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Yamareco

記録ID: 1726692
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
栗駒・早池峰

美しき三陸の最高峰「五葉山(日の出岩)」(日本三百名山)

2019年02月10日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
03:45
距離
10.5km
登り
950m
下り
950m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:22
休憩
0:20
合計
3:42
6:37
60
冬期通行止ゲート
7:37
7:39
45
8:24
8:29
4
8:33
8:34
6
日枝神社
8:40
8:40
7
8:47
8:59
8
9:07
9:07
4
9:11
9:11
4
9:15
9:15
25
9:40
9:40
39
10:19
冬期通行止ゲート
天候 晴れ時々曇り
山頂の気温:マイナス12度(AM9時)
過去天気図(気象庁) 2019年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
●冬期通行止ゲート近くの広場に駐車
・駐車スペースは5台程度可能
・赤坂峠登山口までの県道は、現在冬期通行止め(1/4〜4/12)
コース状況/
危険箇所等
★登山道整備度:?(良5・4・3・2・1悪)階段や木道、鎖等の整備度
★体力難易度 :2.5(難5・4・3・2・1易)歩行距離、累積標高差、急登等
★技術難易度 :2(難5・4・3・2・1易)アイゼン、ピッケル、藪等の頻度
★登山道の眺望:2.5(良5・4・3・2・1悪)
★山頂の眺望 :4.5(良5・4・3・2・1悪)


【すれ違った登山者の数:1人】


◆登山道の状況(通行止めゲート⇔畳石)
・今回歩いた畳石までのルートは、正規の登山道ではなく、冬季限定で良く歩かれているバリエーションルート。
・要所に蛍光テープの目印があり、尾根に沿って進むので比較的わかりやすいが、序盤、沢から尾根に取付く際は、似たような踏み跡が多くやや分かり難かった。慣れない方は地図やGPSは準備して歩いた方が良い。
・ニホンジカの影響か、林床植生が少ないので、藪漕ぎするような区間はほとんどなく、危険性の高い箇所もない。

◆登山道の状況(畳石⇔山頂)
・畳石から上部は赤坂峠の登山道と合流する。
・全区間で雪道となり、前日以前の薄いトレース跡を確認しながら夏道に沿って歩いた。
・一部にやや急登はあるものの、全区間で危険性の高い箇所はない。
・石楠花荘まで樹林帯歩きとなるが、山頂付近は森林限界を越え風が強かった。
・山頂付近は遮るものが無い大展望を見渡すことができ、特に太平洋や三陸特有の海岸線等、圧巻の眺望を見渡すことができる。

◆本日の雪山装備
・標高850m付近からチェーンスパイクを装着した。
・畳石より上部は積雪量が増え、多い場所では1〜1.5mほどの積雪がありそう。トレース跡に乗れば踏み抜きは少なく、本日は持参したワカンは使用しなかったが、冬期は入山者が少ないため、降雪の状況によっては、ワカンやスノーシューを準備した方が良いだろう。
・山頂付近の森林限界は、風が強く、冬期は非常に寒く感じる。本日は、標高1300m台の山と安直に考えてバラクラバを車に置いてしまったが、顔が凍傷になりそうなほど寒かった。
正規の赤坂峠登山口までの県道は、冬期通行止中。
2019年02月10日 06:37撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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2/10 6:37
正規の赤坂峠登山口までの県道は、冬期通行止中。
通行止めゲート前の広場に車を止めて出発!
2019年02月10日 06:37撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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2/10 6:37
通行止めゲート前の広場に車を止めて出発!
まずは、沢の左岸側を遡上する。
2019年02月10日 06:40撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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2/10 6:40
まずは、沢の左岸側を遡上する。
道形に沿って進んでいるとマーキングテープを発見!
冬期限定ルートは畳石まで尾根に沿って進むようなので、ここから入山する。
2019年02月10日 06:46撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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2/10 6:46
道形に沿って進んでいるとマーキングテープを発見!
冬期限定ルートは畳石まで尾根に沿って進むようなので、ここから入山する。
尾根に取付くまで、踏み跡が色々あり分かり難いので、マーキングを確認しながら尾根に取付く。
2019年02月10日 06:53撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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2/10 6:53
尾根に取付くまで、踏み跡が色々あり分かり難いので、マーキングを確認しながら尾根に取付く。
広い尾根に乗り、そのまま進む。
2019年02月10日 07:04撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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2/10 7:04
広い尾根に乗り、そのまま進む。
標高796m地点を越えると雪が積もりはじめた。
2019年02月10日 07:16撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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2/10 7:16
標高796m地点を越えると雪が積もりはじめた。
凍結箇所も増えてきたので、標高850m付近からチェーンスパイクを装着。
2019年02月10日 07:23撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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2/10 7:23
凍結箇所も増えてきたので、標高850m付近からチェーンスパイクを装着。
ニホンジカの影響か、林床植生が少なく藪が無いので歩きやすい。
2019年02月10日 07:29撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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2/10 7:29
ニホンジカの影響か、林床植生が少なく藪が無いので歩きやすい。
赤坂峠からの登山道に合流し標高970mの畳石に到着。
2019年02月10日 07:39撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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2/10 7:39
赤坂峠からの登山道に合流し標高970mの畳石に到着。
では、鳥居をくぐって山頂へ向かおう!
2019年02月10日 07:40撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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2/10 7:40
では、鳥居をくぐって山頂へ向かおう!
標高約1010mの5合目を通過。
昨日以前のトレース跡はあるが、風で消えている部分が多い。
2019年02月10日 07:44撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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2/10 7:44
標高約1010mの5合目を通過。
昨日以前のトレース跡はあるが、風で消えている部分が多い。
標高約1100mの6合目を通過。
2019年02月10日 07:54撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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2/10 7:54
標高約1100mの6合目を通過。
標高約1150mの7合目を通過。
2019年02月10日 08:01撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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2/10 8:01
標高約1150mの7合目を通過。
7合目の直上にある姥石神社に参拝し先に進む。
2019年02月10日 08:03撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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2/10 8:03
7合目の直上にある姥石神社に参拝し先に進む。
標高1180m付近まで登ると太平洋沿岸が少し見えるようになってきた。
2019年02月10日 08:04撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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2/10 8:04
標高1180m付近まで登ると太平洋沿岸が少し見えるようになってきた。
再び山王神社に参拝し先へ。
2019年02月10日 08:07撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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2/10 8:07
再び山王神社に参拝し先へ。
標高1220mの8合目を通過。
2019年02月10日 08:09撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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2/10 8:09
標高1220mの8合目を通過。
8合目を通過すると、登山道の勾配が緩くなり、美しい霧氷が見られるようになってきた。
2019年02月10日 08:12撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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2/10 8:12
8合目を通過すると、登山道の勾配が緩くなり、美しい霧氷が見られるようになってきた。
いや〜、白い霧氷と三陸ブルーの青空が良いね〜♬
2019年02月10日 08:14撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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2/10 8:14
いや〜、白い霧氷と三陸ブルーの青空が良いね〜♬
トレース跡を追いながら神秘的な森を進む。
2019年02月10日 08:19撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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2/10 8:19
トレース跡を追いながら神秘的な森を進む。
お〜、霧氷の森の先に石楠花荘の屋根が見えてきた。
2019年02月10日 08:21撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
5
2/10 8:21
お〜、霧氷の森の先に石楠花荘の屋根が見えてきた。
標高1300mにある石楠花荘に到着。
冬期閉鎖か、凍結しているのか、扉が開かず中に入ることはできなかった。
2019年02月10日 08:24撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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2/10 8:24
標高1300mにある石楠花荘に到着。
冬期閉鎖か、凍結しているのか、扉が開かず中に入ることはできなかった。
石楠花荘でダウンジャケットを着こみ再出発。
森林限界を越え日吉神社へ。
2019年02月10日 08:33撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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2/10 8:33
石楠花荘でダウンジャケットを着こみ再出発。
森林限界を越え日吉神社へ。
西側の黒岩の稜線を日吉神社から眺める。
2019年02月10日 08:34撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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2/10 8:34
西側の黒岩の稜線を日吉神社から眺める。
では、五葉山の山頂へ。
強風かつ凍てつく寒さで、まつ毛が凍りだした。
2019年02月10日 08:37撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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2/10 8:37
では、五葉山の山頂へ。
強風かつ凍てつく寒さで、まつ毛が凍りだした。
三角点のある五葉山の山頂に到着。
山頂の気温はマイナス12度だった。
2019年02月10日 08:40撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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2/10 8:40
三角点のある五葉山の山頂に到着。
山頂の気温はマイナス12度だった。
五葉山の最高峰となる日ノ出岩に向かうため、三角点から更に東に300mほど進む。
2019年02月10日 08:42撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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2/10 8:42
五葉山の最高峰となる日ノ出岩に向かうため、三角点から更に東に300mほど進む。
日ノ出岩に近づくと再び樹林帯になる。
2019年02月10日 08:57撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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2/10 8:57
日ノ出岩に近づくと再び樹林帯になる。
最高峰の日ノ出岩に到着。
では、天辺まで岩を登ってみよう。
2019年02月10日 08:48撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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2/10 8:48
最高峰の日ノ出岩に到着。
では、天辺まで岩を登ってみよう。
樹林帯に囲まれた日ノ出岩によじ登ると、360度の大パノラマが広がっていた。
2019年02月10日 08:52撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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2/10 8:52
樹林帯に囲まれた日ノ出岩によじ登ると、360度の大パノラマが広がっていた。
母方の実家がある大船渡市街を眺める。
2019年02月10日 08:53撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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2/10 8:53
母方の実家がある大船渡市街を眺める。
日ノ出岩から西側の三角点ピークを眺める。
2019年02月10日 08:52撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
3
2/10 8:52
日ノ出岩から西側の三角点ピークを眺める。
では、下山しよう!
再び日吉神社方面へ戻る。
2019年02月10日 09:03撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
3
2/10 9:03
では、下山しよう!
再び日吉神社方面へ戻る。
三陸特有のリアス式海岸が美しいね〜
2019年02月10日 09:05撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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2/10 9:05
三陸特有のリアス式海岸が美しいね〜
山頂から北側の眺望。
左奥には早池峰山も見える。
2019年02月10日 09:06撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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2/10 9:06
山頂から北側の眺望。
左奥には早池峰山も見える。
日吉神社に戻り、再び黒岩を眺める。
本当は縦走して周回したいが、下調べ不十分なことや寒すぎるため、本日はピストンで下山する。
2019年02月10日 09:10撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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2/10 9:10
日吉神社に戻り、再び黒岩を眺める。
本当は縦走して周回したいが、下調べ不十分なことや寒すぎるため、本日はピストンで下山する。
空と海と霧氷を眺めながら歩ける充実感は半端ないな〜
2019年02月10日 09:10撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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2/10 9:10
空と海と霧氷を眺めながら歩ける充実感は半端ないな〜
石楠花荘が見えてきた。
2019年02月10日 09:12撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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2/10 9:12
石楠花荘が見えてきた。
あっという間に畳石まで下山し、
2019年02月10日 09:37撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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2/10 9:37
あっという間に畳石まで下山し、
再び冬季限定ルートを下る。
ここ辺りで、初めて他の登山者とすれ違った。
2019年02月10日 09:52撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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2/10 9:52
再び冬季限定ルートを下る。
ここ辺りで、初めて他の登山者とすれ違った。
車を止めた広場に到着。
お疲れさまでした!
2019年02月10日 10:19撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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2/10 10:19
車を止めた広場に到着。
お疲れさまでした!
(おまけ)
早朝、登山口出発時、後輪のパンクが発覚。
タイヤ店が営業していないので、予定通り山に登り、このあと、大船渡のイエローハットまで自走し、タイヤ交換となった。
とほほ(泣)。。
2019年02月10日 10:20撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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2/10 10:20
(おまけ)
早朝、登山口出発時、後輪のパンクが発覚。
タイヤ店が営業していないので、予定通り山に登り、このあと、大船渡のイエローハットまで自走し、タイヤ交換となった。
とほほ(泣)。。
撮影機器:

感想

せっかくの3連休、強い寒気の影響で、どの地域も天候はイマイチな感じ。
結局、悩んだ挙句、天候が概ね良く、低標高でも楽しめそうな岩手県まで、2日間、足を運んでみることにしました。

初日の姫神山に引き続き、2日目は、三陸沿岸の最高峰で日本三百名山の五葉山(日ノ出岩)に行ってみました。

登山口に到着時、車がパンクしていることが発覚!
タイヤのサイドウォールまで傷んでいるので、パンク修理キッドじゃ無理だろうし、朝早くタイヤ店も開いてないし、暫し、途方に暮れました。
とりあえず、タイヤ店が開店するまで時間があるので、当初の予定通り、山に登ってからタイヤ交換しようと、問題を先送りにして、テンション低めの出発となりました。

でも、山頂に近づくと、三陸ブルーの濃青の空が広がり、更に美しい霧氷も出迎えてくれ、神秘的な優美な風景を目の当りに徐々にテンションMaxに。
凍てつく寒さに山頂で長居はできませんでしたが、雄大な太平洋を眺めながら、絶景を歩ける喜びに浸れた充実の数時間でした。

しかし、車に戻り現実に引き戻されましたが。。(笑)


<初日の姫神山に戻る>
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1726674.html

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無雪期ピークハント/縦走 東北 [日帰り]
五葉山(赤坂峠口)
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
1/5

この記録で登った山/行った場所

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