木曾御嶽山（継子岳-飛騨頂上）【静かな北御嶽でライチョウを愛でる】

2019年04月13日(土) [日帰り]

• GPS: 07:27
• 距離: 10.8km
• 登り: 1,098m
• 下り: 1,093m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:25
• 休憩: 1:02
• 合計: 7:27

距離 10.8km 登り 1,099m 下り 1,098m

8:04 御嶽小坂登山口
8:50 小坂口七合目
9:15 9:17 湯ノ花峠
9:45 9:59 のぞき岩
10:33 10:34 小坂口八合目・お助け水
12:23 12:52 継子岳
13:35 13:46 飛騨頂上
13:48 五の池小屋
14:26 小坂口八合目・お助け水
14:38 14:43 のぞき岩
14:55 湯ノ花峠
15:06 小坂口七合目
15:31 御嶽小坂登山口
15:31 ゴール地点

天候

快晴！13時頃より雲が出てきました

アクセス

利用交通機関：

自家用車

◆アクセス、駐車場
▼小坂口（濁河温泉）駐車場
・4月下旬まで、チャオから先、濁河温泉へは時間規制があります。18時〜翌8時までの夜間・早朝は通行できません。本日はゲート前で待機していたところ、7時半に解錠されました
・本日は、伊那IC→権兵衛トンネル→開田高原経由でしたが、チャオまでは凍結等一切なし。チャオのゲートから先、濁河温泉までは、凍結・積雪が3割ほどありました。ゲートでスタッドレスのチェックをされます
・無料で10台程度。現在下段の駐車場は使用できません
・8時前到着時で、先行5台おり驚きました。濁河温泉前泊か、下呂温泉からの登山者でしょうか（下呂温泉からは時間規制なしに上ってくることができます）

コース状況／危険箇所等

◆道の状況（2019年4月13日現在）
※これからの時期、残雪の状況は日々変化します。冬に逆戻りの日もあるでしょう。以下は参考程度にとどめ、最新の情報を入手してください

▼駐車場⇆森林限界
・最初から12爪アイゼン装着しましたが、特に不要でした
・気温が上がる帰路は踏み抜き注意。下りはスノーシュー・ワカン・ツボ足と三者三様で歩きましたが、ワカンが優勢だった

▼森林限界→継子岳
・ここでアイゼンの方々が大多数
・五ノ池小屋まで登り、稜線を辿るルートが通常ですが、この時期は森林限界の少し上から、針の山付近へ直登することができます。ただし、上部はかなり急なので、アイゼン・ピッケルを確実に効かせることが出来なければやめたほうがいいと思います
・また、ハイマツが出ている箇所もありますので、そこは踏まないように気を付けましょう

▼継子岳→五ノ池小屋
・ここも踏み抜きの多い箇所です
・雪庇の発達している箇所もあるので注意

▼五ノ池小屋→森林限界
・小屋直下はいやらしいトラバースあり。アイゼン・ピッケル推奨

その他周辺情報

◆登山後の温泉
♨天空の温泉宿 湯元館
・日帰り600円と、この温泉地からしたら非常にリーズナブル
・その割には源泉がドバドバと掛け流されており、さすが「湯元」だなと感心
・12月から3月までは冬季休業とのこと
https://yumotokann.com/sp/


◆飲食店
▼食事処 風車
・焼肉とラーメンが人気のようですが、当然蕎麦も美味しい
・蕎麦粥は他では食べることのできない貴重なお味。とても美味しかった
https://visitkiso.com/interests/155/detail/

▼そばカフェ 水舎
・木曽からは離れますが、山形村の有名そば店
・やまっちそば提供店
http://www.suisya-ya.com/shop/shop02.html

写真

4/13 5:22

k）木曽馬の里ライブカメラ。快晴です
m）私は車で爆睡中
3)私は自宅出発頃

4/13 6:49

k）開田高原の九蔵峠展望台より御嶽山。一番右がこれから登ろうとしている継子岳
m）とても綺麗で目が覚めました

4/13 7:24

k）チャオより乗鞍岳。ここも（リフトを使って）再訪したい山
m）長く辛いゲレンデ歩きを思い出します
3）懐かしいね、貸切宿を思い出す

4/13 7:35

k）チャオから先は現在時間規制中です。本日は7時半にゲートが開きました。入口でスタッドレスのチェックをされます

4/13 7:36

k）すべります
m）とても分かりやすい
3）撮ってあったんだ！

4/13 8:00

k）小坂登山口。登山届（必須）を記入してスタートです

4/13 8:04

k）昨年の豪雨で道が変わっています

4/13 8:33

k）樹林帯のとても雰囲気の良いコースでした
m）思ったより遠回り

4/13 9:01

k）ジョーズ岩（人喰いザメ）の手前で従来のルートに合流
3）口に入りたかったな〜

4/13 9:36

k）飛騨頂上が「42」。100mごとにサインがあっていい目安になります。年齢に置き換え、当時を思い起こしながら登ります
m）10代はやたら長く感じます
3）偶然にも私と同い年、10代を思い出しながら歩きます

4/13 9:40

k）これ、日除けに本当にいいです
m）凍った雪は重いのでお勧めしません
3）お兄さん、ストックの使い方間違っていますよ

4/13 9:49

3）仲むつまじい二人
k）いや、お菓子をとられただけ
m）いや、お菓子をとってあげただけ

4/13 9:47

k）これが昨年新設された「のぞき避難小屋」ですね

4/13 10:31

k）ウサギトラックと摩利支天

4/13 10:32

k）暑い、、、そして重い
m）絶景まであと少し

4/13 10:33

k）お助け水に到着。雷鳥の看板は完全に埋もれています

4/13 10:34

k）ネズミの足跡と思われる。途中で消えており、しかもその先の爪っぽい跡が気になる。鷹にさらわれたとの見解で一致
3）バックした感じじゃないもんね

4/13 10:45

k）森林限界に到着。ここからがお楽しみ
m）疲れが一気に吹き飛ぶ
3）意外と長い樹林帯でした

4/13 10:48

k）ダケカンバと乗鞍岳・笠ヶ岳・薬師岳

4/13 10:50

k）白山・別山の展望が素晴らしい。荒島岳も

4/13 10:52

k）ここら辺から左にルートをとり、直接継子岳方面に登ります

4/13 10:55

3）雷鳥の足跡発見、探しながら歩いていると…

4/13 11:05

3）Kazu405君が発見、今シーズン初雷鳥
k）鳴き声が聞こえたので
m）かわいい！

4/13 11:05

3）怪しい人も登場、主役は雷鳥です
m）そ〜っと脅かさないように…確かに怪しい

4/13 11:09

3）まだ小さめの雷鳥、可愛いな〜
k）小さいし、管理識別用の足環もしていないところを見ると、ここ御嶽で生まれ育った雷鳥でしょう。嬉しいね。涙が出る

4/13 11:27

k）雷鳥の足跡と雪浴びをした痕跡だね
m）熊の足跡だ！って言ってる人もいたね

4/13 11:29

k）雷鳥の冬毛も発見

4/13 11:34

m）3rotallyさんからのお土産。リクエストの伊勢海老ではなかったけれど、美味しかった
3）大事なのは気持ちですよ

4/13 11:44

m）以前は下りで使ったルート。アイゼンが効く雪で良かった

4/13 11:44

k）なかなかな傾斜です

4/13 12:00

k）アイゼンはよく効きますが、引っ掛けたら数百メートルは滑落する箇所です。ご注意を
3）俺のアイゼンあまり効かなかったよ、歯を磨かなければ

4/13 12:01

3）ついに倒れた、奥は摩利支天と噴煙
k）このところの寝不足・栄養不足・心身衰弱のため、立ち眩みが酷かった

4/13 12:01

k）五ノ池小屋〜継子岳の稜線直下。噴煙がいつも以上に上がっている気がします
3）初めは雲かと思ったけど、噴煙だね

4/13 12:05

k）エビの尻尾。本日のメイン行動食となりましたが、春のエビは冬より味が落ちます。黄砂や花粉の影響と思われます

4/13 12:12

k）稜線に出ました。継子岳も見えてきた

4/13 12:13

k）振り返ると、御嶽の威容が
m）いつ来てもカッコイイ

4/13 12:16

m）サングラスしていても眩しい

4/13 12:17

k）白山が実に美しい。残雪期に登ってみたい最有力候補
m）同じく

4/13 12:18

k）継子�曲�と中央アルプス・南アルプス

4/13 12:23

k）そして継子岳に登頂！
3）私は初登頂

4/13 12:25

k）北アルプスとともに
m）来て良かった

4/13 12:27

m）頂上は独占
3）最高だね

4/13 12:30

k）信号機カラー
m）信号機トリオと改名しよう
3）事前打ち合わせは無し

4/13 12:34

3）乗鞍岳と北アルプス、Kazu405君格好いいな〜
k）左より、薬師岳・笠ヶ岳・剱岳・立山・水晶岳・鷲羽岳・乗鞍岳・槍ヶ岳・奥穂高岳・前穂高岳・常念岳・蝶ヶ岳

4/13 12:37

k）カップも信号機

4/13 12:52

k）継子�曲�と3rotallyさん。奥には南アルプスと中央アルプスが

4/13 12:52

m）360度、どこを見ても綺麗

4/13 13:02

k）五ノ池小屋に向かいます。絶景稜線

4/13 13:07

k）雪面のミニエビの尻尾
m）口を開けた大量の魚に見える

4/13 13:08

m）見とれてなかなか進めない

4/13 13:09

4/13 13:09

k）五ノ池小屋から継子岳への稜線。大好きな稜線のひとつ

4/13 13:14

k）四ノ池

4/13 13:14

k）快適な稜線歩き、と思いきや

4/13 13:15

k）2人同時に落ちた
m）大爆笑
3）なかなか深かった

4/13 13:24

k）再び雷鳥との出会い
m）教えていただいた方に感謝
3）教えてもらっても気付かないくらい同色化してたね

4/13 13:26

3）雷鳥と継子岳

4/13 13:27

k）木曽駒と雷鳥

4/13 13:27

k）雷鳥と木曽駒ヶ岳・間ノ岳・北岳・仙丈ヶ岳

4/13 13:27

m）ちーちゃんと呼んでいたけれど、雄だったね

4/13 13:27

k）いい感じにポージングをしてくれ、甲斐駒・千丈・北岳とのベストショットも撮ることができました

4/13 13:28

k）ありがとう。ここ御嶽で末永く暮らしてください

4/13 13:32

k）コマクサ群生地のエビの尻尾。摩利支天と

4/13 13:35

k）飛騨頂上で参拝

4/13 13:36

k）継子岳

4/13 13:39

k）三ノ池展望所より摩利支天

4/13 13:39

k）剣ヶ峰ズーム

4/13 13:40

k）三ノ池。開眼は当分先でしょうか
m）また見に来たいな
3）開眼したら再訪しましょ

4/13 13:48

k）五ノ池小屋。今のところ、泊まりたい小屋ナンバーワン。今年の秋はなんとか。。。

4/13 13:55

k）小屋直下はキワドイトラバース箇所も。アイゼンを引っ掛けたら数10メートルは滑落します

4/13 14:08

k）森林限界に戻ってきました

4/13 14:21

k）森林限界で各自装備を整えます三者三様
m）ワカンで良かった
3）私はツボ足で十分

4/13 15:00

k）オオカメノキの冬芽。山の春も近い

4/13 15:30

k）駐車場に帰着

4/13 16:51

k）温泉は登山口から一番近い湯元館へ。泉質・ご主人の人柄等、最高でした。楽天トラベルの評価も高く、冬合宿候補の筆頭になりました
3）ここは良かった！ぜひ泊まりにきたいものだ

4/13 15:51

k）ナトリウム・カルシウム・マグネシウムー硫酸塩・炭酸水素塩泉が贅沢に掛け流されています

4/13 15:51

k）露天。こっちもガンガン掛け流されています

4/13 21:26

k）噴火の1ヶ月前に頂上山荘で購入した、限定36枚の雷太君Tシャツ。思い出の品で、御嶽付近に来る時には着るようにしています

4/13 18:08

k）夕食は口コミの良かった「風車」へ

4/13 17:45

3）マーボーラーメン

4/13 17:48

k）ざるそば

4/13 17:52

m）そばがゆ。蕎麦・そばがき・蕎麦の実が入った初めて食する味でした

4/13 19:57

k）moricoco実家にて。春のご馳走です

4/13 20:28

k）moricoco母お手製の柏餅
m）いつもながら、有難い

4/14 12:13

k）翌日。山形村の名店「そばカフェ水舎」へ

4/14 12:12

k）山形村には月一くらいで来ていますが、やまっちそばは初です

4/14 11:48

k）天ぷら。フキノトウ・タラの芽も

4/14 11:52

k）粗びき蕎麦

4/14 11:53

k）味も触感も最高でした

4/14 11:52

k）そして、やまっちそば。山形村名産の長芋と蕎麦がベストマッチ

撮影機器：

Canon EOS Kiss X7 Canon

TG-4 OLYMPUS CORPORATION

SO-04K Sony

感想

Kazu405

3rotallyさんと一泊でどこかを計画していたところ、お互いやっぱり面倒になり、日帰りでどこかに行くことに。
久々、冬毛の雷鳥を見に行こうということで、真っ先に浮かんだのがここ。
これまで7割くらいの確率で遭遇している、北御嶽の継子岳へ。

当初は初のチャオから登る予定でしたが、到着時間が遅くなり、着いたのは7時10分。
8時まで待てばゲートも開くので、下山したらすぐ温泉もあるし濁河から登ろうかと変更。
幸運にもゲートは7:30オープン。

昨年の豪雨で濁河温泉からのルートは一時閉鎖になり、新しいルートが付けられて以来、初めて歩くことになります。
距離的には結構長くなっていましたが、美しい樹林帯の中を適度な勾配で歩く素敵なルートになっていました。

森林限界からは五ノ池小屋経由ではなく、直接針ノ山を目指し急登に取り付きます。
ここで雷鳥に遭遇。
小さなオスでしたが、足環も付いてなく、ここ御嶽で生まれ育ったことを証明しており、とても嬉しい気持ちにさせてくれました。

継子岳からは、白山・北アルプス・浅間山・八ヶ岳・中央アルプス・南アルプスの大展望が。
そして、噴煙を上げる真っ白で雄大な山体に向け、3人で手を合わせます。

五ノ池小屋までの稜線上でも雷鳥に遭遇。
いい位置でポージングしてくれており、中央アルプスをバックに暫し写真撮影タイム。

何度訪れても見事な山です。
三ノ池の開眼の頃、また再訪する予定。

3rotally

いつものメンバーでの山行。
この日は越後駒ケ岳へ行く予定だったが、泊まり準備が面倒となり継子岳へ変更。
という訳で、私の目的は山頂よりも今シーズン初の雷鳥を見ることとした。

天気は毎度のことながら快晴。逆に良すぎて雷鳥いないんじゃないかと不安も。
しかしハイマツ地帯に入ると沢山の足跡が、すぐにKazu405君が発見してくれた。
稜線ではすれ違った方に雷鳥いたよ！と教えてもらい2匹目発見。
やっぱり可愛いな〜、それに御嶽山に雷鳥が生息していることが嬉しい！

天気は快晴、展望も良く、雷鳥にも会え、最高の一日。
Kazu405君、moricocoさん、今回もありがとう！そしてお疲れ様でした！

moricoco

今回も楽しいトリオ山行。
日々の激務と寝不足で、3rotallyさんのお誘いがなければ、ぐーぐー寝ていたかもしれない土曜日。同じく寝不足にもかかわらず、kazuさんの長距離運転とサポートのお陰で、大好きな木曽御嶽山の絶景と可愛らしい雷鳥に会えました。
2人に感謝感謝です。

コメント

moomin2013

雷鳥が可愛すぎ〜 (人〃∇〃)
こんばんはーっ
信号機トリオ、信号機カップ、思わず笑かして
頂きました。笑
雪山の大展望、素晴らしいですねー
でもって、雪山でのネズミや熊の足跡？(笑)を
を見つけながら、楽しく登る雰囲気が伝わって
来て、うーん何とも微笑ましく、ほっこり〜
そして何と言ってもベストショットの雷鳥くん。
素晴らしいお山をバックにちょこんと立ってる
姿がほーんと可愛らしくて、これは最高ですね。
私もこういう写真が撮りた〜い。笑
楽しいトリオ山行、お疲れ様でした〜

Kazu405

Re: 雷鳥が可愛すぎ〜 (人〃∇〃)
moomingさん、こんばんはー

お気に入りの北御嶽は、人が少ないこともあって雷鳥も悠々としている感じを受けました。
当日は快晴だったので雷鳥は出てこないかなーと思っていましたが、私の行いが良かったためか、カワイイ姿を現してくれました。
晴れの日に出てきて、あのネズミのように鷹にさらわれないことを願うのみです。

コメントありがとうございましたー！

3rotally

Re: 雷鳥が可愛すぎ〜 (人〃∇〃)
moomin2013さん、おはようございます！

今回は雷鳥に会うのが目的だったので本当に嬉しかったですね。
私の日頃の行いかな。笑
まあ何よりも御嶽山で雷鳥が育っていることに感動でした。
景色も良かったし、また縄張り争いの時期に再訪したいですね。

コメントありがとうございました

haryhary2001

おはようございます☀️
稜線で雷鳥の話しをした者です😁
現在はyamapに引越したのでログだけ取ってます😅
針の山直登時にも雷鳥に会えてたのですね
稜線の雷鳥もいい写真が撮れてますね〜👍
最高の天気と眺望でいい山行でしたね
お疲れさまでした🤚

3rotally

Re: 無題
haryhary2001さん、おはようございます！

稜線では教えていただきありがとうございました ！
教えてもらえなかったら気付かないでスルーしてたかもです
直登時も沢山足跡はあったのですが見れたのは1匹だけだったので
少し物足りなかったのです。

お陰で大満足の山行となりました。
ありがとうございました

Kazu405

Re: 無題
haryhary2001さん、こんばんは。

雷鳥教えていただき、おかげさまで中央・南アルプスをバックにお気に入りの写真を撮ることができました！
ありがとうございました！
北御嶽は人が少なくて良いところですよね。
またお会いできたら嬉しいです。