【厚木3愛川1清川3】鳶尾団地から上煤ヶ谷まで 家形山をさがす旅(撃沈)
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- GPS
- 11:07
- 距離
- 21.8km
- 登り
- 1,468m
- 下り
- 1,380m
コースタイム
6:20本厚木駅6:21→6:22神奈中本厚木駅バス停6:30→
6:52鳶尾団地バス停→6:57展覧台公園6:59→7:03金比羅神社一の鳥居→7:08右へ下る分岐を見送る7:09→7:13左へ下る分岐を見送る→7:16展望台分岐→7:17金比羅神社7:21→7:22鳶尾一丁目分岐→7:24▲金比羅山7:32→7:42金色の野原分岐→7:42金色の野原7:51→7:52分岐に戻る→7:55左への上りを見送る→8:01左後方より上ってくる道を合わせる→8:05二叉を右手に→8:06二叉合流→8:08二叉を右手に→8:10二叉合流→8:10▲鳶尾山8:27→8:32左への下りを見送る8:33→8:34左への下りを見送る→8:34いったん見送った下りの合流点に下りる8:35→8:35分岐に戻る→8:37左への分岐を見送る8:38→8:38やなみ峠8:39→8:54八菅沢にかかる小橋8:55→9:07八菅山いこいの森入口案内板→9:08八菅神社一の鳥居→9:12おみ坂下9:14→9:18奥の院9:24→9:29公衆便所→9:34梵天塚9:36→9:39▲八菅山9:54→10:07七尾山登り口→10:08▲七尾山10:09→10:11分岐に戻る→10:21佐久間東幹線403号鉄塔→10:22上荻野バス停/幣山分岐10:25→10:38登山道標識(右後方から上ってくる道を合わせる)10:39→10:44小さな沢を跨ぐ→10:46電気柵ゲート10:47→10:49T字路→11:03中津川(相模川総合整備事務所看板)→11:03丸山耕地記念碑→11:08角田大橋→11:10三角に削り取られた道路際の山の残骸→11:12山道につづきそうな墓地→11:15海底沢橋→11:20稲荷社11:23→11:29気になる台地→11:32琴平神社11:33→11:36勝楽寺11:45→(19分間迷走10分間休憩)→12:17半僧坊前バス停→12:19平山坂下交差点→12:21経ヶ岳・半原越ハイキングコース道標→12:32道ノ入二合えん堤→12:48坂尻7.0km休憩所→12:59林道交差点13:00→13:10鹿柵ゲート上休憩所→13:15▲大沢ノ頭→13:19休憩所→13:28高取山・華厳山分岐→13:29▲経ヶ岳13:31→13:36人面岩13:37→13:45坂尻5.2km休憩所→13:59清川宝の山石碑→14:00半原越14:09→14:14リッチランド分岐→14:27土山峠分岐→14:32仏果山1.4km休憩所→14:42▲革籠石山14:45→14:58仏果山0.8km休憩所→15:03▲カッコイイピーク15:04→15:05▲八洲ヶ峰→15:08仏果山0.5(0.4)km道標15:09→15:23▲仏果山15:45→16:09宮ヶ瀬越→16:26宮ヶ瀬越0.5km休憩所→16:38宮ヶ瀬越0.9km道標→16:48宮ヶ瀬越1.5km道標16:49→16:59上村橋(仏果山登山口バス停)17:13→17:38土山峠バス停→17:59上煤ヶ谷バス停18:05
(本厚木にて休憩5分)→
(買い出し寄り道5分)→帰宅20:42→シャワー21:02
総行動時間:17時間27分
総徒歩:10時間36分
ハイキング徒歩:9時間22分
迷走:22分
コース:9時間0分
天候 | 曇ときどき粉雪 午後になっていちじ強め 夕方から曇ときどき小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
【帰り】神奈中バス上煤ヶ谷バス停より終点本厚木駅下車(乗車時間39分 運賃540円) ※本来なら、仏果山登山口バス停より乗車(運賃590円 最終19:54) |
コース状況/ 危険箇所等 |
【 コース状況 】 鳶尾団地バス停から、バスが右折した鳶尾駐在所前交差点まで戻り、そのまま直進して、右手の展覧台公園の階段を上ってゆくと金比羅神社の一の鳥居がある。 枝道をすべて見送り、金比羅神社手前で分かれる二叉を左に入り(神社に寄るなら右へ)、鳶尾一丁目分岐を右手にやり過ごせば程なく、赤い螺旋が目の前に浮かび上がるそこが金比羅山展望台である。 金比羅山を直進して階段を下ってゆくと道はやがて穏やかになり右手に金色の野原がひろがる標識のない分岐にたどり着く。 ここを右に入ると、すぐに野鳥たちの天国があり、その先も道は続いていたが、本日のところは分岐に戻る。 しばらく進むと左手に手摺のある上り道が分かれるが右手を上り、やがて左後方から合流する道はおそらく先程分岐した道であろう。 このあとは二度ほど道が分かれるが、いずれも程なく合流し、目の前に日本最古の一等三角点を有する鳶尾山山頂広場が見えてくる。 山頂の石碑方面からいったん下って上り返しに入るところで道はトライアングルに分かれるが右手をゆき、左手の枝道を見送るとすぐに、やなみ峠(鳶尾峠)に至る。が、直進方向は立入禁止になっていた。 交差した林道の舗装道路を右手になだらかに下り進んでゆくと、分岐もなく石の小橋にぶつかるのでこれを渡り、右に折れる(正面の階段を進めば、八菅山いこいの森のフィールドアスレチック経由で八菅山山頂に至る)。 右手に沢のせせらぎ、竹林を眺めるうちに左手に八菅山いこいの森入口案内板が見え、進行方向すぐ先に八菅神社一の鳥居があるのでこれをくぐる。 ここからは案内板やら標識やらに従い、「かながわ景勝50選碑」のある、おみ坂下から舗装道路(女坂)を見送り奥の院への階段を上る。 あとは展望台もある八菅山までほんのひと息。 八菅山からは丸太すべりのある小ピークを下りて右に折れ、ゴルフ場を左手に眺めながら舗装道路を進み、踏み跡に従って右手の尾根をわずかばかり上ると七尾山頂上の広場にたどり着く。 そのまま崖を下れそうだったが自重して分岐に戻り、10分ほどで佐久間東幹線403号送電鉄塔が左手に現れると、すぐに上荻野バス停方面と幣山集落への分岐標識があるので、それに従い右手を山道に入って下ってゆく。 途中、「登山道」と書かれた標識のところに左後方より合流する道があるが、これを見送る(行く先は不明)と、程なく小さな沢に出合うので跨ぎ、直進すれば目の前に電気柵が聳えている。 はたしてゲートを抜けて、直進すれば、すぐに舗装されたT字路にぶつかるので左折して、山裾と沢側に分かれる道(程なく合流する)を散策しつつ、角田大橋のところで関東ふれあいの道の道標なぞ拝みつつ左に折れ、道なりに進み、琴平神社を右手に54号線を横断して勝楽寺に詣でる。 ここから迷走しまくったが、本来のルートは琴平神社から54号を左折(勝楽寺からならルート412を右折)して平山坂下交差点からさらに412を進めば、じきハイキングコースの標識にたどり着く。 ここから下山地点の上村橋までは、至れり尽くせりの道標に従うだけ。 大沢ノ頭への寄り道は、鹿柵に沿って1分弱戻るようにゆるく上り返すだけ。 本来の予定では、「分県登山ガイド」のコース通り高取山まで足を伸ばして愛川ふれあいの村センター前バス停に下山する予定であったが、ヘッドライトも忘れたし初の雪道でもあったため、珍しく自重し、予定時刻を大幅に余してバス停に着いてしまったため、この日4度目のお弁当タイムにしたが、からだは冷える一方なので、バスが追いついてくるまで、てくてく歩こう作戦に切り替えて、上煤ヶ谷バス停へと下山した。しかしながら土山峠から上煤ヶ谷まで街灯がまったく無いので、少しだけホラーではあった。 【 危険箇所 】 危険箇所というほどの場所は無い。 ただし、幣山への山道に木の葉が山のように積もっていて足首まで埋まってしまうほどで、かなり滑りやすいので慎重に。 また、大沢ノ頭付近から宮ヶ瀬越付近まで、ほぼ全面的にうっすらと雪が積もっている状態だったが、積雪が1cmを超える箇所は皆無で、かすかに凍結しているところは仏果山頂上手前の二つの小ピークのロープ場のみだったため、滑るような箇所もなくアイゼンも不要であった(どっちみち持ってないじゃん…)。 【 トイレ 】 八菅山・勝楽寺。 【 休憩所 】 至れり尽くせり的にある。 【 飲食・買い物 】 自販機で2度、缶コーヒーを買った。 経ヶ岳へのハイキングコースに入ったら、お店は皆無。 【 持参したガイド・地図 】 ヤマケイアルペンガイド5 丹沢(山と渓谷社) 新・分県登山ガイド13 神奈川県の山(山と渓谷社) 山と高原地図2012 28丹沢(昭文社) 【 拝見したサイト 】 Yamaotoko7(ヤマレコ) http://www.yamareco.com/modules/yamareco/userinfo-8544-prof.html 【 失せ物 】 なし。 【 ゲットしたオタカラ 】 なし。 【 my初登頂かながわ 】 78 金比羅山 213m 79 鳶尾山 234.1m 80 八菅山 200m 81 七尾山 225.7m 82 大沢ノ頭 536m (※このときは勘違いでピークを踏んでいない。初登頂は2012年12月07日) 83 経ヶ岳 633.1m 84 革籠石山 640m 85 八洲ヶ峰 730m圏 86 仏果山 747.2m (愛川町最高峰) 【 my初登頂関東百山 】 5 仏果山 747.2m 【 my初探訪かながわの景勝50選 】 14 八菅山と八菅神社 【 my初探訪 かながわの美林50選柱 】 1 八菅山のスダジイ林 【 周辺の寄り道情報 】 経ヶ岳より、華厳山、高取山 八洲ヶ峰より、秋葉山 宮ヶ瀬越より、高取山、南山 土山峠より、辺室山、鍋嵐、三峰山 ※残り23枚の写真は容量に余裕があるときに追加すること |
写真
感想
【 反省 】
経ヶ岳登山口が見つからず迷走したくだりは、半僧坊前のバス停が二つもあったためだが、我に返り、自販機で缶コーヒーを買ってガイドを確認したら、すぐに間違いに気づいたので、まぁ、凡ミスだけど、よしとしよう。
半原越への下り階段を下りずに直進してしまったのは、雪で頭がルンルンしていたせいだと割り切り、あり得ないミスだがすぐに気づいてコンパスを確認したので、まぁ、よしとしよう。
が、ヘッドライトとオヤツを忘れてきてしまったのは最低だ。大いに反省いたす所存。
【 教訓 】
いのちがあれば山もある。
【 感想 】
先ず第一に、今回の目標は何ら達成されず、家形山へのとっかかりすら見出せなかったことは、大いに残念である。
幣山集落から琴平神社に至るまでの道すがら、都合15名ほどの地元民の方々に声をかけさせていただいて聞き込み調査を敢行するも、誰一人その名を知らず収穫はゼロ。
初めての地で、土地勘もまったくなかったため早々に断念したが、「関東ふれあいの道」コースの寄り道ポイントにでも設定して、いずれは再挑戦したいものだ。
高取山に寄れなかったため、「分県登山ガイド神奈川県の山」コースを二ついっぺんに御馳走様とはいかなかったものの、喉から手が出たのに自重できたのは、欲張りな私としてはよい判断だったと後にして思える。
まぁ、華厳山方面からのルートや南山へ抜けるルートも検討していたため、いずれは通り道という気持ちもあったにせよ、無茶をしなくなってきたのは、進歩のあかしであろうか?
週末は冷え込みが予想され、せっかく減ってきた雪が増えてしまうのが怖くて、また、残雪情報ですでに2度も仏果山コースを断念しているため、これいじょう先延ばしにしてしまうのが嫌だったので、八菅山という保険をかけて、あとは出たとこ勝負と出かけてみたのだが、蓋を開ければ雪に当たってしまうハメに。
最初は粉雪で、ワンコのごとくウキウキした。
が、経ヶ岳あたりから徐々に雪が強くなるにつれて不安も大きくなってきて、半原越では、このまま下山しようかと迷ったけど、自分の装備でのハイキングの限界線も知りたかったため強行した。
結果はいつもながら、運のよさだけば並外れで、それから数分後に雪はほとんどやんでくれた。
ピーカンの山並みはハイコントラストで美しいけど、雪曇のそれもまた幻想的で美しかった。
特に、仏果山山頂展望台から臨んだ宮ヶ瀬湖の美しさは、神秘的ですらあった。
特に、金色の野原(名はでっちあげ)に、心底癒された。
鳶尾山山頂広場をはじめとして、素晴らしい景観を、きょうも目一杯拝めてとても嬉しい。
家形山は、いつかきっとゆく。
帰宅後写真を整理していたら、愛川町イラストマップ案内板に、平山大橋の向こうに天台山という山が描かれているのを発見したので、合わせて御馳走になろうと思う。
次は相模湖駅あたりから藤野駅あたりの山々に早くも心馳せている私。
鼻のかみすぎで粘膜が痛んでしまったようだが、まぁ、じきよくなるだろう。
あまりにも、いろいろと感動し過ぎて、最後は、罰が当たりそうで、これ以上欲張るのが憚られたけど、本当にオナかいっぱいで大満足のハイキングでありましたとさ。
山の神さま、いつも本当にありがとう。
世界のみんなが、いつも幸せでいられますように。
また、仏果山近辺で広範囲にわたって、多くの種類の樹々に緑色の解説板が取り付けられていたが、そのひとつひとつの解説は、単なる植物学の範疇を超え、地元の風習や文化と密着した素晴らしいもので感動すら憶えた。山を愛し、多くのひとに歩いてたのしんでもらいたいという、思いやりと郷土愛がひしひしと伝わってきて、ひたすら感謝感激。
あと、私の持ってるガイドブックや地図に載っていない山々やコースがヤマレコにはたくさん転がっているわけだけど、登録してくれた先人の皆々様に、感謝のきもちでいっぱいです。御馳走様。ありがとう。これからもよろしくです。
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