斜里岳(1年前のリベンジ)
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- GPS
- 06:34
- 距離
- 9.6km
- 登り
- 1,003m
- 下り
- 1,005m
コースタイム
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
飛行機
長崎から福岡まで特急電車で移動 福岡空港から釧路空港まで飛行機移動(途中羽田空港で乗り継ぎ) 釧路空港から斜里町まではレンタカー 【復路】 レンタカーは帰路前日に釧路駅で返却 釧路駅近辺から釧路空港まではバス 釧路空港から福岡空港まで飛行機移動(途中伊丹空港で乗り継ぎ) 福岡から長崎まで特急電車で移動 |
コース状況/ 危険箇所等 |
渡渉箇所が多いです。 登山靴を脱いでまで渡渉することはないですが、場所によっては、川のヘツリなど を進むので、滑ると川に落ちて結構濡れます。また、滝の横を登ったり、浅い川の中を登るような箇所もあります。 登山靴を脱いで渡渉する準備は不要と思いますが、スパッツは着用した方が良いでしょう。 大雨の日の翌日などは、登るのは危険かもしれません。 登山ルートは、HPなどの情報でオススメしている、登りは旧道、下りは新道が良いでしょう。旧道を下るのはかなり危険な感じがします。 羅臼岳ほどではないにしても、ヒグマが出没する可能性が高いので、熊ベルなどの各種対策が必要でしょう。 |
その他周辺情報 | 下山後の温泉は、緑の湯に入りました。 https://www.town.kiyosato.hokkaido.jp/kankou/onsen/midorinoyu.html そのほか、道の駅パパスランドさっつるに、温泉や食事処があります。前日に温泉を、下山後の夕食に食事処を利用しました。 https://papasland-satturu.com |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
フリース
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
スパッツ
靴
サブザック
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
ヘルメット
熊ベル2個
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感想
1年前の2017年の夏に、北海道登山遠征で、斜里岳、羅臼岳の2座を登る予定であったが、天気が恵まれず、予備日もなかったため、羅臼岳のみ登り、斜里岳は積み残しとなっていた。
移動日も含め4日間の山行行程で、斜里岳のみ登るのは勿体ないが、キツキツの日程で天気が悪いと、また登れないし、予備日があれば、天気が良い日が1日はあるだろうから登頂は可能だろうと見込んでいた。実際は、移動日が前後1日づつあるので、登れるチャンスは中2日のどちらかしかなかったのだが…
で、実際に斜里岳に登ってみると、結構大変かつ珍しい山であった。
では、登った感想を少し…
登山口から1時間弱歩くと、渡渉が連続して出てくる。川の流れは早いし、深いし、足の置き場もよく考えないと滑って水没のおそれがある。7月といえど、濡れたくはない。
足の置き場を考えるので頭を使うし、ルートファインディングも重要で、結構、技術が必要な山と感じた。ちなみに、先行者で二人ほど、足を滑らせ、腰や太ももまで水没するのを目の当たりにする。自分も落ちたくないので、渡渉には少し焦る。
また、水そばで、風は涼しいものの、湿度が高いのか、汗だくで登る💦
その後は、滝そばを登っていくのだが、これが珍しい。普通の山では、滝で回避するようなところが、この山では登山道なのである。
標高を上げると、水量もだいぶ少なくなるが、水の中を歩いたりする。ただ、水の中と言っても、靴底の厚さほどの水深なので、まぁスパッツをつけていれば問題ない。雨の中、登山道を歩いているようなものである。
頂上も近くなると、普通の登山道となる
登頂時は、何とか天気がもち、雲海を見れたが、期待していたパッチワークのような斜里町の風景見れず、また、ガスってきたので下山開始。
下山は、コースガイドに則して、新道から下山。ちなみに、登り道の滝そばの道は、旧道である。
この下山に使う新道は、回り道なので、登り返しと、標高差約400メートルの急登下山で、結構バテた。
旧道に合流した後も、数カ所、渡渉するが、登りで慣れたので、下りは焦ることなく難なくクリア。
頂上付近を振り返って見るとガスっている。しかし、下の町方面は晴れ模様で日差しも強く、大量に汗をかき、飲み水がギリギリになりながらも、無事登山口の小屋に到着。
小屋の自販機で炭酸を買い、喉を潤しながら、パッチワークの斜里町を眺め、登山達成に浸った。いや〜小屋に自販機あってよかった😅
これで百名山は84座となった。
最後に、登り始めの早々に、凄い水量&深さの滝?川?を渡渉するので、百名山の中でも結構難しい山と感じた。また、渡渉でジャンプすることもあったので、普段の登山と違い瞬発力を使い、足が疲れたし、下山は少し足がつった。
斜里岳は、羅臼岳よりも大変だったと感じた。昨年、羅臼岳に登って翌日に斜里岳を登る計画であったが、その計画はかなり強行日程であったと感じた。
また、ヒグマの気配は感じることはなく、登山者も多かった。水流の音が大きかったので、熊ベルの音は効果あるのかよく分からないが。
これで、北海道の百名山は、残り、幌尻岳と利尻山の強敵2座となった😄
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