谷川岳縦走・谷川岳-一ノ倉岳-茂倉岳ー中芝新道
- GPS
- 30:10
- 距離
- 15.7km
- 登り
- 1,052m
- 下り
- 1,800m
コースタイム
9:10天神峠-10:15熊穴沢避難小屋-11:30肩の小屋12:15-12:20トマノ耳-12:45オキノ耳-14:20一ノ倉岳-15:00茂倉岳-15:10茂倉岳避難小屋
6日4:15起床
6:00出発-6:50一ノ倉岳-中芝新道へ-12:45清水街道(旧国道)-13:25新国道分岐-14:10一ノ倉沢-14:50マチガ沢-15:20谷川岳ペースプラザ
天候 | 5日晴れのち曇り、6日小雨時々曇りで午後から大雨。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
山頂部は蛇紋岩が多く、濡れるととにかく滑る。 中芝新道は滑る岩場も多く、ザレ場のトラバースもあるので、雨天時は特に降りで使用するのは怖かった。 破線ルートは伊達でなく、初心者が入り込むと、進退窮まることがあるかもしれないと思った。 滑落の危険も多く、安易に入り込んだことを後悔した。 |
写真
感想
(2012年3月27日現在記入)
モバゲー登山日記にも、まだ執筆が完了していないのだが・・・。
2010年2月、雪山デビューとなったこの地。
先月に一度訪れたが、天神尾根には来なかった。
天神尾根・・・・。
あの日、26年ぶりの大雪に見舞われたこの場所に、俺はいた。
天神尾根から僅か1kmも離れていない場所から、延べ2日間かけて下山した。
首まで埋まったラッセル。
2日目、雪上で倒れた俺を、1人でテントを設営し、運び込んでくれた師匠。
懐かしい・・・。
とまあ、シリアスは置いておいて。(笑)
相棒とやってきた、谷川岳。
どうも天気に恵まれず、なかなか来られなかったけど。
思い出話をしながら、進みました。
肩の小屋が営業終了しているのは、事前に知っていたのだが。
人がいるので中へ入ってみると、小屋閉め中でした。
が、コーヒーくらいなら入れるよと。
明日は下山だからと、水は無料で頂きました。
コースの注意点を助言していただき、茂倉へ進みます。
助言どおり、濡れた蛇紋岩は恐ろしい程滑る。
装備が重いだけに、神経が磨り減る。
場違いな幕営装備に、何回も「うおっ!すげぇ荷物」と周りからの声。
天気は下り坂ということだったが、思いのほか良く。
ゆっくりと慎重に、景色を楽しみながら尾根歩き。
最高な1日でした。(次の日までは)
茂倉避難小屋では、先客2PT。
3人?4人だったか・・・若者PTと、途中で追い抜かれた女性の単独。
お互いの食事を気にしつつ、和気あいあいと談笑。
夕暮れ時に、熟練と思える4人PT到着。
豪勢な宴会をよしに、こちらは意気消沈(笑)
初めての登山で、茂倉避難小屋泊とか・・・凄いなぁと思った若者PT。
女性の単独で、避難小屋も色々と怖いだろうに。
翌日の行程を、相棒と相談。
当初予定していた中芝新道は、雨ならやめる予定だった。
じゃあ土樽までと思ったが、電車の時刻が思ったより遅い時間。
結局、早立ちして、谷川岳まで戻ることにした。
そっと3時半に起き、静かに出発準備。
茂倉岳を進んでいると、日の出と雲が切れていく。
それがいけなかった・・・。
一ノ倉岳では晴れ間があり、これならと中芝新道へ進んでしまった。
肩の小屋で青年が言った「昨日、中芝から上がってきましたが最高でした。」の言葉。
一応、自分の装備や話の中から、大丈夫と判断したのかもしれないが・・・。
「大丈夫ですよ」の言葉。
3箇所ほどの危険箇所をアドバイスしてもらっていたのもあり、それならと降りていってしまった。
滑る岩稜降下に、ザイルを置いてきた事を後悔した。
途中で引き返そうと判断したが、相棒が上り返すことに躊躇。
喧嘩してでも、引き返すべきだったと、今でも思う。
無事に下山したから良いものの、決して褒められる下山ではなかった。
特に1枚岩の降下は、相棒にはできず。
先に先行し、別ルートを下から藪漕ぎし探した。
滑る岩場のトラバース。
ザレて崩れた斜面のトラバース。
滑る沢岩の渡河。
非常に怖い思いをしながら、林道へ出たときは、本当にホッとした。
ロッククライミングの集団に遭遇し、挨拶をしたが・・・決まって様子はこうだ。
ジロジロと下から装備と人をなめる様に見て、「あぁ・・どうも」みたいに面倒くさそうにする。
林道の真ん中で、お花摘みをしているような人にはびっくりしたが。
お前ら、そんなに偉いのか?と思うときはある。
まぁ・・・山岳会や猛者が集う方からみれば、遭難事故予備軍にしか見えないのは、なんとなく理解できるのだが・・・。
危ない思いはしたくないと思いながら、結構・・・学習していない自分もあれだが。
本当にこのままでは、いつか死んでしまうのではないか?とは思った。
教訓として、生かせればいいのだが・・・。
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