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Yamareco

記録ID: 186244
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
丹沢

【1泊2日】 神之川からの檜洞丸、蛭ヶ岳 周回 青ヶ岳山荘宿泊

2012年04月29日(日) ~ 2012年04月30日(月)
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
30:20
距離
17.0km
登り
2,147m
下り
2,140m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

4月29日

09:20 神之川園地(神之川入口)
09:35 矢駄尾根 登山道入口
11:10-11:30 1021m地点
      (昼食20分)
13:25-13:45 熊笹ノ峰分岐 到着
      (休憩15分)
14:35-15:00 檜洞丸山頂
      (休憩25分)
15:05 青ヶ岳山荘
      (宿泊)

4月30日

04:00 起床 (4:50 日の出)
05:55 青ヶ岳山荘 出発
06:40 金山谷乗越
07:20 神之川乗越 ※水場発見出来ず
07:50 臼ヶ岳
08:30 ミカゲ沢ノ頭
09:40-11:00 蛭ヶ岳
     (昼食1時間20分)
11:45 地蔵平
12:25-12:55 姫次
     (休憩30分)
13:10 袖平山
14:20-14:25 風巻ノ頭
     (休憩5分)
15:30 東海自然道入口
15:45 神之川園地(神之川入口)




天候 1日目 晴天のち曇り 気温20度程度
2日目 曇り時々晴れ 気温20度程度
過去天気図(気象庁) 2012年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
前日に、BBQをした神之川キャンプ場に宿泊
1日目、 キャンプ場から10分程度で登山口に到着
コース状況/
危険箇所等
●道の状況(危険箇所など)

 ・神之川起点の登り(矢駄尾根)と下り(東海自然道)ともに急勾配
 ・山頂に近づくほど、登山道の荒廃がみられ、階段の為の杭も
  グラグラとして間違って踏むと、そのまま足がとらる感じです。
 ・臼ヶ岳〜檜洞丸
   浮石が多く、地盤もゆるく、崖崩れの後も多く初心者には向かないコース
 ・檜洞丸〜蛭ヶ岳
   浮石が多く、地盤もゆるく、崖崩れの後も多く初心者には向かないコース
   蛭ヶ岳山山頂直前のクサリ場は、石がもろく、浮石が多く、
   落石等が非常に心配。慎重に通り過ぎる必要あり。

●水場

 ・「山と高原の地図」に記しのある水場(神之川乗越と原小屋平)には水なし。
  山頂の小屋も、水が不足しているようなので多い目に持参することを
  勧めます。

●登山ポストの有無

  ・登山口には無く、事前の届け出が望ましい。
   松田署は、FAXを受け付けてくれるみたいです。
   今回は、準備したが出せずに登山をする事になってしまいました。

●下山後の温泉や飲食店情報

  ・道志道に温泉有り。飲食店も道志道まで出れば何かしらあります。
遅い到着ためだったのか、ボーイスカウトをしていたためなのか車がいっぱい!

ラスト1台の空きスペースがなけっれば、数十m下にとめるはめになるところでした。
2012年04月29日 09:10撮影 by  COOLPIX S600, NIKON
4/29 9:10
遅い到着ためだったのか、ボーイスカウトをしていたためなのか車がいっぱい!

ラスト1台の空きスペースがなけっれば、数十m下にとめるはめになるところでした。
この橋を渡ってゲートへ。
正面の建物は、神之川園地のトイレ。
2012年04月29日 09:11撮影 by  COOLPIX S600, NIKON
4/29 9:11
この橋を渡ってゲートへ。
正面の建物は、神之川園地のトイレ。
ゲートに沢山の車が集まってきました。
これから狩猟なのかも…。
2012年05月01日 12:37撮影 by  COOLPIX S600, NIKON
5/1 12:37
ゲートに沢山の車が集まってきました。
これから狩猟なのかも…。
矢駄尾根への登山道入口。
利用者が少なそうです。
登山道入口には、「1km1時間の急勾配である」と
手書きで書いてありました。
2012年05月01日 12:47撮影 by  COOLPIX S600, NIKON
5/1 12:47
矢駄尾根への登山道入口。
利用者が少なそうです。
登山道入口には、「1km1時間の急勾配である」と
手書きで書いてありました。
記載通りの急勾配。
2012年05月01日 12:37撮影 by  COOLPIX S600, NIKON
5/1 12:37
記載通りの急勾配。
「注足
 ・・」
どういう意味だ?!と一瞬悩みました。
急登で疲れていたのか、読み解くのに時間がかかりました。

「注 足
 意 元」という意味だったんですね。
縦に読む道標は、いまどき珍しいかも。
2012年04月29日 10:53撮影 by  COOLPIX S600, NIKON
4/29 10:53
「注足
 ・・」
どういう意味だ?!と一瞬悩みました。
急登で疲れていたのか、読み解くのに時間がかかりました。

「注 足
 意 元」という意味だったんですね。
縦に読む道標は、いまどき珍しいかも。
急登の疲れをいやしてくれる登山道の景色。
でも、まだまだ針葉樹林。
2012年05月01日 12:37撮影 by  COOLPIX S600, NIKON
5/1 12:37
急登の疲れをいやしてくれる登山道の景色。
でも、まだまだ針葉樹林。
ようやく広葉樹の樹林帯。
蛭ヶ岳が見えました。
明日の朝は、あそこに立つぞ!
2012年04月29日 12:08撮影 by  COOLPIX S600, NIKON
4/29 12:08
ようやく広葉樹の樹林帯。
蛭ヶ岳が見えました。
明日の朝は、あそこに立つぞ!
登山道にはたくさんのゴミが。
中には、この様なレトロなゴミもあります。
2012年05月01日 12:38撮影 by  COOLPIX S600, NIKON
5/1 12:38
登山道にはたくさんのゴミが。
中には、この様なレトロなゴミもあります。
熊笹の峰に到着。
本日のきつい登りはこれで終了と思ったが…。
2012年04月29日 13:22撮影 by  COOLPIX S600, NIKON
4/29 13:22
熊笹の峰に到着。
本日のきつい登りはこれで終了と思ったが…。
熊笹の峰では富士山の大展望がお出迎え。
来て良かった。
2012年05月01日 14:09撮影 by  COOLPIX S600, NIKON
5/1 14:09
熊笹の峰では富士山の大展望がお出迎え。
来て良かった。
しばらくは、楽な尾根道。
2012年05月01日 13:10撮影 by  EX-Z100 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
5/1 13:10
しばらくは、楽な尾根道。
気持ちよく歩いていると、突然 崩落地。
山の無残な姿が痛々しい。。
まだまだ、これはましな方ですが・・。
2012年04月29日 13:58撮影 by  EX-Z100 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
1
4/29 13:58
気持ちよく歩いていると、突然 崩落地。
山の無残な姿が痛々しい。。
まだまだ、これはましな方ですが・・。
想定外に危険度の高いクサリ場。
石がもろくて、足元も1歩1歩確かめながら
進みました。
2012年04月29日 14:00撮影 by  COOLPIX S600, NIKON
1
4/29 14:00
想定外に危険度の高いクサリ場。
石がもろくて、足元も1歩1歩確かめながら
進みました。
バイケイソウ
2012年04月29日 14:10撮影 by  COOLPIX S600, NIKON
4/29 14:10
バイケイソウ
尾根の崩落地。
足元は固くなく、ゆるい感じでした。
春山はこういうものなのでしょうか?
それとも丹沢が脆い地質なのか?
雨の日にわたるのは恐ろしい感じです。
2012年05月01日 12:40撮影 by  COOLPIX S600, NIKON
1
5/1 12:40
尾根の崩落地。
足元は固くなく、ゆるい感じでした。
春山はこういうものなのでしょうか?
それとも丹沢が脆い地質なのか?
雨の日にわたるのは恐ろしい感じです。
檜洞丸に到着。
長年、ヤマケイアルペンガイドで行ってみたいと
思っていた場所でした。

想像と違い閑散としていたので、これは春だからと思いましたが、もしかすると、昨年のブナヒバチの幼虫による食害の影響なのかも…。
2012年05月01日 12:40撮影 by  COOLPIX S600, NIKON
5/1 12:40
檜洞丸に到着。
長年、ヤマケイアルペンガイドで行ってみたいと
思っていた場所でした。

想像と違い閑散としていたので、これは春だからと思いましたが、もしかすると、昨年のブナヒバチの幼虫による食害の影響なのかも…。
明日は、蛭ヶ岳へ本日は青ヶ岳山荘へ。
山頂からすぐそこです。
2012年05月01日 12:40撮影 by  COOLPIX S600, NIKON
5/1 12:40
明日は、蛭ヶ岳へ本日は青ヶ岳山荘へ。
山頂からすぐそこです。
檜洞丸のブナの枯死について。
2012年04月29日 14:54撮影 by  COOLPIX S600, NIKON
4/29 14:54
檜洞丸のブナの枯死について。
小屋がすぐそこにあると思うと。急がなくていいという安心感で、ゆっくり自然のなかで昼休み。
2012年04月29日 14:55撮影 by  EX-Z100 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
4/29 14:55
小屋がすぐそこにあると思うと。急がなくていいという安心感で、ゆっくり自然のなかで昼休み。
小屋に到着。
THE山小屋な良い雰囲気の綺麗な小屋でしたよ。
2012年04月29日 15:01撮影 by  COOLPIX S600, NIKON
1
4/29 15:01
小屋に到着。
THE山小屋な良い雰囲気の綺麗な小屋でしたよ。
小屋に荷物を置いて、夕日を見にまた山頂にきましたが、残念ながら何も見えず。

小屋泊ならではの、静かな山の空気を堪能。
2012年04月29日 18:00撮影 by  COOLPIX S600, NIKON
4/29 18:00
小屋に荷物を置いて、夕日を見にまた山頂にきましたが、残念ながら何も見えず。

小屋泊ならではの、静かな山の空気を堪能。
朝起きて、再び山頂へ。
山頂に行ったのは、宿泊者で自分だけ。

もののけの気配を感じる朝の山頂。
2012年05月01日 12:41撮影 by  COOLPIX S600, NIKON
5/1 12:41
朝起きて、再び山頂へ。
山頂に行ったのは、宿泊者で自分だけ。

もののけの気配を感じる朝の山頂。
山頂のブナ越しの朝日。
2012年04月30日 04:53撮影 by  COOLPIX S600, NIKON
1
4/30 4:53
山頂のブナ越しの朝日。
この瞬間しか見えなかった朝日。
いつの日か、晴天の檜洞丸に再チャレンジしようと思います。
2012年04月30日 04:56撮影 by  EX-Z100 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
2
4/30 4:56
この瞬間しか見えなかった朝日。
いつの日か、晴天の檜洞丸に再チャレンジしようと思います。
朝日を浴びた富士山?!
まったく色付かず。
2012年04月30日 04:57撮影 by  COOLPIX S600, NIKON
4/30 4:57
朝日を浴びた富士山?!
まったく色付かず。
上級者のみ許されるであろう源氏尾根コースの難路。
山と高原の地図では、点線になっています。
2012年05月01日 12:42撮影 by  COOLPIX S600, NIKON
5/1 12:42
上級者のみ許されるであろう源氏尾根コースの難路。
山と高原の地図では、点線になっています。
臼ヶ岳に向かう途中の階段。
ここから先は、危ないルート。
2012年05月01日 12:42撮影 by  COOLPIX S600, NIKON
5/1 12:42
臼ヶ岳に向かう途中の階段。
ここから先は、危ないルート。
なかなかの高さです。
2012年05月01日 13:11撮影 by  EX-Z100 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
5/1 13:11
なかなかの高さです。
崩落寸前の道
2012年04月30日 06:37撮影 by  EX-Z100 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
1
4/30 6:37
崩落寸前の道
階段、はしご、崩落地。
2012年05月01日 12:42撮影 by  COOLPIX S600, NIKON
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5/1 12:42
階段、はしご、崩落地。
今にも落ちそうなこの橋は、人が乗ると傾いていました。

…速やかに通過。
2012年04月30日 06:43撮影 by  COOLPIX S600, NIKON
1
4/30 6:43
今にも落ちそうなこの橋は、人が乗ると傾いていました。

…速やかに通過。
臼ヶ岳に到着。
2012年04月30日 07:48撮影 by  COOLPIX S600, NIKON
4/30 7:48
臼ヶ岳に到着。
登山道が崩落寸前のため、迂回路に誘導されましたが視界が悪い時は間違って歩く人もいるのでは…。

旧登山道は、雪庇の様にオーバーハングしています。
2012年05月01日 12:43撮影 by  COOLPIX S600, NIKON
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5/1 12:43
登山道が崩落寸前のため、迂回路に誘導されましたが視界が悪い時は間違って歩く人もいるのでは…。

旧登山道は、雪庇の様にオーバーハングしています。
蛭ヶ岳直前の難所の始まりのクサリ場、この先も長く難所は続きます。

初心者には、進めれない難路です。
2012年05月01日 14:13撮影 by  EX-Z100 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
1
5/1 14:13
蛭ヶ岳直前の難所の始まりのクサリ場、この先も長く難所は続きます。

初心者には、進めれない難路です。
冬季にはこのコースには来れないな。と思っていたらやはりこの様な看板が。
2012年04月30日 09:27撮影 by  COOLPIX S600, NIKON
1
4/30 9:27
冬季にはこのコースには来れないな。と思っていたらやはりこの様な看板が。
岩がもろく地盤が緩い印象のため、南や北アルプスとは違う危険があると思いました。
とにかく慎重に。
2012年05月01日 12:44撮影 by  COOLPIX S600, NIKON
1
5/1 12:44
岩がもろく地盤が緩い印象のため、南や北アルプスとは違う危険があると思いました。
とにかく慎重に。
待望の山頂。
昨年は丹沢山から蛭ヶ岳を途中であきらめたため、やっと来れました!
2012年05月01日 14:07撮影 by  COOLPIX S600, NIKON
2
5/1 14:07
待望の山頂。
昨年は丹沢山から蛭ヶ岳を途中であきらめたため、やっと来れました!
次は塔ノ岳から丹沢山と蛭ヶ岳を縦走したいなぁ。
気持ちよさそうな縦走路が見えました。
2012年05月01日 14:13撮影 by  COOLPIX S600, NIKON
5/1 14:13
次は塔ノ岳から丹沢山と蛭ヶ岳を縦走したいなぁ。
気持ちよさそうな縦走路が見えました。
富士山に笠がかぶりました!
2012年05月01日 14:13撮影 by  COOLPIX S600, NIKON
5/1 14:13
富士山に笠がかぶりました!
姫次への下山道。
2012年05月01日 12:45撮影 by  COOLPIX S600, NIKON
5/1 12:45
姫次への下山道。
檜洞丸(左のピーク)
熊笹ノ峰(右の2つのこぶの真ん中)
が見えました。
2012年04月30日 11:33撮影 by  COOLPIX S600, NIKON
1
4/30 11:33
檜洞丸(左のピーク)
熊笹ノ峰(右の2つのこぶの真ん中)
が見えました。
昔は小学校もあったそうです。。
2012年05月01日 12:45撮影 by  COOLPIX S600, NIKON
1
5/1 12:45
昔は小学校もあったそうです。。
どこに水場があるの?!
2012年05月01日 12:46撮影 by  COOLPIX S600, NIKON
5/1 12:46
どこに水場があるの?!
唐松の新芽
2012年04月30日 12:08撮影 by  COOLPIX S600, NIKON
4/30 12:08
唐松の新芽
姫次に到着。
あいにく景色は楽しめなかったですが、
気持ちいい広場でゆっくり休憩。
2012年04月30日 12:21撮影 by  COOLPIX S600, NIKON
4/30 12:21
姫次に到着。
あいにく景色は楽しめなかったですが、
気持ちいい広場でゆっくり休憩。
東海自然道の案内です。
2012年04月30日 14:16撮影 by  COOLPIX S600, NIKON
4/30 14:16
東海自然道の案内です。
ここからも、またまた急な下りらしい。
2012年04月30日 14:16撮影 by  COOLPIX S600, NIKON
4/30 14:16
ここからも、またまた急な下りらしい。
新緑を楽しみながら、急下降。。
2012年04月30日 14:47撮影 by  COOLPIX S600, NIKON
4/30 14:47
新緑を楽しみながら、急下降。。
やっと到着。この橋を渡れば林道だ!
2012年04月30日 15:25撮影 by  COOLPIX S600, NIKON
4/30 15:25
やっと到着。この橋を渡れば林道だ!
残念ながらまだ登りがありました…。
2012年04月30日 15:26撮影 by  COOLPIX S600, NIKON
4/30 15:26
残念ながらまだ登りがありました…。
軽い登りならいいのですが、最後のこの長い急な階段の登りは辛かった。
2012年05月01日 12:46撮影 by  COOLPIX S600, NIKON
5/1 12:46
軽い登りならいいのですが、最後のこの長い急な階段の登りは辛かった。
無事に最後の難所(階段)も乗り越え記念撮影。
2012年05月01日 14:06撮影 by  COOLPIX S600, NIKON
2
5/1 14:06
無事に最後の難所(階段)も乗り越え記念撮影。
林道から我車の安否を確認。
無事でした!

ただ、最後の一台。
15時半の下山は遅いのか?
このコースはマイナーなのか?
2012年04月30日 15:41撮影 by  COOLPIX S600, NIKON
4/30 15:41
林道から我車の安否を確認。
無事でした!

ただ、最後の一台。
15時半の下山は遅いのか?
このコースはマイナーなのか?
キクザキイチゲ 紫
2012年04月29日 13:57撮影 by  COOLPIX S600, NIKON
1
4/29 13:57
キクザキイチゲ 紫
コイワザクラ
2012年04月30日 08:33撮影 by  COOLPIX S600, NIKON
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4/30 8:33
コイワザクラ
キクザキイチゲ 白
2012年04月29日 14:09撮影 by  COOLPIX S600, NIKON
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4/29 14:09
キクザキイチゲ 白
スミレ

下記のHPをみましたが種類を特定できませんでした。
http://www.geocities.jp/sumirekan/room1/tanzawa/tanzawa.htm
2012年04月30日 13:47撮影 by  COOLPIX S600, NIKON
1
4/30 13:47
スミレ

下記のHPをみましたが種類を特定できませんでした。
http://www.geocities.jp/sumirekan/room1/tanzawa/tanzawa.htm

感想



今回の目的は、丹沢山経由の蛭ヶ岳登頂を
時間の都合で断念した昨年の山行のリベンジ。

●山行全般

[1日目]

矢駄尾根登山道入口についてまず思ったのが、

 ・登山道が意外と荒れている
 ・さらに急登。
 ・もしかして、熊が現れるのは…。

 この斜面では、熊に追っかけられると
 絶対に走り負ける。
 と想像しながら、熊ベルを命一杯鳴らしながら
 歩きました。

 登り始めは、枯葉が沢山で最近人が通った
 跡も確認できず心配していましたが、途中で
 同じ日だろうと思える足跡がありました。

 途中に蛇を2匹見るサプライズもありましたが、
 矢駄尾根はひたすら続き、北斜面なので展望も
 期待できず、「あれがきっと大室山だよ!」
 などと言いながら、所々に現れる桜を
 楽しみながら頑張りました。

熊笹ノ峰に近づくと、

 ・徐々に雑木林になったけど、残念ながら倒木が
  多く荒れた稜線でした。

 枯木の理由ははっきりとしませんが、青ヶ岳山荘で
 教わった1つの理由はブナヒバチの異常発生。(後に記載)

檜洞丸への尾根道は、

 ・土も緩くいつ崩落してもおかしくない感じ
  出来る限り崩落地より離れて歩きました。

檜洞丸山頂直前は、

 ・大きな石も浮石になっていて落石が心配。
  出来る限り1人1人距離をあけて歩きました。

山頂到着!!

 ・思っていたより閑散としていて、ブナが
  悲しいくらいに元気がなく、ブナの倒木も沢山…。

  少しのんびりして、青ヶ岳山荘に行きました。

[2日目]

臼ヶ岳への登山道は、

 ・想定以上の難易度のあるルートでした。
 ・所々荒れた登山道もありましたが、整備も少しづつ
  ではあるが進めていました。
  崩れそうな橋はありましたが…。

 どうしても、塔ノ岳周辺よりは登山者数も少ないので
 メンテが後回しになるのでしょうか?

蛭ヶ岳への登山道は、

 ・危ないガレ場、クサリ場が蛭ヶ岳山頂直前にありました。
  その直前には、お花が供えられていました。
  ちょうど1年前に蛭ヶ岳山頂直前のクサリ場周辺で事故が
  あったようです。ご冥福をお祈りましす。

姫次経由で神之川園地へ

 ・想定以上のアップダウンに久しぶりの長距離登山に
  膝はガクガク。
 ・危ない箇所はほとんどなく、桜や唐松の新芽など、
  春らしい景色を楽しめました。
  あいにく、姫次からの眺望はゼロ…。
 ・風巻ノ頭からは、かなり急な下り。
  つづら折りの登山道の為、後方の人に落石を
  落とされない様に後方を注意しながら下山。


●丹沢での山小屋泊

 ・初めての丹沢での山小屋泊。
  ランプの宿(青ヶ岳山荘)は素敵でした!
 ・他の宿は、すし詰め状態だったようですが、青ヶ岳は
  布団1人に1枚。合計9人の宿泊者で快適でした。
 ・気さくなお母さんと話をしながら、山小屋を始めたころの話、
  自然環境の変化などを聞けて充実した時間となりました。

 個人で山小屋を始めるためには、たくさんの手続き届け出が
 必要だったそうです。今はもっと大変かもとのこと。
 また、小山少しづく拡張しているそうで、相当な苦労をされて
 今の状態まで作り上げたみたいです。

 また、個人経営だと山頂への建設は難しいらしく、山頂にある小屋は、
 個人経営ではないらしいです。


●丹沢の自然環境

 ・山小屋のお母さんに教わった、ブナヒバチの幼虫に
  よるブナの枯死。2011年秋の話だそうです。
  (青ヶ岳山荘のHPにも詳しく記載されています)
 ・成虫確保のためのトラップや幼虫退治の粘着テープなど、
  努力をされているそうですが、やはりブナの枯死は
  進んでいるようです。

 ・お母さんの、檜洞丸を守ろうとする気持ちに感動しました。
  のんきに都会暮らししているとわからない、
  環境破壊を目の当たりにして、自分でもできることを
  少しでもやらなければと思いました。
  (今後は、清掃登山を心掛けてゴミを持ち帰ろうかと。)

 ・荒れた尾根の状態であるのに、植生に配慮しないで冬用の
  ストックで地面を突きまくっている登山者を見ると
  非常に残念。自然が好きなら自然を守ってほしい。
  自然環境を守るためには、一人一人のマナーが重要ですよね。


●反省
 ・下調べしたつもりだったが、入山者が少ないコースだったため、
  何かあったら取り返しがつかない状態になったかも。
 ・登山届を出しそびれて結局提出せず。
 ・前日にBBQでお酒を飲んだため、登り始めは想定以上にハード。
  体調管理は重要だと痛感しました。

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この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 丹沢 [日帰り]
神ノ川ヒュッテ〜檜洞丸〜蛭ヶ岳周回ルート
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

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