網張温泉から岩手山

2017年08月03日(木) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 15.1km
• 登り: 1,106m
• 下り: 1,099m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:00
• 休憩: 0:36
• 合計: 6:36

8:45 第３リフト降り場
8:53 犬倉分岐
9:03 犬倉山水場
9:34 姥倉分岐
9:58 切通し
11:41 鬼ヶ城分岐
11:46 11:53 不動平避難小屋
12:22 12:38 岩手山
12:53 不動平避難小屋
13:42 13:47 御花畑分岐
13:47 大地獄分岐
13:47 切通し
14:06 姥倉分岐
15:13 15:21 犬倉山水場
15:21 犬倉分岐

天候

霧のち晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

網張温泉の駐車場を利用し、夏山リフトで犬倉駅まで楽をしましたw

コース状況／危険箇所等

鬼ケ城コースの核心部は岩場多く要注意です。下山路に選んだお花畑コースも道が大きく掘れて段差があったり、ブッシュが覆いかぶさったりで少し苦労します。
また、姥倉分岐付近や大地獄付近は火山ガス噴出があるとのことなのでコースアウト厳禁、長居は無用です。

その他周辺情報

網張温泉に宿をとりました。下山後移動なしで温泉三昧でした。

写真

8/3 8:35

網張温泉からは3本のリフトを乗り継ぎます。
所要時間は約35分

8/3 8:53

リフト駅から数分で裏岩手縦走路に合流（犬倉分岐）
右斜面下から網張元湯の噴出音と硫黄の臭いがあがってくる

8/3 9:03

水場の標識

8/3 9:14

土石流の跡

8/3 9:34

むかつく階段急登を経て姥倉分岐
周囲には火山活動(地熱高）があるそうなので登山道逸脱はご法度

8/3 9:58

黒倉山の裾を巻いて切通し
ここは御花畑コースと鬼ケ城コースの分岐点
天気が良かったので展望の鬼ケ城コースを選択しました

8/3 9:59

ここで初めて岩手山を拝む

8/3 10:16

だらだら登った先に最初のピーク
仮に鬼P1と命名w

8/3 10:31

鬼ケ城コースの本領発揮
ホールドはいっぱいあるし岩質が滑らない類なので見た目よりも登りやすい

8/3 10:44

岩手山に至るまで、立ちはだかる岩尾根。。。

8/3 10:44

鬼P2 w

8/3 10:44

眼下には御苗代湖が箱庭のよう

8/3 11:08

うーん、これを登るのすか？
いえいえ、右手に巻道がありました。

8/3 11:11

鬼P3到着
これからが鬼最後の大暴れ

8/3 11:21

スコリアのぐずぐず下りと岩場の登り返し

8/3 11:23

なんちゃってチムニーの登り
3点支持で乗りきってください。

8/3 11:30

エゾツツジ　？？

8/3 11:35

ミネウスユキソウ　？？

8/3 11:37

出ました！
高山植物の女王　コマクサ

8/3 11:41

御神坂分岐

8/3 11:45

ヤマオダマキ

8/3 11:46

不動平避難小屋
あれよあれよのうちにガスが山頂を覆い始める

8/3 12:02

岩手山へのアプローチ
右、らくらくコース
左　砂礫直登コース

無論、右が正解
敢えて間違えたワタクシ(笑)

8/3 12:11

体力消耗激しく、最後の一登りが苦しい

8/3 12:31

荒々しい噴火口を見る

8/3 12:37

ふひふひ言いながら岩手山の最高標高点へ

8/3 12:38

荒ぶる火口を見る
今噴火したら命はないなぁ

8/3 12:42

火山でよく見るイワブクロ

8/3 12:53

不動平からは御花畑コースを選択
御花畑まではお世辞にも良い道とは言えない
登山道の段差が大きいし、ぬかるんでいるし、ブッシュが覆いかぶさっているし

8/3 12:59

ハイマツ帯から灌木帯を経て深い森へ没する変化豊かなコースです

8/3 13:43

御花畑
お花はありませんでした
リフトの時間が気になって、御苗代湖へは足を延ばしませんでした。

8/3 14:00

大地獄谷の源頭
毒見したが、飲めそう（1週間以上たっても異常なしw）

8/3 14:04

でも、随所から硫黄分が噴出していて
下流に行けば行くほど飲料不可です。

8/3 14:14

大地獄谷分岐
早く谷筋から脱出したかった。
亜硫酸ガスが溜まっていたら命のやりとりだからね。

8/3 14:26

標高差100mの登り返しで切通しに戻ってきました。

8/3 14:46

姥倉分岐への登り
ガスってきました。

8/3 15:13

行きにスルーした水場

8/3 15:18

アプローチは崩壊路ですが、冷たくて美味しい水がごぼごぼ流れていました。

8/3 15:36

リフト乗り場に到着

撮影機器：

Canon EOS 5D Mark III Canon

F-05F FUJITSU

装備

個人装備

長袖シャツ ズボン 靴下 雨具 着替え 靴 予備靴ひも ザック 昼ご飯 非常食 飲料 ヘッドランプ ロールペーパー 保険証 携帯 タオル カメラ

感想

Manekko_I

夏季運行のリフトを利用して1310mまで楽しました(笑)
犬倉分岐-姥倉分岐間に土石流跡あり
姥倉分岐への登りは階段になっているが、非常に登り難い。
登山者の事をまったく考えないお役所仕事だ。
鬼ケ城コースは展望が素晴らしいが、岩場の登り降りに注意が必要です。
疲労が溜まる下山路としての利用は避けた方が良いと思います。
御花畑コースの登山道はお世辞にも整備されているとは言い難いです。
特に樹林帯の中のコースはオーバーユースなのか登山道に段差が多く
ブッシュが覆いかぶさったり、コースタイム以上の時間を要する状態です。
姥倉山、黒倉山、大地獄近辺は有毒ガス発生の危険があるので
なるべく停滞しないようにしてください。特に大地獄分岐手前は河原や斜面から硫黄成分が噴出していて危険です。

水場は犬倉山と姥倉山の間に1か所ありますが、アプローチは崩れかけた斜面なので注意が必要です。水量、水質は十分です。
もう一か所、ガイドブックには明記されていませんが、大地獄谷の源頭の沢水は利用出来るのではないだろうか？（無味無臭だったので飲んだが、今日現在、カラダに異常はないw）でも数百メートル下流で硫黄分が噴出していたので、そこ以降の水は飲料不可である
リフトの最終は17：00なので、それを逃すとさらに1時間の歩きとなりますのでご注意ください。