桐生 経塚山稜からひとまわり
![情報量の目安: S](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
![都道府県](/modules/yamainfo/images/icon_japan_white.png)
- GPS
- 08:39
- 距離
- 13.6km
- 登り
- 882m
- 下り
- 889m
コースタイム
- 山行
- 6:32
- 休憩
- 1:59
- 合計
- 8:31
4等「川内」243.16m 正常:K八3 ICタグ付 昭和41年選点
4等「笹久保」360.24m 正常:K八49 ICタグ付 昭和44年選点
所有者は川内5丁目の方(T氏)だが、
選点時と現在で同性ながら所有者の住所は異なる
4等「柳原」371.65m 正常:K八48 ICタグ付 昭和44年選点
【観察できた石祠など】刻文の読み取りはthoughtmayによる
○ 和田山石祠
右面:文政三辰年(1820)
左面:施主 谷原傳左エ門
正面:山神
○ 笹久保山石祠
右面:施主 山口□三□ / 山主 須永□三郎
左面:延享二丑年 夘月吉日(1745)
○ 霊符尊神
右面:天保四年嵗在 癸巳六月吉日(1833, 日は異体字)
左面:當邨中(中は異体字)
正面:北斗七星と瑞雲文 靈符尊神(尊はkoseki-084850)
○ 名久木坂石祠
無銘:峠の塞ノ神と思われる
○ 東西小倉・宮原境(?)の石祠
無銘:拝しているのは小倉山(花柄山)と思われる
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
|
ファイル |
この日の山行のポイントを、ウェイポイントにまとめてみました。
(更新時刻:2019/02/24 20:56) |
写真
家から30分ほどで到着しました。
そうとめさんが持ってきた何種類ものレンズと2台のカメラを使わせていただき、乗ってきた自転車を被写体にしばし試し撮りを楽しみました。
かなり盛り上がってしまい、全然出発できず、でしたよね〜(^-^)(k0t0
かっこよく写し取ることができました!!(k0t0
TPOないなあ、オレ__(そ
他の登山者さんに
「泊まりですか?」て言われてましたよね…!
桐生市の象徴的な山、吾妻山も見えました(^-^)
いや、見えてたはず…なのですが…僕は恥ずかしながら、あれが吾妻山!と確信を持って言えなかったのですけどもね〜(*´ω`)
この方向からは見慣れてないから…という言い訳、させていただきます(TOT)(k0t0
アズマ山は屋根先から見るときれいに尖ってますもんね。
「台形だ〜」と盛り上がってました(そ
4等三角点「川内」のある和田山に立ち寄って、"点の記"に記述のあった石祠を探してみました。
山頂に山名板は見当たらず(そ
山田川支流に沿って残る、林の作るラインがきれい(そ
僕が何気なく撮った写真を、僕以上に詳しく解説してくれるそうとめさん(*´ω`)ありがとうございます。(k0t0
"すかいさん"山名板がありました(そ
一目見て、山名板の作者を当ててしまうそうとめさん(*´ω`)。
山名板の後ろに登山者さんが映り込んでる構図がにくい!!(k0t0
バックパッカーとして、アシモ先輩は僕らより古株だよねえ?(そ
あの特徴的なザック…アシモ、ですよね!!
まさかここでアシモと出会えるとは思っていなかったもので…
意外な出会いにかなりアガりましたよ〜〜〜!(k0t0
最初「あっ ダフトパンクだ!!」って叫んだんだよね、僕(そ
覚えてますよ〜^_^そういう細かいネタばかり覚えてる、僕・笑(k0t0
味のありすぎる"アンテナ山"
情報量の多いピークでしたね(そ
かなり興奮してアンテナ撮ってたのですが…全然!実物のかっこよさが表現できませんでした〜(ToT)(k0t0
ここにある石祠はおそらく鳴神山を拝しています。カシミール3Dでここから仁田山岳までの角度を測ると35.2°でした。
祠右面に「山主 須永□三郎」の記銘がありますが、須永とは相川橋左岸の地名でもあることが気になります(そ
休耕してしばらく経っているみたい。
地主っぽいおじさんに声をかけて、ここから丸山に向けて取付かせていただきました(そ
常に挙動不審な僕一人だったとしたら…
おじさんに怒られちゃってたりして…なんて思いましたよ〜。
里山ハイクではちゃんとコミュニケーションをとる能力も必要なんですね。(k0t0
画像中央が三角点で、白杭の立っている方が主図根点。
ことりさんがご馳走してくれたモツ煮とうどんが、旨かった!!(そ
モツ煮
そうとめさんにごちそうしたのですが…
なれない調理に緊張してしまい…(温めるだけ笑)
写真も撮らなかったですよ〜(//∇//)
↑いやぁほんとに!緊張してました。
いつも、そうとめさんのハイクオリティな料理を食べてますしね〜。
そうとめさんにはコーヒーをごちそうになりました^_^
酸味がいい感じで美味しかったこと覚えています。(k0t0
いや〜旨かったぞ〜!!(そ
この先は小さな平坦地になっているが土工痕はあまり感じず、また明瞭な切岸も無かった。
萱野山からこの尾根を下りきるまで、この尾根で城址にあたるような遺構はこれしか無かったように思う(そ
感想
今回、そうとめさんと歩いて、僕が学んだことの一つは
「山名版、祠、壁…もの一つ一つがたくさん情報を持っていて、その情報を理解できるようになるとめちゃくちゃ楽しい」ということです。
(僕は何にも知らない人間なので正確には「わかったら楽しそう!」と思ったのですが…)
長い距離を歩けるようになりたいという憧れの気持ちは以前からあるのですが
狭い範囲、近場で、いろいろなものをじっくり味わう…そんな山行も、より楽しめるようになりたいですねぇ。そういう方向性のレベル上げもあるのかなぁと。
そして、今回は
いろいろな話で盛り上がり(山、カメラ、くだらない冗談…)
久しぶりにたくさん話して…結果、喉、やられました…!(筋肉痛には全然ならなかったのですけども)
喉が痛いから風邪をひいたと思いまして
帰りがけに風邪薬を買いましたもん!!!!
そんな感じでかなり面白い山行になりました。
またお願いします!!!
ことりさんとはよくカメラの話をします。
最近僕がカメラを買い替えたり、ことりさん愛用のシグマが新しいカメラを開発中とのニュースがあったりと、何かとホットな話題が続いたので「撮影メインの山歩きをしたいね」という話になりました。
僕にとっては久しぶりの桐生を、最近ekat3さんが歩かれたルートを基に歩いてみました。
ことりさん、ありがとう。
僕も声枯れちゃって__楽しい一日でした☺
またご一緒してください。
やっぱりあなたの写真力は天才的なものですよ!!!
フルサイズ・フォビオンの登場を、僕も首を長くして待ってます。
下調べとして目を通していった資料は、ekat3さんのレコと点の記だけでした。
以前からことりさんとの間で話題にしていた、増田宏さんの『山紫水明〜桐生の山〜』と『桐生・山の地誌』(ともにみやけ文庫刊)を山行後に購入し、歩き見た風景をこのレコにて整理しています。
事後調べると丸山の北西側の尾根先には庚申塚や金比羅宮があったようで、
それを見逃したことを残念に思います。
もっと気軽に行ける距離に桐生があるといいのですけれど…。
この2冊の本、この山域の地誌を愛するすべての方々にお勧めします。
増田さんはこれらの本において桐生地域の山名の再発掘を目指しています。
ただ増田さん自身が『桐生・山の地誌』冒頭で述べられているように
本来の山名はすでに忘れられてしまったものが多く、記載された山名はむしろ再編成された山名といっていいものが多いです。
増田さんのその仕事を、僕は胸を熱くして読みました。
__こう述べたうえで僕個人として付け加えておきたいんですけど、
笹久保山をアンテナ山と呼ぶことに対する"やまの町 桐生"でのヘイトに、
違和感を覚えました。
僕はこのピークを笹久保山と呼ぶことにはやぶさかではありませんが、
"アンテナ山"と呼んだ人々に対するあれら記事の著者の反感が理解できません。
__"やまの町 桐生"における記事の匿名性も問題だと思います__
あのピークの様を見たうえであの場所を"アンテナ山"と呼ぶことは
むしろずっと素直な行為だと思う。
あのアンテナ造形は、安易な批判を超えるほどの力を持っています。
あれら記述は__義憤か何かなのかなあ__
どこかステレオタイプに見えるのです。
フェデリコ・フェリーニが、TVアンテナが林立する風景に対する違和感や戸惑いを作品として率直に残していますが、TVの試聴に対する高い希求力は(おそらくは)全人類的なものであるし、山に囲まれた地域で生きる人々が高い場所にTVアンテナを立てることは当然の行為です。
風景が汚れるとお感じになる気持ちは理解できますが、これらは切なく人類的な営みだと思うのですが、どうでしょう?
風景を汚すという意味で言えば、杉や檜ばかりの山容の方がずっと罪深いはずなんです。"丸山"という山名は日本中に数多くありますが、通年人工林に覆われた山を望むと、その山容に"丸山"の語源を感じにくいものがあります。鮮明さが無く、丸山と呼ばれるべき風景の核が分かりません。人工林は風景と人とをを深層で変えていると僕は考えます。資産であるという前提以外に、これらの風景に何の意味があるのか。
里山を徘徊していると人々がアンテナを立てた地点がたくさんありますが、
笹久保山ピークで見られるような風景は、僕は見たことがありません。
力強くスノッブでアナログで、そのうえで儚さを持つ風景でした。
あのピークをアンテナ山と呼ぶことを必要以上に嫌う性向って、
怠惰で傲慢なのではないかと感じています。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
今回は参加できず…すいませんでした💧
写真のクオリティーの高さに…参加しなくて良かったのかも…なんて思ってしまった自分がいます(T ^ T)でもでも〜楽しそうな山遊びでしたね!写真を撮りながらまったり歩く山も良いね😊
カメラ2台持ちthoughtmayさん写真気に入ってます(^^)その他もお二人の人柄が出ている写真で楽しませてもらいました。今度は一緒に歩いてみたいと思います!
お疲れさまでした。
そうとめさんカメラ二台持ち写真
僕も気に入っております!!!
わいわいと写真を撮りながら山を歩くのはかなり楽しい、ということが今回わかりました^_^
花が咲き出したらまた楽しいのかなぁと思います。
是非、今度は一緒に、花やドブ川や看板!!撮りながら歩きましょう!!
視界に映るものをみんなで片っ端からカメラで切り取っていきたいです(//∇//)
コメントありがとう。
ふたりとも褒めてくれて嬉しいけど、褒め殺しになっちゃいますよ〜。
ことりさんの凄さをあらためて体感しました。
ぼくの写真の場合、四苦八苦しながら現像段階でごまかしてる感があります。
ことりさんの写真は、やっぱり面白いなあ。
撮影&おしゃべり山行、楽しかったです。
正直言えば、今回の距離は長すぎました。
合間合間で、けっこうすっ飛ばして歩いています。
ゆったり時間を取ろうとするなら__5km以内じゃないかなあ
花の時期にはタカさんも時間が取れるだろうから、
また改めて計画を立てて、一緒に歩けたら嬉しいです。
なんか"カメラ2台持ち"が、僕のミドルネームみたいになってて、可笑しいっすよ。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する