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Yamareco

記録ID: 1647652
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
日光・那須・筑波

菅沼〜温泉ヶ岳〜根名草山〜日光沢温泉〜鬼怒沼〜丸沼温泉

2018年11月11日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
11:04
距離
25.5km
登り
2,247m
下り
2,541m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:29
休憩
1:34
合計
11:03
6:06
43
6:49
6:52
32
7:24
7:24
8
7:32
7:34
4
7:38
7:39
27
8:16
8:17
36
8:53
9:16
48
10:04
10:05
38
10:43
10:48
11
10:59
11:02
20
12:24
12:54
43
13:52
13:56
13
14:16
14:22
94
15:56
16:06
63
17:09
ゴール地点
天候 ガス→快晴!
過去天気図(気象庁) 2018年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
タクシー 自家用車
<行き>
●クルマ:菅沼登山口駐車場(70台程度)
※国道120号線は日光湯元温泉先〜丸沼高原スキー場までの区間は
12月25日から4月25日まで冬期通行止

<帰り>
●タクシー(片品観光タクシー):丸沼温泉環瑚荘〜菅沼登山口(4,550円)
 
 
コース状況/
危険箇所等
●菅沼登山口〜金精峠
菅沼登山口から国道120号を100mほど金精峠方面に進むと、
薄い踏み跡らしきものがあり、ここから登山道に入ります。
しばらくは、倒木や踏み跡が不明瞭なところがあり荒れている印象でした。
谷筋が明瞭になってくるとリボン類も増えます。
標高1880m付近で、谷の乗り替わりがあるのでここを見逃さないように。

●金精峠〜日光沢温泉
金精峠から歩きやすい高低差300mほど登ると温泉ヶ岳山頂への分岐が現れます。
山頂へはここから60mほど登ります。
縦走路は温泉ヶ岳の山頂の東側を巻くように付いています。
温泉ヶ岳から根名草山まではほとんど標高を上げません。
緩やかにアップダウンを繰り返し、途中に念仏平避難小屋を経由します。
根名草山から日光澤温泉までは、高低差およそ900mの下りです。
内訳は前半は大嵐山の西側の巻きながら300mほど、
2030mで尾根に復帰し小ピークを経由して日光沢・手白沢分岐まで100mほど、
分岐から日光沢温泉まで九十九折を500mほどの下りになります。

●日光沢温泉〜鬼怒沼
日光沢温泉から吊橋で対岸に渡り丸沼分岐から取り付きます。
高低差は600m。前半グイグイと標高を上げていき、
1800m付近まで登るとルートは平坦になります。
登山道は整備されていて、頻繁に木階段や木道が設置されています。

●日光沢温泉〜湯沢峠
丸沼分岐から吊橋を渡り、ヒナタオソロシの滝展望台方面に進みます。
登山道は根名草沢の右岸沿った高いところを遡っていく感じです。
大きな沢の渡渉は2箇所。オロオソロシ沢と根名草沢です。
前半は踏み跡の薄いところや倒木がルートを塞いでしまっていて、
わかりづらいところや若干の藪漕ぎもありましたが、
全体的には比較的新しいリボンも設置されていて
大きく悩むようなところはありませんでした。
根名草沢を渡渉すると湯沢峠まで尾根筋を高低差300m近く登ります。

●湯沢峠〜丸沼温泉
湯沢峠から丸沼までは高低差550mほどの下りです。
1600m付近から突然踏み跡と目印がなくなったため尾根筋をテキトーに下り
1540mで湯沢の堰堤脇まで出ました。
その後、沢沿いをしばらく進んで堰堤を2つ通過すると
丸沼温泉環湖荘の建物が見えてきます。

 
その他周辺情報 【温泉】
丸沼温泉環湖荘(1,000円)
 
菅沼登山口よりスタート。国道120号を金精峠方面に100mほど進みます
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菅沼登山口よりスタート。国道120号を金精峠方面に100mほど進みます
すると踏み跡があるのでここから登山道に入ります
すると踏み跡があるのでここから登山道に入ります
登山道に入ってからしばらくは倒木や踏み跡が不明瞭なところがあり…
登山道に入ってからしばらくは倒木や踏み跡が不明瞭なところがあり…
荒れた印象を受けました
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荒れた印象を受けました
それでも先に進んでいくと明瞭な谷地形に入ります
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それでも先に進んでいくと明瞭な谷地形に入ります
谷に沿って緩やかに標高を上げていきます
谷に沿って緩やかに標高を上げていきます
標高1880m付近で谷を乗り替えます
標高1880m付近で谷を乗り替えます
やがて空が明るくなり…
やがて空が明るくなり…
金精峠に到着です
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金精峠に到着です
金精山と金精神社
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金精山と金精神社
先に進みます。前方は雲に隠れた温泉ヶ岳
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先に進みます。前方は雲に隠れた温泉ヶ岳
あれっガスっとるのぉ
あれっガスっとるのぉ
稜線に乗ると歩きやすい道が続きます
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稜線に乗ると歩きやすい道が続きます
コメツガの樹林帯を進みます
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コメツガの樹林帯を進みます
〼が日光エリアに来たことを実感させてくれます
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〼が日光エリアに来たことを実感させてくれます
温泉ヶ岳の分岐に到着
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温泉ヶ岳の分岐に到着
山頂に向かいます
山頂に向かいます
温泉ヶ岳山頂に到着
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温泉ヶ岳山頂に到着
山頂から稜線を辿ろうとしましたが、薮が深そうで足元も霜で滑るためかえって時間がかかりそう。ということで分岐まで来た道を戻ることにします
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山頂から稜線を辿ろうとしましたが、薮が深そうで足元も霜で滑るためかえって時間がかかりそう。ということで分岐まで来た道を戻ることにします
温泉ヶ岳から根名草山まではほとんど標高を上げません
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温泉ヶ岳から根名草山まではほとんど標高を上げません
水場は沢水
緩やかなにアップダウンを繰り返します
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緩やかなにアップダウンを繰り返します
緩やかなにアップダウンを繰り返します2
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緩やかなにアップダウンを繰り返します2
不動平避難小屋が見えてきました
不動平避難小屋が見えてきました
中をパトロール。とてもキレイでした
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中をパトロール。とてもキレイでした
ときおり日が射し込むようになりました
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ときおり日が射し込むようになりました
青空が見え始めました
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青空が見え始めました
標高を上げると霜と樹氷で全体的に白っぽい感じになりました
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標高を上げると霜と樹氷で全体的に白っぽい感じになりました
前方に根名草山が見えてきました
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前方に根名草山が見えてきました
根名草山に到着
いちおね(photo komemame)
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いちおね(photo komemame)
女峰山と太郎山
さて、日光沢温泉に向かって下ります
さて、日光沢温泉に向かって下ります
大嵐山の西側を巻きます
大嵐山の西側を巻きます
県境尾根。湯沢峠あたりかな
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県境尾根。湯沢峠あたりかな
崩落地をトラバース
崩落地をトラバース
黒岩山かな
振り返って高薙山
振り返って高薙山
こちらは手白山
大嵐山を振り返ります
大嵐山を振り返ります
黒岩山から帝釈山・田代山に延びる国境稜線
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黒岩山から帝釈山・田代山に延びる国境稜線
日光沢・手白沢分岐
日光沢・手白沢分岐
ガンガン下ります
ガンガン下ります
標高を下げると廃屋が見えます
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標高を下げると廃屋が見えます
さらに下ると日光澤温泉の立派な建物が見えてきました
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さらに下ると日光澤温泉の立派な建物が見えてきました
日光澤温泉に到着。ここで温泉に入るのをグッと堪えて、そのまま丸沼分岐方面に進みます
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日光澤温泉に到着。ここで温泉に入るのをグッと堪えて、そのまま丸沼分岐方面に進みます
温泉神社
筬音橋を渡り…
しばらく鬼怒川の左岸に沿って進みます
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しばらく鬼怒川の左岸に沿って進みます
温泉に浸かって待つ選択を振り切って邁進するkomemame
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温泉に浸かって待つ選択を振り切って邁進するkomemame
丸沼分岐に到着。あとでここまで戻ります
丸沼分岐に到着。あとでここまで戻ります
日光沢温泉から鬼怒沼までは高低差600mほど
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日光沢温泉から鬼怒沼までは高低差600mほど
オロオソロシの滝(photo komemame)
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オロオソロシの滝(photo komemame)
前半はグイグイと標高を上げていきます
前半はグイグイと標高を上げていきます
登山道は整備されています
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登山道は整備されています
頻繁に木階段や木道が設置されています
頻繁に木階段や木道が設置されています
根名草山と大嵐山
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根名草山と大嵐山
1800m付近まで登るとルートは平坦になります
1800m付近まで登るとルートは平坦になります
湿原まであと少し!
湿原まであと少し!
ぽっかり開けました!
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ぽっかり開けました!
鬼怒沼山手前のピークと池塘
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鬼怒沼山手前のピークと池塘
背後に先ほどまでいた根名草山&大嵐山と右は奥白根山
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背後に先ほどまでいた根名草山&大嵐山と右は奥白根山
(photo komemame)
すっかりガスも取れました
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すっかりガスも取れました
鬼怒沼の魅力は何と言っても人が少ないところ
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鬼怒沼の魅力は何と言っても人が少ないところ
ここでお昼ゴハン
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ここでお昼ゴハン
さて、戻ります。根名草山&大嵐山と入道のような奥白根山
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さて、戻ります。根名草山&大嵐山と入道のような奥白根山
金色の草原
尾瀬方面は雲が残ってます
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尾瀬方面は雲が残ってます
ザ・高層湿原
名残惜しいけど…
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名残惜しいけど…
ここで見納めやね
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ここで見納めやね
来た道をガンガン下ります
2
来た道をガンガン下ります
丸沼分岐から今度は橋を渡ります
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丸沼分岐から今度は橋を渡ります
踏み跡が薄くなります
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踏み跡が薄くなります
ヒナタオソロシの滝(photo komemame)
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ヒナタオソロシの滝(photo komemame)
オロオソロシ沢の渡渉
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オロオソロシ沢の渡渉
わかりづらいところや倒木地帯の藪漕ぎもありましたが…
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わかりづらいところや倒木地帯の藪漕ぎもありましたが…
比較的新しいリボンも設置されていて大きく悩むようなところはありませんでした
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比較的新しいリボンも設置されていて大きく悩むようなところはありませんでした
こんなところもあったなぁ
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こんなところもあったなぁ
眼下に根名草沢が見えてきました
眼下に根名草沢が見えてきました
根名草沢まで降り立って渡渉
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根名草沢まで降り立って渡渉
木の株の下が登山道
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木の株の下が登山道
根名草沢からは尾根筋を高低差300m近く登ります
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根名草沢からは尾根筋を高低差300m近く登ります
振り返ると樹林の隙間からほんのり染まった根名草山が見えました
振り返ると樹林の隙間からほんのり染まった根名草山が見えました
ここに来てのまとまった登りはキツイね〜
ここに来てのまとまった登りはキツイね〜
湯沢峠に到着。標識などは特にありませんでした。菅沼方面にも踏み跡がありました
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湯沢峠に到着。標識などは特にありませんでした。菅沼方面にも踏み跡がありました
丸沼に向かって下ります
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丸沼に向かって下ります
日が落ちてきました
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日が落ちてきました
オレンジに染まります
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オレンジに染まります
四郎峠と…
前回に続き今回も最後15分ほどヘッデンのお世話になりました
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前回に続き今回も最後15分ほどヘッデンのお世話になりました
丸沼環瑚荘に到着。お疲れ様でした!
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丸沼環瑚荘に到着。お疲れ様でした!
【おまけ】
タクシーが来るまでの間、丸沼環瑚荘のニジマス風呂でゆったり。貸切で気持ちよかった!
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【おまけ】
タクシーが来るまでの間、丸沼環瑚荘のニジマス風呂でゆったり。貸切で気持ちよかった!

感想

尾瀬と日光を繋ぎました。

この辺りはルート取りが難しくて、クルマの回収がタイヘン。
かといって単純なピストンじゃ面白くないし…、
という訳でこれまでなかなか食指が動きませんでした。
でも、上越国境が繋がったことによって、その先へ、の意欲が沸きました。

県境をつなぐバスは10月いっぱいで終了していて、
タクシーを使う形になってしまいましたが、
山は行きたい時が行き時だから仕方ないか〜。
今回歩いたことで、次に繋がるいろんな興味を拾うことができました。

タクシーを待つ間、丸沼環瑚荘の温泉に入りました。
宿の方がご丁寧に男湯まで案内してくれました。
その節は「丸沼コカン荘さんは〜、コカン荘さんは〜」
と宿名を間違って連呼してしまいゴメンなさい。
 
 

紅葉まっさかりの時期は人がわんさと押し寄せる日光ですが、
めっきり冷え込み、紅葉も終わりかけているのか、
お店もやってないし、ひっそりともう終わり…な印象でした。
早朝と帰るときしか通っていないから、昼間はもう少し賑わっていたのかな?

山の方もほとんど人に会いません。
日光沢までは3-4組くらい、さすがに鬼怒沼はもう少しすれ違いましたが、
とにかく静かで、木のさわさわする音や沢の音しかしません。
ちょっと奥に入り込み、風もピタリと止まると、
そんな音もしなくて、耳がキーンとする感じになります。
この日は、おもいのほか天気がよくなるのが遅くて、
山全体がちょっと沈んだような色合いで、
よけいにシンとした雰囲気だったのかもしれません。

ところで最近、からだが重くて歩くのが億劫だなぁと思っていて、
2ヶ月くらいご無沙汰していた体重計に乗ってみたら、
ありえないくらいの増加っぷりで、思わず悲鳴をあげました(笑)。
山歩くのが辛くなるなんて、適正体重を超えていいことなんてなにもないです。
というわけで、2週間前くらいから、ゆるーくお酒と甘いモノを節制中です…。

本当はこの日も、日光澤温泉にいちどおりたとき、
鬼怒沼まではdanyamaにひとりで行ってもらって、
私は温泉にでも浸かって待っていようかなぁ、、なんて
しっかり湯上りタオルまで持参していたのですが、
目の前のホカホカの誘惑を振り切り、歩くことを選択しました!
心から自分を褒めたいと思います。

まじ、がんばりました。

誰もいない鬼怒沼のだだっ広い景色はご褒美。

ご褒美ついでに、下山後ハンバーグ定食とキャラメルサンデー食べました。
(プラマイゼロ感よ…)

おしまい。

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