【城山コースから】 熊倉山 〜 酉谷山 -- 遭難者に遭遇 ?? --
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- GPS
- 11:08
- 距離
- 13.4km
- 登り
- 1,800m
- 下り
- 1,791m
コースタイム
→ No.2大岩(9:23) → 日野コース分岐(9:45) → 熊倉山(9:50=10:00) → Z220補(10:23) → 小ピーク(10:32)
→ 主根・公共(11:08) → 東谷分岐?(11:45) → 大血川峠・東谷分岐(11:52=12:03) → 小黒(12:37)
→ 鞍部(12:50) → 酉谷山(13:10)
◎[復路] 酉谷山(13:30) → 鞍部(13:42) → 小黒(13:52) → --北方面に入り込み ロス--
→ 大血川峠・東谷分岐(14:45) → Z220補(15:50) -- 1,440mピークより、北東尾根に下ってしまいロス--
→ 熊倉山(16:54) → 日野コース分岐(16:58) → 城山コース登山口(18:23)
-- ☆★ 所要時間:11時間08分 ★☆ --
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2006年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
荒川の支流・安谷川(川浦渓谷)に流入する寺沢沿いに右折します。 水車小屋を左に見て、さらに走行して 右側「城山」との"鞍部" 部分が「熊倉山登山口」です。 この道を さらに進んで下ると、谷津川沿いに「白久駅」に行きます。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
澄み切った青空のもと、「城山コース登山口」を出発。熊出没注意とある。昨日の雷雨で、登山道は濡れている。 良く踏まれたコースを、坦々と登って行く。林間から 荒川村の町並、武甲山、小持山がくっきりと見えます。 No.11からの「ナンバリング道標」が設置されており、登山道は良く整備されています。 途中では 間伐が進行、まわりが開けてきた杉林から ミズナラ、ブナの低木になり、明るくなる。 結構な急登が続きますが、No.2の「大岩」を過ぎると、山頂もぐーんと近くなります。 この「大岩」付近は、大変 幽玄な雰囲気です。 熊倉山山頂は 展望が無く、道標も古くて錆びており 暗い雰囲気です。 この先の「酉谷山」へのルートを"暗示"しているようです。 いよいよ"未知"のルート、酉谷山へ。 新緑が美しく、痩せ尾根のアップダウンが小気味よいルートです。 途中幾つかのピークからは、奥秩父始め 西側の山々が新緑に輝いて見えました。 「大血川峠」〜「小黒」間で、二人の登山者にすれ違いました。「東谷」へ下るとのことでした。 「小黒」への急登。やっと、酉谷山へ到着。 問題は,[復路]でした。「小黒」付近は、遭難が多いと聞きます。実は私も「小黒」で、緩勾配の北方面へ 入り込んでしまいました。(昔は、川浦谷へのルートがあったかも?) このように 主尾根から派生する尾根は、当たり前の話 登りでは問題なく通り過ぎるのですが、 下りで "同じような尾根状態" だと 見分けがつきにくく ついつい行ってしまうことがあります。 常に、しっかりと 廻りの状況と地形図を見ていないといけませんでした。 どこでもそうですけれど、ガスが巻いていたりすると 特に「小黒」あたりは注意が必要です。 |
写真
感想
◎ マーカーは時々出てきますが、「指導標」は一切ないマイナーコースです。無論、それなりの経験や知識が必要です。
◎ [往路]は、基本的に登りなので ルートとしては 問題は無いと思います。
◎ 問題は,[復路]でした。
「小黒」までは問題なく戻りましたが、「小黒」から、本来は西へ急激に下るところを
緩勾配の北へ入り込んでしまいました。
そして しばらく行くと、"遭難"と 思われる登山者の "遺留品"を 発見したのです。
前日に雷雨があり、そこには ビニールシート上に 傘や携帯やリュックがぐっしょり濡れたまま 置いてありました。
周囲に「誰かいますか〜」と声を掛けましたが、応答はありません。
どう見ても 荷物を置いて、周囲に出かけるという場所ではありませんし、状況でもありません。
遂に「110番」して、状況を説明しました。その後、自分もコースを外しているので、「小黒」に戻って、
正規の[復路]を「熊倉山」へ向かいました。
この間も 警察とは何回か やりとりをしましたが、場所が場所だけに 携帯が"圏外"になったり、
中々旨く通話が出来ません。
自分自身も不安の中の[復路]、そして、二度目のコース逸れをやってしまいました。
「熊倉山」への最後のピーク(1,440m)で、北西に行くべきところを 北東尾根 (後になって「宗屋敷尾根」と
認識しますが)に 下ってしまいました。
マーカーがあったので、つい下ってしまったのです。下るうちに、熊倉山方面が見えないのに気づき、
地図を見て間違いだと。
他人の遭難騒ぎどころでは なくなってきました。疲れがドツーと出てきて、ピーク地点まで登り直す
体力・気力が ???。 足が動かなくなりました。
薄暗い尾根を必死になって登り、ピークに到達しました。間違いが解りました。
正規の道を「熊倉山」へ。夕闇迫る登山道を、ひたすら下り、ようやく「城山コース登山口」へ着きました。
そこには、私の帰りが遅しと 影森交番の巡査とパトカーが待っていました。そこで、私が110番した内容の確認です。
明日(5/26)、私のもたらした情報の地点に "山岳救助隊"が 行くそうです。
(その後、山岳救助隊が5人で「東谷」から登り、確認したが、遭難とは確認出来ずとの連絡有り。ミステリー?)
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