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Yamareco

記録ID: 1693961
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

西岳・権現岳・赤岳・阿弥陀岳(舟山十字路から周回)

2019年01月02日(水) ~ 2019年01月03日(木)
情報量の目安: A
都道府県 山梨県 長野県
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
16:03
距離
17.1km
登り
2,082m
下り
2,062m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
8:17
休憩
0:18
合計
8:35
距離 8.8km 登り 1,350m 下り 544m
8:04
8
8:24
227
12:11
12:13
39
12:52
12:53
6
12:59
13:07
48
13:55
29
14:24
24
14:48
17
15:05
15:12
7
15:19
30
15:49
23
16:12
27
2日目
山行
6:11
休憩
0:21
合計
6:32
距離 8.3km 登り 740m 下り 1,537m
8:20
121
10:21
10:29
4
10:33
10:34
8
10:42
10:51
2
10:53
0
10:53
5
10:58
19
11:17
11:19
20
11:39
44
12:23
3
12:30
12:31
58
13:29
36
14:05
10
14:50
2
14:52
ゴール地点
天候 曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2019年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
広河原から西岳の尾根に取り付いた。雪化粧の森が美しい。
広河原から西岳の尾根に取り付いた。雪化粧の森が美しい。
森に同化した気分。
1
森に同化した気分。
西岳から編笠山を望む。少し青空が出てきた。
西岳から編笠山を望む。少し青空が出てきた。
青年小屋に到着。赤提灯はお休み。
青年小屋に到着。赤提灯はお休み。
のろし場に到着。ガスっていてのろしを上げても見えない。ここでピッケルとアイゼンを装着。
のろし場に到着。ガスっていてのろしを上げても見えない。ここでピッケルとアイゼンを装着。
権現小屋からギボシを振り返る。ギボシのトラバース道はトレースがなく厳しかった。天気は回復傾向。
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権現小屋からギボシを振り返る。ギボシのトラバース道はトレースがなく厳しかった。天気は回復傾向。
権現小屋から旭岳を望む。厳しいルートだがここからはトレースが付いていた。
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権現小屋から旭岳を望む。厳しいルートだがここからはトレースが付いていた。
お約束の長い梯子。
お約束の長い梯子。
旭岳の下りで晴れ、阿弥陀・中岳・赤岳が現れ、思わず叫び声をあげる。
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旭岳の下りで晴れ、阿弥陀・中岳・赤岳が現れ、思わず叫び声をあげる。
ツルネに到着することには日が傾き、阿弥陀・中岳・赤岳が黄色に染まる。写真ではわからないが、阿弥陀の南陵から赤岳の真教寺尾根まで、荘厳な山々に包まれたパノラマが開ける。
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ツルネに到着することには日が傾き、阿弥陀・中岳・赤岳が黄色に染まる。写真ではわからないが、阿弥陀の南陵から赤岳の真教寺尾根まで、荘厳な山々に包まれたパノラマが開ける。
キレット小屋。他に誰もいなかった。
キレット小屋。他に誰もいなかった。
テントサイトから夕暮れの赤岳を望む。
テントサイトから夕暮れの赤岳を望む。
キレット小屋から長いルンゼを登る。雪が風で飛ばされておりトレースが消えている。ペンキマークを探しながら進む。
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キレット小屋から長いルンゼを登る。雪が風で飛ばされておりトレースが消えている。ペンキマークを探しながら進む。
ルンゼから見上げる。
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ルンゼから見上げる。
赤岳山頂。
風が強く写真だけ撮りすぐに下る。
風が強く写真だけ撮りすぐに下る。
中岳。まだ標識は埋まっていなかった。赤岳〜中岳のコルの間は風が強く、大きなリュックが煽られないように斜めになって進む。
中岳。まだ標識は埋まっていなかった。赤岳〜中岳のコルの間は風が強く、大きなリュックが煽られないように斜めになって進む。
阿弥陀岳山頂に到着。中岳のコル〜阿弥陀は雪面の急登。梯子は出ていたが鎖は雪の下で使えなかった。荷物が重いので、ピッケルでしっかり確保しながら進んだ。
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阿弥陀岳山頂に到着。中岳のコル〜阿弥陀は雪面の急登。梯子は出ていたが鎖は雪の下で使えなかった。荷物が重いので、ピッケルでしっかり確保しながら進んだ。
長い御小屋尾根を下る。
長い御小屋尾根を下る。
御小屋尾根を下っていると天気がよくなり、旭岳・権現・ギボシが阿弥陀岳南陵の上に顔を出す。
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御小屋尾根を下っていると天気がよくなり、旭岳・権現・ギボシが阿弥陀岳南陵の上に顔を出す。
最後にすっかり晴れた。
最後にすっかり晴れた。

装備

個人装備
長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 ゲイター バラクラバ 毛帽子 着替え ザック アイゼン ピッケル スコップ 行動食 非常食 調理用食材 調味料 飲料 水筒(保温性) ガスカートリッジ コンロ コッヘル ライター 地図(地形図) ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ナイフ カメラ ポール テント テントマット シェラフ

感想

正月の2日を使って舟山十字路から西岳・権現岳・赤岳・阿弥陀岳を周回した。

初日:舟山十字路〜西岳〜権現岳〜キレット小屋
・広河原から西岳への取り付きがわからず急斜面を直登し、尾根伝いに進んだ。取り付きはなんとか登れたものの、支持する枝や根が少なく、腐っているものも多く、もっと慎重に選んだ方が良かった。尾根道はキノコ狩りで残されたと思われるピンクリボンが彼方此方に見られた。取り付きと尾根道で時間を費やした。西岳手前で一般登山道に合流し、西岳から青年小屋までトレースがあった。
・青年小屋からのろし場までわずかにトレースが残っており、踏み外さないように進む。踏み外すと膝まで埋まる。
・のろし場でアイゼンとピッケルに変える。権現小屋までの岩場はほぼ夏道を通れたが、東ギボシのトラバース道は鎖が出ておらず、トレースもなく、一歩ずつ足場を固め、ピッケルで確保しつつ通過する必要があった。
・時間的に権現小屋でテントを張ることも考えたが、旭岳方面を望むと明瞭なトレースが確認でき、コースタイム程度で進めるものと判断し、そのままキレット小屋を目指す。
・一部、吹き溜まりでトレースが埋まっており、膝までのラッセルあり。ピッケルで雪面をつつきながら、固いところを探しつつ進む。
・旭岳の下りで視界が晴れ、夕日に黄色く染まった阿弥陀・中岳・赤岳が姿を現す。ツルネへと進むと阿弥陀岳〜赤岳の山々が目前に迫ってきて囲まれるような迫力を感じる。
・ツルネを過ぎて樹林帯をすすむと、キレット小屋に到着した。テント場は他に誰もいなかった。

2日目:キレット小屋〜赤岳〜阿弥陀岳〜舟山十字路
・テント内 -12℃。寝られなかったこともありシュラフから出るのが億劫だった。
・キレット小屋から赤岳は樹林帯を抜けると長いルンゼを登る。風が強く(10~15m/s)バラクラバを使用する。雪がついているものの、ペンキの目印をところどころで見つけることができ、ルートはわかりやすい。もっと雪が付いてくると、ルートファインディングが重要になる。トラバース道の鎖の一部は雪の下であるが、足元はしっかりしており、特に問題ない。
・文三郎と合流したところでザックをデポし、赤岳に登頂。写真を撮ってすぐに下る。
・赤岳から文三郎を降り、分岐を中岳方向へ進む。風が強いが、トレースがあり、視界も問題ない。
・中岳のコルまでトレースを忠実に辿れば問題ないが、一部、膝まで埋まる。
・中岳のコルから阿弥陀岳までは梯子は出ているものの、鎖は埋まっており使用できず。トレースがついているので、それに忠実に登れば問題ない。
・阿弥陀岳から御小屋尾根を伝う。樹林帯に入ったところで、アイゼン脱ぎ、ストックに持ち変える。
・左側の尾根へ進み、舟山十字路へ降りる。

天候はあまり良くなかったが、ツルネからの展望は最高だった。

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