いて準備完了。夕方間近なので急いで稜線へ夕陽を見に行ったが、あいにくガス。中津川の灯りが少しだけ見えた。夕陽はほとんど沈んだが、せっかくなので富士見台高原のピークまで登った。コースタイム40分のところ20分で行けた。帰りはかなり暗いが、目が慣れて地面の様子は見えているし、道も整備されているので、そのまま小走りで戻った。山小屋に戻った頃には真っ暗。
夕飯は調理部屋で作るが、多勢に無勢、ほかのグループはお肉や、デザートも含め豪華な食事をワイワイと作られている。ほかでは、すき焼きの匂いもする。ソロの私は・・・尾西の山菜おこわ。決して悪くはないのだが、少し(本当はひどく)寂しい。さっさと食べて部屋に戻ってふて寝。と言っても寝付けるはずもなく、布団の中で悶々。2階の食卓から賑やかな声。就寝時間の9時になると、部屋の2,3人のイビキの合唱。大した大きさでなく迷惑ではないのでそれを聞きながら・・・あー寝られない。でも、何となく寝た気になって4時起床。さっさと布団を戻して、チリトマトヌードルを食べて、山小屋を出て登山口の駐車場へ。5時前だが既に多くの自動車が留まっていたが脇の方に停められた。まだ、暗い中、5時10分、ヘッデンを点けてスタート。足元はハッキリ見えるので、なんとなく遠くが見にくい。眼鏡が曇っているのか、目が悪くなったのか・・・よく考えたらガスっているだけのことだった。
木曽側から強い風が吹いているので、フリースに加え、ソフトシェルも着込んで登る。
神坂峠コースはアップダウンがあり地面はところどころぬかるみ、笹は人の背丈くらい、地面に出ている根に足を乗せれば確実に滑る。なかなか手ごわい。風は木々に遮られて直接あたることはない。これはありがたい。
日の出の頃にはガスも晴れたが、日の出は見ることができなかったが、日に照らされた木々が美しい。時折視界が開けると、中津川の街並み、頂上部が切々した御嶽山、乗鞍、穂高の山並みが見える。
遠くに見えていた恵那山頂上が随分、近付いてきた。ピンクのテープが多くなり、一直線の急登になると頂上稜線の分岐は近い。といっても、森林限界を越えず、それまでと雰囲気を変えない。ただ、小さな祠がいくつか出てくる。ちょっと大き目な祠と岩場が見えてきたら、頂上小屋のある山頂。小屋は避難小屋らしいが、しっかりした造りだ。岩場に登ると南アルプスや雪をかぶった富士山も見える。ここからさらに行くと三角点。展望台もあるが木々に遮られて何も見えない。これは前評判通り。小屋のあるところまで戻って湯を沸かしてチキンラーメンを食べる。ここで、yamapのスタートを押してなかったことに気が付いた。これ、結構ショック。とりあえず、ラーメンをたべていると、登りで何度も話したソロの方が広河原に降りて周回するという。登りながらここのピストンは嫌だなと思っていたので、私も、同じコースを辿ることにした。ただし、広河原から神坂峠まで林道を歩くことになる。結構長そう(^-^;
広河原まで尾根の下りにほぼ、登り返すことはない。距離も最も短く、歩きやすい道。「まいたび」の40名の団体さんが先行して降りていたが、慣れていらっしゃって、道を譲ってくださり「1名、降りられます!」と声をかけて譲ってくださる。下りから時々ブナの黄色がきれいな山並みが見える。奥には南アルプス。神坂峠コースより景色を楽しめる。広河原登山口には降りた河原の立派な丸太橋を越えて登る。ここに消防隊員が数名、登山道具をもって集結していた。まもなくヘリコプターの音。どうやらだけか負傷したみたいだ。我々のような道楽でしている山登りで、事故を起こした者に付き合わなければいけない消防隊員に申し訳なく思う。
広河原からは林道を登る。最初は紅葉の赤、黄色に感動して写真を撮りまくったが、登りがきつくなり、しかも延々と続くのに閉口して、紅葉を愛でる余裕がなくなってきた。この林道は車両通行禁止になっていて、上部で閉門されていた。富士見台高原バス(ヘブンス展望台〜萬岳荘)は運転されていた。広河原から300m以上も上がってきたので疲れるはずだ。ここから少し下りになって元の駐車場についた。この辺りにはヘブンス展望台から歩いてくる人が多かった。
今日は日曜日。、富士見台にのぼったり紅葉を見に来ているのだろう。狭い林道を登ってくる何台もの車と行き違うのに苦労した。
今回は久しぶりに行動時間9時間、歩行距離18km、歩数45000歩と長丁場だったが、結構きつかった。最近、近場で難易度は高くても、短い距離を短時間で登っていたので持久力がついてないことを感じた。しばらく、長時間行動を繰り返してトレーニングしないといけないことを痛感した。
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