宮之浦岳〜永田岳(淀川登山口から白谷雲水峡へ)
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- GPS
- 18:32
- 距離
- 24.5km
- 登り
- 1,669m
- 下り
- 2,404m
コースタイム
- 山行
- 8:49
- 休憩
- 1:26
- 合計
- 10:15
天候 | 13日:晴のち曇、14日:雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー
船 飛行機
13日:安房→淀川登山口(安房タクシー、早朝増し約7000円) 14日:白谷雲水峡→宮之浦港(まつばんだ交通バス)、⇒指宿港(Toppy) |
コース状況/ 危険箇所等 |
淀川登山口から宮之浦岳間はよく整備された道。 永田岳への道は再整備中(この日も作業中)でやや荒れた箇所はあり、頂上まではこのコース随一の急登が待っている。 縄文杉からは対向の登山者の数が増え、その対応に気を取られる。 全般に多い木道やトラック軌道では、雨が降っていたこともあり、滑りやすい所があった。 |
写真
感想
予てからの宿願というべき屋久島に行くことになった。もちろん九州最高峰の宮之浦岳が目当てだ。それに加えて鹿児島本土の開聞岳にも登るというプランで出発した。
初日は東京からの移動だけ。現地で食料、カセットボンベを調達し、観光協会で登山届を出し、環境保全協力金(\2000)を払って翌日に備えた。
二日目の登山初日、登山口までのタクシーは朝の4時と超早いが、どうもこの時間が普通らしく、おかげで5時過ぎとまだ暗いうちにスタートできた。
歩きだすと普段行く山とは森の様子が違うのに気づく。植林や広葉樹の類はなく目につくのは巨大な杉だ。朝食をとるお猿さん一家にも出くわす。
花之江河あたりから黒味岳などの山並みが確認でき、次第に大きな石が点在する風景に出会う。これはもう屋久島の山の個性だろう。あまり目にすることのない絶景といえる。
宮之浦岳頂上に来ると、まず目に入るのはゴツゴツとした峰の永田岳の存在感。幸いここまで順調で時間的に余裕あることから迷わずに永田岳に寄り道することにする。
永田岳への道まで来ると歩く人は少ないが、登山道補修の作業者、5〜6人の皆さんに出会う。補修はまだ始まったばかりのようだが、テント持参の作業に大変だな思いながら、ご苦労さまと声をかけて通り過ぎる。
永田岳はきつい登りの先にある石の山。展望は最高だと言いたいがガスがかかって360度の半分は見えない。でも肝心の宮之浦岳はしっかり見える。ここから見る宮之浦岳は素晴らしい。期せずして九州第一と第二の高峰をゲットできたのは嬉しい。
この後、新高塚小屋まではガスの中を歩くことになった。途中、多く見られるシャクナゲはまだまだのようだ。群落の量からして一斉に花が咲くと風景は華やかに一変するに違いない。
新高塚小屋はほどほどの人数で気持ちよく過ごせる、と思ったが、日没後にやってきたグループの遠慮のない賑やかさに閉口する。
登山二日目は雨でスタート。ほぼ降り続く雨の中、縄文杉以下の観光地巡りの山歩きになった。写真で見ると普通の大木に見えるが、実際に間近で見るとその迫力に驚く。
杉巡りの後はトロッコ軌道、続いて辻峠への登りがあり、それぞれが長いのでここは少々忍耐力が試される。
辻峠を下ると苔の森、もののけ姫のモデルになったとあり、雨で舞台が揃っていたはずだが、何となく通過してしまったような気がする。
そのあとの白谷雲水峡は渓谷美が印象深い。小さい島なのに雨が多いせいか、この日も水量豊富で流れに勢いがあった。
鹿児島山旅の第一弾は屋久島二座の登頂と縄文杉など観光地巡りで充実した気分で無事に終えた。
次は開聞岳、その日のうちにToppy最終便で指宿に渡った。
コメント
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