小下沢(木下沢)林道〜逆沢ノ頭〜景信山
- GPS
- 07:00
- 距離
- 13.8km
- 登り
- 1,018m
- 下り
- 1,044m
コースタイム
- 山行
- 5:19
- 休憩
- 1:41
- 合計
- 7:00
天候 | 曇りのち雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
・往路(電車):つつじヶ丘(7:05)→調布(7:08|7:12)→高尾(7:40) ・往路(タクシー):JR高尾駅北口→木下沢梅林(10分少々、1630円) ・復路(電車):相模湖(18:01)→高尾(18:10|18:20)→北野(18:30|18:32)→調布(18:52|18:55)→つつじヶ丘(18:58) ■コメント ・往路、復路ともに京王線の電車は空いていて、余裕で座ることができた。 ・復路の相模湖駅から高尾駅までのJR線「ホリデー快速ビューやまなし号」は、イマイチな天候にもかかわらず結構混んでいて座ることができず。デッキに立っている人もチラホラ見かけられた。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■逆沢ノ頭へ導く道標は一切無かった。分岐のポイントは2箇所。一つは小下沢林道から南東へ景信山方面へ向かう林道(逆沢林道)への分岐(写真8)。この林道は背の低い雑草に覆われているが、それなりに整備されているのか歩きやすい。もう一つの分岐ポイントはこの林道から逆沢ノ頭へ向かう尾根道(登山道)への分岐(写真12)。この登山道も尾根道を外さなければ歩きやすい。いずれの分岐ポイントも道標はまったく無いので注意。 ■逆沢ノ頭を出発してから景信山への一般登山道へ出る直前に急坂の登りあり。雨で滑って少し難儀した。 |
その他周辺情報 | ■打ち上げは相模湖駅前の「かどや食堂」。仲間でたくさん飲み食いしても随分安かった。良い。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
防寒着
雨具
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
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感想
■プロローグ
秋の紅葉登山を計画していたのだが、天気予報では翌日の午後から雨との予報。当初は前回通過したウノタワをめぐるルートを予定していたのだが、前日になって急遽近場でサクッと済ませるべく高尾山方面を目指すこととした。しかし、メンバーのIZさんがかねてから狙っていた「逆沢ノ頭」に目標を据えたため、バリエーションっぽい面白そうな山行となった。
■逆沢林道分岐点
木下沢梅林までは久々にタクシーを使った。5人パーティならではの恩恵だ。木下沢梅林から小下沢登山口の広場までは普通の林道歩き。木下沢登山口から景信山への登山道は一般的な登山道だが、目標の逆沢ノ頭は通らない。途中でトラバースして逆沢の頭東尾根に出るルートもヤマレコで報告されていたが、今回は素直に下小沢林道を西進し、逆沢林道を経由して逆沢ノ頭を目指す。
小下沢登山口の広場からは歩く人も少なくなるのか、背の低い雑草や落ち葉が多くなり、土留めが崩れているところなどもあったが歩行に支障は無い。小下沢登山口の広場から歩いて40分ほどで再び広場っぽいところに出た。GPSによるとここら辺りに逆沢林道の分岐点があるようなので、広場の南側にて入口を探す。まず目についたのが「送電線巡視路」みたいな文言が書かれていた杭の背後にあった登山道入口。しかし、この道はどちらかというと西に向かう道のようだし、モロに登山道、即ち林道ではないようなので目指す道ではなさそうだ。
再び広場に戻りあたりを見渡すと、打ち捨てられたような水色の粗末なゲートの背後に、南東方向に向かう道があった。橋っぽいものが架かっていなかったので見落としていたが、たしかに沢を渡って道が東南東に伸びている。これだ!ということで、勇躍その道に向かった。
■逆沢ノ頭
逆沢林道はさらに人が歩いた気配に乏しいが、背の低い雑草こそ生えているものの比較的歩きやすい。このような道でも誰かが整備しているのだろうか?逆沢林道分岐点から30数分歩いたところで、沢を渡るような感じで160度ほど曲がる左急カーブが現れる。ここからはあと200mちょっと(水平距離)で尾根の取り付き点に着くはず。と、ここでついに雨が降り出した。ここからはしぶしぶ傘をさして進む。
ほどなくして、道は再び160度ほど曲がる右急カーブに至る。ここが尾根の取り付き点となる。カーブから尾根筋を見上げると、右側に登山道の入口らしきものが見えた。しかし、少し入ってみると妙に藪っぽくてズボンはびしょ濡れ。仕方がないので、ここからは雨具上下を着用する。いつもの単独行では晴れた日にしか山に行かないので、雨具の着用は久しぶりだ。
ここで、いろいろ準備をしているうちに、カーブを曲がり切ったところで(先ほどの入口らしき地点から林道をさらに数メートル進んだところ)よりはっきりした登山口が見つかった。ここからはいよいよ登山道での登山だがピークまでは標高にして100mちょっとだ。
さすがに高尾の登山道だけあって、バリエーションルートといえどもよく踏まれている。しかし、しだいに藪が濃くなってきて難儀しだしたところで、IZさんから尾根から外れているよとの指摘&尾根道調査があり、ルートを尾根道に戻した。どうやら標高600m地点で分岐があり、尾根道へ入らずにトラバース道に入ってしまったらしい。普段だったら絶対に尾根ルートを採るので残念な見落としだった。単純な尾根沿いのバリエーションルートですらよく踏まれた道が何本もあるのは、さすがに高尾というべきか。とにかく、早めに気付いたIZさんに感謝。
尾根道に戻ってからは普通の登山道による登山。ほどなくして、逆沢ノ頭ピークに着いた。特に展望もない地味なピークだ。やっぱり山名表示板は無かったかと思いきや、立木の高いところ(2,3メートル?)に山名表示板があった!
とにかく、これで今回の名目上の目標はほとんど達成された。
■景信山
逆沢ノ頭から景信山(正確には一般登山道)までは、緩く下ってから急坂を登る。急坂は道の形が曖昧で、土で滑りがちなところを登る。バリエーションルートではよくある急坂という感じか。急坂を登りきってから、少し緩やかに登ったところで唐突に景信山への一般登山道に出る。場所としてはトイレの少し下あたり、標高にして675mあたりだ。道標等、標識の類は一切無い。仮に、景信山から逆沢ノ頭へ向かうとなると、逆沢ノ頭への登山道入口を探すのに苦労するかもしれない。
ここから先は、誰もがよく知っているであろう道なので省略(^^;
■小仏峠からの下山路
景信山からは小仏峠経由で底沢バス停を目指す。小仏峠からの下りは、なんだか道幅も広く、傾斜も一定でとても下りやすい道だった。こんな感じの道をどこかで降りたことがある。たしか、御坂峠から御坂峠登山口へ下る道「鎌倉往還御坂路」の感じに近い。昔は通行量がそこそこ多かった古道だ。そして、小仏峠から下って下界の登山口にある道標を見ると「甲州道中」とある。そうか、ここは古道中の古道であろう旧甲州街道だったのかと合点がいった。古道がどこか似ているというのは新たな発見だった。
■エピローグ
底沢バス停まで来ると雨はあがっていた。次のバスまでは30分ほど待たなければならないので、みんなで歩くことになった。目標は相模湖駅前の「かどや食堂」。じつは、今回の山行は前日から雨模様が予想されていたので、早々に山行を終わらせて「かどや食堂」で一杯というのが真の目的だった。仲間内では評価の高い店なのだが、私にとっては初めての店だ。無事、真の目的が達成できてよかった。
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