紅葉見たくて愛宕山、竜ヶ岳でも最後は倒木地獄に四苦八苦(SMC11月定例会)
- GPS
- 06:48
- 距離
- 15.9km
- 登り
- 1,136m
- 下り
- 1,148m
コースタイム
- 山行
- 5:50
- 休憩
- 1:08
- 合計
- 6:58
天候 | 晴れたり曇ったり |
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過去天気図(気象庁) | 2018年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
愛宕山表参道は問題なし 竜ヶ岳から龍の小屋の建つ沢までは非常に急なため、下りで利用するのは余りお勧めできない 首なし地蔵から梨木大神へ下る下降点には立入禁止の黄色のテープあり今回は林道を進んで途中から梨木大神の林道へ下る作業道ルートへ迂回した。しかし、降り立った谷筋は大量の倒木があり、梨木林道も約1.5kmに亘って通行困難だった。区間の長さや倒木の量を考えると当面は整備を進めるのも困難と考えられるので梨の木林道から首なし地蔵へのルートは利用することはできないだろう |
写真
装備
MYアイテム |
ちゃむ
重量:-kg
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感想
日曜山々会11月の定例会は紅葉を楽しめる京都の愛宕山。清滝のバス停を降りて登山口へ進めば、丁度良い塩梅に色付いたモミジが美しく迎えてくれた。
この日は二の鳥居から表参道を登る。この道は愛宕山登山のメインであるが個人的には、これまで何度か下りに使ってはきたが、登りに使うのは今回が初めてだった。いつも月輪寺か首なし地蔵経由で登ってきたせいだと思う。
登り始めてやはり夏の台風21号の強風で折れたり倒れたと思われる木の被害が目についた。流石に表参道は整備されて支障がないようになっていたが、後々えらい目が待っていることにこの時は気づかなかった。
登山道脇の紅葉を楽しみながら登り、水尾の分かれまで来たときに、戦前にあった愛宕山ケーブルの駅舎跡を見物しに行こうということになって一寸寄り道をした。個人的には何年か前に一度訪れたことがあった場所だったが、今回もひっそりと紅葉の中に今にも崩れ落ちそうなコンクリート駅舎が建っていた。廃線跡巡りの人達にとっては大事な場所なんだろうと思う。
参道に戻って12時頃に愛宕神社に到着。参拝した後、ストーブで暖かい休憩所で昼食にした。風は余りなかったが、それでも結構冷え込んいたのだと感じさせられた。
下山は当初、月輪寺経由で下る予定だったが、久しぶりに竜ヶ岳へ寄ってみたくなって、急遽変更することにしたが、結果的にこの決断が、この後の悪戦苦闘に繋がることになってしまった。
山頂から北に地蔵山方面へ進んで旧愛宕山スキー場跡の手前の分岐を竜ヶ岳へ。。気持ちの良い稜線を進んで45分ほどで竜ヶ岳へ。
そこから首なし地蔵方面へ崖のような急な登山道を下る。結構、神経を使う場所もあり疲れを感じる頃に漸く沢へ降り立つ。何年か前、雪の深い時期に逆方向から来たものの取りつきが分からず引き返した場所だが、急斜面で分からないのも無理はなかったし、これほどの急坂を雪のある時に登らなくてよかったと思った。
その後、無人の龍の小屋を経て首なし地蔵へ出て愛宕甘からの登山道と合流する。すると梨木大神へ下る谷道には黄色テープが張られて立入禁止になっている。沢筋が崩落して通れないのかなと思い、その道は下らずに林道を暫く進んで途中から梨木大神へ下るう回路へ回った。そうして沢筋へ降り立って驚いた。そこへ降りてくるまでは何の影響も感じなかったのだが、沢筋を大量の倒木が埋め尽くしていたのだ。どうしようと考えた末、梨木大神の石碑のある林道まで行けば普通に歩けるようになるのではないかと。。。そうして前進を決めたのだが、行く手の倒木群はどこまでも続き、目当ての梨木大神に到着してもその先の林道まで倒木に埋め尽くされていた。大神の石碑も土台が壊れて傾いていて、元あった場所かどうかも分からない。
ここまで来てしまうともう引き返すことも容易ではないため、ゆっくりとでも進むほかなかった。太い倒木をよじ登ったり、四つん這いで木の下を潜ったり、長大なフィールドアスレチックをやっている気分になった。
結局、倒木帯を抜けるのに1km余り、1時間もかかってしまった。どうなることやらと一時は思ったけど陽のあるうちに清滝まで戻れて正直ほっとした。
今回のように事前にきちんと調べておかずに予定のルートを変更したのはよく知ったルートだったとはいえ反省しないといけないなと思った。
【今年の山行39回目】
今回の歩行距離:16.3km 2018年の累積距離:557.4km
今回の累積標高:1,483m 2018年の累積標高:49,186m
何年か前に梨木大神から竜ヶ岳へ登りましたがあの林道が凄いことになっているのですね。ニュースで京都トレイルが歩けなくなっていると言っていましたが、ここまで酷いとは想像してませんでした。大変なところをよく脱出できましたね。 迂回して遭難している方が多数おられるそうです。
naoandmiさん、こんばんは。
凄いことになってるでしょう。。自分も焦りました。あそこまでと知っていたら、もちろんルートの変更なんて考えなかったし、首なし地蔵からは愛宕山へ戻るか、林道を高雄まで行くかしたと思うんですけどね。。。
同行の人にもえらく迷惑かけてしまったです。
えっ!遭難している人もいたんですか。。。とにかく無事に生還できて良かったです。
naoandmiさんとchokusenさんも結構スリリングなところに行ってらっしゃるようですので気を付けてくださいね。。。
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