日名倉山 〜宍粟50名山,一等三角点の山〜
- GPS
- 05:15
- 距離
- 9.1km
- 登り
- 743m
- 下り
- 739m
コースタイム
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
倒木がいくつかありましたが、要所には標識が設置されているので道に迷うことはありませんでした。奥海越少し手前の開けた沢沿いの斜面に付けられた道は幅が狭く、谷側が崩れているところやぬかるんでいるところがあり、注意して歩く必要がありました。前半の林の中は台風の痕跡か、土石や倒木で道が不明瞭なところもあり、渡渉個所もありますが、水量は少ないので足元に気をつけて歩けば特に問題はありませんでした。 |
その他周辺情報 | 登山口へ来る途中で「エーガイヤちくさ温泉」の前を通ります。通るたびに気になっていますがまだ入ったことがありません。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
サポーティングタイツ
ジャンパー
ズボン
靴下
グローブ
日よけ帽子(ハット)
靴
サブザック
昼ご飯(パックライス+ご飯用調味料ポーション)
行動食(飴)
予備食(カロリーメイト他)
飲料(お茶600mL+水900mL)
一人用ドリップコーヒー+クリープスティック
固形燃料(2個)
コンロ台
アルミ食器セット
箸
iPhone(GPS+カメラ)
iPad mini
サブバッテリー
カメラ
携帯電話
時計
ラジオ
ヘッドライト
手拭い
ティシューペーパー
|
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備考 | 固形燃料は焔の勢いが弱いので風防があった方が良い。 山頂にはベンチがあるが、レジャーシートも持ってくるべきだった。 昼食の具材を何か持ってくるべきだった、ご飯と鍋の素だけでは寂しすぎた。 |
感想
鳥取には「弁当忘れても傘忘れるな」という言葉があるぐらい、天気が良く崩れる。特に冬場にはそれが顕著で、すっきり晴れる日があまり多くない。このところ、天気予報を見ると傘マークがついていることが多い、それも山陰だけ。ただ、山を越えて山陽側に行くと冬でも天気の多い日が多い。岡山県は「晴れの国」なんてキャッチコピーを付けているぐらいだ。11月最後の三連休の中日、鳥取市はぐずぐずした空模様だったが、山を越えれば天気が良さそうだったので、県境を越えて山陽側の山を歩いてみることにした。
朝、8時半ぐらいに家を出て、国道373号線バイパス「鳥取自動車道」に乗り、志戸坂トンネルを超えたところで東方向へ左折、以前から気になっていたカッコイイ名前の山、「ダルガ峰」を目指した。当初、その少し北の長義山から稜線を縦走する計画を立てていた。ところが、道を進んで標高が高くなってくると山に雪が見られるようになってきた。そして、長義山手前の峠の辺りでは道が雪で白くなっている、そういえば今朝、寒かったよな。私のエブリイはまだ冬タイヤを準備していないノーマルタイヤだ。冷や冷やしながら長義山登山口まで来てみると、登山道は雪で覆われていた。これから晴れるとしても、初めての山をこの雪の中歩くほどの猛者ではない。この山を歩くのは今日はやめよう、即決だった。
それではどこを歩くか、この辺りなら、一等三角点のある「日名倉山」の登山ルートを先日Geographicaに登録していたことを思い出した。その出発点”日名倉神社”をYahoo!カーナビにセットすると、30分余りだと表示されたので、その案内に従って南へ進んだ、雪に覆われた道でスリップしないように気をつけながら。しばらく進むと、じきに雪は無くなった。そして、日名倉神社のある千種町辺りは山にも雪は見られず青空の清々しい天気となっていた。
★登山の様子は写真とコメントをご覧ください。★
冬になるとガスのシングルバーナーの炎の勢いが弱くなることを、昨年の経験から学んだ。そこで、寒冷下でも使えるガソリンバーナーや直液式(倒立)ガスバーナーも物色してみたが、値段が高い。そこでとりあえず、アルコールバーナーをAmazonでポチってみたものの、まだ燃料を入れる容器などが用意できていなかったので、今回は固形燃料を持って行った。日名倉山の山頂で火をつけてみたが、固形燃料を2個使ってある程度スープ(雑炊)を温めることはできたものの、沸騰させることはできなかった。良い天気であまり風は無かったが、それでも炎が揺らいであまり熱効率が良くなかったようだ。アルミの風防も既に注文していて、この登山の翌日に中国から届いた。燃料容器も買ったので、いろいろ工夫して寒い季節でも快適に山調理ができるような装備とテクニックを身に付けたいと思う。それができればまた山での楽しみが増えるだろう。
いくら山陽側が天気が良いといっても、中国山地は冬になれば雪が降る。ダルガ峰の周りは北に「大茅スキー場」、東に「ちくさ高原スキー場」がある。そりゃ雪は降るわな。ちょっと考えが浅すぎた。これからの季節、中国山地を歩くのは危険だ。今回は日名倉山は雪は無かったが、既に雪が降った痕跡はあった。もう、1,000m級の山は雪の季節なのだ。よっぽど考えて、山の状況も良く調べて登らなければならない。もっと南の瀬戸内側の山にも面白そうなところはあるので、計画を立ててみようと思う。
これからは、天気の条件の良い時を狙って近所の低山(1,000m以下)を歩くか、県外の雪の無いところまで遠出するかしっかり考えて、状況によっては臨機応変に対応していかなければならない季節だ。愛車エブリイに積んでいる荷物を整理して車中泊できるようになれば行動範囲が広がるだろう。休日の前の日の夜に出発して車中で前泊し、山に登るなんてことにも是非チャレンジしてみたい。
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