編笠山・権現岳 青年小屋泊

2019年06月08日(土) ~ 2019年06月09日(日)

• GPS: 15:55
• 距離: 11.2km
• 登り: 1,349m
• 下り: 1,381m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:15
• 休憩: 0:15
• 合計: 4:30

11:20 観音平
12:55 13:00 雲海
14:00 14:10 押手川
15:50 青年小屋

2日目

• 山行: 8:03
• 休憩: 2:55
• 合計: 10:58

3:50 青年小屋
4:35 4:45 編笠山
5:15 6:45 青年小屋
7:25 7:30 のろし場
8:00 8:00 西ギボシ
8:20 8:23 東ギボシ
8:53 9:15 権現小屋
9:31 9:50 権現岳
11:20 11:30 三ッ頭
12:11 12:20 前三ツ頭
14:28 14:35 天の河原
14:48 天女山上駐車場

団体ツアーなので、休憩を何度か取りながら鎖場待ちや道譲り等、全体にゆっくり歩いています。

天候

1日目　曇り、霧雨のち晴れ
2日目　霧、霧雨、晴れ間、小雨

アクセス

利用交通機関：

バス

中央自動車道　小淵沢IC　→　観音平登山口駐車場
トイレは道の駅「こぶちざわ」を利用

コース状況／危険箇所等

宿泊した宿「青年小屋」は別名、遠い飲み屋。料理もおいしい。
水場は往復15分程の乙女の水。水量豊富で美味しい。テン場あり。

青年小屋の前から編笠山へは、ごろごろした大きな火山岩を乗越えバランスに気を使いながら登る。ペイントマーカーがある。

権現岳へは岩場・鎖場が続く、西ギボシ・東ギボシを越えて行く。岩は節理の亀裂で脆く、落石を生じさせないように注意する。

三ツ頭ピークから樹林帯を長く下れば、天女山登山口の駐車場。

その他周辺情報

道の駅「こぶちざわ」　スパティオ小淵沢の温泉施設「延命の湯」

写真

6/8 11:55

天狗平の樹林帯からスタート。霧雨状態

6/8 12:40

ミツバツツジ

6/8 12:50

火山岩に根を下ろした植物たち

6/8 12:54

シロバナヘビイチゴ

6/8 12:55

6/8 13:14

キバナノコマノツメ

6/8 14:05

押出川分岐。編笠山へは直登。今回は青年小屋へ巻道

6/8 14:06

この付近は平坦な流れ

6/8 14:10

原生林

6/8 14:13

晴れてきて青空

6/8 14:23

苔生す原生林

6/8 14:55

三ツ頭が見える。明日の下山は、あの尾根を下る

6/8 15:12

鮮やかな赤ケダニ？　1〜5ミリくらいで歩き回る

6/8 15:31

編笠山山頂部は雲の中

6/8 16:01

青年小屋到着。火山岩がごろごろ

6/8 16:01

6/8 16:10

遠い飲み屋の青年小屋。波トタンと赤提灯がいい味

6/8 16:12

ガスが晴れて山頂部が見えてきた

6/8 18:14

夕飯食べてたらどんどん晴れて、ギボシと権現岳が見えた

6/8 18:15

編笠山には、明早朝、食事前に登る事になりました

6/8 18:17

人がいると岩の大きさがよく判る

6/8 19:38

「遠い飲み屋」いい雰囲気です

6/8 19:39

月も星も出たのに…

6/9 4:37

翌早朝は霧。眺望なし

6/9 4:39

6/9 4:42

霧雨降ってきてレンズ曇る。

6/9 7:28

朝食後、権現岳を目指します

6/9 7:38

霧の中、怪しい岩山

6/9 7:38

ピークは西ギボシ、東ギボシだと思います

6/9 7:40

切り立った断崖が山水画の様

6/9 7:40

独特の岩肌

6/9 7:50

岩の節理が風化中で脆い

6/9 7:53

この先岩場・鎖場です

6/9 8:09

アオノツガザクラとツガザクラ

6/9 8:12

イワベンケイ

6/9 8:15

6/9 9:12

権現小屋営業中、やや傾いている。霧雨で外は寒い

6/9 9:26

ラスボス的あれが権現岳山頂か？

6/9 9:29

6/9 9:32

権現岳ほぼ到着。山頂部は岩場で狭いので順番待ち。

6/9 9:45

岩陰にある標識

6/9 9:46

剣の様な物があります

6/9 9:52

6/9 9:59

ハイマツ

6/9 10:00

6/9 10:17

ハクサンイチゲの咲き始めかな？

6/9 11:20

三ツ頭。ここでトレランイベントの人達に出会う。折返し点だったよう

6/9 12:05

多分ミツバオーレン

6/9 12:08

タカネザクラ

6/9 12:13

6/9 12:12

サクラもう一種。クモイザクラ？

6/9 14:10

カラマツの幼葉

6/9 14:29

見晴らしの良い所だそうですが…小雨状態なので

6/9 14:39

ヤマツツジ

6/9 14:44

レンゲツツジ。毒があるのだとか…

6/9 14:45

濃色のレンゲツツジ

撮影機器：

IXY DIGITAL 910 IS CANON

URBANO V02 au 京セラ

感想

luneaciel

　南八ヶ岳の広い裾野を曳く編笠山。車の窓から眺めたら、山頂部は雲の中でした。
観音平から歩き始めたものの、霧雨状態。2日間ほぼそんな感じで、残念ながら眺望は得られなかった。
　でも不思議なことに、1日目の夕方から20時くらいまでは良く晴れて、日没も北アルプスも星空も見えたのです。変わりやすいお天気だったんですね。

　編笠山の大きなゴロゴロ火山岩を見た時、北のはずれの蓼科山を思い出しました。
こんな大岩を吹き飛ばす火山のパワーって強大！　畏怖感も感じます。

　一方の権現岳は、古い火山活動による変成や隆起、風化、崩落などによる奇岩や断崖があり、節理のある岩場と鎖場など変化に富みます。
　でもやっぱり、ここから間近に赤岳とか見たかったな…。
　
　三ツ頭から天女山方面に下山して行く樹林帯の中で、溶岩の黒いスコリアが帯のように露呈している処もあり、八ヶ岳は長い年月を経た巨大な火山だと理解できる山行でした。
　
　ここは、また来たいと思ったコースです。今度は晴れた日に。もちろん遠い飲み屋にも。