伊吹山《ヤマトタケル伝説と信仰の山》

2019年02月10日(日) [日帰り]

• GPS: 06:32
• 距離: 15.1km
• 登り: 1,230m
• 下り: 1,222m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:22
• 休憩: 1:01
• 合計: 6:23

8:09 伊吹登山口（三之宮神社前）バス停
8:14 8:14 伊吹山上野登山口
8:37 8:39 伊吹山一合目（伊吹高原荘）
8:57 8:57 伊吹山二合目
9:56 9:57 伊吹山四合目
10:20 10:20 伊吹山五合目
10:24 10:26 弥高尾根・上平寺尾根分岐
10:29 10:30 伊吹山六合目避難小屋
10:36 10:36 伊吹山六合目（標識）
10:43 10:43 伊吹山七合目
11:18 11:29 伊吹山八合目
11:33 11:39 山頂周回道分岐・合流点
11:47 11:47 日本武尊像（伊吹山）
11:50 11:53 伊吹山
11:54 12:02 日本武尊像（伊吹山）
12:06 12:15 山頂周回道分岐・合流点
12:26 12:26 伊吹山八合目
12:36 12:37 伊吹山七合目
12:40 12:41 伊吹山六合目（標識）
12:52 12:54 伊吹山六合目避難小屋
12:59 12:59 伊吹山五合目
13:03 13:04 伊吹山四合目
13:11 13:14 伊吹山三合目
13:37 13:37 伊吹山二合目
13:50 13:59 伊吹山一合目（伊吹高原荘）
14:32 14:32 ゴンドラ山麓駅跡駐車場
14:36 14:37 伊吹登山口（三之宮神社前）バス停
14:39 ゴール地点

天候

晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

Ｐ駐車 高橋 400円
靴洗い、着替、トイレ利用できます。
いぶき薬草湯500円のチケットを購入できます。
親切な駐車場の主が応対してくれました。

コース状況／危険箇所等

四合目までは、探検しながら登りました。

一合目から薄い積雪がありました。六合目避難小屋あたりから夏道冬道両方ともアイゼンが必要な積雪でした。ワカン、スノーシューは必要無し。

下山時には四合目あたりから泥濘みで、足腰に疲労が溜まっていて滑りやすくなっていた。

最後に林道を歩く。

その他周辺情報

登山協力金300円
いぶき薬草湯600円(駐車高橋で500円)

写真

2/10 8:09

三ノ宮神社

駐車 高橋にとめてスタート

2/10 8:13

登山ゲート
ここで300円を協力しました。

2/10 8:17

まずは一般的な登山道です。

2/10 8:30

ひろきち地蔵 看板

2/10 8:32

ひろきち地蔵
宝珠のような石造物もありました。

2/10 8:37

１合目

2/10 8:38

朝日が気持ち良かったです。

2/10 8:39

１合目トイレ

2/10 8:40

スキー場跡地でしょうか？
向こうに鳥居が見えたので寄り道することにしました。

2/10 8:43

雪原の向こうに伊吹山の山頂が見えました。
右端の鳥居を目指します。

2/10 8:45

白山神社参道

2/10 8:49

雰囲気の良い参道でした。
あとで分かりましたが、この林は杓子の森というそうです。

2/10 8:50

白山神社１

2/10 8:51

伊吹山 登山記念碑

2/10 8:52

白山神社(山護神)
石神

2/10 8:52

白山神社２

2/10 8:53

松尾寺
伊吹山五護国寺の一つだそうで、中世期の文化財なども所蔵している由緒ある寺院です。

2/10 8:53

松尾寺 弥勒菩薩

2/10 8:54

伊吹山松尾寺の由来

2/10 8:54

堂宇

2/10 8:56

伊吹山 松尾寺 山門

2/10 8:57

2合目
ここを登るのが正道ですが、今回は西側も探検しながら巻くことにしました。

2/10 8:59

霊仙山は少し曇っているようです。

2/10 9:05

△569.4
藪中にありました。
この藪と雪じゃ見つからないだろうと諦めかけた時に、バッタリ発見しました。

2/10 9:08

三角点からの復帰はこの路を目指して、背丈程の藪漕ぎでした。雪まみれになってしまいましたが楽しかったです。

2/10 9:17

ここで正道に合流しました。

2/10 9:20

徳蔵山・鞠蹴場
ここは伊吹山名物 薬草の採草地だったそうです。

2/10 9:26

伊吹山ブルー１
予想外の天候でかなり嬉しかったです。
ここでまた左に曲がり、探検しました。

2/10 9:30

伊吹山ブルー２

2/10 9:30

伊吹高原ホテル 廃墟
2010年頃に閉鎖されたそうです。

2/10 9:31

伊吹高原ホテル 廃墟２

2/10 9:31

百名山 伊吹山 三合目

2/10 9:32

中山再次郎先生像
大正三年に伊吹山スキー場を開いた関西スキー界の先生だそうです。
伊吹山 山頂を見上げる眼差しは、スキー場が閉鎖になった今も変わりません。

2/10 9:32

オカメガハラ
この辺り一帯は薬草をはじめ、家畜の飼料や田畑の苗床などの草取りが盛んに行われていたそうです。

2/10 9:33

伊吹山ゴンドラ山頂駅 廃墟
こちらも最後に運行が行われたのは2010年のようです。中にはゴンドラが収納されていました。

2/10 9:34

スキー場跡地
ノートレースの雪原を歩いて、あのピークを目指しました。

2/10 9:37

日本武尊
山頂の日本武尊は有名ですが、こんなところにもあったのですね。

2/10 9:38

ヤマトタケルと伊吹山の神
ここは「高屋」という場所で、タケルが白い大猪に出会った伝説の場所だったようです。

2/10 9:42

鉄塔１

2/10 9:44

捕獲罠

2/10 9:46

伊吹山の西斜面
砂防ダムが見えました。

2/10 9:46

捕獲調査用機材を発見しました。

2/10 9:48

伊吹山砂防之碑
先ほどの砂防は当時の一大プロジェクトだったようですね。

2/10 9:49

砂防関連の碑
文字が擦れてるのと、藪で判読不明ですが昭和六十一年と書かれていました。

2/10 9:53

鉄塔２

2/10 9:56

４合目手前の分岐

2/10 10:05

弥高尾根への分岐
尾根に行きたい気持ちもあり揺らぎましたが、冬道直登もやってみたかったので、今回は正道に向かいました。

2/10 10:20

５合目
あ、山頂が曇り始めてしまった…

2/10 10:20

５合目自動販売機
冬季休業中です。

2/10 10:28

６合目避難小屋

2/10 10:36

６合目
この辺りから雪深くなり、アイゼンを装備しました。

2/10 10:39

振り返って

2/10 10:58

怪しい建物があったので少し危険でしたが、探検しました。
そういえば、雪斜面のトラバースは初体験でした。

2/10 11:00

崖からの展望
霞んでいますが、琵琶湖が見えました。

2/10 11:01

謎の建物
これ以上引くと崖下に落ちそう。
ん、なんかシャッターみたいのがめくれそうだぞ？？

2/10 11:02

まるで屋台
よく分かりませんでしたが、このようにして開けるようですね。

2/10 11:03

内部から
「へい、らっしゃい！お客さん後ろは崖ですぜ！」

結局この時は謎のまま終わり、避難小屋だろうなと勝手に解釈しました。

2/10 11:11

正道に戻ると、なんと自転車で登山道を降る猛者がいました。
少しお話ししましたが、すごく感じのよい方で掲載を快諾していただきました。この後自転車に乗って去って行きました。
ありがとうございました。

2/10 11:12

凄い、凄すぎる。
クレイジージャーニーで見た、アドベンチャーレーサーの世界です。

2/10 11:16

行導岩 看板
なんと！？あの屋台のような建物は由緒ある修行場だったようです。
ひぇ〜すいませんでした〜ってなりました。

2/10 11:20

８合目 休憩スペース
天気は曇りになってしまいましたが、ここまでの探検を振り返りながら少し休憩しました。

2/10 11:22

８合目

2/10 11:24

８合目あたりからは霧氷を見ることができました。
少し雪も降ってきました。

2/10 11:24

琵琶湖

2/10 11:26

霧氷１

2/10 11:26

霧氷２

2/10 11:29

霧氷３

2/10 11:29

霧氷４
急斜面の直登が見えてきました。

2/10 11:36

美しい孤高の霧氷

2/10 11:44

山頂 雪原１

2/10 11:46

奥宮 避難小屋

2/10 11:49

伊吹山頂上

2/10 11:49

南弥勒菩薩

2/10 11:50

伊吹山 山頂 三角点

2/10 11:55

弥勒菩薩

2/10 11:56

弥勒堂

2/10 11:56

山頂 北側の展望
伊吹山ドライブウェイの駐車場は吹き溜まりになっていました。

2/10 11:57

山頂 雪原２
お花畑は雪原になっていました。

2/10 11:58

ヤマトタケル

2/10 12:01

伊吹の火採火地

2/10 12:04

お菓子の家にはなっておらず、ガトーショコラの家でした。

2/10 12:05

山頂 雪原3

2/10 12:05

琵琶湖展望台へ

2/10 12:09

琵琶湖展望台
琵琶湖方面は霞んでいました。

2/10 12:24

下山は折角なので直登コースを下りました。

2/10 13:05

４号目
この辺りは雪が解けてぐちゃぐちゃになっていました。

2/10 13:09

名残惜しい景色

2/10 13:11

３合目休憩スペース

2/10 13:13

3合目トイレ
冬季閉鎖中

2/10 13:14

ここで伊吹山とはお別れです。
一日楽しく過ごせました。ありがとうございました。

2/10 13:22

最後には琵琶湖も綺麗に見ることができました。

2/10 13:32

お隣の霊仙山も

2/10 13:40

シャクシの森と白山神社
朝行った白山神社の解説版が登山道にもあったのですね。

2/10 14:00

林道を歩いて帰りました。
この石柱は江戸時代の年号が彫ってありました。

2/10 14:02

林道には捕獲罠がありました。

2/10 14:06

伊吹ゴンドラのレール跡

2/10 14:14

太陽光パネルを備えた捕獲罠がありました。

2/10 14:29

林道終点

2/10 14:30

車両は通行止めのようです。

2/10 14:31

伊吹山ゴンドラ山麓駅 廃墟

2/10 14:34

ケカチの水

2/10 14:36

三ノ宮神社に戻り、無事下山の感謝を込めてお参りしました。

駐車 高橋でせっせと泥を落として、ゴールです。

撮影機器：

iPhone 7 Apple

感想

モンブラン

三連休、遠征第二弾は伊吹山です。(名だたる名山を通り越して伊吹山まで来てしまいました。)
実は、昨年末に積雪期伊吹山を計画していたのですが、年末寒波というのがきてしまい、さすがに危険だろうと判断し、断念していました。今回の連休が今シーズン積雪期伊吹山リベンジのラストチャンスでした。今日は終日曇り予報で昨日の美ヶ原のような天気を想定して突撃したのですが、想定外の晴れで嬉しかったです。

伊吹山は二回目(夏に一度訪れたことがある)だったのと、想定外の晴天で嬉しかったのもあって、少し探検してみようと思い、計画にはありませんでしたが、地図を頼りに脚を伸ばしてみることにしました。ガイドブックや地図にはのらないような、地元の人しか知らないであろうマニアックなスポットを発見し、あれこれ考えながら歩くのが本当に楽しくて、久しぶりに自分のしたい山歩きをすることができた感じがしました。

雪山登山としては、8合目以降の冬道はなかなかの急坂で下山時はかなり緊張を強いられました。初めてのピッケルを使うべき場面だったのかなと振り返って思います。運良く滑らずに降りてこれましたが、そのあと適当な斜面で滑落停止訓練をやって遊んでいたら、大丈夫ですか？？と声をかけられてしまいました。恥ずかしい…

下山後の、いぶき薬草湯では湯船に入れない状態になるほど激混みで、寒い中裸で立ち尽くしてしまいました。どうやら奥伊吹スキー場というのが近くにあって、スキー客も利用しているようです。激混みの薬草湯でしたが、伊吹山は薬草の採草地としての個性がある山なので、最後まで伊吹山を堪能することができました。

あまりうまくまとまらず、参考にならない山行記録ですが、何かを感じていただければ嬉しいです。最後までお付き合いいただきありがとうございました。