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Yamareco

記録ID: 1669317
全員に公開
雪山ハイキング
谷川・武尊

春山のような谷川岳(↑西黒尾根・↓天神平)

2018年12月02日(日) [日帰り]
 - 拍手
子連れ登山 k2saka その他1人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:40
距離
7.4km
登り
1,271m
下り
709m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:22
休憩
1:04
合計
7:26
距離 7.4km 登り 1,273m 下り 714m
8:18
8:22
164
11:15
11:33
83
12:56
12:58
18
13:16
13:31
5
13:36
13:56
8
14:04
14:05
22
14:27
33
15:00
19
15:37
0
15:37
ゴール地点
登りは休憩多めです。
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2018年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
谷川岳ロープウェイの駐車場を利用

関越自動車道の水上ICから13Km、約20分程です。途中、積雪・凍結区間はありませんでした。コンビニは、国道沿いにセブンンとファミマがあります。

朝7時過ぎだと入口ゲートがオープンしているので係員に500円/台を支払います。3Fへの駐車を指定されました。まだスキー場もオープンしていないので、ガラガラでした。立体駐車場内は風も通って寒かったです。トイレや更衣室があるところは暖房が効いています。
コース状況/
危険箇所等
○西黒尾根(谷川岳ベースプラザ→トマの耳)
登山口にはしっかりとした案内があります。そしていきなりの急登は雪がまったく無かったです。登り出してすぐに水場がありました(飲料可)。鉄塔下でハードエシェルを脱ぎましたが、暖かくて氷がガンガン落ちてきて、真下は危険でした。鉄塔から先で徐々に雪がでてきました。
途中の数カ所のクサリは全て使えました。ルートはきちんと整備されています。この日のコンディションだと、歩きやすい雪が薄くついているだけだったので、ズボ足かチェーンかで迷うかと思いました。我々はラクダの背でチェーンスパイクを付けて、下山までそれで歩きました。ズボ足の方も、12本アイゼンの人もいました。
ガレ沢のコルから、一段と斜面が急になります。ステップが切ってあったのでありがたく使わせていただきました。雪庇ができると危険な区間かと思われます。ザンゲ岩を右から巻くと、大きな道標が見えて、山頂(トマの耳)まではあと少しです。

○天神尾根(肩の小屋→天神平)
天狗の溜まり場までは雪上を楽に降りられました。その先、熊穴沢避難小屋までは、気温が高くて雪がとけまくりで、一部は川のようになっていました。この先、これが凍るとカリカリになるかと思います。熊穴沢避難小屋から先の北斜面のトラバース区間は雪質も良く、危険箇所はありませんでした。
その他周辺情報 下山後の温泉は、いつのどおり「鈴森の湯」を使いました。大人750円です。
この時期は閑散期なので空いています。露天風呂も貸切状態でした。
http://suzumorinoyu.com/
8:08 12月からロープウェイは8:30から運行開始だそうです。まだ8時過ぎなので出発階にはあまり人はいませんでした。
2018年12月02日 08:08撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
12/2 8:08
8:08 12月からロープウェイは8:30から運行開始だそうです。まだ8時過ぎなので出発階にはあまり人はいませんでした。
8:17 通行止め
2018年12月02日 08:17撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
12/2 8:17
8:17 通行止め
西黒尾根登山道の入口はわかりやすい
2018年12月02日 08:23撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
1
12/2 8:23
西黒尾根登山道の入口はわかりやすい
10分程歩くと水場がありました。
2018年12月02日 08:35撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
12/2 8:35
10分程歩くと水場がありました。
鉄塔まであと少し。ここまで雪ありません。
2018年12月02日 08:45撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
12/2 8:45
鉄塔まであと少し。ここまで雪ありません。
鉄塔を過ぎると徐々に雪がではじます。
2018年12月02日 09:46撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
12/2 9:46
鉄塔を過ぎると徐々に雪がではじます。
樹林帯の中から、白毛門方面が時々見えます。
2018年12月02日 10:14撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
12/2 10:14
樹林帯の中から、白毛門方面が時々見えます。
10:29 天神平方面が開けました。
2018年12月02日 10:29撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
2
12/2 10:29
10:29 天神平方面が開けました。
クサリはすべて使えました。
2018年12月02日 10:41撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
12/2 10:41
クサリはすべて使えました。
10:46 やっと山頂方面が見えてきました。
2018年12月02日 10:46撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
12/2 10:46
10:46 やっと山頂方面が見えてきました。
岩場には雪が少しついているのですが、凍結はしていなのでつぼ足で行きます。
2018年12月02日 11:03撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
12/2 11:03
岩場には雪が少しついているのですが、凍結はしていなのでつぼ足で行きます。
うーん、アレ登るのか。。。
2018年12月02日 11:12撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4
12/2 11:12
うーん、アレ登るのか。。。
チェーンスパイクを付けました。雪少ないです。
2018年12月02日 12:13撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
12/2 12:13
チェーンスパイクを付けました。雪少ないです。
時々振り返ると絶景。
2018年12月02日 12:14撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
3
12/2 12:14
時々振り返ると絶景。
なぜか、毛虫を何回も見ました。何の幼虫?
2018年12月02日 12:23撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
12/2 12:23
なぜか、毛虫を何回も見ました。何の幼虫?
左は至仏山、右は武尊山でしょう。
2018年12月02日 12:31撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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12/2 12:31
左は至仏山、右は武尊山でしょう。
12:40 これが氷河跡? 先にザンゲ岩が見えます。
2018年12月02日 12:40撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
12/2 12:40
12:40 これが氷河跡? 先にザンゲ岩が見えます。
ザンゲ岩を右手から巻き気味に登ります。
2018年12月02日 12:56撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
12/2 12:56
ザンゲ岩を右手から巻き気味に登ります。
13:00 もう山頂かと思っても、なかなか見えません。
2018年12月02日 13:00撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
12/2 13:00
13:00 もう山頂かと思っても、なかなか見えません。
やっと俎瑤見えるようになりました。
2018年12月02日 13:00撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
12/2 13:00
やっと俎瑤見えるようになりました。
最後、山頂まではダラダラ登ります
2018年12月02日 13:01撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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12/2 13:01
最後、山頂まではダラダラ登ります
13:21 ビクトリーロード
2018年12月02日 13:21撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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12/2 13:21
13:21 ビクトリーロード
谷川主稜線
2018年12月02日 13:25撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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12/2 13:25
谷川主稜線
2018年12月02日 13:26撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
12/2 13:26
燧岳と至仏山
2018年12月02日 13:26撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
12/2 13:26
燧岳と至仏山
武尊山。奥は日光白根山か?
2018年12月02日 13:26撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
12/2 13:26
武尊山。奥は日光白根山か?
遠くに浅間山
2018年12月02日 13:27撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
12/2 13:27
遠くに浅間山
山頂看板には、新しいマークあり。
2018年12月02日 13:27撮影 by  SO-01K, Sony
12/2 13:27
山頂看板には、新しいマークあり。
●360度パノラマ写真@トマの耳(谷川岳) ※スマホでは閲覧できないようです。PCだとグリグリできます。
2018年12月02日 13:30撮影 by  SO-01K, Sony
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12/2 13:30
●360度パノラマ写真@トマの耳(谷川岳) ※スマホでは閲覧できないようです。PCだとグリグリできます。
13:34 遅めのランチに避難小屋に向かいます
2018年12月02日 13:34撮影 by  SO-01K, Sony
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12/2 13:34
13:34 遅めのランチに避難小屋に向かいます
山頂直下は雪で歩きやすい。
2018年12月02日 14:10撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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12/2 14:10
山頂直下は雪で歩きやすい。
グチャグチャな登山道。春山のようです。
2018年12月02日 14:36撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
12/2 14:36
グチャグチャな登山道。春山のようです。
クサリ場もドロドロであるきにくい。
2018年12月02日 14:47撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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12/2 14:47
クサリ場もドロドロであるきにくい。
15:03 雪ありません。
2018年12月02日 15:03撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
12/2 15:03
15:03 雪ありません。
天神峠方面との分岐
2018年12月02日 15:23撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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12/2 15:23
天神峠方面との分岐
振り返ると、山頂と西黒尾根がハッキリ見ました。
2018年12月02日 15:28撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
12/2 15:28
振り返ると、山頂と西黒尾根がハッキリ見ました。
15:37 やっと天神平に降りてきました。雪が少ないです。下りはゴンドラで降ります。
2018年12月02日 15:37撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
12/2 15:37
15:37 やっと天神平に降りてきました。雪が少ないです。下りはゴンドラで降ります。
がらーんとしています。
2018年12月02日 16:04撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
1
12/2 16:04
がらーんとしています。
撮影機器:

装備

個人装備
ハードシェル 長袖シャツ 長袖インナー グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 ゲイター ネックウォーマー バラクラバ 毛帽子 ザック 食料 行動食 非常食 ガスカートリッジ コンロ ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 日焼け止め ロールペーパー 携帯 時計 サングラス タオル カメラ ツェルト チェーンスパイク アイゼン ピッケル ストック

感想

12月上旬の谷川岳は息子と毎年のように登っていますが、今年は天神尾根の往復ではなく、西黒尾根を登りました。前週は黒戸尾根(甲斐駒)だったので、期せずして2週末連続で三大急登を歩くことになり、息子は張り切っておりました。

息子にとっては初回、私も三、四回目となる西黒尾根です。登りはじめの急登区間は雪も無く気温が高くて汗がダラダラ。鉄塔まで登って直ぐにシェルを脱ぎました。樹林帯の斜面をグングン高度を上げます。徐々に雪も出てきました。岩場にはクサリが整備されているので安心です。
尾根を回り込むと突然視界が開け、天神平方面の展望が望めました。でもまだ同じ標高まで来ていないとガッカリです。その後も急登が続き、ラクダの背手前でチェーンスパイクを付けます。スパイクが岩と雪に食い込みいきなり歩きやすくなりました。
この製品、私が学生時代は無かったと思いますが、極めて優れた山道具だと思っています。晩秋の低山から、残雪期まで大活躍です。

さて、その先のラクダのコルからの急斜面は、ダブルストックとピッケルを使い分けて登りきりました。子連れだと緊張を強いられる箇所(クサリ場や急斜面)が何カ所もありますので慎重に歩きました。またできるだけ汗をかかないように、おしゃべりをしながら歩く速度だったので、コースタイムはだいぶ超過しています。振り返ると絶景のため、休憩も多めです。

激晴れで気温が高く(山頂で温度計は5度でした。本当か?)、風のある稜線と山頂付近以外ではハードシェルは暑くて着ていられませんでした。下山時(ストック)には手袋をはずしてしまうほどです。そして登山道がグチャグチャで春山のようでした。

ただし展望は抜群でした。午前中は富士山も見えました。稜線や山頂からは、満足できる景色を堪能できました。次は何処行こうか、といった愉しい会話が弾む山行となりました。

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技術レベル
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体力レベル
2/5
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体力レベル
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