白虹かかる安達太良山
- GPS
- 04:48
- 距離
- 8.2km
- 登り
- 807m
- 下り
- 393m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2019年04月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車
自転車
|
写真
感想
前日に徹夜状態から磐梯山を登った影響で朝起きれず、二本松駅に到着したのは午前8時。前日の天気予報に反して朝から好天、昼過ぎに雲が晴れる予報を信じてダラダラしてたのが裏目に出た。
駅から安達太良高原スキー場までは自転車移動。最近あまりキツイ坂を登ってなかったので、岳温泉からスキー場までの登りに苦戦を強いられた。
駐車場に到着した午前10時には、下山して来て今から帰宅の路につきそうな人々が複数。出遅れ気味の状態で焦っており、ゲレンデを直登するトレースをとりあえず追ってしまう。途中で定番の登山道と違うことに気付き、本来のコースへの復帰を目論む。ゲレンデ間の林を突っ切れば良いだろうと軽い気持ちで、トラバースしていくと、どうも様子が異なる。ある程度、高度を稼いでしまったため、単なる横切りでは対応できなさそうだが、地図には破線のルートが存在していたので、そちらを目指す。
破線のスタート地点には温泉用のダクトが通されており、危険だから来るなと書かれていた。既に出遅れ気味なので、今さら下って出直していたら余計に時間を食ってしまうと考え、直進。すると、枝を掻き分けつつ、三点確保で登らなければならない岩場のような登山道(?)になってしまった。山道に復旧後、後続に早そうな方がおり、ドンドン追い上げてくる。この方をペースメーカーにしようと思いつき、距離を詰められないようペースを合わせる。しかし、登山道から離れたところにショートカットルートらしきスノーシューのトレースを発見、どうせなら引き離してしまおうと懲りずにルートから外れる。
スノーシューのトレースしかないだけあって、定期的に踏み抜く。踏む抜きに耐えつつ前進、途中何か所か登山道に復帰できそうな箇所もあったが、時間短縮のためにと、そのまま前進。しばらく経って、どの程度ショートカット出来たのかGPSを確認したところ、何と登山道とほぼ並走。単純にスノーシュー装備の方が、フカフカの雪を楽しみたいだけだった模様。こちらは単に疲れただけ、登山道に復帰するとペースメーカーの方は先に行ってしまった様子。
今回の福島遠征にて調理器具を初めて持参、最近の暑さではナルゲンに入れた水1Lのみでは、飲用と調理用の双方を賄うには厳しいと感じる。水分を追加調達するために、遠回りになるが、くろがね小屋へ向かう。トラバースするルートは雪が腐り始めており、谷側が崩れやすく非常に歩きにくい。中々ペースが上がらないながらも、小屋到着。この時期に営業してくれていることがありがたい。
ずっと薄曇りの空模様だったが、小屋を出発すると、徐々に青空がチラツキ始める。よく見るとの太陽の周囲に虹が出来ていた。日暈(にちううん)という現象らしく、写真を撮りまくったが、それほどレアな現象ではないそうで。
小屋から出て直ぐにピークかと思いきや、ニセピークというか別物だった。そもそもこれまでずっと安達太良山と認識していた山は、実は箕輪山だったことが発覚。安達太良山系の山という意味では、広義の安達太良山にあたるから間違ってないのか?
広大な雪原をトラバースしていると、バックカントリースキーヤーが気持ち良さそうに滑り落ちて行き、いつかやってみたいと感じた。八の字でしか止まれないから、絵にならないが。
山頂直下はかなり急になっており、滑るので岩を掴みながら登る。わずか数メートルのためにピッケルに換装するのは面倒。岩場に誰かが御守りを嵌め込んでくれていた。
山頂からは前日に登った磐梯山、吾妻山の噴火警戒レベル上昇により通行止め中の磐梯吾妻スカイラインもよく見えた。去年まではスカイライン側からこちらを見ていたので当然か。
風がやや強いため、ジェットボイルミニモの良いテストになると思ったが、やはり風避け無しでは厳しい。自分の身体を風上に置いてやると、何とか火が付いた。本格的な風避けを導入すべきか悩みどころ。
前日はリフィルタイプのカップヌードルを試したが、カップに麺を入れる際に、どうしてもある程度、麺やスープの元がこぼれ落ちてしまう。
そこで今回は麓のコンビニで購入した、有名ラーメン店のコラボ商品を投入。味に問題はないが、残りのスープの量が多く、おにぎり一個を投入しただけでは水分を吸収仕切れず、スープを飲み干さなければならなかった。
帰路はこの後別件の予定があり、時間を短縮するために、薬師岳方面に向かい、ロープウェイでスピード下山した。
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