小6と行く雨乞岳・イブネ・クラシ（武平峠から↗クラ谷↘コクイ谷）

2019年04月06日(土) [日帰り]

• GPS: 09:32
• 距離: 21.5km
• 登り: 1,475m
• 下り: 1,491m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:00
• 休憩: 2:23
• 合計: 10:23

距離 21.5km 登り 1,476m 下り 1,493m

6:22 スタート地点
6:37 武平峠
6:46 6:53 武平トンネル西登山口
7:30 7:35 沢谷峠
7:45 7:51 クラ谷分岐
8:46 8:47 七人山のコル
9:16 9:17 東雨乞岳
9:28 9:30 雨乞岳
9:54 9:59 杉峠、西避難小屋
10:00 10:55 杉峠
11:06 11:08 杉峠の頭
11:13 11:14 タイジョウ分岐
11:21 11:22 佐目峠
11:34 11:35 イブネ
11:45 イブネ北端
11:55 12:00 クラシ
12:06 クラシ谷源頭部
12:11 12:12 イブネ北端
12:18 イブネ
12:27 佐目峠
12:36 12:40 タイジョウ分岐
12:46 杉峠の頭
12:53 13:00 杉峠
13:09 13:17 杉峠の下のキャンプ適地
13:23 13:26 御池鉱山旧跡
14:08 14:14 コクイ谷出合
15:27 15:37 クラ谷分岐
15:46 15:49 沢谷峠
16:19 16:26 武平トンネル西登山口
16:34 16:36 武平峠
16:45 ゴール地点

天候

曇りのち晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

武平峠三重県側の駐車場（トイレあり）

コース状況／危険箇所等

武平峠～クラ谷
登山口のからしばらくは植林地帯を登りますが、それを過ぎてからはトラバース状態が続きます。急登、急降下はないですが、道幅は意外と狭く、細かなUpDownが続きます。帰路、疲労状態で歩きましたが、そういう状態では谷にずり落ちないよう注意が必要です。

東雨乞岳～雨乞岳～杉峠
クラ谷から七人山との分岐のあたりまでは、沢の遡行や渡りがあり、滑ったり浮石を踏まないよう注意が必要です。七人山分岐からは東雨乞岳は低木の樹林帯そして熊笹帯に変わり、雨乞岳まで続きます。やや急登もありますが危険は少ないと思います。雨乞岳から杉峠の下りはかなり急斜面です。残雪もあったので慎重な歩行が必要でした。

杉峠～イブネ～クラシ
全体的に歩きやすいです。杉峠の頭から佐目峠で一度アップダウンし、イブネへもう一度登ります。イブネは苔むしたなだらかな台地です。クラシは低木の林になっていますが、イブネ同様になだらかです。

杉峠～コクイ谷
最初は九十九折りの道を下りましたが、踏み固められていて歩きやすかったです。コクイ谷についてからは、クラ谷同様に細かいUpDownと渡りが連続し疲労は蓄積しそうです。また、支流がたくさんあり似通った風景なので、迷わないようマーキングを見落とさないように注意が必要だと思いました。

写真

4/6 6:13

トイレ目当てに武平峠三重県側の駐車場を利用。6時頃で4台目。

4/6 6:18

車道を武平峠に向かって出発

4/6 6:20

トンネル右側から入ります

4/6 6:24

ザレた登り

4/6 6:31

武平峠。ここで登山届を提出

4/6 6:32

前回はここから御在所へ行きましたが、今回は雨乞へ。

4/6 6:34

武平峠の下り

4/6 6:39

トンネル上部に道があります。

4/6 6:40

いったん、武平トンネルの滋賀県側に降ります。

4/6 6:41

雨乞岳登山口駐車場。道路の反対側にも数台分あります。

4/6 6:41

登山口看板。

4/6 6:42

このタイプの看板がこの先何か所かあります。

4/6 6:45

いざ、出発。

4/6 6:46

最初は植林地帯です。

4/6 7:00

それでも、歩きやすいと思います。

4/6 7:07

4/6 7:12

そろそろ、植林帯もおわり、明るくなってきた様子。

4/6 7:14

落葉樹林なので、明るいです。

4/6 7:15

山腹のトラバースが続きます。

4/6 7:25

狭いところも多いので慎重に。

4/6 7:27

4/6 7:27

コクイ谷出合のあたり。遭難多発注意と。

4/6 7:31

少し落ち着いた道

4/6 7:33

残雪も見かけます。

4/6 7:36

枯れた沢のように見えます。

4/6 7:39

遠目に看板が見えてきました。

4/6 7:40

4/6 7:42

コクイ谷との分岐。クラ谷へ進みます。

4/6 7:43

注意書きを確認。

4/6 7:44

雨乞岳への看板がありました。

4/6 7:44

マーキングは多いのでそれを目安に進みます。

4/6 7:45

ロープのあるところも。

4/6 7:48

沢を巻く道になっているようです。

4/6 7:53

崩れそうな斜面をトラバース。緊張します。

4/6 7:55

下りも多い。

4/6 7:56

登っている、というより奥へ奥へと進んでいく感じです。

4/6 7:59

渡渉も多いです

4/6 8:01

まだまだ先は長い

4/6 8:07

よじ登るところも。

4/6 8:13

4/6 8:18

似たような雰囲気。

4/6 8:19

また、沢沿いを歩いています。

4/6 8:20

4/6 8:23

そして渡渉り。

4/6 8:26

ショウジョウバカマかな？

4/6 8:27

小滝、水量の多い時期は雰囲気も変わりそうです。

4/6 8:30

残雪が。

4/6 8:34

晴れ予報ですが、ガスってます。

4/6 8:40

尾根道に出る様子。

4/6 8:41

七人山はスルーです。

4/6 8:41

幻想的。

4/6 8:42

尾根を進みます。トンネルのような感じ。

4/6 8:45

少し開けたところ、景色がないです・・・

4/6 8:49

着々の標高を稼ぐ登りになってきました。

4/6 8:51

馬酔木のつぼみかな？

4/6 8:59

熊笹も出てきました。

4/6 9:03

東雨乞の手前。

4/6 9:06

笹薮の登り。足元がドロドロです。

4/6 9:11

到着。でも360度ガスで強風

4/6 9:13

さっさと雨乞を目指します。

4/6 9:19

前を歩く2人が見えないほどの笹です。

4/6 9:22

あと少し

4/6 9:23

到着

4/6 9:23

4/6 9:26

山頂にある池。

4/6 9:33

ここもガスで眺望なし、強風なので早々に退散。

4/6 9:34

向かいの山が少し見えるか？風も強く長居はしにくい状況でした。

4/6 9:34

お天気良ければ多分、眺望ポイントの岩

4/6 9:35

角度を変えて。

4/6 9:36

お天気良ければ気持ちよい稜線歩きだと思われる・・・

4/6 9:37

4/6 9:38

あまりのガスガスにイブネ・クラシはあきらめようか？という気分

4/6 9:41

東雨乞岳と雨乞岳の間、残雪が見えます。

4/6 9:42

杉峠へ向かって下ります。この後、残雪の激下りで写真撮る余裕なし。

4/6 9:49

4/6 9:54

4/6 9:54

4/6 10:05

早めですが疲れたのでランチタイム。山専ボトルでサクッと。

4/6 10:47

4/6 10:56

休憩しているうちに晴れてきたのでイブネを目指します

4/6 10:58

天気も回復し、穏やかな登り。

4/6 11:01

4/6 11:01

振り返ると、雨乞岳もよく見えます。

4/6 11:08

分岐の看板が見えてきました。

4/6 11:08

4/6 11:12

イブネに向かいます

4/6 11:14

佐目峠

4/6 11:21

再び登ります。

4/6 11:23

振り返って雨乞

4/6 11:28

イブネの入り口

4/6 11:29

イブネ

4/6 11:30

なだらかな台地

4/6 11:30

御在所岳、鎌ヶ岳

4/6 11:30

東雨乞岳、雨乞岳

4/6 11:34

テントが。

4/6 11:36

日差しもありそうなところなのに残雪です。結構積もった？

4/6 11:39

イブネ北端。

4/6 11:41

苔のじゅうたん

4/6 11:41

青空

4/6 11:44

4/6 11:45

こんもりとした苔の塊。

4/6 11:48

林の中へ。

4/6 11:49

4/6 11:49

クラシへ向かいます。

4/6 11:50

意外と狭い尾根道。

4/6 11:51

クラシ到着。地味さに息子「ここがゴール？」

4/6 11:59

4/6 11:59

4/6 12:00

4/6 12:08

4/6 12:17

登ってきた東雨乞＆雨乞

4/6 12:17

4/6 12:24

4/6 12:54

杉峠からコクラ谷へ向かう

4/6 12:55

歩きやすい

4/6 12:59

九十九折りに下っていきます。

4/6 13:06

なだらかな地形。

4/6 13:09

石垣が見られ、人の手が入っている様子。

4/6 13:10

4/6 13:10

キャンプしたのかな？の跡。

4/6 13:12

4/6 13:13

くねくねの木。

4/6 13:16

鉱山跡。

4/6 13:17

石の階段があったのでちょっと覗いてみました。大きな石がゴロゴロしている広場でした。

4/6 13:20

木に爪痕が・・・・クマ？？

4/6 13:20

なんども渡渉り、でも水の少ない時期なのか枯れ沢が多かったです。

4/6 13:21

4/6 13:24

4/6 13:33

4/6 13:43

結構幹が太いね、なんて話しながら。

4/6 13:44

分岐の看板、この辺りでは武平峠はまだ出てこない。

4/6 13:54

4/6 13:54

コクイ谷は下流へ向かうルートでした。水量も増えてきています。

4/6 13:59

クラ谷に向かい、上流へ向かいます。

4/6 14:01

この辺り、沢もほど近くでキャンプ適地かも

4/6 14:03

急にロープ場です。

4/6 14:05

慎重に。

4/6 14:10

似たような雰囲気

4/6 14:17

水量も変わってきた様子、支流も多くルートファインディングは慎重に。

4/6 14:44

ここの下りはけっこう怖い。

4/6 14:48

地図とマーキングを頼りに沢を渉り

4/6 14:51

歩きやすい道を選びつつ

4/6 14:53

また、渡渉り。

4/6 15:02

ここは右に巻いていく。

4/6 15:09

意外に急登。

4/6 15:12

にわかに岩場出現。

4/6 15:17

倒木をくぐる。

4/6 15:23

看板が見えてきた？

4/6 15:27

クラ谷分岐に再び到着。

4/6 15:27

この辺りの沢は神崎川の支流のようです。

4/6 15:38

帰路に向かう。

4/6 15:44

だいぶ日も傾いてきた。

4/6 16:10

植林帯にくるまでのトラバースは、疲労のなかかなり気を張って疲れました。

4/6 16:24

帰りは車道へでずに沢伝いに武平峠方面へ。

4/6 16:31

やっと武平峠。あと一息です。

撮影機器：

COOLPIX W300 NIKON CORPORATION

感想

P_yoshi

登山計画していた時から、なかなかのロングコース。Junも弱音も吐かずによくついてきて、よく頑張った。大人もだいぶへこたれた感じでした。
何度も繰り返される渡渉りと沢を巻くためのUpDownに疲労が重なり、おまけにルートファインディングもあり、なかなか気を張り続けた山行でした。
雨乞岳はガスガスのなか、ほとんどスルーみたいな感じ、振り返っても、イブネ・クラシの独特な雰囲気と、クラ谷、コクラ谷の沢歩きの印象が強いコースでした。

なお

鈴鹿シリーズ、ヒルの出る前に雨乞へ。ここへ行くならイブネ・クラシに行きたいけど、ロングコースだから子連れでは厳しいか・・・？行けたら足をのばそうか・・・という計画でした。

雨乞までがガスガスだったのでこのまま下山か？と思われましたが、昼休憩しているうちに晴れてきたので、行ってみよう！ということに。

Junは今回の行程がよくわかっていなかったせいか文句もいわずについてきたので、しめしめ・・・・と結局、クラシまで行けました。
タイジョウや銚子はまたの機会に。

帰りのルートのコクイ谷が思っていたよりずっとハード。
延々と続く谷、数えきれないほどの渡渉。
谷はよく行く金剛山と比べて台風による影響は少ないのかそれほど荒れておらず、きれいで日差しもさして気持ちよかったのですが、脚にはかなり堪えました。

2年前に行った2日がかりの大杉谷を思い出しながら歩きました（大杉谷よりハードででしたが・・・）

子連れで山へ行きはじめてから、1日の歩行時間も距離も我が家で最長記録。
新緑には早かったけど、これ以上暑かったら、今回のコースは体力的に無理だった気がします。
いつもは筋肉痛とはほぼ無縁の息子も筋肉痛・肩こり・頭痛になったほど。よく頑張った息子にも感謝。
大人はそれ以上に疲れが残りましたが、1日のうちに色々な景色を味わうことができて大満足の山行でした。

コメント

ふらっと

すごい！
２１．５ｋｍも歩いていますよ。ｊｕｎ君、よく歩きましたね。
イブネへ行くなら甲津畑からがいちばん楽なんですが、雨乞経由とは欲張りましたね。
チョウシはイブネからすぐそこに見えていたハゲたところです。銚子ケ口というのはチョウシからずっと北に行った別の山ですが、チョウシの先は険しくて危険です。
タイジョウは行くほどの山ではないし、危険な箇所があるのでおすすめしません。
ではまた安全にいろんな山へ挑戦してください。

追記：なんとこれ、メルマガ「週間ヤマレコ」に載ってますよ。もう有名人ですねー。

なお

Re: すごい！
flatwellさま
こんにちは。
コメントありがとうございます。いつも情報、ありがとうございます。
イブネだけでなく雨乞もセットで・・・と欲張ってしまいました（イブネは行けたら・・・くらいの気持ちでしたが）
帰りに自分のログを見たら19キロだったので「新記録だよ！」と息子に言うと
「そんな記録嬉しくないな」と冷めた言葉が帰ってきて(笑)
帰宅後改めて確認して20キロ越え、とわかり家族でびっくり、でした。
「週刊ヤマレコ」載ったのですか？？？
びっくり、今、確認しました。
今度行くときは新緑の頃、雨乞だけかイブネだけかに絞り、コクイ谷を通るなら行きかな？と思っています。
あの辺りはほかの山からも縦走できそうですし、色々楽しめそうですね。
また何かと質問するかと思いますがよろしくお願いします