ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 175122
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
谷川・武尊

谷川岳縦走・谷川岳-一ノ倉岳-茂倉岳ー中芝新道

2011年11月05日(土) ~ 2011年11月06日(日)
 - 拍手
kameasi その他1人
GPS
30:10
距離
15.7km
登り
1,052m
下り
1,800m

コースタイム

2011年11月5日
9:10天神峠-10:15熊穴沢避難小屋-11:30肩の小屋12:15-12:20トマノ耳-12:45オキノ耳-14:20一ノ倉岳-15:00茂倉岳-15:10茂倉岳避難小屋

6日4:15起床
6:00出発-6:50一ノ倉岳-中芝新道へ-12:45清水街道(旧国道)-13:25新国道分岐-14:10一ノ倉沢-14:50マチガ沢-15:20谷川岳ペースプラザ

天候 5日晴れのち曇り、6日小雨時々曇りで午後から大雨。
過去天気図(気象庁) 2011年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
谷川岳ロープウェイ+スキーリフト
コース状況/
危険箇所等
山頂部は蛇紋岩が多く、濡れるととにかく滑る。
中芝新道は滑る岩場も多く、ザレ場のトラバースもあるので、雨天時は特に降りで使用するのは怖かった。
破線ルートは伊達でなく、初心者が入り込むと、進退窮まることがあるかもしれないと思った。
滑落の危険も多く、安易に入り込んだことを後悔した。
ロープウェイからスキーリフトへ
by  W52CA, KDDI-CA
ロープウェイからスキーリフトへ
天神尾根
雪が無いと、こんな感じなのかぁ。
雪山デビュー時、この辺りで緊急ビバークしたと思う。(山行記録参照)←現時点では、まだ書いていません(3月27日)
by  W52CA, KDDI-CA
雪が無いと、こんな感じなのかぁ。
雪山デビュー時、この辺りで緊急ビバークしたと思う。(山行記録参照)←現時点では、まだ書いていません(3月27日)
熊穴沢避難小屋
天気予報より、まだ良いみたいだ。
by  W52CA, KDDI-CA
天気予報より、まだ良いみたいだ。
山小屋営業は終わっていたのに、コーヒーを入れていただきました。水も無料でいただき、ありがとうございました。
by  W52CA, KDDI-CA
山小屋営業は終わっていたのに、コーヒーを入れていただきました。水も無料でいただき、ありがとうございました。
ひとり場違いな荷物。
by  W52CA, KDDI-CA
ひとり場違いな荷物。
一ノ倉沢。圧巻です。
by  W52CA, KDDI-CA
一ノ倉沢。圧巻です。
おなじみの一ノ倉避難小屋
by  W52CA, KDDI-CA
おなじみの一ノ倉避難小屋
幕営適地とも思える、平らな場所がチラホラ。
ここで星を眺めてみたい。
by  W52CA, KDDI-CA
幕営適地とも思える、平らな場所がチラホラ。
ここで星を眺めてみたい。
結構、疲れています。
by  W52CA, KDDI-CA
結構、疲れています。
み・・・見えたぞ!
by  W52CA, KDDI-CA
み・・・見えたぞ!
茂倉避難小屋到着。
by  W52CA, KDDI-CA
茂倉避難小屋到着。
4PT、総勢10名でした。
by  W52CA, KDDI-CA
4PT、総勢10名でした。
枯れないというけど、ささやかな水場ですね・・。
by  W52CA, KDDI-CA
枯れないというけど、ささやかな水場ですね・・。
静かに朝食中。4時前です。
by  W52CA, KDDI-CA
静かに朝食中。4時前です。
さー出発、天気は小雨。予報は午後から雨です。
by  W52CA, KDDI-CA
さー出発、天気は小雨。予報は午後から雨です。
雨が上がった・・・・。
by  W52CA, KDDI-CA
雨が上がった・・・・。
ここに進んだのが、そもそもの間違いだった。
by  W52CA, KDDI-CA
ここに進んだのが、そもそもの間違いだった。
穏やかそうな雰囲気なのだが・・・。
by  W52CA, KDDI-CA
穏やかそうな雰囲気なのだが・・・。
蛇紋岩がとにかく滑る。
by  W52CA, KDDI-CA
蛇紋岩がとにかく滑る。
雨が降り出した頃。
滑るトラバース。
by  W52CA, KDDI-CA
雨が降り出した頃。
滑るトラバース。
越えても越えても終わらない、岩稜降下。
生きた心地がしませんでした。
by  W52CA, KDDI-CA
越えても越えても終わらない、岩稜降下。
生きた心地がしませんでした。
沢を何回か渡河していきます。
by  W52CA, KDDI-CA
沢を何回か渡河していきます。
難所を切り抜け、ホッとひと息。
by  W52CA, KDDI-CA
難所を切り抜け、ホッとひと息。
林道へ出て、ガクッと疲れが・・・。
まだ先は長く、雨が大粒に。
by  W52CA, KDDI-CA
林道へ出て、ガクッと疲れが・・・。
まだ先は長く、雨が大粒に。
もう土砂降りです。
by  W52CA, KDDI-CA
もう土砂降りです。
無事下山できて、よかった。
by  W52CA, KDDI-CA
無事下山できて、よかった。
撮影機器:

感想

(2012年3月27日現在記入)

モバゲー登山日記にも、まだ執筆が完了していないのだが・・・。

2010年2月、雪山デビューとなったこの地。
先月に一度訪れたが、天神尾根には来なかった。
天神尾根・・・・。
あの日、26年ぶりの大雪に見舞われたこの場所に、俺はいた。

天神尾根から僅か1kmも離れていない場所から、延べ2日間かけて下山した。
首まで埋まったラッセル。
2日目、雪上で倒れた俺を、1人でテントを設営し、運び込んでくれた師匠。
懐かしい・・・。

とまあ、シリアスは置いておいて。(笑)

相棒とやってきた、谷川岳。
どうも天気に恵まれず、なかなか来られなかったけど。
思い出話をしながら、進みました。

肩の小屋が営業終了しているのは、事前に知っていたのだが。
人がいるので中へ入ってみると、小屋閉め中でした。
が、コーヒーくらいなら入れるよと。
明日は下山だからと、水は無料で頂きました。

コースの注意点を助言していただき、茂倉へ進みます。
助言どおり、濡れた蛇紋岩は恐ろしい程滑る。
装備が重いだけに、神経が磨り減る。

場違いな幕営装備に、何回も「うおっ!すげぇ荷物」と周りからの声。

天気は下り坂ということだったが、思いのほか良く。
ゆっくりと慎重に、景色を楽しみながら尾根歩き。
最高な1日でした。(次の日までは)

茂倉避難小屋では、先客2PT。
3人?4人だったか・・・若者PTと、途中で追い抜かれた女性の単独。
お互いの食事を気にしつつ、和気あいあいと談笑。
夕暮れ時に、熟練と思える4人PT到着。
豪勢な宴会をよしに、こちらは意気消沈(笑)

初めての登山で、茂倉避難小屋泊とか・・・凄いなぁと思った若者PT。
女性の単独で、避難小屋も色々と怖いだろうに。

翌日の行程を、相棒と相談。
当初予定していた中芝新道は、雨ならやめる予定だった。
じゃあ土樽までと思ったが、電車の時刻が思ったより遅い時間。
結局、早立ちして、谷川岳まで戻ることにした。

そっと3時半に起き、静かに出発準備。
茂倉岳を進んでいると、日の出と雲が切れていく。
それがいけなかった・・・。
一ノ倉岳では晴れ間があり、これならと中芝新道へ進んでしまった。
肩の小屋で青年が言った「昨日、中芝から上がってきましたが最高でした。」の言葉。
一応、自分の装備や話の中から、大丈夫と判断したのかもしれないが・・・。
「大丈夫ですよ」の言葉。
3箇所ほどの危険箇所をアドバイスしてもらっていたのもあり、それならと降りていってしまった。

滑る岩稜降下に、ザイルを置いてきた事を後悔した。
途中で引き返そうと判断したが、相棒が上り返すことに躊躇。
喧嘩してでも、引き返すべきだったと、今でも思う。

無事に下山したから良いものの、決して褒められる下山ではなかった。
特に1枚岩の降下は、相棒にはできず。
先に先行し、別ルートを下から藪漕ぎし探した。
滑る岩場のトラバース。
ザレて崩れた斜面のトラバース。
滑る沢岩の渡河。
非常に怖い思いをしながら、林道へ出たときは、本当にホッとした。

ロッククライミングの集団に遭遇し、挨拶をしたが・・・決まって様子はこうだ。
ジロジロと下から装備と人をなめる様に見て、「あぁ・・どうも」みたいに面倒くさそうにする。
林道の真ん中で、お花摘みをしているような人にはびっくりしたが。
お前ら、そんなに偉いのか?と思うときはある。

まぁ・・・山岳会や猛者が集う方からみれば、遭難事故予備軍にしか見えないのは、なんとなく理解できるのだが・・・。

危ない思いはしたくないと思いながら、結構・・・学習していない自分もあれだが。
本当にこのままでは、いつか死んでしまうのではないか?とは思った。
教訓として、生かせればいいのだが・・・。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1225人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら