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Yamareco

記録ID: 1760987
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
阿蘇・九重

霧氷と野焼きの饗宴 春の九重連山縦走 

2019年03月16日(土) ~ 2019年03月17日(日)
 - 拍手
tekapo その他1人
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
28:55
距離
22.4km
登り
1,712m
下り
1,738m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
4:33
休憩
0:50
合計
5:23
10:12
7
スタート地点
11:16
11:18
19
11:37
11:56
35
12:31
12:31
19
12:50
12:52
4
12:56
13:02
6
13:08
13:12
7
13:19
13:33
122
2日目
山行
5:50
休憩
1:47
合計
7:37
7:30
26
7:56
7:57
73
9:10
9:26
12
9:38
9:41
11
9:52
9:52
5
9:57
10:24
12
10:36
10:36
22
10:58
11:29
39
12:08
12:09
19
12:28
12:40
28
13:08
13:08
12
13:20
13:21
26
13:47
13:50
10
14:00
14:01
6
14:07
14:16
40
14:56
14:57
8
15:05
15:06
1
15:07
ゴール地点
天候 3/16 晴れ・風やや強し  3/17 午前・雪交じり爆風 午後・快晴
過去天気図(気象庁) 2019年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
3/16 大阪南港からのサンフラワーフェリーAM7:45着にて「ゆきうさ」さんをピックアップ後、テカポ車で長者原へ約1時間少し。 
3/17 別府港PM6:45出航 テカポは山口へ
コース状況/
危険箇所等
<長者原〜諏蛾守越> 前半は舗装路、途中も林道あり、歩きやすいルート
<諏蛾守越〜三俣山〜南峰〜坊ガツル> 西峰までは急だが登りやすい。南峰から坊ガツルは山と高原地図でも破線で表記されるように滑りやすい急なルート。
<鉾立峠〜白口岳> 山と高原地図では破線だが比較的登りやすい。頂上直下は要注意。
<白口岳〜久住山> 開けた稜線ルートで歩きやすい。
<久住山〜牧ノ戸峠> 火山灰土の非常にぬかるんだルート。スパッツ必着!

※GPSデータは電源入れ忘れのため、スタート地点が途中からとなってます。
 また、バッテリー切れのため、久住山〜避難小屋間はデータが飛んでます。
その他周辺情報 長者原にモンベルあり。9:00から営業。忘れ物はここで調達できる。
長者原を出発 三俣山が迎えてくれた。
2019年03月16日 10:05撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
1
3/16 10:05
長者原を出発 三俣山が迎えてくれた。
少し登ると三俣山の斜面が霧氷に覆われているのがはっきりと見えてきた。
2019年03月16日 10:39撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
3/16 10:39
少し登ると三俣山の斜面が霧氷に覆われているのがはっきりと見えてきた。
一面、うっすらと雪化粧しているようだ。
2019年03月16日 10:50撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
3/16 10:50
一面、うっすらと雪化粧しているようだ。
振り返る長者原
2019年03月16日 11:02撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
3/16 11:02
振り返る長者原
砂防ダム近くの林道を行く。
2019年03月16日 11:07撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
3/16 11:07
砂防ダム近くの林道を行く。
砂防ダムから硫黄山あたりを望む。
2019年03月16日 11:16撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
3/16 11:16
砂防ダムから硫黄山あたりを望む。
諏蛾守越近くから見上げる三俣山。青空が優勢になってきた。
2019年03月16日 11:30撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
3/16 11:30
諏蛾守越近くから見上げる三俣山。青空が優勢になってきた。
薄らと霧氷に覆われた山肌が美しい
2019年03月16日 11:31撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
3/16 11:31
薄らと霧氷に覆われた山肌が美しい
諏蛾守越から三俣山を登り出し、久住山方面を望む。眼下には北千里ケ浜が見える。
2019年03月16日 12:03撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
3/16 12:03
諏蛾守越から三俣山を登り出し、久住山方面を望む。眼下には北千里ケ浜が見える。
お〜 晴れてきた。中央左奥が久住山だ。
2019年03月16日 12:09撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
2
3/16 12:09
お〜 晴れてきた。中央左奥が久住山だ。
青空が眩しい〜
2019年03月16日 12:17撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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3/16 12:17
青空が眩しい〜
三俣山南峰の斜面が面白くなっていた。点々と霧氷が着いた樹木がまだら模様を描いている。
2019年03月16日 12:23撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
3/16 12:23
三俣山南峰の斜面が面白くなっていた。点々と霧氷が着いた樹木がまだら模様を描いている。
近くの霧氷、遠くの霧氷 青空の下、映えるねぇ〜
2019年03月16日 12:28撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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3/16 12:28
近くの霧氷、遠くの霧氷 青空の下、映えるねぇ〜
白さが際立つ〜
2019年03月16日 12:30撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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3/16 12:30
白さが際立つ〜
斑模様が面白い
2019年03月16日 12:32撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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3/16 12:32
斑模様が面白い
三俣山本峰に着いた。
2019年03月16日 12:58撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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3/16 12:58
三俣山本峰に着いた。
とりあえずいつものポーズ
2019年03月16日 13:01撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
4
3/16 13:01
とりあえずいつものポーズ
茶色とのコントラストに浮かぶような霧氷した九重連山
2019年03月16日 12:59撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
1
3/16 12:59
茶色とのコントラストに浮かぶような霧氷した九重連山
西には大船山が尖っていた。
2019年03月16日 13:00撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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3/16 13:00
西には大船山が尖っていた。
いい眺めだねぇ〜
2019年03月16日 13:00撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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3/16 13:00
いい眺めだねぇ〜
私も絵になってるかな。
2019年03月16日 13:01撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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3/16 13:01
私も絵になってるかな。
壮大な眺め 久住山と星生山とのコル・久住分れに見えるのは阿蘇の山だ。
2019年03月16日 13:05撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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3/16 13:05
壮大な眺め 久住山と星生山とのコル・久住分れに見えるのは阿蘇の山だ。
三俣南峰に着いた。
2019年03月16日 13:25撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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3/16 13:25
三俣南峰に着いた。
南峰から見下ろす坊ガツルはまだ野焼きが始まっていなかった。
2019年03月16日 13:31撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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3/16 13:31
南峰から見下ろす坊ガツルはまだ野焼きが始まっていなかった。
南峰の急峻な東斜面越しにみる九重連山
2019年03月16日 13:40撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
1
3/16 13:40
南峰の急峻な東斜面越しにみる九重連山
おっ! 野焼きが始まったようだ。
2019年03月16日 13:51撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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3/16 13:51
おっ! 野焼きが始まったようだ。
炎がどんどん湿原を焦がしていく。
2019年03月16日 13:56撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
3/16 13:56
炎がどんどん湿原を焦がしていく。
少し黒くなった坊ガツルと大船山
2019年03月16日 14:04撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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3/16 14:04
少し黒くなった坊ガツルと大船山
南峰の激下り&ぬかるみスリップのルートをようやく降りていくと、野焼きが最後のクライマックスを迎えていた!!
2019年03月16日 15:07撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
1
3/16 15:07
南峰の激下り&ぬかるみスリップのルートをようやく降りていくと、野焼きが最後のクライマックスを迎えていた!!
風にあおられて大きくなったり小さくなったりする炎。
2019年03月16日 15:07撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
3/16 15:07
風にあおられて大きくなったり小さくなったりする炎。
最大級の高さまで昇る炎。天を焦がす勢いだ。
2019年03月16日 15:09撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
3
3/16 15:09
最大級の高さまで昇る炎。天を焦がす勢いだ。
炎の熱気が感じられる。音も迫力だ。
2019年03月16日 15:09撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
3
3/16 15:09
炎の熱気が感じられる。音も迫力だ。
一気に真っ黒になった湿原。
2019年03月16日 15:13撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
3/16 15:13
一気に真っ黒になった湿原。
忘れていた、三俣南峰の急峻なルートだ。
2019年03月16日 15:25撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
3/16 15:25
忘れていた、三俣南峰の急峻なルートだ。
焦げた匂いが漂う中、法華院温泉山荘に着いた。1か月振りだ。
2019年03月16日 15:34撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
3/16 15:34
焦げた匂いが漂う中、法華院温泉山荘に着いた。1か月振りだ。
ゆきうさサンは初めての法華院温泉。
2019年03月16日 15:36撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
3/16 15:36
ゆきうさサンは初めての法華院温泉。
翌朝、ガスガスの空の下、出発だ。
2019年03月17日 07:41撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
3/17 7:41
翌朝、ガスガスの空の下、出発だ。
鉾立峠を見下ろす。爆風に流れる雲が早い。
2019年03月17日 08:30撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
3/17 8:30
鉾立峠を見下ろす。爆風に流れる雲が早い。
白口岳はガスで真っ白のまま。
2019年03月17日 08:09撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
3/17 8:09
白口岳はガスで真っ白のまま。
白口岳山頂はもうすぐ。次第に勾配は急になっていく。
2019年03月17日 09:19撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
3/17 9:19
白口岳山頂はもうすぐ。次第に勾配は急になっていく。
爆風吹き荒れる白口岳。1分と居れなかった。
2019年03月17日 09:29撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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3/17 9:29
爆風吹き荒れる白口岳。1分と居れなかった。
何度もいく先をコンパスとGPSで確かめながら進む。
2019年03月17日 09:40撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
3/17 9:40
何度もいく先をコンパスとGPSで確かめながら進む。
時折ガスが微かに晴れて、見える稜線。
2019年03月17日 10:02撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
3/17 10:02
時折ガスが微かに晴れて、見える稜線。
中岳直下の分岐。
2019年03月17日 10:04撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
3/17 10:04
中岳直下の分岐。
東千里ヶ浜 一瞬青空か?
2019年03月17日 10:30撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
3/17 10:30
東千里ヶ浜 一瞬青空か?
確かに青空だ たおやかな景色が一瞬楽しめた。
2019年03月17日 10:35撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
3/17 10:35
確かに青空だ たおやかな景色が一瞬楽しめた。
久住山へのルート ガスガス真っ白〜
2019年03月17日 11:05撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
3/17 11:05
久住山へのルート ガスガス真っ白〜
全く視界が効かない中、久住山到着。
2019年03月17日 11:12撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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3/17 11:12
全く視界が効かない中、久住山到着。
とりあえず証拠写真 ポーズ
2019年03月17日 11:13撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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3/17 11:13
とりあえず証拠写真 ポーズ
久住山避難小屋でひとまず休憩だ。
2019年03月17日 11:36撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
3/17 11:36
久住山避難小屋でひとまず休憩だ。
小屋横のトイレは閉鎖中
2019年03月17日 11:36撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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3/17 11:36
小屋横のトイレは閉鎖中
小屋の窓の外が明るくなり、外に出てみると・・・
2019年03月17日 11:46撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
3/17 11:46
小屋の窓の外が明るくなり、外に出てみると・・・
お〜 久住山が見えている!
2019年03月17日 11:46撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
3/17 11:46
お〜 久住山が見えている!
青空が広がっている!
2019年03月17日 11:52撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
3/17 11:52
青空が広がっている!
星生山方面は青が優勢〜
2019年03月17日 11:57撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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3/17 11:57
星生山方面は青が優勢〜
久住山ははっきりと見えてきた。
2019年03月17日 11:57撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
3/17 11:57
久住山ははっきりと見えてきた。
星生崎に入る。
2019年03月17日 11:59撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
3/17 11:59
星生崎に入る。
星生崎から振り返る久住山
2019年03月17日 12:05撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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3/17 12:05
星生崎から振り返る久住山
星生崎のたおやかな星生山からのすそ野のカーブが美しい
2019年03月17日 12:05撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
3/17 12:05
星生崎のたおやかな星生山からのすそ野のカーブが美しい
足取りも軽やかになるねぇ〜
2019年03月17日 12:05撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
3/17 12:05
足取りも軽やかになるねぇ〜
青空と斑模様の霧氷、そして笹の緑のコントラスト
2019年03月17日 12:14撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
3/17 12:14
青空と斑模様の霧氷、そして笹の緑のコントラスト
素晴らしい絶景が待ってくれていた
2019年03月17日 12:15撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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3/17 12:15
素晴らしい絶景が待ってくれていた
西千里ヶ浜を見下ろす。左奥は扇ヶ鼻
2019年03月17日 12:15撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
3/17 12:15
西千里ヶ浜を見下ろす。左奥は扇ヶ鼻
こんな久住山も楽しめる。
2019年03月17日 12:31撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
1
3/17 12:31
こんな久住山も楽しめる。
星生山からの九重山
2019年03月17日 12:36撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
3/17 12:36
星生山からの九重山
左に三俣山、奥には大船山と平治岳。眼下には硫黄山だ。
2019年03月17日 12:36撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
3/17 12:36
左に三俣山、奥には大船山と平治岳。眼下には硫黄山だ。
星生山山頂〜 三俣山が良く見える。
2019年03月17日 12:37撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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3/17 12:37
星生山山頂〜 三俣山が良く見える。
いつまでも眺めていたいねぇ〜
2019年03月17日 12:37撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
1
3/17 12:37
いつまでも眺めていたいねぇ〜
こんな絶景、なかなか見れないかも
2019年03月17日 12:41撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
3/17 12:41
こんな絶景、なかなか見れないかも
星生山から扇ヶ鼻を望む。こちらの景色も素晴らしい
2019年03月17日 12:48撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
3/17 12:48
星生山から扇ヶ鼻を望む。こちらの景色も素晴らしい
西千里ヶ浜へ降りてきた
2019年03月17日 13:02撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
3/17 13:02
西千里ヶ浜へ降りてきた
名残惜しい久住山。足元は激ぬかるみだった。
2019年03月17日 13:40撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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3/17 13:40
名残惜しい久住山。足元は激ぬかるみだった。
少し遠くなった久住山
2019年03月17日 13:51撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
3/17 13:51
少し遠くなった久住山
牧ノ戸峠が見えてきた。
2019年03月17日 13:51撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
3/17 13:51
牧ノ戸峠が見えてきた。
九州自然歩道を1時間歩き、長者原へと帰ってきた。三俣山が再びお出迎えだ。
2019年03月17日 15:07撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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3/17 15:07
九州自然歩道を1時間歩き、長者原へと帰ってきた。三俣山が再びお出迎えだ。
三俣山と星生山 しばらくお別れだね。
2019年03月17日 15:08撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
3/17 15:08
三俣山と星生山 しばらくお別れだね。

装備

個人装備
長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 雨具 ゲイター バラクラバ 毛帽子 着替え ザック ザックカバー 行動食 非常食 飲料 水筒(保温性) ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ナイフ カメラ チェーンアイゼン
共同装備
コンロ コッフェル 15m非常用ロープ

感想

ちょうど1か月前、初めて九州の山・九重へ小屋泊を楽しんだ。。
その時の法華院温泉山荘の佇まいがすっかりと気に入った私、
今回は大阪の沢登り仲間「大峰サワーズ」にもいかがですかと
参加を募ったところ「ゆきうさ」さんの手が挙がる。

3月16日早朝、長期出張先の山口から車を走らせ別府港で
ゆきうささんをピックアップする。
フェリーは瀬戸内海にも関わらず強風のため結構揺れたそうだ。
この日の天気予報は九州地方以外は雨・雪の予報が多く、
風は九州でも強風予報であったのだ。

長者原に着き、現地でのうっすらと積もった雪の様子を判断し
モンベル長者原店でチェーンアイゼンを購入。
これがこの後、大活躍するのであった。

諏蛾守越から雪化粧した三俣山へ登ると、先ほどまでガスっていた
九重連山の山並みが一気に晴れていくという、
まさに最高のタイミングに二人で歓喜する。
今日は二人とも晴れ男・女だ。

今回、坊ガツルの野焼きが午前中に行われることを事前情報で得ていたが
三俣山山頂で正午を回っていたので真っ黒になった坊ガツルを見ることに
なるのかなと思って三俣南峰から見下ろすとまだ茶色のままじゃ
ありませんか。強風で開始が遅れているのかなと思いながら、
「山と高原地図」で破線表記の坊ガツルまでのルートを下りだすと
ちょうど周辺部からようやく野焼きが始まったようだ。
しかし、まだ時間がかかりそうなので、破線ルートを下っていく。
このルート、破線の理由は急斜面に火山灰土がむき出しになった
超滑り易いルートなのであった。チェーンアイゼンのおかげで
少しは滑りも抑えられることもあったが、
それでも悪戦苦闘し、木の枝にぶら下がったり
足元が引きずられるようになりながらやっと坊ガツルへと降り立った。

その時、最高のタイミングで湿原の中央部に最後の火が放たれ、
一気に炎が横に、さらに天高く上がっていくその瞬間であった。
舞い上がる炎は生き物のように大きく小さくなりながら
大地を焦がし、天を焦がしていく。
湿原を流れる小川へ向かって火線が動いてくる様は圧巻だ。


野焼きの煤けた匂いを法華院温泉で流し、ビールと戴く夕食。
そして談話室でのウイスキーや日本酒、酒の肴に夜は更けていく。


翌朝、どんよりと曇った空に時折雪が混じる中、
鉾立峠へ向けて歩き出す。
昨日よりも風が強い。ほとんど爆風状態だ。
時折、ザックを背負った体が引き倒されそうになるほどだ。
なんとか白口岳に立ち、想定ルートを変更して池ノ小屋を目指す。
温かいコーヒーで一息つき、再び爆風の中、久住山を目指す。

しかし着いた久住山でもガスガスは変わらず、
今度は久住山避難小屋へ逃れるように入り込む。
ここでもコーヒーを飲んで一息ついていると、なんだか窓の外が明るい?
支度を済ませ、外に出ると・・・・晴れ間が出ている!
今日は午後からは雲が取れると予報していたがその通りになった。

その後は一気に青空が優勢になり、昨夜からの霧氷とのコントラストが
最高の演出を見せてくれたのであった。
とりわけ、星生山からの展望が最高であった。
霧氷の白、笹の緑、そして青空。
織り成す色合いが美しく、足元のぬかるみに辟易しながらも
気分は楽しく歩けたのであった。

爆風、急な破線の難ルート、ぬかるみとコンディションが悪い状況も
ありながら、足並みよく一緒に歩いてくれた大阪からのゆきうさサンには
本当に感謝であり、美しい景色に歓喜するときは独りよりも喜びを
分かち合えるのが楽しい二日間であった。



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無雪期ピークハント/縦走 阿蘇・九重 [3日]
くじゅう山群全山縦走
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5

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