作場平〜笠取山(水干)〜唐松尾山〜牛王院平〜三之瀬
- GPS
- 08:15
- 距離
- 19.4km
- 登り
- 1,332m
- 下り
- 1,336m
コースタイム
天候 | 快晴〜薄曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
笠取山山頂まではハイキングコース並みの整備のされかた。 山頂を超えると一気に山道感みなぎって来て、一部道が薄い感じ。 本当の危険箇所は三の瀬に潜んでいます。。。素直に道路歩いてくのが確実かと。 |
写真
感想
さあさあ連休!
だけど日帰り、、、な今回は笠取山へ赴きますハイ。
さっぱり知らなかったんだけども前回の山行でヤケに薦められた事もあり、山頂付近にある多摩川源流ポイントをこの目に納めるべく、、、作場平からピストンだとちぃと短いかなってんで将監峠まで回って降りるべっって事で出発。
作場平の駐車場には7時頃についたんですが、ほぼ満車。
今日はテン泊の人もけっこういそうだけども、もちっと早めにつかないと微妙かも。けっこ広いけど、人気あるんでしょうねぇ。
さてさて駐車場からすぐに登山道入口があります。
が、登山道っつかハイキングコースですね、コレ。幅は広いわ平らだわでかなり歩きやすい。
苔むしてていい感じですなぁ。。。
暫くは川沿いな事もあり、涼しい、、、むしろちと肌寒いかも。
カメラを弄りつつちんたらちんたら進んで、30分でヤブ沢と一休坂分岐着。
ここはやはり、、、急登とある一休坂チョイスで!
分岐後、ちょいと登ると回りに笹が目立ち始め、、、日が直であたります。暑い。
ヤブ沢の方は行ったとき無いのでアレだけど、それほど急登って感じでもないかなー。
笹ゾーンを超えてちょいと登ると横手に富士山が、、、枝に遮られて視界は微妙だけども。
ほいほーいっと登ると暫く離れていた川に再び遭遇。んや、すずしー。
石敷の道に変ってちょいと登ると、、、笠取小屋着。
ちょいと一息。
やー、テン泊なザックの人が多いなぁ。うらやましい。
お子さん連れも。この道ならワリと安心カモなぁ。
さて山頂へ向かいますか。
小屋の裏手の方から、、、ガツッと草原が広がる脇に道がついてますが、草原にも踏み跡が、、、こっちかな。
と登ると、背後に雪の稜線が。
南アルプス、、、やー、あっちも気持ちいいんだろうなぁ。今日とか暖かいから雪崩が心配な気もするけど。
んで、前の方にようやく笠取山頂が見えてきます。んやー、にょっきりしてんなぁ。
一つ丘を越えて、も一つめに小さな分水嶺と看板があります。
多摩川、荒川、富士川の分岐とのこと。
ここからは笠取山頂も見えるんですが、左手にも良さげな山頂が、、、後で見ると燕山ですかね。んー、あっちもそのうち行ってみたいなぁ。
ちょいと歩くと、山頂までスラッと一直線に道が見えるポイントが。
、、、やー、登ってる人が見えますが、、、けっこ急ですなぁ。。。
ここまでゆったりだったし、ここだったら離れても平気かなっつーんでけっこ頑張ってゼイゼイ言いながら登頂!(後に誤りだったことが判明。。。)下から12分、、、まあまあ?
かなーり視界が良いポイントなので、暫し写真撮り。やー、ホント天気いいし、いいタイミングで登れたもんだ。満足満足。
暫く停滞した後、唐松尾山方面へ、、、と急に道の様子が変ります。
ヤブ漕ぎするほどのハードな道じゃないけど、しっかり登山道になってて雰囲気が一変、て感じ。ニヤニヤします。
と、標識が!笠取山1953メートルとありますね。。。
そういやさっきのには標高記載なかったカモ!
や、んだけどココは視界ないなぁ。
ざっざかざっざか進んでちょいと下りると、将監峠(尾根経由)と将監峠(巻き道)の分岐が、ここは尾根経由!、、、なんだけども、水干を目指して巻き道方面へ。
5分ちょいぐらい歩くと着きます。
噂によると文字通り干されてる事がママあるとか。。。
今回はアタリ!水溜まりぐらいはありました。奥の方の苔も湿ってて水滴がついてる感じ。
んむ、立派な多摩川になるんだよ。。。
さてさて分岐まで引き返し。
ザック、デポっといても良かったかなぁ。。。
すったらすったら進んでいくとちょいちょい残雪が。
これがまた中途半端に残ってて、底の方はガッチガチなので要注意。
周りは土がぐちゃぐちゃなのでこけると悲惨カモ!
そろそろ小腹が空いて来たぞ、、、と思いながら歩けど、この辺は整備されてないし、座れるような倒木はあまし無さげだなぁ。。。
諦めてちょっと幅がある道の脇で昼食ターイム!
日が当たってきもちぃー。
後に考えると黒槐山山頂というのはあの辺だったのかも。
黒槐山の標識は結局確認できなかったんだけども。。。
腹もクチくなったことだし、行きますか。
ちょこちょこ歩いてイワっとした塊を越えて行くと、急激に落ち込むポイントが。
落ちこみの先には唐松尾山が見えます。
その時は竜喰山かと思ってたけど、思ったより歩いてなかった。
ガツッと下って先を目指しますが、、、所々道が薄い。
標識も文字読めなかったり。
何人かとすれ違いましたが、笠取より先は人気低っぽい。
へろへろーっと唐松尾山頂着!ようやく読める標識があったー、どころか唐松尾の標識はなんと4つも。
、、、なんかあったんでしょうか。。。
ここも視界なーし。
人気無いのもむべなるかな。
さてこっから下り下り。
最初はけっこトラバース気味に細い道を進みます、、、が。
ここがホントやらしい。土がぐっちゃぐちゃでトラバースってのがほんとになんとも。
暫し進むと崩落箇所を横切るポイントが2カ所程。
や、がっつり崩落で迫力あるなぁ。
ちょいっと歩くと道脇に杭が打ってある整備された感じになってきて山の神土着。
笹原で、見た目はいいけど蒸しますなぁ、、、と思いつつずずずいっと進んで行くと牛王院平着。5分ぐらい?
将監峠まで行くつもりだったけど、暑くて予想よりヘタレ気味なのでここから三の瀬へ下る事に。
ま、あとは下りだしね。
この辺は鹿が多いのか、樹皮が無い木が多いなぁ。
食べられてからけっこう時間が経ってるのもありますが、写真のように食べられて直後っぽいのもちらほら。
んで、鹿柵登場。なんかエリアに区切られてる感じで幾つか越えました。
あとは結構幅ひろい感じの道をざっざかざっざか下って行くと将監峠方面からの道と合流。
砂利道ですな。
あっちから来るとずっと砂利道なのかしらん。少なくとも将監小屋まではこれ続いてるんだろうなぁ。
砂利道に出た事でもう終わりかなー、とじゃらりじゃらりと下りてって登山道終了。
、、、が、ここから作場平までくねったを道路歩いてくのかと思うと、、、ということで地形図上にあるショートカットっぽい線を目指すことに。
左手に曲がります。と、右折ポイントを見逃して一引き返し。キャンプ場の入口に入んないと駄目でした。よっく見ると標識に書いてありました。
んで、歩いてくと笠取山(作場平経由)2時間20分の標識が。よしよし。
が、その先の道が薄い。。。
こっちかな、と行くと道路に遭遇。アレ?
んで、セカンド標識。笠取山(中島川口経由)2時間30分、、、ま、間違ってる???
その先、行き止まり。
左手は、、民家ですな。右手は、、、公民館っぽい?
てことで裏手に周ると踏み跡アリ。
よしよし。。。
踏み跡が分岐。左手側をチョイス、と川にブチ当たり。向こう岸にも道が続いてる模様。。。ということで渡って先を偵察。。。
なにやらありましたがとうに廃棄した模様。あと行き止まり。
ということで引き返し。
んやー、横着しないで道路歩けばよかったカモ。。
と思いつつ、先ほどの分岐を右に進むことに。
さらりさらりと歩いてくと中島川口の近くあたりに出ました。
残り1.8キロをトボトボと、、、歩いてもアレなのでジョグ。
靴が重い。けっこいい加減にパッキングしてたので背中も揺れる→走りにくいー。
と思いながら作場平登山口着。
おつかれさまでしたー。
2か月ぶりの登山はzi-kenプレゼンツの笠取山です。
今日は久々のGypsophilaも参加です。
暗いうちに都内を出発し、中央道を山梨県へ。
大月ぐらいまでは雲が多めの空模様でしたが走るうちに青空が見え始めました。
高速を降り大菩薩ラインを、今日は大菩薩峠方面へ曲がらずに奥多摩方面に進み
一ノ瀬へ通じる山道へ向かいます。
細めの山道は結構荒れてて穴ぼこを避けつつ進みます。
林道に入ると道はさらに細くなりますが舗装状態が良くなりました。
登山口が分かりにくいとの情報があったため見落とさないよう慎重に進みますが
今日は車がいっぱいですぐにわかりました。
登山口の脇に詰めれば4台分ぐらいの駐車スペース、向かいに3台分ぐらいの駐車スペース、ちょっと手前に10台超のスペースがあります。
今日はほぼ満車。一番端っこに止めます。
いそいそと準備をして出発。
この頃には雲もすっかり取れて青空が。良い天気です。
最初は渓流沿いに奥秩父らしい気持ちのいい森の中の緩やかな道を進みます。
道も広いし積もった落ち葉が柔らかく歩きやすい。
写真を撮りつつのんびり歩いて一休坂の分岐に到着。
ここで渓流沿いの緩やかなコースと急登の一休坂に分かれますが
もちろん最短距離の一休坂尾根を選択します。
急坂と言いつつも、まぁ、確かにここまでの道より斜度は急になりますが
それほどでもなく、大菩薩の唐松尾根よりも緩い感じです。
サクッと笠取小屋に到着します。
小奇麗な小屋ですね〜。お布団が干してあります。
小屋前のベンチに座って休憩していると、利用マナーについての注意書きを置いている方が。
なんでも、笠取小屋は個人所有の山小屋なので、休憩でも利用の際は一声かけてマナーに気を付けて下さいと。
気を付けましょう。
さて先を急ぎます。
笠取小屋を越え尾根道に出るとちょっと開けた場所になります。
歩きながら後ろを振り返ると南アルプスが!
開放感のある道を歩いていくと小さな分水嶺の案内板。
ここに降った雨は降った場所により3方向に分かれて荒川、多摩川、富士川に注ぐそうです。
しばらく行くと富士山も見えてきました。
そして行く手にはぴょこっと飛び出た笠取山と山頂へ続く登山道が見えます。
下から見た感じ結構な急登です。。。
山頂目指して一歩一歩登って行きますが、日影のない急斜面は暑い。
山頂へ着くと、お〜、良い見晴らし。
今日は雲もほとんどなく、絶好の登山日和です。
今日の目的は多摩川源流という事で、先を急ぎます。
笠取山の唐松尾山方面は笠取小屋方面とは違ってちょっと岩っとして道も若干細目になります。
しばらく進んで最初の分岐で水干方面へ下ります。
そのまましばらく歩くと石碑みたいなものが見えてきました。
近づくと多摩川源頭の案内柱があります。
多摩川の最初の一滴をしっかり見て来た道を先ほどの分岐まで戻り唐松尾山へ続く尾根道へ。
シャクナゲの群生地を抜けていきます。
知らない間に黒エンジュの頭を通過し昼食を取って、
唐松尾山までは意外と距離がありました。
途中凍った残雪もあり、不用意に足を置くとすっ転びますので注意。
また、湿った土(泥)が滑りやすい場所も。
唐松尾山から先は尾根を外れてトラバース気味に下って行きます。
山ノ神土の三叉路で将監峠方面へ、続いて牛王院平の分岐で三ノ瀬方面へ。
牛王院平も開放感に溢れた高原風雨でいい感じです。
この辺からちょっと歩くのに飽きてきますがひたすら下ります。
登山道が車が通れそうな砂利道になるともう少しです。
しばらく行くと山荘のような建物が見えてきてその先が三ノ瀬でゴール。
さて、下山はしましたが、車のある作場平へ戻らないといけません。
舗装路を延々歩くのは嫌なので、地形図に表記のある登山道を目指してショートカットを試みます。
ショートカットコースの入り口は一ノ瀬高原キャンプ場から。
一応、笠取小屋方面の案内がありますのでそれに従って進みます。
キャンプ場の中で沢を越える道への分岐があるはずですが、分かりませんでした。
ちょっと行くとまた笠取小屋方面の案内板が。
そのまま道を進んで行くと、あれ?行き止まり?
左はどう見ても民家、右は集会所っぽい建物です。
とりあえず様子見で右の集会所っぽい建物の裏手に回ると微かな踏み跡があります。
右の細い踏み跡と左の広めの踏み跡があり、左を選択したのですが
行く手には沢。水面に出た石を踏んでなんとか渡れそうなので渡ります。
が、苔で滑って足を濡らしてしまいました。
先へ進むと残念ながらこちらは行き止まり。
せっかく渡った沢をまた渡って戻ります。
ぎゃふん、こんなところで道をロストするとは。。。
ちょっと戻って辺りをきょろきょろすると、一段上がったところにピンクテープを発見!
どうやら先ほどの右側の細い踏み跡が正解だったようです。
地形図で確認しつつ恐る恐るそのまま歩いていくと水道水源林の標識が。
道幅も広くなり、とりあえずは中島川口へ出る道で間違いないようです。
しばらく歩くと舗装路が見えてきました。
あ〜、良かった。でも中島川口から作場平まではまだ2km弱。
途中通り過ぎる車を乗せてくれないかな〜と思いながら眺めつつとにかく歩き、ようやく到着。
あまりショートカットできなかったし普通に舗装路を歩いた方が確実に早かったなぁ。。。
せっかく好天に恵まれた良い山行だったのに、最後が締まらなかった。残念。
去年はやたら下りにビビり気味、気付いたらたった2回の軽めの登山のみ。。
今回は気を取り直し…昨年8月の金時以来の登山!
笠取山の西の山頂までは、足場も良く、ハイキングの延長かと思うような道が多く、気持ち良く楽しめました。
が、その先は男らしいゴツゴツした(苦手な)山道が…
お天気の良さも手伝ってか、何とか苦手意識がムクムクと湧き上がる前に登山終了。
ただ、三ノ瀬からは、まさに「とぼとぼ…」という形容詞がぴったりな有様に見えたとか。
それでもやっぱり山はいいなー、と思えた山行でした。
※山ガールは、笠取のピストンでも充分かと思います。
コメント
この記録に関連する登山ルート
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こんにちは、初めまして。
次の日、ほぼ同じルートで登ってきた者です。
takezoさんも書かれていますが、このルートの一番の難所
は何と言っても下山後、三ノ瀬から作場平への地図に書い
てある山道ですよね。
中島川口までは行きませんでしたが、私も迷い込みました〜〜〜。
もう、踏み跡もないのに地図に山道が書かれているので
舗装道をショートカットでやはり行っちゃいますよねっ!
lizhijpさん、はじめまして!
笠取山、想像以上にいい山でした。
自分はまんまと舗装路を突き進んじゃいました。
最短コースはルートファインディングにかなり苦労するようですね。
もっと人が通るようになって踏み跡が明確になればいいのに。
林の入り口にも案内板立てて欲しいですね〜。
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