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Yamareco

記録ID: 1685131
全員に公開
アルパインクライミング
八ヶ岳・蓼科

八ヶ岳・真教寺尾根〜展望荘泊〜中山尾根〜県界尾根

2018年12月22日(土) ~ 2018年12月23日(日)
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
15:30
距離
16.8km
登り
1,922m
下り
1,903m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
6:05
休憩
0:18
合計
6:23
距離 6.7km 登り 1,367m 下り 255m
9:40
69
10:49
10:50
15
11:05
11:07
193
14:20
14:24
4
14:28
14:33
7
14:40
14:44
2
14:46
14:47
13
2日目
山行
7:03
休憩
1:49
合計
8:52
距離 10.1km 登り 557m 下り 1,678m
7:23
2
7:25
27
7:52
7:53
4
7:57
192
11:09
12:16
6
12:22
12:23
6
12:29
5
12:34
13:09
72
14:21
14:22
36
15:01
15:02
35
16:15
ゴール地点
過去天気図(気象庁) 2018年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
歩く
2018年12月22日 09:08撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
12/22 9:08
歩く
登山者も乗れたのか〜
2018年12月22日 09:33撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
12/22 9:33
登山者も乗れたのか〜
雪が出てきた
2018年12月22日 09:38撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
12/22 9:38
雪が出てきた
2018年12月22日 09:51撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
12/22 9:51
牧場
2018年12月22日 10:28撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
12/22 10:28
牧場
八ツの森
2018年12月22日 10:55撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
1
12/22 10:55
八ツの森
天狗尾根
2018年12月22日 12:51撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
12/22 12:51
天狗尾根
立ち枯れ
2018年12月22日 12:53撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
12/22 12:53
立ち枯れ
ラッセルマシーン
2018年12月22日 13:10撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
2
12/22 13:10
ラッセルマシーン
天狗尾根のお二人
2018年12月22日 13:39撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
1
12/22 13:39
天狗尾根のお二人
登る僕
2018年12月22日 14:01撮影 by  PRA-LX2, HUAWEI
3
12/22 14:01
登る僕
鎖場終了
2018年12月22日 14:03撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
12/22 14:03
鎖場終了
落ちたら終わり
2018年12月22日 14:03撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
1
12/22 14:03
落ちたら終わり
権現とか
2018年12月22日 14:08撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
1
12/22 14:08
権現とか
最後の登り
2018年12月22日 14:09撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
12/22 14:09
最後の登り
阿弥陀!
2018年12月22日 14:31撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
2
12/22 14:31
阿弥陀!
赤岳に向かう
2018年12月22日 14:33撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
12/22 14:33
赤岳に向かう
絶頂
2018年12月22日 14:42撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
4
12/22 14:42
絶頂
槍穂が見えました
2018年12月22日 14:45撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
3
12/22 14:45
槍穂が見えました
鉱泉
2018年12月22日 14:47撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
12/22 14:47
鉱泉
下ります
2018年12月22日 14:56撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
12/22 14:56
下ります
2018年12月22日 14:58撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
12/22 14:58
これは終わってましたが
2018年12月22日 16:28撮影 by  PRA-LX2, HUAWEI
12/22 16:28
これは終わってましたが
天国でした
2018年12月22日 17:34撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
2
12/22 17:34
天国でした
亀甲縛りでスタート
2018年12月23日 07:22撮影 by  PRA-LX2, HUAWEI
2
12/23 7:22
亀甲縛りでスタート
行者に下りる
2018年12月23日 07:52撮影 by  QCAM-AA, QCOM-AA
12/23 7:52
行者に下りる
上部岩壁
2018年12月23日 10:39撮影 by  PRA-LX2, HUAWEI
12/23 10:39
上部岩壁
ハングを抜けた僕
2018年12月23日 11:01撮影 by  PRA-LX2, HUAWEI
2
12/23 11:01
ハングを抜けた僕
再び地獄
2018年12月23日 13:08撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
12/23 13:08
再び地獄
このあたりは怖い
2018年12月23日 13:19撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
12/23 13:19
このあたりは怖い
岩小屋
2018年12月23日 13:47撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
12/23 13:47
岩小屋
テント発見
2018年12月23日 14:16撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
12/23 14:16
テント発見
ゲレンデ脇を下山
2018年12月23日 15:59撮影 by  QCAM-AA, QCOM-AA
12/23 15:59
ゲレンデ脇を下山

感想

赤岳天望荘泊という稀に見る豪華プランで赤岳に行ってきた。黄連谷右俣以来、約3年ぶりのアルパインだったようで、久しぶりに冬靴に足を入れた。車はサンメドウズ清里スキー場に停めさせて頂く。調査不足で板無しリフト利用の可否がわからなかったので、ゲレンデ脇より藪に入り、登山道を歩くことにした。リフトトップに着く頃、ちょうど登山者が降りてきて「可」だったことが判明した。

気温は高く、しばらくベースレイヤーのみで歩く。牛首山あたりで先行パーティ2名を抜いて先頭に出た。傾斜が増す2,300mより上も樹林帯が長く、雪は膝上から腿くらい。パートナーのモーゼがほぼ一人でラッセルをこなした。鎖やハイマツが露出していて、積雪期特有の難しさはあまり感じない。いずれにしても落ちられない感じ。主稜線で天狗尾根のパーティ2名に遭遇。ピークを踏んで展望荘へ向かう。天気は意外に良く、雲は多いが南、中央、北アルプス全て見えた。

天望荘は快適そのもので三連休初日ということもあり、宿泊者も10名くらいで非常に快適。宿泊装備を浮かした分お酒を増やしたので、夕飯まで心地よく過ごせた。角煮やチキンのトマト煮込み、生ハムなどを頂き消灯時間である21時前には床に就いた。

翌朝起きると強風が窓を叩いていた。プランの修正も検討するが、気温も高く主稜線でこの風なら行けるだろう、と判断。朝食を摂ってザックを1つデポさせて頂き、中山尾根に登るべく、まずは行者小屋に向かった。中山乗越からはトレースが2つあった。1つは前日のものだったようで、取付きで1パーティ3名に会い、追い抜いてからはノートレースとなった。

取付きでじゃんけんに勝ったのでリードさせて頂く。1P目は右の凹角ではなくボルトのあるリッジラインを直上。ハンガーはどれもクルクル回るが、ボルトにカムも併用しながら高度を上げる。出だしが微妙な感じだった。2P目はモーゼリードで岩を左に抜けて木まで。そこからしばし同時登攀。実質3P目となる上部岩壁でもじゃんけんに勝ったのでリード。凹角からハングまで気持ちよく登れた。ハング下はハーケンが連打されている。続く4P目でピナクルまで、5P目は岩を乗越してからバンドを少しトラバース後、ルンゼ状を直上した。ここの登攀でリーシュを付けていないためにアックスを落としたのが最大の反省点か(フォロー時に拾ってもらった)。

展望荘に戻り、温かいものを頂きながら小屋番の方としばし談笑。お礼を言って宿を後にする。帰りは県界尾根を選択。この雪なら夏のトラバース道を使えるだろう、と考えたが行ってみるとそれなりに雪が多く、ラッセルもそこそこ大変で沢沿いを横断するのは少しリスキーだった。やはり尾根通しが無難だ。尾根に乗ってからは一箇所鎖場があり、雪の下に隠れたツルツルの岩に足を滑らせた(アイゼンは外していた)以外は問題なかった。ここは腕で鎖にぶら下がるような感じになってしまい、実は山行中で一番怖かった。山を下りると雨。霧の中、人工雪を集めたゲレンデ脇を歩いての下山はなかなかシュールだった。

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3/5
体力レベル
5/5

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