大峰山脈(行仙岳〜大日岳)
- GPS
- 29:35
- 距離
- 21.0km
- 登り
- 1,961m
- 下り
- 2,116m
コースタイム
5日 5:30持経ノ宿-6:00阿須迦利岳-6:30証誠無漏岳-7:10涅槃岳-8:30般若岳-9:15地蔵岳-10:10奥守岳-10:40天狗山-太古ノ辻-12:50大日岳-15:00前鬼-15:30駐車スペース
天候 | 5月3日:曇り後雨 5月4日:晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2012年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
行仙岳登山口となる白谷トンネル東口は駐車スペース5-6台程度 大日側の前鬼手前のゲート付近は詰めて10台程度か。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
ルートは大峰奥駈道であり、道標は随所に設置されている。 雨の後ということで一部ぬかるんで滑りやすい場所があったり、登山道が細く片側が切れ落ちている箇所もあるが、概ねよく整備されており迷うような場所は無い。 白谷トンネル東口からの登山道は山と高原地図(2009年版)には破線ルートとなっているが、鉄の階段が整備されており実線ルートと変わらない。 平治ノ宿はトイレ併設の避難小屋で付近に水場あり。 見に行ってないが、汲みに行っている人がいたので出ているのでしょう。 持経ノ宿もトイレあり。 避難小屋は最大で20人ほどは泊まれるとか。 日程によっては管理人さんがいる。 こちらの水場は歩いて5分ほどで、水量豊富。 登山ポストは今回使用した両登山口にあり。 前鬼までの林道は道幅が狭く離合困難な場所もある。 |
写真
感想
ゴールデンウィークに大峰をプチ縦走。
いつも一緒に行く同行者の知人の方(リーダー)の山行に同行させていただきました。
4日
まずは車2台で前鬼に向かい下山口となるゲート手前に1台をデポ。
到着した時点で狭い駐車スペースは大分埋まっていた。
もう一台の車で行仙岳登山口となる白谷トンネル東口に向かう。
こちらは我々が2台目でまだまだ余裕あり。
車を複数使えるのは縦走ではとても楽。
当初の予定より40分遅れのスタート。
奥駈道出会いまでは鉄の階段がやたら多いがよく整備されている。
稜線に出るととにかく風が強く途中で防寒にレインウェアを装着。
行仙岳で一休みして倶利迦羅、転法輪岳と進むが、アップダウンが多くちょっとバテ気味。
これで展望が良いともっと元気が出るのだろうが、天気は曇りで展望はイマイチ。
まあ天気は二日目に期待ということで。
もともとは涅槃岳を降りた辺りでテント泊の予定であったが、工程が遅れていることと、天気が不安なことから持経ノ宿泊に変更。
着いた頃は小雨だったが徐々に強くなっていたし、風も相変わらず強く、夜中まで吹いていたので、避難小屋泊は大正解。
この日いた管理人さんのすすめで毛布もお借りしました。
本日の最終到着者は18時前に単独行者がお二人。
二人とも弥山小屋を出発して来たとか。
かなりの健脚のようですが、さすがに疲労が大きそうでしたが無事着いて何よりでした。
リーダーが用意してくれた寄せ鍋をいただき、19持早々に就寝。
5日
朝4時起床。
数回目が覚めはしたが、基本的に朝まで快適にぐっすり。
避難小屋に感謝感謝です。
天気は期待通りの快晴で日の出を拝み5時30分出発。
この日もアップダウンは続くが、天気がよく気持ちいい。
霞んではいるものの、展望は良く360度見渡す限り山ばかりで、大峰の奥深さがよく分かる。
当初テント泊を考えていた、涅槃岳を下りたヒクタワ付近は平坦な場所もありテントを張る事は十分可能。
涅槃岳から天狗山付近は視界が開ける。
笹原だったり、芽吹く直前の木々であったり、とにかくとても気持ちいい。
あの辺りでゴロンと寝転がって昼寝でもしたら最高だな〜と思いながら先を目指す。
太古の辻で昼食を摂って大日岳へ。
大日岳の鎖場はなかなかの高度感。
鎖がしっかり着いているので、恐がりさえしなければ大丈夫だと思うが、落ちたらまあ大事になるのは間違いないでしょう。
帰りは巻き道で下山。
太古の辻から前鬼までは木の階段が多い。
迷ういそうな場所はないのだが、ところどころ土砂が崩れていたりと足場がちょっと悪く歩きにくい。
この区間が一番きつかったかも。
前鬼の宿坊からきれいに舗装されたアスファルト道を歩き林道ゲートへ到着。
車の回収時に不動七重滝を見学。
以前から思っていたことだが、奥駈道を一通り歩いてみたいというのを改めて感じるいい山行になりました。
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