記録ID: 1868057
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍
燕岳、大天井岳、常念岳、蝶ヶ岳 中房温泉スタート 三股登山口ゴール
2019年05月25日(土) ~
2019年05月26日(日)


体力度
8
2~3泊以上が適当
- GPS
- 29:52
- 距離
- 30.8km
- 登り
- 3,082m
- 下り
- 3,196m
コースタイム
1日目
- 山行
- 7:10
- 休憩
- 2:01
- 合計
- 9:11
距離 17.9km
登り 2,152m
下り 1,085m
5:04
7分
スタート地点
14:15
天候 | 快晴 真夏日で山頂でも20℃ 夜間5℃程度か? |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
5/26 三股登山口ゴール 駐車場からドコモでタクシーを呼ぶ(ぎりぎり通話できました)。穂高駅まで約20分、5600円。呼んでから約40分で来てくれました。穂高駅から中房温泉行きバス 約1時間、1700円。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
燕岳までの登坂は雪あり。常念岳までの稜線はほぼ雪無し。1か所、雪のトラバースあるのでアイゼン着。雪はぐずぐずのため滑りやすい。常念岳~蝶槍までは雪あり。常念~小ピークまで急登のぐずぐずの雪道はアイゼン必着。小ピークからコルまでの雪道も同様。女性が二人、チェーンアイゼンで登坂中に滑落したのを目撃。尾根道ではなく、雪のトラバースが安全。コルは踏み抜き地獄の樹林帯。踏み跡がわかりにくく注意が必要。コル~蝶槍までもぐずぐずの雪道。蝶槍〜蝶ヶ岳は雪無し。蝶ヶ岳〜三股登山口はぐずぐずの雪あり。アイゼン必須。 常念岳の南側の小ピークの上から2つ目の残雪部分は、尾根沿いに登ると、途中から雪がなくなりハイマツで尾根を上がれなくなり、雪へ出るとぐずぐずで滑落します。ここは、トラバース道を登ってください。ここで、女性が二人、滑落するのを見ました。1人は中ほどのトラバース道を越えて20mほど落ちていき、たまたま木に引っ掛かって助かりました。その直後、もう一人が落ちていき、トラバース道の手前で止まりました。お二人ともチェーンアイゼンでした。12本つめのアイゼンでないと効きませんので、ご注意ください。 |
その他周辺情報 | 中房温泉700円。 |
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
ここがテント場。ちなみにテント泊の方は、小屋内のトイレ使えず、テント場の1.5cmほどの巨大なハエまみれのトイレを使うことになります。恐ろしいトイレです。夜になって気温が下がると、やっとハエがいなくなります。
今日の宿・・・。モンベルダウンハガー3番では寒かった・・・。そして、結露が・・・。でも、顔だけ出して満点の星と、月明りに照らされる残雪の山々が、ものすごく美しかった。不便だけれど、心は満点!!
常念岳の南側の小ピークにある雪道です。
こちらが尾根から登ってくる上側の道。GWは尾根沿いに登頂できますが、今はハイマツが出てしまって無理なため、雪の部分を歩きますが、ここがぐずぐずで、チェーンアイゼンの女性が2人、目の前で滑落しました。
こちらが尾根から登ってくる上側の道。GWは尾根沿いに登頂できますが、今はハイマツが出てしまって無理なため、雪の部分を歩きますが、ここがぐずぐずで、チェーンアイゼンの女性が2人、目の前で滑落しました。
こちらが、自分が通った10mほど下のしっかりとしたトラバース道。こちらを通ってください。滑落した女性の1人は、ここで止まらず、さらに10mほど落ちていき、奇跡的に崖手前にある木に引っかかりました。怪我はなかったようです。仲間の3男性3人に救助されていました。その直後、お仲間のもう一人の女性が滑落し、トラバース道の手前の自分の目の前2mで止まりました。飛びついて救助しようと構えてましたが、秒速2mほどだったので、まず無理だったと思います。
蝶槍への登坂中に先ほどの常念岳の南側の小ピークの滑落遭遇現場を撮影しました。上から2つ目の雪です。雪の上側の道ではなく、中程のトラバース道を通ってください。蝶ヶ岳ヒュッテの方が言うには、ここは滑落事故が多いそうです。
撮影機器:
装備
個人装備 |
ミレードライナメッシュシャツ
ジオラインLW長袖シャツ
ウィックロンジオサーマル長袖
ズボン
薄手靴下
ゲイター
手袋(テムレス非防寒とインナー化繊手袋)
防寒着
レインウェア上下
3シーズンミッドカットトレッキングシューズ
ザック
昼ご飯
アルファ米3個
レトルトカレー3個
非常食
飲料2.5〜3LL
sotoストーブ
ガス
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備ヘッドランプ
予備電池
GPS(ガーミンMAP64Sとeトレック30X)
筆記用具
ファーストエイドキット
保険証
携帯
サングラス
ビィビィ
カメラ
ジオラインバラクラバ
旧カジタックス12本爪アイゼン
ピッケル
トレッキングポール
|
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感想
今回の山旅は、「急がない」こと。ゆっくり、景色をかみしめながら・・・ということで、トレランは無しです。15kgザックでミッドカットで走らず、ゆっくりと歩いてきました。表銀座の一部ですが、穂高連峰、乗鞍、焼岳、霞沢岳、槍ヶ岳など、本当にキラキラした山々の銀座でした。
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