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Yamareco

記録ID: 190275
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

残 雪 の 常 念 岳

2012年05月12日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
09:15
距離
16.3km
登り
1,891m
下り
1,894m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

駐車場4:34→4:42一ノ沢登山口4:50→山ノ神4:59→王滝ベンチ5:31→6:07笠原沢6:17
→7:35常念乗越7:42→8:46常念岳9:17
→10:11常念乗越(常念小屋)10:30→11:06横通岳中腹11:20→11:37常念乗越11:46
→12:29笠原沢12:33→王滝ベンチ13:00→山ノ神13:29→13:39登山口13:43→13:50駐車場
【所要時間】※登山口起点の時間 
       登り 3時間56分 
       頂上休憩 31分
       下り 4時間32分 計8時間49分
【 総歩数 】 30,494歩
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2012年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
・一ノ沢登山口の前、及び路側は駐車禁止であり、駐車場は、登山口手前300m程
 の道路脇に5台程。登山口手前500m程に20〜30台程。
・一ノ沢登山口までは舗装道路で、道幅も割と広く、すれ違いは容易。
コース状況/
危険箇所等
<コース状況>
 ・王滝ベンチから残雪がありますがアイゼン無しで問題なし。
 ・笹原沢のデブリから残雪が多く、アイゼンをつけた方が歩きやすい。
 ・最後の急坂は勾配が30度以上あるところもあり、アイゼン必須。
  雪は程良い硬さで沈まずに歩きやすかったのですが、今後は気温上昇で、
  残雪量、硬さ等状態は変化すると思います。
 ・常念乗越から山頂は、前常念分岐までは残雪がほとんどなく、歩きにくい
  ガレ場でアイゼンは不要。
  分岐から上は残雪で雪面は硬く滑るため、アイゼンは必須、下りはピッケル
  も必須です。

<登山ポスト> 一ノ沢登山口に有り。

<トイレ>   一ノ沢登山口にあり、24h使用可。

<日帰り温泉> ほりでーゆ〜 四季の郷 入浴料500円
        http://www.holiday-you.co.jp/
4:34 登山口の300m程下の道路脇の駐車場に停めて出発
気温2℃ 肌寒いです
常念の頂上が少し見えます
天気は晴れ、大展望に期待
お隣の車の方が数分程先行
2012年05月12日 04:36撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/12 4:36
4:34 登山口の300m程下の道路脇の駐車場に停めて出発
気温2℃ 肌寒いです
常念の頂上が少し見えます
天気は晴れ、大展望に期待
お隣の車の方が数分程先行
4:50 登山口出発
右の建物奥に登山届を提出
今日も元気に行きましょう!!
2012年05月12日 04:41撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/12 4:41
4:50 登山口出発
右の建物奥に登山届を提出
今日も元気に行きましょう!!
登山口の標識では、
常念小屋まで5.7km
標高差1200m
結構あります
2012年05月12日 04:50撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/12 4:50
登山口の標識では、
常念小屋まで5.7km
標高差1200m
結構あります
山ノ神
2012年05月12日 04:59撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/12 4:59
山ノ神
王滝ベンチ
この辺りから残雪がちらほらと
2012年05月12日 05:31撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/12 5:31
王滝ベンチ
この辺りから残雪がちらほらと
笹原沢出合
想像を絶するデブリ
右上の先行の方が小さく見える

【ご注意】***追記***
ここは真っすぐには進みません
この右奥の谷を登ります
真っすぐはコースでは無く、
魔の直登になってしまいます
2012年05月13日 20:34撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/13 20:34
笹原沢出合
想像を絶するデブリ
右上の先行の方が小さく見える

【ご注意】***追記***
ここは真っすぐには進みません
この右奥の谷を登ります
真っすぐはコースでは無く、
魔の直登になってしまいます
稜線の向こうは青空
手前には少しガスがかかってます
ここからは残雪
2012年05月12日 06:17撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/12 6:17
稜線の向こうは青空
手前には少しガスがかかってます
ここからは残雪
そのデブリを乗越え、低木の間を暫く進みます
今日は温度が低く、足元もほとんど沈みません
この先で先行の方に追いつき、先を行きます
2012年05月12日 06:26撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/12 6:26
そのデブリを乗越え、低木の間を暫く進みます
今日は温度が低く、足元もほとんど沈みません
この先で先行の方に追いつき、先を行きます
ここからは急勾配の登り
苦しい登りです
2012年05月13日 20:34撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/13 20:34
ここからは急勾配の登り
苦しい登りです
ここを半分程登った標高2200m付近で、先ほどの方に先に行っていただきます
あまり頑張りすぎると後がバテルので、あとは、お願いします、という気持ち
つかず離れずに後をついて行きます・・
キツイ、きつ過ぎる登り

※この方はkazu70Lさんです
 コメントいただきました
 ありがとうございます
2012年05月13日 20:34撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
5/13 20:34
ここを半分程登った標高2200m付近で、先ほどの方に先に行っていただきます
あまり頑張りすぎると後がバテルので、あとは、お願いします、という気持ち
つかず離れずに後をついて行きます・・
キツイ、きつ過ぎる登り

※この方はkazu70Lさんです
 コメントいただきました
 ありがとうございます
もう少し
あの稜線まで
前を行く方は日帰りですが、70Lはあろうかという大型ザックで、テント泊もできる装備を持参とのこと
本人は後悔の弁がありましたが、この荷物でこれだけ早く登るスタミナには驚きです
2012年05月12日 07:25撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
5/12 7:25
もう少し
あの稜線まで
前を行く方は日帰りですが、70Lはあろうかという大型ザックで、テント泊もできる装備を持参とのこと
本人は後悔の弁がありましたが、この荷物でこれだけ早く登るスタミナには驚きです
7:35 常念乗越到着
苦しかった
待望の展望ですが、向かいの槍穂の稜線はガスの中でした
でも、ガスが消えているようなので、期待できる(と、思いたい)!
2012年05月12日 07:35撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
5/12 7:35
7:35 常念乗越到着
苦しかった
待望の展望ですが、向かいの槍穂の稜線はガスの中でした
でも、ガスが消えているようなので、期待できる(と、思いたい)!
常念岳への登り
標高差400m
2012年05月12日 07:35撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12
5/12 7:35
常念岳への登り
標高差400m
ガレ場で、歩きにくいこと、この上ない
反対側の横通岳
2012年05月13日 20:34撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
5/13 20:34
ガレ場で、歩きにくいこと、この上ない
反対側の横通岳
おまけに疲れて、遅々とした進み
2012年05月12日 08:02撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/12 8:02
おまけに疲れて、遅々とした進み
でも、少しずつ高度を稼ぎます
2012年05月12日 08:02撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/12 8:02
でも、少しずつ高度を稼ぎます
頂上直下は残雪
2012年05月12日 08:29撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/12 8:29
頂上直下は残雪
前常念分岐
前常念からは消えかかったトレースがありました
2012年05月12日 08:36撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/12 8:36
前常念分岐
前常念からは消えかかったトレースがありました
最後の雪面の登り
行きはなんでも無い登りですが・・
帰りは・・・(;一_一)
2012年05月12日 08:36撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/12 8:36
最後の雪面の登り
行きはなんでも無い登りですが・・
帰りは・・・(;一_一)
もうすぐ頂上
2012年05月12日 08:44撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/12 8:44
もうすぐ頂上
8:46 常念岳2857m 到着
やっと着きました
!(^^)!!(^^)!!(^^)!
2012年05月12日 08:46撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/12 8:46
8:46 常念岳2857m 到着
やっと着きました
!(^^)!!(^^)!!(^^)!
蝶ヶ岳方面
稜線の縦走路は雪が消えています
本格的シーズンはもうすぐですね
2012年05月12日 08:47撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/12 8:47
蝶ヶ岳方面
稜線の縦走路は雪が消えています
本格的シーズンはもうすぐですね
真上に雲は無いのに、残念ながら、奥穂山頂はガスの中です
2012年05月12日 08:52撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/12 8:52
真上に雲は無いのに、残念ながら、奥穂山頂はガスの中です
槍の山頂もガスの中ですが、ガスが流れてますので、見えそうな感じがします
2012年05月12日 08:52撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/12 8:52
槍の山頂もガスの中ですが、ガスが流れてますので、見えそうな感じがします
東鎌尾根の向こうもガスの中ですね
右の大天井岳はよく見えます
2012年05月12日 08:53撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
5/12 8:53
東鎌尾根の向こうもガスの中ですね
右の大天井岳はよく見えます
山座案内盤
2012年05月12日 08:53撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/12 8:53
山座案内盤
お祠
お賽銭を入れて、祈願しました
2012年05月12日 08:53撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/12 8:53
お祠
お賽銭を入れて、祈願しました
記念撮影(^^)
ずっと前後して登ってきた方が到着し、写真を取り合いました
風もあまりなく、少し寒いですが、心地よい山頂です
2012年05月12日 09:04撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/12 9:04
記念撮影(^^)
ずっと前後して登ってきた方が到着し、写真を取り合いました
風もあまりなく、少し寒いですが、心地よい山頂です
蝶ヶ岳〜横通岳パノラマ
1
蝶ヶ岳〜横通岳パノラマ
穂高〜槍 パノラマ
見たかった残雪の槍穂の稜線!
これだけ見えれば満足
ヽ(^o^)丿
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穂高〜槍 パノラマ
見たかった残雪の槍穂の稜線!
これだけ見えれば満足
ヽ(^o^)丿
待ってもすぐに槍は見えそうも無いので、下ります
向かいの横通岳に登ってみます
しかし、この右の下る雪の斜面が、こんなに怖いとは思いませんでした
2012年05月12日 09:18撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/12 9:18
待ってもすぐに槍は見えそうも無いので、下ります
向かいの横通岳に登ってみます
しかし、この右の下る雪の斜面が、こんなに怖いとは思いませんでした
振り返ります
登りではなんでも無い斜面が、下りの傾斜は倍以上に感じて、怖かったですね
ピッケルも全然刺ささらなかった
人には言えない手抜きをしましたので、余計怖かった
滑落しなくてよかった
2012年05月12日 09:28撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/12 9:28
振り返ります
登りではなんでも無い斜面が、下りの傾斜は倍以上に感じて、怖かったですね
ピッケルも全然刺ささらなかった
人には言えない手抜きをしましたので、余計怖かった
滑落しなくてよかった
下ってきました
2012年05月12日 10:00撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/12 10:00
下ってきました
常念小屋
その上の槍のガスももう少しで無くなりそう
期待に胸が膨らみます
2012年05月12日 10:17撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/12 10:17
常念小屋
その上の槍のガスももう少しで無くなりそう
期待に胸が膨らみます
常念小屋は雪のトンネルをくぐって入ります
常念岳は今回で3回目で、前回は2年前の7月に三股から常念〜蝶とテント1泊で縦走しました
その時に買わなかった山バッジを今回ゲット
2012年05月12日 10:19撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/12 10:19
常念小屋は雪のトンネルをくぐって入ります
常念岳は今回で3回目で、前回は2年前の7月に三股から常念〜蝶とテント1泊で縦走しました
その時に買わなかった山バッジを今回ゲット
では、槍の雲が取れるのを期待して、反対側の横通岳へ
2012年05月12日 10:30撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/12 10:30
では、槍の雲が取れるのを期待して、反対側の横通岳へ
雲が流れて、槍の穂先がもうすぐ見えます
2012年05月12日 10:52撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/12 10:52
雲が流れて、槍の穂先がもうすぐ見えます
しかしながら、常念の登りがきつかったので、横通岳はほぼ半分の中腹で、疲れて断念です
2012年05月12日 11:06撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/12 11:06
しかしながら、常念の登りがきつかったので、横通岳はほぼ半分の中腹で、疲れて断念です
奥穂はまだ雲の中ですが、
2012年05月12日 11:07撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/12 11:07
奥穂はまだ雲の中ですが、
槍は雲が取れて、
2012年05月12日 11:07撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/12 11:07
槍は雲が取れて、
待望の穂先が、やっと顔を出しました
2012年05月12日 11:07撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/12 11:07
待望の穂先が、やっと顔を出しました
穂先アップ
しかし、尖っていますね
これが見たくて来ました
念願成就ヽ(^o^)丿
2012年05月12日 11:08撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/12 11:08
穂先アップ
しかし、尖っていますね
これが見たくて来ました
念願成就ヽ(^o^)丿
常念岳の大きな山容
包容力ありますね
長野出身のchachamaruさんから聞いた、常念岳は“長野県民の心のふるさと”という言葉を、常念岳を見るたびに思い出します
本当にいい山
この山容も見たくて、横通岳に登りました
2012年05月12日 11:04撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/12 11:04
常念岳の大きな山容
包容力ありますね
長野出身のchachamaruさんから聞いた、常念岳は“長野県民の心のふるさと”という言葉を、常念岳を見るたびに思い出します
本当にいい山
この山容も見たくて、横通岳に登りました
常念の頂上をアップ
2012年05月12日 11:15撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/12 11:15
常念の頂上をアップ
さらにアップすると、
頂上直下の雪面を登っているのが見えます
2012年05月12日 11:15撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/12 11:15
さらにアップすると、
頂上直下の雪面を登っているのが見えます
すぐ脇の木は、風雪にさらされて枝はボロボロ
稜線の厳しい自然環境ですが、それでも耐え抜いて春には葉が出て生長
2012年05月12日 11:20撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/12 11:20
すぐ脇の木は、風雪にさらされて枝はボロボロ
稜線の厳しい自然環境ですが、それでも耐え抜いて春には葉が出て生長
奥穂はまだ雲の中
2012年05月12日 11:23撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/12 11:23
奥穂はまだ雲の中
右の槍〜南岳辺りは雲が取れたけど、
2012年05月12日 11:23撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/12 11:23
右の槍〜南岳辺りは雲が取れたけど、
ダイキレット、北穂辺りまで雲はとれてきた
2012年05月12日 11:33撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/12 11:33
ダイキレット、北穂辺りまで雲はとれてきた
でも、槍の右手には新たな雲が・・
2012年05月12日 11:36撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/12 11:36
でも、槍の右手には新たな雲が・・
常念〜槍穂
大きい常念が印象的
2
常念〜槍穂
大きい常念が印象的
最後にパノラマ
これを見おさめにして下ります
最後にパノラマ
これを見おさめにして下ります
上からの常念小屋
2012年05月12日 11:10撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/12 11:10
上からの常念小屋
最後にもう一度、常念岳
2012年05月12日 11:38撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/12 11:38
最後にもう一度、常念岳
また、来ます!!!
2012年05月12日 11:45撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/12 11:45
また、来ます!!!
30度以上の傾斜を下ります
はっきり言いまして
恐怖です
2012年05月12日 11:47撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/12 11:47
30度以上の傾斜を下ります
はっきり言いまして
恐怖です
35度はあろうかという斜面を、シリセードしたツワモノがいます
2012年05月13日 20:40撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/13 20:40
35度はあろうかという斜面を、シリセードしたツワモノがいます
下は、奈落の底です
2012年05月13日 20:40撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/13 20:40
下は、奈落の底です
スキーを担いだ2人組が登ってきました
乗越から滑るとのこと
苦労して登っても下りはあっと言う間
でも、その爽快感がいいんでしょうねー
2012年05月13日 20:40撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
5/13 20:40
スキーを担いだ2人組が登ってきました
乗越から滑るとのこと
苦労して登っても下りはあっと言う間
でも、その爽快感がいいんでしょうねー
25度位の傾斜でシリセードしましたが、全然滑らない
上の急なところでやっておけばよかった・・失敗
2012年05月12日 12:07撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
5/12 12:07
25度位の傾斜でシリセードしましたが、全然滑らない
上の急なところでやっておけばよかった・・失敗
笹原沢の大デブリ到着
あとは一気に下ります
2012年05月12日 12:27撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/12 12:27
笹原沢の大デブリ到着
あとは一気に下ります
王滝ベンチ
2012年05月12日 13:00撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/12 13:00
王滝ベンチ
山ノ神
安全登山のお礼をしました
2012年05月12日 13:29撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/12 13:29
山ノ神
安全登山のお礼をしました
13:39 登山口到着
2012年05月12日 13:39撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/12 13:39
13:39 登山口到着
登山口の桜も咲き始めました
2012年05月13日 20:41撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/13 20:41
登山口の桜も咲き始めました
開花した桜
2012年05月12日 13:40撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/12 13:40
開花した桜
あとは駐車場まで300m程、下ります
2012年05月12日 13:47撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/12 13:47
あとは駐車場まで300m程、下ります
スミレ
2012年05月12日 13:49撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/12 13:49
スミレ
タンポポ
普段みる花を見ると、ホッとします
2012年05月12日 13:49撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
5/12 13:49
タンポポ
普段みる花を見ると、ホッとします
13:50
駐車場に無事に到着
本日もありがとうございました
行きたかった残雪の常念岳
1年越しの願い達成です
2012年05月12日 13:50撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/12 13:50
13:50
駐車場に無事に到着
本日もありがとうございました
行きたかった残雪の常念岳
1年越しの願い達成です

感想

昨年5月8日に残雪の燕岳に登った時、秘かに次の残雪期のアルプスは、常念岳
と決めていました。
理由は、もちろん、間近で槍穂見たいことと、常念の豊かな山懐に抱かれたいと
いうことです。
何十年も前の山行を入れると今回で3回目ですが、残雪期は初めてです。
そして、やっと私一人でも登れそうな残雪になり、満を持して1年越しの待望の
常念岳に登ることができました。

皆さんのレコを拝見し、比較的登山者数が多い一ノ沢登山口から出発です。
ここ暫くは、距離は長く歩いても、だんだんその距離に慣れてくると、痺れると
いう感覚は少し慢性化して鈍感になってきたような気がしていました。
今回は、経験の少ないアルプスの残雪期の登山で、ちょっと痺れるところがあり
ました。
経験の豊富な方ならなんでも無いことでしょうが、私にとっては結構なものです。
それは、常念乗越下の急斜面の残雪の登りで、30〜40度はあろうかという斜面の
登りと下り。登りでは苦しさを嫌というほど味わい、でもほとんど立ち止まらず
に登りきったという感慨。
下りでは、その急勾配を下る恐怖。もし、躓いたらと思うと余計に怖さが増大。
雪質が下りではかなりやわらかくなったので、転がっても何とか生きてはいるか
な? と思いながら、その下りを十分に堪能しました。
もう一つは、頂上直下のたった20m程の斜めの雪面の下り。
登りではなんでも無かったのに、下りでその斜面を上からみると、傾斜が登った
ときの倍にも感じ、雪質も登るときにはもっと柔らかく感じたのに、硬くてピッ
ケルも全くと言っていい程刺さらず、一瞬、進退窮まってしまいました。
その後、何とか切り抜けましたが、万全の態勢でのぞまなければならないのを痛
感しました。

1年越しの念願の残雪期の常念岳。
奥穂頂上こそ見えず、中々見えない槍の穂先にやきもきしましたが、やっと見え
た槍の素晴らしい穂先に感動し、常念の豊かな山懐に抱かれて、思い出深く、記
憶に残る山行になりました。

常念岳は既に登っているので、百名山の登山は39座のままですが、翌日の山行で、
今日見えなかった奥穂を含めた北アルプスの大展望を堪能するとともに、百名山
の山座も増やすことができました。

それは、続く・・・


<槍穂稜線動画>


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コメント

先日はどうも
私(70Lザック)は寄り道しなかったので13時に駐車場につきました
ほりで〜ゆ〜にも寄ったのでニアミスですね。

35度って常念乗越の下ですか? そこならば、シリセードしたの私です。
グリセード→シリセード→半分本気滑落→滑落停止を繰り返して滑落停止の訓練してました。
後でGPSロガー見ると凄いスピードで下りました。

 10:41 2,450m
  |
 (標高差150m,9分)
  |
 10:50 2,300m

また、何処かでお会いしたら切磋琢磨しましょう。
2012/5/14 22:47
こちらこそ どうもでした(^^)
こんばんは kazu70Lさん
登録後最初のコメント、ありがとうございます。

やはり、そうでしたか!?
横通岳の中腹から見ていたのですが、下山した方は
1人か2人でしたので、もしやと思ったのですが。
70Lのザックで切磋琢磨、あの登りは見事でした。
私が先行していたのですが、ぴったりとついてこられるので、
その勢いで思わず、先を譲ってしまいました。

常念山頂のローストチキン、美味しそうでした!
思わず、ヨダレがでてしまいました。
次は、私も持って行こう、なんて思いました。

また、どこかでお会いしましたら、切磋琢磨の続きをしましょう!!
2012/5/14 23:10
まさにもくもくとひたすら・・・
男体山で慣らした健脚なURU12さんには、打って付けのコースですね

こんにちは!URU12さん^^
中身の濃い週末を過ごされていましたね
常念の魅力がいっぱい詰まったレコ 楽しく拝見させて貰いました
雷鳥さんには逢えなかった様ですが、雪景色の北ア核心部の連山 常念からの眺望は最高ですね!

帰りの一ノ沢では、超ロングで絶好の尻セードバーンだったのに 残念でしたね

雪崩のメッカですが、ご無事の帰還で何よりでした
2012/5/15 9:29
最大傾斜でのシリセードは・・・絶対に無理!!
こんにちは sanpo69さん

あの稜線手前の急傾斜の残雪の登りには、参りました。
後半は、前後して登ったkazu70Lさんに助けられました
あの傾斜であの積雪量、確かに雪崩のメッカでした
精神的にも、肉体的にも十分すぎるくらいに、
山懐の深い常念岳を、満喫しました

あの急傾斜のシリセードは、私には絶対にできない
代りに、kazu70Lさんが実行してくれました
その滑る姿、いや滑落する姿を見たかった

ソリ&シリセードの達人のsanpo69さん、
ここは超A級の最高のバーンです
今シーズン、まだ間に合いますので、どうでしょうか?
急がないと、先に、Maieさんがやってしまうかも・・
2012/5/15 12:35
残雪の常念岳。
こんばんは、URUさん。

常念は夏に一度、燕から蝶まで縦走しましたが、その時の槍穂の展望は忘れることができません

雪化粧をまとっている今なら、さらに素晴らしかったことと思います

そんな中、急傾斜でURUさんをもってしても、緊張感を強いられるくだりが、私にはとても勉強になりました

ビビリな私には、まだまだ残雪期も遠い常念です

それにしても、翌日、美ヶ原・霧ヶ峰とはナイス・バランスですね
2012/5/15 21:01
念願成就の常念岳でした
こんばんは satoyamaさん

燕から蝶の稜線はいいですねー
学生の頃、アルプスに憧れて、初めて歩いた稜線でした。
そんな憧れの思い出の白い稜線は感動的でした

急傾斜は、雪の状態次第で変わると思いますが、
1回歩いてしまえば、次は慣れてしまい大丈夫ですよ、きっと
でも、あの斜面のシリセードは、絶対に無理です

翌日もお天気が最高で、ホントにいい旅でした
2012/5/15 21:37
1年越しの待望の登頂! !(^^)!!(^^)!!(^^)!
URUさん、こんばんは!
2日間で百名山3つ、お疲れ様でした!
(常念岳は新規じゃないみたいですが…!)

URUさんでもキツイという常念岳の胸突八丁。
雪の傾斜30°〜40°は本当にキツそうですね!
1年越しの待望の【残雪期】の常念岳、
待ちに待っただけあって、なかなかハードなオモテナシだったみたいですね
でも、登頂の喜びは凄く感じられそうですね…。
(始めは雲が少しあったとはいえ、これだけのパノラマ! 槍・穂高の展望台は最高ですね
※個人的には常念小屋の雪のトンネルが面白そうでした

美ヶ原&霧ヶ峰のマッタリ系も、素晴らしい青空と大展望、言うことナシですね
2012/5/15 21:41
nabekaさん こんばんは
雪山の経験の浅い私には、少しハードでしたネ
でも、行け行けモードの登りは、割と怖くないのですが、
いざ、下りとなると、急に気が弱くなってしまう

当初考えていたのは巻機山でしたが、どうも長野の方が天気がよさそう
ということで、直前で常念に変えて大正解でした。
ホントに素晴らしい2日間でした

nabekaさんも、残雪期のアルプスはいかがでしょうか?
奥秩父で踏抜き地獄(踏抜き街道だったかな?)を経験してしれば、
少し位の残雪は、なんとも無いですョ
燕岳は危険な所は全然ないし、すぐ行けますよ
2012/5/15 22:07
やっぱり見られてたのかぁ
ローストチキンは内緒ですよ
あれは、私の日記のネタです。
URU12さんがヤマレコやってると聞いたので写真が晒されないようにこそっとかぶりついたハズなのに。。。

シリセードは雪が結構やわらかかったので決行できました
スキーもそれなりにやっているので(ゲレンデスキーですけど)あの斜面なら死ぬことはないかなっと思って。

体力あるけど技術力・・・なので色々模索中なんです。
再来期の厳冬期には北アでテント泊縦走してみたい
2012/5/15 23:47
見ていましたよー
こんにちは kazu70Lさん

例のものを何回も山にかざして写真を撮っていたので、
とても隠していたようには見えませんでしたよ

あの急勾配のシリセードですが、勾配が少し緩くなったところでやったら、
全然滑りませんでした。
あの急勾配でも、もしかしたら、できたかもしれません。
でも、私はやりませんが

下りは急で怖かったですが、快調に歩けましたので、
登山口まで、割と早く到着できました。

厳冬期の北アテント縦走目指して、色々と訓練中なのですね。
安全第一で楽しみましょう
2012/5/16 12:44
常念からの展望いいね。
常念岳と霧が峰登山お疲れ様でした。

常念からの槍は本当にやりの穂先のようですね。
私は蝶ヶ岳からは見たことがありますが
あれほどは尖っていなかったですね。

残雪の常念岳、私も行ってみたいですね。
来年かな?

今日はボルダリングの練習に行ってきましたが
明日は近くの山鍬崎山に登ってみようかと思っております。
2012/5/19 19:30
hikobeさん こんばんは
蝶ヶ岳、常念岳の両方で見え方が違いますね。
蝶は正面から、常念の横からの方が、
槍の穂先がより尖って見えるようです。

やはり、槍はヤマノボラーの憧れです。
何度見ても良いですネ。

是非、行って、実物をみてください

今日は、日光白根山に行ってきましたが、
前夜雪が降り、今年一番のラッセルをしてきました
2012/5/19 22:43
大展望
常念からの大展望、槍や穂高連峰のすばらしかったでしょうね。
本日私も本日(20日)に鍬崎山というところに登ってきました。

頂上から見る立山を中心とした北アルプス北部の山々の大展望を楽しんでまいりました。

それにしても鍬崎山は思ったより残雪も多く急傾斜の雪面歩きは疲れました。
2012/5/20 17:51
hikobeさん こんばんは
鍬崎山は初めて聞いたので、調べてみたら、
立山の西にある山なんですネ。
2000m程の標高でも、日本海側の山は、
さすがにまだ雪深いようですね。

まだ、アルプスを日本海側の山の上から見たことが無いので、
今年は、昨年行けなかった例の山を日帰りで登って、
是非、違う方角からアルプスを見てみたいと思います
2012/5/20 22:19
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この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [日帰り]
常念岳(一ノ沢ピストン)
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
燕岳ー常念岳 縦走
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5

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