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Yamareco

記録ID: 1778384
全員に公開
雪山ハイキング
白馬・鹿島槍・五竜

唐松岳

2019年03月23日(土) ~ 2019年03月24日(日)
 - 拍手
takayasiro その他1人
GPS
32:00
距離
7.2km
登り
1,053m
下り
267m

コースタイム

1日目
山行
4:36
休憩
0:27
合計
5:03
9:35
32
スタート地点
10:07
10:17
29
10:46
10:56
10
11:06
11:07
7
11:14
11:15
11
11:26
11:29
108
13:17
13:19
79
2日目
山行
3:40
休憩
6:40
合計
10:20
6:00
12:30
60
唐松岳頂上山荘
13:30
12:30
150
丸山
15:00
15:10
10
八方池山荘
15:20
ゴール地点
天候 23日曇り風やや強い、視界20m以上 24日曇り、強風、視界ゼロ、吹雪き
過去天気図(気象庁) 2019年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
多治見5時==多治見IC==安曇野IC==白馬駅==八方尾根スキー場9:00
コース状況/
危険箇所等
丸山から唐松山荘まで、危険滑落場所多い。
その他周辺情報 駐車場1日600円 最終山頂駅までリフト往復2200円 荷物代440円
国道147号線を白馬に向かう、車中より。
2019年03月23日 08:11撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3/23 8:11
国道147号線を白馬に向かう、車中より。
八方尾根スキー場、駐車場一番奥に何とか駐車。大変な混みよう。
2019年03月23日 09:19撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3/23 9:19
八方尾根スキー場、駐車場一番奥に何とか駐車。大変な混みよう。
ゴンドラ駅、雪が少ない、地山が見えている所が多い。
2019年03月23日 09:26撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3/23 9:26
ゴンドラ駅、雪が少ない、地山が見えている所が多い。
外国人スキー客が多い。
2019年03月23日 09:40撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3/23 9:40
外国人スキー客が多い。
最初はゴンドラに乗る。
2019年03月23日 09:36撮影 by  SC-03K, samsung
3/23 9:36
最初はゴンドラに乗る。
リフトに乗り換え。
2019年03月23日 09:56撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3/23 9:56
リフトに乗り換え。
木が樹氷にになっていない、温かいのかな、春が近いのかな。
2019年03月23日 09:56撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3/23 9:56
木が樹氷にになっていない、温かいのかな、春が近いのかな。
白馬岳方向が微かに見える。
2019年03月23日 10:10撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3/23 10:10
白馬岳方向が微かに見える。
終点、八方池山荘駅、此処まで来ると、風は冷たい。
終点、八方池山荘駅、此処まで来ると、風は冷たい。
八方池山荘前で、アイゼン他冬装備セット。
五竜岳方向、北アルプスらしい景色。
2019年03月23日 10:17撮影 by  SC-03K, samsung
3/23 10:17
八方池山荘前で、アイゼン他冬装備セット。
五竜岳方向、北アルプスらしい景色。
2019年03月23日 10:18撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3/23 10:18
小屋が雪の中。
2019年03月23日 10:28撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3/23 10:28
小屋が雪の中。
冬は、ほとんどが直登なので、キツイ。
2019年03月23日 10:31撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3/23 10:31
冬は、ほとんどが直登なので、キツイ。
最初のケルンで、休憩。
2019年03月23日 10:48撮影 by  SC-03K, samsung
3/23 10:48
最初のケルンで、休憩。
雲っているが、白馬岳から唐松岳の稜線は良く見える。
2019年03月23日 10:48撮影 by  SC-03K, samsung
3/23 10:48
雲っているが、白馬岳から唐松岳の稜線は良く見える。
2019年03月23日 10:49撮影 by  SC-03K, samsung
3/23 10:49
五竜岳方向。
2019年03月23日 10:57撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3/23 10:57
五竜岳方向。
八方池のケルン
2019年03月23日 10:57撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3/23 10:57
八方池のケルン
雨飾山から妙高、方向。雲ではっきり見えません。
2019年03月23日 10:57撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3/23 10:57
雨飾山から妙高、方向。雲ではっきり見えません。
3個目のケルン、先に見る小屋は、トイレ。雪で使えません。
2019年03月23日 11:22撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3/23 11:22
3個目のケルン、先に見る小屋は、トイレ。雪で使えません。
不帰から天狗岳に続く稜線。
2019年03月23日 11:31撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3/23 11:31
不帰から天狗岳に続く稜線。
2019年03月23日 11:36撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3/23 11:36
2019年03月23日 11:36撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3/23 11:36
2019年03月23日 11:36撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3/23 11:36
2019年03月23日 12:27撮影 by  SC-03K, samsung
3/23 12:27
2019年03月23日 12:27撮影 by  SC-03K, samsung
3/23 12:27
2019年03月23日 12:34撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3/23 12:34
2019年03月23日 12:34撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3/23 12:34
丸山に到着、雪が無い時期と大違い、とってもキツカッタ。
2019年03月23日 13:25撮影 by  SC-03K, samsung
3/23 13:25
丸山に到着、雪が無い時期と大違い、とってもキツカッタ。
2019年03月23日 13:28撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3/23 13:28
2019年03月23日 13:28撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3/23 13:28
2019年03月23日 13:28撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3/23 13:28
唐松岳頂上山荘到着。小屋の手前で滑落した女性を見る。20m位下の様だった。パートナーの男性がいた、救助要請はした様だ。
持っているロープ類を繋いで、救出に向かったが、自力で上がっていた。でも万が一そこで滑ったらと思うと。
 気お付けて下山して下さいと声を掛け見送る。
2019年03月23日 14:53撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3/23 14:53
唐松岳頂上山荘到着。小屋の手前で滑落した女性を見る。20m位下の様だった。パートナーの男性がいた、救助要請はした様だ。
持っているロープ類を繋いで、救出に向かったが、自力で上がっていた。でも万が一そこで滑ったらと思うと。
 気お付けて下山して下さいと声を掛け見送る。
翌日の八方池山荘、此処にたどり着くまでには。色々あった。
登山を甘く見ていけないと、痛感した登山でした。
2019年03月24日 15:28撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3/24 15:28
翌日の八方池山荘、此処にたどり着くまでには。色々あった。
登山を甘く見ていけないと、痛感した登山でした。
2019年03月24日 15:28撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3/24 15:28
2019年03月24日 15:41撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3/24 15:41

装備

個人装備
ザックカバー 雨具 防寒衣 着替え 帽子 手袋 テルモス 水500cc2本 食料 行動食 非常食2日 ガスバーナー コッフェル 調味料 寝袋 ランタン ヘッドライト 予備電池 カラビナ4個 テープスリング3本 コンパス 地図 メモ帳 携帯電話 カメラ GPS ピッケル アイゼン ゴーグル 目出帽 ビーコン スコップ
共同装備
テント 食料 ロープ6?15m テントマット

感想

唐松岳の冬山は初めて、丸山までは疲労感を感じて登った記憶はないが、今回はとても長く感じた。アイスバーンの雪、吹き溜まって柔らかい雪、雪の表情は複雑に変化していて、歩きにくい。
 唐松山荘の手前は岩場の危険場所、特に冬道に変わっていて変化があり、慎重に登った。
 山荘手前で、男性にロープを持っていないかと声を掛けられる、女性が滑落していると言う、ガスで女性は見えない、もっているロープは、今回に限って15m、無理です、救助要請はしましたかと言ったら行ったとの事なので、申し訳ないがその場を離れた、少し登ると滑落した女性が見えた。とても負目を感じる、小屋について、ロープとシュリンゲを繋いだら、25m位になったので、助けられると判断し、滑落場所に戻ったら、女性は自力で上がっていた。結果オーライだけど良かった。気お付けれ下山する様行って見送った。
 小屋の周りは吹溜りは雪がいっぱいで、テントを張る場所は僅かでしたが、強風の中何とかテントを張る事が出来た、冬はアンカーは竹ペグと、用意したペグ使おうとするが、雪が凍て埋めるのに苦労した、カラビナ、ピッケルも使った。
 テントに入れば天国、自宅で下準備してのハンバーグカレー美味しく食べたテント泊の楽しみを満喫。
 しばらくすると、小屋に一人の男性がテント越しに話掛けて来る、時間は5時頃だろうか、「此処に避難小屋は有りますか」無いよと答える、此れからどうするのかと言うと、ツエルトがあるのでそれで一夜を過ごすとの事でした、何時でもいいから来るように言い、見送る。
 翌1時位から、今まで経験したことが無い強風で、テントのたうちまわる、ポールが外れない事を祈るが、ポールが外れた二人外に出て復旧した、その後はテントを体で支えながら一夜を過ごした。
 心配なのは、ツエルトで風に耐えているパーティー、「大丈夫か-」声を張り上げるが返事はかえって来なかった。
 明るくなり7時頃、風はやまない、吹雪いて視界はゼロ、外からアイゼンのしっかりいた音が聞こえる、救助隊の様でした、救助に来たとの事でした。此れから唐松山荘の窓の木を外して中で、風、ガスが薄くなるまで待機すると言われた。
 私達は、小屋の中に入れてもらおうと、強風の中テント撤収、そして救助隊に中に入れて貰える様お願いをした。貴方達も遭難の可能性が有るので良いでしょうと許可してくれた。
 長野県警救助隊3名、後から4名位の民間救助隊員が加わった、そしてビバークの3人も小屋に来た、無事だった事が嬉しかった。このグループの一人が今も滑落して救助を待っているとの事だった。救助隊も場所が特定できないので、視野が効くまで待っている状況、携帯のGPSで場所を特定出来ないか確認していたが無理なようでした。2次遭難回避が最重要事項なのが良く分かった。
 私は、自分を守るためには、ココヘリ持つことが最善な策の様に感じた、帰ってから早速手続きを行いました。
 12時30分、風は強いがガスが薄く見通しが良くなったので下山する事にした。耐風姿勢を取って風が弱くなったら動くの繰り返しを何度も行い下山する事が出来た。リフト駅に着いた頃は、日差しも出て、初日の出来事がうその様です。
 今回の反省と教訓
1. 冬の北アルプスを甘く見ない、経験の無い山ほど、情報をよく調べる。
2. テント泊は、必ず鉄ペグを持参する。12本必要。
3. 滑落した時の、自己確保できる装備と、自分の居場所が分かる対策をとる

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