蝶ヶ岳(三股からのピストン)
- GPS
- 07:54
- 距離
- 13.5km
- 登り
- 1,488m
- 下り
- 1,516m
コースタイム
- 山行
- 4:30
- 休憩
- 0:24
- 合計
- 4:54
天候 | 晴天🌞 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
GW後の週末のため、駐車場はガラガラ〜 |
コース状況/ 危険箇所等 |
三股登山口に登山ポストあり。 駐車場のトイレは、とってもきれい。 まめうち平からアイゼン着用。 気温が高くなるにつれ、雪がしゃばるので早い時間に出発すること。 沢のトラバースは上の斜面からの雪崩に注意。 踏み抜き注意。 アイゼン・ピッケルを持たずに、もしくは、軽アイゼンにストックで入山する方が多く見受けられた。今時期の蝶が岳は、そのような装備で行くお山ではないと思う。 歩いている様子を見て、大変危険を感じた。 |
その他周辺情報 | 今回は、どこにも寄らず帰宅。 |
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
防寒着
雨具
バラクラバ
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
アイゼン
ピッケル
スコップ
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ナイフ
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
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感想
GWは、遊びすぎたこともあり、この週末くらいは家で…と天気予報をみると…
家にいては勿体ないお天気!!
これは、行くっきゃない!!と前日にお山に入ることを決定。
18‐19日の山行候補にと、数日前まで情報収集をしていた蝶が岳に決定。
(なお、18‐19は、白馬と旭岳になった。)
上高地から入るか、三股から入るか迷ったものの、山小屋のHPやヤマレコの写真の状況を夏道にリンクさせ、三股から入れると判断。
金曜日は、多少残業したが山行には差し支えない時間に帰宅。
そこからパッキングをはじめ、2時間半程度仮眠。
11日0時45分に起床。
1:15に出発。
節約のため高尾まで下道を使い、高尾から梓川SAまで高速。
車を数か月前に換えたwaniko。いつもであれば、八ヶ岳で力尽きていたはずだが、今の車は、本当に運転が楽になり、力尽きずに梓川まで行けた。
6:00三股駐車場到着の予定であったが、4:45に到着した。
早く着いたから、早く登山を開始してテント場でゆっくりしようとそのまま登る準備。
5:15登山開始。
ザックは、何故かいつもよりも軽い。
ソロテント泊のはずなのに。
答えは、食料が少ないから。
普段は仲間の食料も持つが、今回はwaniko一人分。
だから軽い!
ザックの軽さが故に意気揚々と蝶ヶ岳へ。
と言っても、やはり急登なのは、否めない。
ゆっくり、ゆっくり、踏み抜かないように、足を滑らさないように。
waniko、一つ気がついた。
女性の登山者がほぼいない!
みんな男性。どおりで、トレースの歩幅がwanikoに合わない。
合わない歩幅は、体力を消耗しやすく、とても登りにくい。ステップが高くて体が上がらないときは、自分でステップを雪に刻む。
3シーズン用の靴で登ろうかと思ったが、冬靴にして、本当に良かった。
途中、BCのおじさんに遭遇した。
蝶沢を滑るらしい。とても羨ましく思えた。
自分でルートを確認して安全に滑る力がある。wanikoもいつかそうなりたいと思えた。
10:00ころに蝶ヶ岳ヒュッテ・テント場に到着。
テント場には2番目着。
張る場選びたい放題!!
嬉しいことにGWにテント場を使った方々の跡が残っており、整地の手間が少なく、風除けがしっかり残っていた😍😍
ラッキー😁🎶🎶
適当に雪をならし、テント設営完了。
さぁさぁ、待ってました!
下から背負ってきた氷結タイム〜!
摘まみは、梅味の柿の種とラー油味の柿の種。
本当は、テント設営が終わったら、お昼ご飯にする予定であったが、お酒とおつまみでお腹いっぱいになってしまった。
さてさて、お腹いっぱいになったところでお昼寝でもするかな(←もはや怠惰な生活でしかない笑)と思ったが外を見るとやはりお天気よく、穂高連峰が美しい。
寝ていてはもったいない、お散歩しよう!と蝶ヶ岳のピークと瞑想の丘でふらふら。
瞑想の丘からの穂高の大展望は、本当にたまらなかった。
たぶん1時間くらいお酒を飲みながら、ぼーっと座っていたと思う。
お散歩を終え、テントに戻るもまだ12時過ぎ。
ひまひま。
本当に早くテント場に着きすぎた。
やることが特にないので、蝶ヶ岳ヒュッテへ。
お酒を買い、お土産の絵はがきを購入した。
お酒は、お山価格なのに何故か絵はがきは下界と同じ価格。
変なのーと思いながら、どうやって折らずに持って帰るか悩む。
13時を過ぎたところで、ヒュッテのお姉さんが中で休んで構いませんよと声を掛けて下さった。
お言葉に甘え休んでいると威勢の良い大阪のツアーの方々が来た。
圧倒されつつも話しかけてきて下さったので、質問に答える。
wanikoの答えに対する反応(目を丸くして、顔を前につきだし、「へー!!!!」という感じ)が関西の方らしく、wanikoにはとても新鮮で面白かった。そんな反応が好きでもあった。
wanikoが「お酒好き、山好き、スノースポーツ好き、温泉好き!」というと、「そしたら、今日のガイドさんを紹介しなきゃ!」とガイドさんを紹介して下さった。
とはいえ、wanikoの父くらいの年齢の方(がっかりしたわけではない。本当に)。
ガイドさんと話していると共通の知人がいることが判明!お山業界は狭いねという結論に。
初めて会う方々とのお山から人生論といった多岐にわたるお話は本当に楽しく、時間はあっという間に過ぎた。
夕食の時間になり、wanikoは、テントに戻った。
wanikoの夜ご飯は、尾西のチキンライスを使ったリゾットとソーセージとスープ。
まずは、チキンライスにお湯を多めに注ぎ、チーズを入れる。あとは、放置するだけ。
だがwaniko1つ失敗。スープ分のお湯が足りない。
まあ、いっかとスープは無しに。
次は、ソーセージを焼く。これは、まぁまぁ良い感じにできた。←焼くだけだもの。
ソーセージを食べながらお酒を飲みつつリゾットの完成を待つ。
15分経ったところで、尾西開封!!袋を覗くと「あれ?チーズが玉になってる?」と失敗を確信した。
そしてご飯を食べると少し固い笑。
ちょっと失敗したみたい😅
でも、もう失敗しても怒られたりしないから大丈夫!
とはいえ、失敗した原因を探るとお湯を入れたあとにかき混ぜなかったのが敗因であるとわかった。
急いでかき混ぜて(手遅れだと思うけれど)食べるとあら!美味しい❤❤
waniko一人で満足。
食べ終えると、太陽を見送るイベント!
急いで防寒着に着替え、外に出る。
もちろん、見送る場所は、瞑想の丘。
陽が沈む様子は筆舌に尽くしがたしという感じ。
本当に。
陽が沈むのを見送ると次は安曇野の街灯りウォッチング。
写真を撮ってみるも、大して綺麗にとれなかった。。。
あまり外でのんびりしていると体が冷えてしまう。
テントに戻り、菊水の白とお摘まみを持って、再び小屋で暖をとらせて貰う。
すると、昼間のガイドさんがいた。
ガイドさんとツアーの方2人とみんなでお酒を飲みながら談笑。
お金がなくても結婚できるとか・・・BCの話とか、どこの温泉がいいとか・・・
とにかく、今回のガイドさんはよく喋る!そして面白い。
あっという間に消灯20分前になったので、そこで御開。
wanikoは、テントに戻り、mont-bellダウンハガー800の2番に潜る。
この寝袋、友人には、mont-bellダウンハガー800の4番だと言われるほど、ダウンがペランペラン。
寒くて眠れなくなるか不安ではあったが、-25度対応の寝袋をソロで持つには、重たいだろうと判断し、mont-bellの寝袋に。
眠りについた当初は、爆睡だった。
しかし、3時頃に足の冷えを感じ目が覚めてしまった。
このまま起きるのも早いと思い、ホカロンを足に貼り、寝直す。
4時に目覚ましが鳴り、起きるも周囲のテントの方々の音が聞こえない。
wanikoだけが起きて、ごそごそと準備すると近所迷惑かと考え、二度寝。
再度目を覚ますと陽が昇る12分前!!
わ!と慌てて起き上がり、外に出るとご近所のテントの方々もテントから出始めた。
今日のテン場の人たちは寝坊助さんだと思った。
朝陽が登る様子を写真に撮り、穂高連峰のモルゲンロートを期待する。
しかし、穂高連峰はオレンジ色に染まってくれなかった。
少しがっかりするも、さて朝食!
朝食は、乃がみの高級食パン!とコーンスープにコーヒー。
食パンに何もつけずに食べるも本当に美味しい!家で食べるよりも美味しい。
どうして?景色が良いから?
そしてコーヒーを飲みながらお着替えして下山準備をする。
テントの中の物を外に出し、テントをバサバサ。
撤収完了するまで30分だった。
waniko以前よりも撤収が早くなったかな?
ちょっと嬉しい😊
蝶ヶ岳のテン場を離れるのは心寂しくもあるが、時間が経過すればするだけ気温が上昇し、雪がシャバシャバになる。
アイゼンが効きやすい内に下山と心を鬼にして、下山開始。
蝶ヶ岳テント場の直下はシリセードの跡があり、waniko「お尻で滑り降りた方が早いのかな?楽なのかな?」とやってみたくもあるが、テント装備の重たい荷物を背負って止まれなくなったら大変と思い、樹林帯まで歩いて行った。
樹林帯まで来ると日帰りで登ってくる登山者とすれ違う。
みんなの装備に少し驚くwaniko。
アイゼンなくスニーカーの様な靴にストックという装備や、軽アイゼンに素手だったり。。。良くて軽アイゼンにストックの装備。
もちろん、ピッケルに前爪つきのアイゼンの方もいた。
にしても、心許ない装備の人が多すぎる。
まめうち平から上の急斜面ですれ違った10人の内5人はアイゼンすら着けていなかった。waniko本当に驚き。
アイゼンを着けていなかった女性は、見るからに歩きにくそうだった。雪道を歩き慣れてそうな雰囲気にも見えなかった。
そして、軽アイゼンに素手の方は、「雪は例年どおりですか?」と聞いてきたが、その方の目は必死で泳いでおり、余裕がなさそうに見えた💦💦
今回の山旅でwanikoは、12本アイゼンにストック装備のおじさんが滑落したのを見ている。
その方は、木にぶつかって止まった。怪我はしていなかった様子。
ただ、ストックがピッケルであったなら、木にぶつかって止まる前に滑落停止動作を自分で取れたかもしれない。
wanikoは、その様子を見てひやっとした。
そして、アイゼンすら着けずに登ってる人は、その様なことが自分の身に起きないと思ってるのかなぁ…😱と。
自分1人が滑落するだけならまだしも、下の人を巻き込む可能性もあるのにと思わずにはいられなかった。
まめうち平まで無事に下り終え、少し休憩をとる。
その間、wanikoのテント装備のザックに興味を持った方が、ザックを持たせてほしいと。
wanikoは、快諾。すると「おもーい!」と一言。waniko「え?!重たいのか。。。」と思ってしまった。
いつもテント装備で行動してるから、重さへの感覚が鈍っていたと判明。
そして、軽量化追求を誓う。
まめうち平を出るとあっという間に力水。wanikoは、力水を母の日のプレゼント(2人でコーヒーを飲むため)にしようと考えていた。
2リットルのプラティパスに力水を入れ、再度下山開始。(多分、母はお水を喜んでくれたと思う。でも、帰宅後にお水を見たら小さな石が入ってたな笑)
力水から登山口までは水の流れが美しく、清々しい道。
wanikoの疲れた足は軽くなる。
そして、あっという間に登山口に着いた。
駐車場で着替えていると、後続の下山者2人がきた。
wanikoの方が早く、車を出すとその2人のうち1人は手を振って見送ってくれた。
なんだかとて嬉しかった😊❤
今回はwanikoにとって挑戦という意味合いを持った山行であった。
無事に下山できて本当に良かった😊
話しかけてくださった皆さん、本当にありがとう✨✨
wanikoさん
鹿島槍ヶ岳以来です。
今回は泣く泣く私は下山しましたが、あのテンバにいらっしゃったんですね。
また、どこかで。
こんばんは!!
登り始めた時間は10分くらいの差でしたね💡
と言うことは。。。totokumさん、私の背中を見ていたかも?と思います😆
totokumさんが蝶ヶ岳ヒュッテを通過した時間は私がヒュッテの中にいた時間でした💦💦
またどこかでお会いできるといいですね✨✨
wanikoさん
そのとおりです。ステーションワゴンのバックドアを開けてる姿見てましたが、まさかwanikoさんとはね。私はその後ろに停めてました。かなり時間かけて用意されてましたね。鹿島槍ヶ岳でのお連れの方は都合悪かったのかな?また何処かでね🎵
おはようございます!
後ろに止められていたお車だったとは!!
気がつきませんでした💦💦
黒のステーションワゴンがあったらwanikoと思っていただければ幸いです😁✨
鹿島槍ヶ岳の相方は、風邪を引いており今回は同行せずでした🎶
wanikoさん
途中で遭遇したBCのおっさんです。
あのあと蝶沢を滑り降りましたが気持ちよかったですよ。隣の常念も登り大変ですが、とても気持ちのいい急斜面がどーんと続きますので、機会があれば挑戦してみてください。
下記は蝶沢を滑走した時の様子です。
https://youtu.be/wNUL4wEPu38
Raicho-Hotaka さん。
お早うございます!
メッセージありがとうございます😊
先日はたくさんお話しして下さりありがとうございました🤗
Raicho-Hotaka さんのドロップインから、一つ目のターンまでしか見えませんでしたが、とても気持ち良さそうなのが伝わってきました😁✨
十石山ですが、友人に話したところ、とても興味を持ってもらえましたが、日程調整がうまく行っておらず。。。この残雪期に行けるかな?というところです。
今年行かずとも来年の残雪期には優先して計画したいと思っています😃💡
こちら、見れますか??
https://photos.app.goo.gl/f7qDrreADt4Xx3HS8
wanikoさんこんばんは
写真見ることができました。ありがとうございます!
この時期にソロでテント泊とは山にどっぷりつかってますね。
今年は2000m以上はいい雪がたっぷり残っていますので
BCの練習にはいいシーズンかもしれません。
またどこかであえると良いですね。それでは!
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