爆風！赤岳（↑文三郎尾根↓地蔵尾根）

2019年02月02日(土) ~ 2019年02月03日(日)

• GPS: 28:53
• 距離: 22.7km
• 登り: 1,785m
• 下り: 1,770m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:17
• 休憩: 2:33
• 合計: 8:50

距離 15.1km 登り 1,716m 下り 984m

4:32 美濃戸口
5:23 やまのこ村
5:26 5:27 赤岳山荘
5:31 5:42 美濃戸山荘
6:53 7:00 中ノ行者小屋跡
8:05 9:04 行者小屋
9:11 9:13 阿弥陀岳分岐
10:18 10:28 文三郎尾根分岐
10:44 11:12 赤岳
11:14 11:19 赤岳頂上山荘
11:43 11:45 赤岳天望荘
11:48 11:59 地蔵の頭
12:44 13:01 行者小屋
13:10 中山尾根展望台
13:22 赤岳鉱泉

2日目

• 山行: 1:42
• 休憩: 0:07
• 合計: 1:49

距離 7.5km 登り 58m 下り 784m

7:37 赤岳鉱泉
8:09 8:11 堰堤広場
8:40 8:41 美濃戸山荘
8:44 8:48 赤岳山荘
9:25 八ヶ岳山荘
9:26 ゴール地点

天候

晴れ！しかし爆風（風速推定20〜25m/s）

アクセス

利用交通機関：

自家用車

八ヶ岳山荘駐車場利用。（500円/1日）
1泊したので1000円。

コース状況／危険箇所等

文三郎尾根…森林限界より上は新雪＆強風で歩きにくい。
稜線…爆風。特に赤岳展望荘近辺。
地蔵尾根…新雪＆強風で歩きにくい。樹林帯に入るとまし。

その他周辺情報

赤岳鉱泉アイスキャンディフェルティバルでした。

写真

2/2 4:31

前にもお世話になった事のある八ヶ岳山荘。
奥まで行かない分駐車場が安い。

2/2 4:31

八ヶ岳山荘には仮眠室があり、前乗りするときに便利。
2000円。

2/2 4:32

タイヤチェーンを持っていないので今回は林道を徒歩で進む。

2/2 4:32

チェーン必要ですよ！！！

2/2 4:32

・・・とか思ってたら、スタッドレスだけの車が颯爽と走り去っていった。
大丈夫か。

2/2 5:22

なんやかんや言うて、やまのこ村。
ここに来るまでに数台に抜かれた。どうやら今日はチェーンじゃなくても行けそうである。新雪だしな。

2/2 5:23

やまのこ村は駐車場閉鎖中。
赤岳山荘の駐車場を利用すべし。

2/2 5:26

さあ、ここからが本番。

2/2 5:26

ちなみに、この日はアイスキャンディフェスティバル開催のために赤岳鉱泉は完全予約制。
もちろん予約済みだ！

2/2 5:32

美濃戸山荘も閉まってるけど、トイレは使用可能。

2/2 5:41

いつも撮ってしまう看板。

2/2 5:41

ここから南沢を進む。

2/2 5:52

北沢に比べて、南沢は道がワイルドな印象。

2/2 6:29

白んできた。

2/2 6:34

霜柱。

2/2 7:03

凍った沢の上を歩く。
沢が凍るということは、水が凍るということで。

2/2 7:08

やっちまった！！！！
指で押し込んだら何とか飲めたのでセーフ。

2/2 7:38

南八ヶ岳主稜線が見えてきた。
ここまで来たら行者小屋まであと少し。

2/2 8:05

行者小屋到着。
冬季は土曜宿泊のみ受付。

2/2 8:06

赤岳は雪煙が舞っている。
これはボーボーの予感。
天気予報では風速20m/s以上と。

2/2 8:06

阿弥陀岳。
こちらもボーボーの予感。
こっちは今回は登らない。

2/2 9:04

行者小屋で休憩と準備をしっかりしてからいよいよクライムオーン！！
文三郎尾根を突き進む。

2/2 9:27

こんな時期まで野生の手袋がお目見え。

2/2 9:33

写真ではわかりにくいけど、ガスが虹色に光ってた。
美しや。

2/2 9:35

新雪の急登をゆっくりペースで進む。

2/2 9:47

森林限界越えたら風がつええ！！

2/2 10:08

クライマーの皆様も頑張っておられます。

2/2 10:12

絵になる。

2/2 10:25

雪煙舞う主稜線。
あ、あれただのガスだ。

2/2 10:26

天気はいいんだよ。
天気は。

2/2 10:35

あと一息が長い。
足場狭いし新雪でアイゼン効かんし。

2/2 11:01

やっとの思いで山頂。
もう疲れた。

2/2 11:02

まあ、頑張った甲斐あって眺めはサイコーでございます。

2/2 11:10

中央アルプスと御嶽山。
多分。

2/2 11:11

南アルプス。
多分。

2/2 11:11

マウントフジ。
これは確実。

2/2 11:11

三角点ゲーッツ！！

2/2 11:21

山頂より見下ろす中岳・阿弥陀岳。
いや、これはかっこええで。マジで。

2/2 11:40

さて、下りは頑張って地蔵尾根から下りようと思うのだが風が爆風。
とくにあの展望荘近辺よ。

2/2 11:41

雪煙舞いまくり。

2/2 11:41

これはブリザードやで。
2〜3回体が浮いた。

2/2 11:51

やっとの思いで地蔵尾根にたどり着く。
いうても樹林帯下りるまで風は吹きまくり。

2/2 12:03

お地蔵さんもええ湯加減。
んなわけあるかい！

2/2 12:15

足跡。

2/2 12:27

樹林帯に入ったら、ちょっとだけ霧氷ついてた。

2/2 12:27

そらあんだけ風吹いてたら霧氷なんか全部飛んでしまうわ。

2/2 12:43

もうぐったりで行者小屋に帰還。

2/2 12:55

稜線を見上げる。
今日はよく飛行機見るな。

2/2 13:01

一息ついたら赤岳鉱泉に向かう。

2/2 13:09

この道は穏やかでええわ。
さっきまでの爆風がウソのようやで。

2/2 13:22

無事赤岳鉱泉到着。

2/2 13:24

赤岳鉱泉では第9回アイスキャンディフェスティバル開催中でした。

2/2 13:24

全国から名だたるアウトドアメーカーがブースを出展。

2/2 13:42

とりあえず先にチェックインしとこ。
夕飯はビーフシチュー！ステーキは前回食ったのでよし。

2/2 13:44

今回の寝床。
さすが鉱泉、布団はちゃんと一人一枚確保されております。

2/2 13:58

さあ、アイスやるぜ！！！
・・・と思っていたのだけど全身疲労感でぐったり、ピッケル強く握り過ぎたせいか握力も両手入らないのであきらめて見学に徹する。

2/2 16:26

これが夕食のビーフシチュー。うめえ！！！
肉一切れでごはん3口食えます。
満腹になったら談話室のマンガ読んだりフェスティバルの講座イベント見学したりして21時消灯。

2/3 6:18

明けて朝食。
サバ、うめえ！！！

2/3 7:33

飯食ったら下山準備して出発。
テント見てたら、みんなスノーフライとか付けてないのね。
なんだ、おれも冬テント出来るじゃん。シェラフ買えば。

2/3 7:33

所々飛び散っている血・・・ではなく赤ワイン。
色んなとこでまきちらされてた。

2/3 7:33

今回のフェスティバルのイベント。
花谷さんの登山イベントは早々に締め切られたようで、さすが人気があるのう。

2/3 7:36

アイスキャンディと主稜線。

2/3 7:37

名残惜しいが帰るとしよう。
アディオス！また来るぜ！

2/3 7:49

下りは北沢。
ワイルドな南沢、穏やかな北沢、のイメージ。

2/3 7:57

雪の花。

2/3 8:09

あっという間に堰堤広場。
なんかはええな。

2/3 8:10

堰堤が凍って氷瀑みたいになってた。

2/3 8:40

看板とこ戻って来た。
行きにも撮ってるのにまた撮っちゃう。

2/3 8:44

赤岳山荘駐車場は大混雑。
今回は来やすかったね。

2/3 8:47

トイレの横にアイスキャンディぽいものが作られてた。
登るんかな？

2/3 9:25

八ヶ岳山荘に帰還。

2/3 9:26

車たっぷりでした。

2/3 10:44

風呂入って帰路に就く。
北アルプスかな？

2/3 10:45

八ヶ岳を振り返る。
いやー、今回もええ山行でした。

2/3 11:09

締めのハルピンラーメン。
唐揚げがうめえ。

撮影機器：

TG-4 OLYMPUS CORPORATION

感想

kote2

1年半ぶりの、そして初の厳冬期赤岳。
そもそもここに来るためにハードシェルを買ったわたくし。
（買うときも店員に「これで赤岳行けますか？」と聞いたほどw）
念願かなっての初・厳冬期赤岳登山であります。

事前の天気予報通り、天気は快晴。
しかし、稜線に出ればこれまた予報通りの爆風。（予報では20〜25m/s）
ピッケルを握りしめ、なんとか無事に登頂・下山いたしました。

下山後はアイスキャンディでひと遊び・・・のつもりだったが、ピッケルを力入れて持ちすぎて握力が無事死亡。翌日も疲れが残りご来光を諦め6時までぐっすりでしたとさ。

下の【Click to Play】で山頂と赤岳鉱泉の360度画像を見ていただけます。

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