リベンジ、丹沢山から蛭ケ岳
- GPS
- 09:30
- 距離
- 19.1km
- 登り
- 1,743m
- 下り
- 1,738m
コースタイム
塩水橋ゲート6:05-本谷林道分岐6:10-7:25塩水林道登山口
塩水林道登山口7:25-天王寺尾根分岐8:45-8:25丹沢山
丹沢山8:30-棚沢の頭10:20-11:15蛭ケ岳
蛭ケ岳11:40-棚沢の頭12:15-13:05丹沢山
丹沢山13:25-天王寺尾根分岐13:45-天王寺峠15:00-本谷林道登山口(本谷橋)15:15-塩水林道合流点-15:40塩水橋ゲート
塩水橋ゲート15:50-18:05自宅
天候 | 晴雲多し、午後より小雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・長者屋敷キャンプ場から、塩水橋までの間の道路は路幅が狭くカーブが多いので対向車に注意が必要。 ・塩水林道経由の方が、本谷林道経由より林道歩きが倍あり、全体の距離も長いが、登り始めると急勾配で、雪がある時期は一挙に高度が稼げる。 ・天王寺尾根上部は、登山道を示す赤テープ等は殆ど無い。しかし、派生する尾根もないので、尾根上を辿れば問題はない。(不思議に、鹿食害防止の青色ネットが登山道の方向を示してくれていた。) ・このコースでの危険箇所はないが、鬼ケ岩等一部急勾配があり、凍結している場合にはアイゼンが有った方が良い。(鎖があるので、何とか通行出来るかもしれないが、用意しておくべきと思う。) |
写真
感想
ヤマレコデビューした記念すべき2011.1.14の、48年振りの丹沢では、軟弱にも丹沢山で敗退してしまった。数十年前に登っているはずだが記録写真が無い。やはり、蛭ケ岳にリベンジにすべきと出かけた。
昨年の大倉尾根の利用で、馬鹿尾根ではなく大馬鹿尾根になっている事が判ったので、今回は清川村側の、塩水橋からのコースを使うことにした。
道路などの事前調査をしておかなかったので、塩水橋が何処か判らず少しうろうろしたが、未明で道路もすいており、鹿と遭遇して停止したハプニングが有った割には早く着くことが出来た。
未だ暗い中で、車の止め方を色々考える。まさかこの時期ゲートを開けて林道に入る車は居ないと思ったが、念のためゲート前を開けて駐車する。後でこれが正解と判った。
・ゲート脇の人間用通用口?をくぐって登山開始。
・5分もすると、本谷林道経由との分岐があり、そちらの方が距離が2割ほど短い。暫く悩んだが、帰りに本谷林道側に降りることにして、塩水林道を進む。
・間もなく、湘南ナンバーの軽が追い越していった。ゲート前を塞いでおかないで良かったと思う心と、あれ?ゲートを開けて入れたのかな?と思う心が交錯するが、兎も角歩くしかない。
・林道は、塩水橋までの道路に比べると道幅が倍位も有ろうかという、立派な道路でカーブも少なく又緩い。一般車を禁止している理由は、落石防止ネットの施設箇所が少ないことと、舗装の一部が少し陥没している事くらいしか考えられない。
・マップのコースタイムから推測すると、まごまごしていたら、塩水橋戻りが日没近くなるかもしれないと心は焦るが、意識してペースを落として、延々と続く林道を頑張る。
・昨夜の積雪が5cm近くになるころ、真新しい国土交通省、堂平雨量局のログハイスが有り、湘南と相模ナンバーの2台の軽が止まっている登山口に、やっとついた。
・後で判ったが、今日追い越して行った車は、みやま山荘へのボッカの車と判った。
・登り初めは、手入れの良く行き届いた杉林の中だが、暫くすると、大きなブナ等も混じる落葉樹林となり、勾配がきつくなる。昨日の日曜日に、多くの登山者が入ったものと思いこんでいたが、誰も入っていない様子で、古いトレース等を探しながら、極力直登する。
・小鳥の声が沢山聞こえるが、暫く止まって探す余裕が出ない。それでも、どこにでも居るシジュウカラに加えコゲラやヤマガラを見ることが出来た。
・天王寺尾根からの道を併せると、勾配は緩くなるが、暫くすると一カ所だけ鎖場が出てくる。
・丹沢山が近づくと、木製の階段が多くなり、稜線で宮ケ瀬からのルートと合流する。
・いっそう綺麗になった樹氷を楽しみながら、丹沢山に到着。誰もいない。
・上空は青空だが、蛭ケ岳方向は昨年と同じにガスがかかって視界が良くない。しかし、日差しが少しあるので昨年よりはずいぶん暖かい。
・元気を出して蛭ケ岳に向かう。
・丹沢山から直ぐに下りになるが、ガスの間から蛭ケ岳が近そうに見える。
しかし、これがくせ者で、何時までも蛭ケ岳が近づかない。だんだん疲労が溜まってきたのと、お腹がすいて力が入らないのとで、しばしば呼吸を入れる様になる。
・途中2名パーテー1組と、3人パーティ2組が蛭ケ岳から戻ってくるのに出会った。昨夜みやま山荘に泊まり、今日蛭往復し下山とのこと。
・鬼ケ岩の下りを少し下って見たが、万一スリップすると結構落ちそうなので、戻って予防のため12本のクランポンを履いた。
・少し見えていた富士山も見えなくなり、雲が多くなってきた。
・幸い風が弱いので、蛭ケ岳頂上では雪の積もったベンチの上に座り、昼食を摂ることが出来た。
・陽が陰り、塔の岳や丹沢山が見えなくなってきたので、帰る事にする。
・日が差さなくなってきたためか、素手の指先が紫色に変わり、感覚が無くなってきた。少し歩けば暖かくなるとたかをくくっていたが、ますます酷くなるので、慌てて薄手の手袋をする。厚手を装着するまでもなく、暫くすると感覚が戻りホットする。
・丹沢山への帰りは、アップダウンも余り苦にならず、途中飛び出した鹿を撮影するなど、少し余裕を持って歩く。
・どうやらそれ程遅くならずに車に戻れそうなので、少し楽な気分で下山を開始。
・下りは、躊躇わずに、距離の短い天王寺尾根を採る。
・余り急ではない尾根がずっと続くが、雑木林が途中から松やシラビソ?の林に変わる。只、堂平沢側と違い手入れはされていない。
・下りは歩きやすい為、針葉樹林帯の辺りまでクランポンを履いたまま下った。
・こちらのルートは、積雪が少ないために、木の根の上に少し着いた雪で滑りやすい。
・トレースは今日?登った一人の足跡だけしかない。赤テープ等も殆ど無いが、ルートは見つけやすく迷うことはない。
・天王寺峠から先は、急に赤テープや登山道の標識が多くなる。
・本谷橋の手前で、堰堤をかわす為に短い急登降が終わると、本谷林道にでる。
・塩水林道と違い、雪のない舗装道路を20分ほど下ると、ゲートに到着。
・何とか、マップのコースタイムと同じ時間内で歩くことが出来た。
・大倉尾根と異なり、ルート上に人工的な階段等が非常に少なく、上部は気持ちの良い雑木林になるし距離的にも短いので、丹沢山や蛭ケ岳等へは、大倉尾根は止めて絶対にこちらのルートがおすすめである。
・本日の走行距離;116km
・本日の歩数 ;35,000歩
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