ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 1691215
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖

聖岳(東尾根)

2018年12月30日(日) ~ 2019年01月01日(火)
 - 拍手
体力度
9
2~3泊以上が適当
GPS
22:31
距離
46.7km
登り
3,466m
下り
3,473m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
7:53
休憩
0:19
合計
8:12
8:34
8:34
42
9:16
9:16
92
10:48
11:07
285
15:52
ジャンクションピーク(宿泊地)
2日目
山行
7:15
休憩
0:41
合計
7:56
6:09
91
ジャンクションピーク(宿泊地)
7:40
7:49
125
9:54
10:02
24
10:26
10:32
38
11:10
11:24
89
12:53
12:57
68
14:05
ジャンクションピーク(宿泊地)
3日目
山行
5:57
休憩
0:16
合計
6:13
6:07
176
ジャンクションピーク(宿泊地)
9:03
9:16
83
10:39
10:39
38
11:17
11:17
58
12:15
12:18
2
12:20
ゴール地点
天候 12月30日(日):快晴!
12月31日(月):快晴!
1月1日(火):快晴!
過去天気図(気象庁) 2018年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
沼平ゲート前の駐車スペース(無料/40台程度)
 
コース状況/
危険箇所等
●コース全般
・積雪は2000m付近より上のみ
・トレースあり、ラッセルなし
・アイゼン・ピッケルはジャンクションピークより上で使用

●沼平〜聖沢登山口
およそ15kmの林道歩き。

●聖沢登山口〜ジャンクションピーク
登山口から九十九折のルートを辿って尾根に乗ります。
1350m付近、出会所小屋跡手前のトラバース気味に登山道が付いている箇所が
2018年9月の台風24号の影響で完全に崩落しています。
そのため出会所小屋跡を経由せずに崩落箇所の手前から高巻いて
直接尾根に取り付きました。
1800m付近まではうっすら踏み跡がありました。
その先は倒木など多く荒れ気味でルートは判然としませんが尾根筋を辿ります。
ところどころにテープ&リボンとマーキングありましたが、
下山時には注意が必要でした。
2250m付近の椹島へと延びる尾根と合流したところがジャンクションピークです。

●ジャンクションピーク〜白蓬ノ頭
ジャンクションピークで東尾根に乗り、進路を西に変えます。
ここからそれまでと比べるとテープ&リボンとマーキングが増えた印象。
緩斜面と急斜面を繰り返しながら、緩やかに標高を上げていき、
2432を通過して最後に急登すると白蓬ノ頭(2632.8)へと至ります。

●白蓬ノ頭〜聖岳
白蓬ノ頭から緩斜面の樹林帯をしばらく進んで2600で二重稜線に挟まれた窪地に出ます。
ここで北の尾根に乗り替わると同時にようやく森林限界を超えます。
ここからは雪稜歩きになり、北西風に晒され始めます。
忠実に稜線を辿り窪地から200mほど標高を上げたところが東聖岳(2800)。
東聖から小ピークを1つ通過して、奥聖岳の登りに取り付きます。
奥聖岳手前の2880m付近の雪壁および、
2930m付近の雪と岩がミックスした急斜面の登下降は慎重に(個人差あり)。
標高2950mで南から回り込んでひと登りすると奥聖岳に到着です。
奥聖から前聖までは、600mほどの距離。ほぼ平坦な稜線が続きます。
 
その他周辺情報 【温泉】
赤石温泉 白樺荘(510円)
※下山日が定休の火曜日だったので諦めてたら、なんと正月は特別営業!
 
【12月30日 1日目】
沼平ゲートからスタート
1
【12月30日 1日目】
沼平ゲートからスタート
聖沢登山口までおよそ15kmの林道歩き。数日前に年末寒波が来てましたが、太平洋側は寒いだけで雪が降るわけでもなく、林道にはまったく雪がありません
1
聖沢登山口までおよそ15kmの林道歩き。数日前に年末寒波が来てましたが、太平洋側は寒いだけで雪が降るわけでもなく、林道にはまったく雪がありません
雪山テン泊フル装備でズッシリ
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雪山テン泊フル装備でズッシリ
畑薙大吊橋
青薙山登山口
畑薙大橋
赤崩ノ頭が見えています
赤崩ノ頭が見えています
所ノ沢越に通じる中の宿吊橋。まだ半分
1
所ノ沢越に通じる中の宿吊橋。まだ半分
足が痛くなって来た
足が痛くなって来た
(photo komemame)
赤石ダムの上には上河内岳と南岳
4
赤石ダムの上には上河内岳と南岳
赤石トンネル
凍った赤石ダム湖
6
凍った赤石ダム湖
歩くこと3時間…
聖沢登山口に到着。ようやくここから登山道ってマジか
5
聖沢登山口に到着。ようやくここから登山道ってマジか
聖沢登山口から九十九折で登っていきます。
聖沢登山口から九十九折で登っていきます。
尾根に乗りました。この辺りも雪はありません
尾根に乗りました。この辺りも雪はありません
2018年9月の台風24号の影響で出会所小屋跡の手前は崩落しまくり
2018年9月の台風24号の影響で出会所小屋跡の手前は崩落しまくり
そのため出会所小屋跡を経由せずに崩落箇所の手前から尾根に向かって直登
そのため出会所小屋跡を経由せずに崩落箇所の手前から尾根に向かって直登
尾根下部にはワイヤーが散乱
尾根下部にはワイヤーが散乱
1800m付近。まだまったく雪の気配がなくアセるわ
1800m付近。まだまったく雪の気配がなくアセるわ
水は持ってきてないので何としても雪のある所まで登らねば
水は持ってきてないので何としても雪のある所まで登らねば
1900m付近でようやく雪がチラホラ
1900m付近でようやく雪がチラホラ
2000mを過ぎてようやく雪が地面を覆い始めました
2000mを過ぎてようやく雪が地面を覆い始めました
ジャンクションピーク手前にはこんな標識
ジャンクションピーク手前にはこんな標識
16時前。ボチボチいい時間になりました。雪は薄いながらなんとかキレイな雪も取れそうなのでここでテントを張ることにします
2
16時前。ボチボチいい時間になりました。雪は薄いながらなんとかキレイな雪も取れそうなのでここでテントを張ることにします
本日の我が家上棟
4
本日の我が家上棟
ほんのり染まりました
ほんのり染まりました
夜は鍋。定番の茅乃舎のだしに醤油麹に浸けた鶏肉と鶏団子、白菜、舞茸、油揚げ、長ネギ。締めはお餅
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夜は鍋。定番の茅乃舎のだしに醤油麹に浸けた鶏肉と鶏団子、白菜、舞茸、油揚げ、長ネギ。締めはお餅
【12月31日 2日目】
6時過ぎ、暗い中、出発
1
【12月31日 2日目】
6時過ぎ、暗い中、出発
歩き始めて30分ほどで東の空がオレンジ色に染まり始めました
歩き始めて30分ほどで東の空がオレンジ色に染まり始めました
少し開けたところから
2
少し開けたところから
昇りましたYO
樹林帯が真っ赤に染まりました1
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樹林帯が真っ赤に染まりました1
樹林帯が真っ赤に染まりました2
3
樹林帯が真っ赤に染まりました2
緩斜面と急斜面を繰り返しながら…
1
緩斜面と急斜面を繰り返しながら…
緩やかに標高を上げていきます
緩やかに標高を上げていきます
富士山!
密な樹林帯
樹林が疎らになってくると…
樹林が疎らになってくると…
白蓬ノ頭に到着です
6
白蓬ノ頭に到着です
白蓬ノ頭より。正面にズドーンと盟主赤石と悪沢
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白蓬ノ頭より。正面にズドーンと盟主赤石と悪沢
赤石アップで(photo komemame)。避難小屋も見えてます
6
赤石アップで(photo komemame)。避難小屋も見えてます
白蓬ノ頭より。これから向かう聖。一番高いところが奥聖
5
白蓬ノ頭より。これから向かう聖。一番高いところが奥聖
聖アップで(photo komemame)
9
聖アップで(photo komemame)
白蓬ノ頭より。振り返ると笊と布引の間に富士山
5
白蓬ノ頭より。振り返ると笊と布引の間に富士山
富士山アップで(photo komemame)
6
富士山アップで(photo komemame)
白蓬ノ頭より。雲海が広がっています。手前は白峰南嶺の稜線
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白蓬ノ頭より。雲海が広がっています。手前は白峰南嶺の稜線
白蓬ノ頭から進路を西に変えます
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白蓬ノ頭から進路を西に変えます
しばらく樹林帯を進むと…
しばらく樹林帯を進むと…
窪地手前でぽっかりと露地に出ます。これから進む稜線と東聖
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窪地手前でぽっかりと露地に出ます。これから進む稜線と東聖
窪地手前の露地から赤石
3
窪地手前の露地から赤石
いやぁ、こりゃテンション上がるわ
3
いやぁ、こりゃテンション上がるわ
太陽が高くなってきました(photo komemame)
2
太陽が高くなってきました(photo komemame)
急激に青空が広がり始める中、赤石と悪沢
6
急激に青空が広がり始める中、赤石と悪沢
二重稜線の北側の稜線に乗り替わります
二重稜線の北側の稜線に乗り替わります
2650付近。いよいよ森林限界を超えました
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2650付近。いよいよ森林限界を超えました
森林限界から先は急斜面に
1
森林限界から先は急斜面に
青空が広がります
1
青空が広がります
東聖に向かって標高を上げていきます
2
東聖に向かって標高を上げていきます
上河内〜茶臼〜光
3
上河内〜茶臼〜光
上河内アップで(photo komemame)
8
上河内アップで(photo komemame)
アップで茶臼と奥に大無間山(photo komemame)
1
アップで茶臼と奥に大無間山(photo komemame)
徐々に尾根が細くなってきました
1
徐々に尾根が細くなってきました
(photo komemame)
風も強くなくてサイコー
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風も強くなくてサイコー
komemameも写真を撮る余裕あり(photo komemame)
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komemameも写真を撮る余裕あり(photo komemame)
まっすぐ(photo komemame)
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まっすぐ(photo komemame)
東聖岳の肩への登り
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東聖岳の肩への登り
手も使って登ります
手も使って登ります
肩を超えました
正面に東聖。奥に奥聖
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正面に東聖。奥に奥聖
細い雪稜を辿ります
5
細い雪稜を辿ります
サイコーっす
横を見ると赤石沢を挟んで間近に赤石そして悪沢
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横を見ると赤石沢を挟んで間近に赤石そして悪沢
赤石の西側の百間平がよく見えます。いつか冬にあの辺り歩きたいなぁ
3
赤石の西側の百間平がよく見えます。いつか冬にあの辺り歩きたいなぁ
東聖が近づきました
3
東聖が近づきました
尖ってるね〜
東聖直下は急斜面
1
東聖直下は急斜面
ダガーで登っていきます
1
ダガーで登っていきます
青空に向かって
東聖を越えるとピラミダルな奥聖岳が見えます
3
東聖を越えるとピラミダルな奥聖岳が見えます
こちらから見る奥聖がカッコイイんだな
8
こちらから見る奥聖がカッコイイんだな
背後には常に富士山
3
背後には常に富士山
大沢岳の向こうに中央アルプスが見えてきました
3
大沢岳の向こうに中央アルプスが見えてきました
東聖を越えると風が出てきました
2
東聖を越えると風が出てきました
東聖と富士山をバックに(photo komemame)
4
東聖と富士山をバックに(photo komemame)
東聖の次の平坦ピーク(2880)へは再び幅広の尾根に
3
東聖の次の平坦ピーク(2880)へは再び幅広の尾根に
この辺りは常に風に晒されているため雪面はテカテカ
3
この辺りは常に風に晒されているため雪面はテカテカ
ここは歩きやすかったなぁ
4
ここは歩きやすかったなぁ
♪♪♪〜
百間平の先に中央アルプスと北アルプス。あれ?北アも晴れてるんだ
3
百間平の先に中央アルプスと北アルプス。あれ?北アも晴れてるんだ
シュカブラ
東聖からさらに高低差80mほど登って…
1
東聖からさらに高低差80mほど登って…
平坦なピークに向かいます
2
平坦なピークに向かいます
上河内岳が目線の下になりました
1
上河内岳が目線の下になりました
上河内〜茶臼〜光。奥には大根沢山と大無間
1
上河内〜茶臼〜光。奥には大根沢山と大無間
平坦なピーク(2880)に到着
5
平坦なピーク(2880)に到着
鞍部付近から眺める奥聖岳がカッコ良すぎ
5
鞍部付近から眺める奥聖岳がカッコ良すぎ
台形のイメージが強い聖ですが、東から見ると美しいピラミッド型
6
台形のイメージが強い聖ですが、東から見ると美しいピラミッド型
奥聖への登りがこの尾根の核心部っぽい
5
奥聖への登りがこの尾根の核心部っぽい
いよいよ奥聖に取り付きます
1
いよいよ奥聖に取り付きます
急登します
グイグイ標高を上げていきます
2
グイグイ標高を上げていきます
奥聖岳の荒々しい東面が目の前に迫りました
2
奥聖岳の荒々しい東面が目の前に迫りました
核心部に突入
2930m付近の雪と岩がミックスした難所
2
2930m付近の雪と岩がミックスした難所
難所を過ぎると前聖が現れました。標高2950mで奥聖岳に南から回り込み…
難所を過ぎると前聖が現れました。標高2950mで奥聖岳に南から回り込み…
雪壁をひと登りすると…
雪壁をひと登りすると…
奥聖岳に到着です。以前訪れた時にこんな立派標識あったっけ?
10
奥聖岳に到着です。以前訪れた時にこんな立派標識あったっけ?
奥聖岳より。赤石と右奥に悪沢。左奥は仙丈。前聖からだと悪沢は見えないんだよね
3
奥聖岳より。赤石と右奥に悪沢。左奥は仙丈。前聖からだと悪沢は見えないんだよね
前聖に向かいます
2
前聖に向かいます
ここからはヴィクトリーロードやね
3
ここからはヴィクトリーロードやね
窪地に入ると嘘のように北西風が遮られます
2
窪地に入ると嘘のように北西風が遮られます
山頂まであと少し!
1
山頂まであと少し!
緩やかな鞍部からは少しだけ岩場を登り返します
緩やかな鞍部からは少しだけ岩場を登り返します
背後に赤石
いやはや、最高のコンディションでした
いやはや、最高のコンディションでした
頂上標が見えてきました
頂上標が見えてきました
前聖岳に到着。この日、東尾根からはボクたちとあと一人が登頂。撮っていただきました
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前聖岳に到着。この日、東尾根からはボクたちとあと一人が登頂。撮っていただきました
ピンでもね
いちおね
もう一つの頂上標(静岡県系)ともね
6
もう一つの頂上標(静岡県系)ともね
山頂より。赤石岳。赤石の左肩に前岳。奥の白いのが小河内。そして最奥に仙丈ケ岳
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山頂より。赤石岳。赤石の左肩に前岳。奥の白いのが小河内。そして最奥に仙丈ケ岳
山頂より。中盛丸山〜大沢岳〜百間平。奥は中央アルプスと北アルプス
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山頂より。中盛丸山〜大沢岳〜百間平。奥は中央アルプスと北アルプス
山頂より。上河内岳〜茶臼岳
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山頂より。上河内岳〜茶臼岳
山頂より。光岳。2000m付近まで雲が上がってきて大無間山と大根沢山は見えなくなりました
2
山頂より。光岳。2000m付近まで雲が上がってきて大無間山と大根沢山は見えなくなりました
山頂より。兎岳。奥は恵那山
3
山頂より。兎岳。奥は恵那山
山頂より。富士山。ずっと見守ってくれました
3
山頂より。富士山。ずっと見守ってくれました
撮ってるところを撮られてた(photo komemame)
2
撮ってるところを撮られてた(photo komemame)
風が冷たくて長居はできません(photo komemame)
3
風が冷たくて長居はできません(photo komemame)
さて、下山開始です
3
さて、下山開始です
まずは奥聖まで戻ります
まずは奥聖まで戻ります
赤石を眺めながら
赤石を眺めながら
風が遮られる窪地でお昼休憩
1
風が遮られる窪地でお昼休憩
富士山と手前に白峰南嶺。左から偃松尾山〜笊〜布引〜所ノ沢越〜稲又山
富士山と手前に白峰南嶺。左から偃松尾山〜笊〜布引〜所ノ沢越〜稲又山
奥聖からの下り
雄大な景色の中…
1
雄大な景色の中…
雪稜を下ります
核心部の下りに入ります
1
核心部の下りに入ります
komemameはバックステップで慎重に下ります
2
komemameはバックステップで慎重に下ります
高度感あり
キレイに延びた雪稜の下り
1
キレイに延びた雪稜の下り
デーンと赤石
ここからも細い雪稜を慎重に下っていきます
2
ここからも細い雪稜を慎重に下っていきます
聖沢から赤石沢側へ細い雪稜をまたぐ
1
聖沢から赤石沢側へ細い雪稜をまたぐ
奥聖への取り付きの急斜面を下ってしまえばひと安心
奥聖への取り付きの急斜面を下ってしまえばひと安心
2880と富士山が相似形
3
2880と富士山が相似形
奥聖を振り返ります
1
奥聖を振り返ります
(photo komemame)
ここからの奥聖はホント絵になるなぁ
4
ここからの奥聖はホント絵になるなぁ
縦位置でも
ってか足短くね?
2
ってか足短くね?
大沢岳の後ろに御嶽と中ア、百間平の後ろには北ア
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大沢岳の後ろに御嶽と中ア、百間平の後ろには北ア
御嶽と中アアップで。御嶽と越百〜仙涯嶺〜南駒〜空木〜三ノ沢〜宝剣〜駒ヶ岳までよく見えました(photo komemame)
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御嶽と中アアップで。御嶽と越百〜仙涯嶺〜南駒〜空木〜三ノ沢〜宝剣〜駒ヶ岳までよく見えました(photo komemame)
北アアップで。乗鞍〜穂高〜槍(photo komemame)
5
北アアップで。乗鞍〜穂高〜槍(photo komemame)
富士山に向かって
富士山に向かって
何度も取ってしまう赤石&悪沢
2
何度も取ってしまう赤石&悪沢
大パノラマの中、東聖に向かって下っていきます
1
大パノラマの中、東聖に向かって下っていきます
東聖が近づきました
東聖が近づきました
東聖への登り返し
東聖への登り返し
白蓬ノ頭に向かって下っていきます
白蓬ノ頭に向かって下っていきます
こんな写真も何枚撮ったことか
1
こんな写真も何枚撮ったことか
東聖と奥聖を振り返ります
3
東聖と奥聖を振り返ります
(photo komemame)
いよいよ樹林帯に入ってしまいます。正面が白蓬ノ頭。ここから見るとはっきりした二重稜線になってることがわかります
1
いよいよ樹林帯に入ってしまいます。正面が白蓬ノ頭。ここから見るとはっきりした二重稜線になってることがわかります
窪地の先の露地
名残惜しいのでここでしばし休憩
1
名残惜しいのでここでしばし休憩
平坦な樹林帯を進んで…
平坦な樹林帯を進んで…
白蓬ノ頭まで戻りました
白蓬ノ頭まで戻りました
さよなら聖岳。登らせてくれてありがと(photo komemame)
3
さよなら聖岳。登らせてくれてありがと(photo komemame)
富士山もここで見納め。ずっと見守ってくれてありがと(photo komemame)
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富士山もここで見納め。ずっと見守ってくれてありがと(photo komemame)
さよなら赤石。いつか冬に登るときが来るのだろうか(photo komemame)
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さよなら赤石。いつか冬に登るときが来るのだろうか(photo komemame)
そして悪沢も(photo komemame)
2
そして悪沢も(photo komemame)
ここから一気にジャンクションピークまで下ります
ここから一気にジャンクションピークまで下ります
下りはあっという間やね
下りはあっという間やね
14時過ぎ。ジャンクションピークに張ったテントまで戻ってきました
1
14時過ぎ。ジャンクションピークに張ったテントまで戻ってきました
太陽の光が差しているうちに水づくり
2
太陽の光が差しているうちに水づくり
日が傾いてきました
1
日が傾いてきました
2日目の夜はモツ鍋。締めはラーメンで
3
2日目の夜はモツ鍋。締めはラーメンで
【1月1日 3日目】
6時過ぎ、撤収を済ませスタート
1
【1月1日 3日目】
6時過ぎ、撤収を済ませスタート
東の空が染まり始めます
1
東の空が染まり始めます
今日は下るだけ
いちお、初日の出。あけましておめでとう
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いちお、初日の出。あけましておめでとう
昇りました
あっという間に雪がなくなります。歩きにくいし、1800m付近までは下りではわかりづらいところがありました
あっという間に雪がなくなります。歩きにくいし、1800m付近までは下りではわかりづらいところがありました
こんな感じところがたくさん
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こんな感じところがたくさん
1800m付近まで下るとルートは素直に
1800m付近まで下るとルートは素直に
眼下に大井川源流
眼下に大井川源流
崩落箇所の高巻きの超急斜面を下ります1
1
崩落箇所の高巻きの超急斜面を下ります1
崩落箇所の高巻きの超急斜面を下ります2
崩落箇所の高巻きの超急斜面を下ります2
崩落箇所はいまだに小さな崩落が起こっていて、終始砂煙が上がっていました
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崩落箇所はいまだに小さな崩落が起こっていて、終始砂煙が上がっていました
九十九折を下って…
九十九折を下って…
聖沢登山口まで戻りました
聖沢登山口まで戻りました
喉が乾きまくりで沢水をガブガブ飲みまくり。崩落地の通過でパンツには砂埃が付きまくり
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喉が乾きまくりで沢水をガブガブ飲みまくり。崩落地の通過でパンツには砂埃が付きまくり
ここから再びの15kmの林道歩き
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ここから再びの15kmの林道歩き
新聖沢橋
凍った湖面を眺めます(photo komemame)
凍った湖面を眺めます(photo komemame)
赤石トンネル
ツララがコワイ
林道歩きに飽きてきたときの定番
4
林道歩きに飽きてきたときの定番
ここからの眺めは気が紛れます。上河内と南岳
ここからの眺めは気が紛れます。上河内と南岳
中の宿吊橋を通過。この辺りが中間地点
中の宿吊橋を通過。この辺りが中間地点
「帰りは15km歩くだけ」って思ってもどんどんツラくなってくんだよなぁ〜
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「帰りは15km歩くだけ」って思ってもどんどんツラくなってくんだよなぁ〜
やっとこさ畑薙大橋(photo komemame)
やっとこさ畑薙大橋(photo komemame)
青薙山登山口まで戻りました。あと4.5km!
青薙山登山口まで戻りました。あと4.5km!
靴擦れがヒドくなってきたkomemame
靴擦れがヒドくなってきたkomemame
水量が異常に少ない畑薙ダムを眺めながら
水量が異常に少ない畑薙ダムを眺めながら
畑薙大吊橋まで戻ったぜよ
畑薙大吊橋まで戻ったぜよ
(photo komemame)
ようやく沼平のゲートが見えてきました
ようやく沼平のゲートが見えてきました
沼平に到着。下山届を出して…
沼平に到着。下山届を出して…
3日間お疲れ様でした!
4
3日間お疲れ様でした!

感想

聖岳東尾根。
数年前から年末年始の山行としてチャンスを伺っていたのですが、
天気がNGだったり、土砂崩れでアプローチできなかったり。
今回ようやく行くことができました。
そして、コンディションに恵まれたおかげで登頂することができました。
 

年末からの風邪を軽く引きずりながらだったものの
天気やコンディションに恵まれ、
元気に登って、清々しい新年を迎えることができました。

初日は林道歩きから。
歩き始めてしばらくするとかかとがチクチク…
靴擦れをかばいながらで、登山口に着いた時点でヘトヘトでした。
しかし、そんなことも言ってられず。
会所小屋の近くに水場があるとのことでしたが、
重い荷物にさらに水をプラスで担ぐなんて嫌だったので、
雪のあるところまで歩くことを選択したから。
なんとしてもこの日に雪があるところまでは行かないとなりません。
途中、道がよくわからなかかったり、木が邪魔をして歩きにくいところがあるなか
少しずつ高度を上げていくと、ちらほら雪がついてきたのでひと安心です。
ようやくたどり着いたジャンクションピークで、この日は終了。
靴を脱いでかかとを見ると、靴下に赤い染みが。
靴下脱いで確認したら余計に痛くなりそうなので、見なかったことに…笑
夕飯は鍋にしましたが、〆のお餅が美味しかった♪

二日目は4時に起床。
なのに6時過ぎの出発…相変わらず準備にやたら時間がかかる我が家。
というわけで、またも日の出を見ること叶わずでした。
でも、木々のあいだから昇ってくる太陽のオレンジは幻想的で美しく、
一瞬朝なのか夕方なのかわからなくなります。
このオレンジ色はほんのひとときで、すぐにいつもの太陽になるから不思議。
さて、太陽が昇ったら見とれていないで進むだけです。
奥聖の登りでちょっと怖いところがありましたが、
風もそこまで強くなく、アイゼンもよく効いたので慎重に歩けば問題ありませんでした。
奥聖まで到着すれば、聖はもうすぐそこ。
風は少し強まりましたが、あとはのんびり歩けます。
なんども言ってしまうけど、本当にこの日は天気やコンディションに恵まれました。
おかげで私でも山頂に行くことができました、感謝。

最終日、新年です。
新年感ないまま、下ります。
問題の崩落箇所は、意外とすんなり通過。
すんなりいかなかったのは、林道歩き。
かかとが痛すぎて泣けました。

2018年良き〆
2019年良き幕開け
ありがとうございました。

おしまい。

お気に入りした人
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拍手した人
拍手
訪問者数:3190人

コメント

新年から
素晴らしい景色を見せていただきありがとうございます(^_^)

雪が多くても困るけれど、なければないで水に困るので難しいところですね。長い林道歩きから、大変お疲れ様でした。夏には賑わう山域も、この時期ならではの静まり返った山歩き、最高です◎

なぜか妙に足が短く写ることがありますよね。クスッと笑ってしまいました(笑)

今年もおふたりの山行を楽しみにしています(^_^)
2019/1/6 18:39
Re: 新年から
cheeさん

あけましておめでとうございます。

近年の寡雪にはもはやあまり驚かなくなりましたが、
太平洋側はここまで雪が少ないとは!

どこまで上がっても雪がある気がせず、
「ホントにあるの?」
なんて短足の人と会話しながら登ってました。

コメントいただき、ありがとうございます。
こちらこそ、今年もcheeさんの精力的な山行を楽しみにしていると同時に、
上越方面の山でお会いできるのも楽しみにしてます。

蝶ヶ岳お疲れ様でした。晴れの山頂でよかった!
 
2019/1/7 13:07
Re: 新年から
ちぃさん

こんにちは〜!

新潟はじめ北陸地方は大雪とのことで、山歩きどころかふだんの生活にも影響が出てしまいますよね。
一方で今回の東尾根みたいに太平洋側は雪がなくて、水問題でヒヤヒヤしたり。
ちょうどいい感じが一番いいけど、これをどう乗り越えるのかも山登りの楽しみと思えばいいのかなぁ……。

短足写真、、笑ってくれてむしろ嬉しいです。
しかもこの写真、やたら頭もデカくないですか?
実物もたいして変わりませんが、こればっかりは自分でも笑ってしまいました。

今年もちぃさんのアグレッシブな山歩きはもちろん、
いつも美味しそうなご飯&おやつに注目しています!
それから上越方面の山でバッタリ会えることも大・期待しています♪
2019/1/7 14:51
南アルプスもいいですねー♫
あけましておめでとうございます。

年末年始で賑わう山が多い中、南アルプスは静かな山行ができていいですねー
天気も穏やかで良かったですね
相変わらずご飯が美味しそうで羨ましいです。

序盤のワカン担いで夏道登っている絵が面白かったです。
2000m地点でしっかり雪面になって良かったですね(笑)

ところで、komemameさん靴擦れ大丈夫ですか?
雪の無い林道歩きのアプローチは同ルートピストンなら冬靴はザックにぶら下げサンダルか履きなれた運動靴で歩くのがおすすめですよー。冬靴のソールの減りも回避できるのでお得です。
2019/1/7 11:02
Re: 南アルプスもいいですねー♫
ヤマパンさん

あけましておめでとうございます。

はい!コンディションが良かったおかげで登らせてもらえました!
好天予報が続いたためか南アも賑わっていて、
沼平の駐車スペースも7〜8割方埋まってましたが、
聖東尾根は割と静かな方だったのではないかと思います。

ワカンは聖沢の登山口に置いていくかどうか迷ったのですが、
「ワカンはいつなんどきも手放すな」という(家訓・嘘)に従いました。

ヤマパンさんも涸沢岳西尾根お疲れ様でした。
いつかボクたちも登りたいなぁ。
ってか、最近のヤマパンさんのレベルの高い山行、参考(!)にならないんですけど…。

コメントいただき、ありがとうございます!
2019/1/7 13:38
Re: 南アルプスもいいですねー♫
やまぱんさん

あけましておめでとうございます。
ご無沙汰しております。

靴擦れ、いまだ治らずで、スニーカー履いても痛いです〜(泣)
今までこんなになることなかったし、少しでも荷物を軽くしたくて
アプローチシューズを持って行くことは全く頭にありませんでした…。
次回からロング林道歩きのときは必携ですね!メモメモ。

ご飯、代わり映えしなくて…
冬はどうしても鍋になってしまうので、もう少しバリエーション増やしたいのですが、
市販の素とかは味が濃すぎるし、
かといって重くなるからあんまりいろんなものは持っていけないし…。
お料理上手なやまぱんさん、何かいいレシピや具材があったら教えて欲しい〜。
2019/1/7 14:53
今年も素晴らし記録期待しています
danyamaさんkomemameさん明けましておめでとうございます。
年末年始の山行、今回はどこか楽しみにしていました。

今回も期待以上の素晴らしい写真と記録、堪能させて頂きました。
天気に恵まれたとは言え、このコースを3日でやってしまうのは本当に脱帽ですね。
数十年前に私が行ったときは1週間位かかった記憶が有ります。

また今年1年素晴らしい記録のアップロード楽しみにしております。
お体に気をつけて、安全な登山をお続けください。
2019/1/7 11:26
Re: 今年も素晴らし記録期待しています
yamayaさん

あけましておめでとうございます。

ようやく聖の東尾根に行くことができました。
天気の良い森林限界上は、後からタイヘンなのが分かってるのに、
シャッターを押すのをセーブすることができず…。

雪の量も減り、装備も大幅に高性能&軽量化しているので
単純に比較できないとは思いますが、
1週間かけて登る方が、むしろスゴイですよ!

今年も、楽しく、チャレンジングで、
そして何より安全に山登りができればと思ってます。
コメントいただき、ありがとうございます!
 
2019/1/7 14:03
Re: 今年も素晴らし記録期待しています
やまやさん

あけましておめでとうございます。

数十年前は、一週間かかるほどだったんですね!
天気とコンディションのおかげとばかり思っていましたが、
この数十年でたくさんの人(やまやさん含め)が歩いたおかげで、
道が分かりやすくなっていたり、整備されたりしているのでしょうね。
そう考えると、私の今回の足跡も、数十年後には何らかの変化をもたらすのかな?
いずれにしても良く変化して欲しいなと思います。

体力不足を感じる今日この頃ですが、
今年もペースを落とすことなく山に通いたいと思ってます!
やまやさんの山行も楽しみにしています♪
2019/1/7 15:09
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