北岳

2019年06月23日(日) ~ 2019年06月24日(月)

• GPS: 28:59
• 距離: 12.2km
• 登り: 1,985m
• 下り: 1,991m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:43
• 休憩: 1:09
• 合計: 9:52

距離 7.3km 登り 1,896m 下り 400m

6:10 広河原インフォメーションセンター
6:15 6:16 広河原・吊り橋分岐
6:21 6:30 広河原山荘
6:52 白根御池分岐
9:25 9:39 白根御池小屋
11:53 11:55 草すべり分岐
12:21 12:30 小太郎尾根分岐
13:12 13:29 北岳肩ノ小屋
13:45 13:47 両俣分岐
14:10 14:13 北岳
14:40 14:49 吊尾根分岐
15:20 15:23 北岳
15:46 両俣分岐
16:02 北岳肩ノ小屋

2日目

• 山行: 4:59
• 休憩: 0:21
• 合計: 5:20

距離 4.9km 登り 88m 下り 1,590m

5:45 北岳肩ノ小屋
6:11 小太郎尾根分岐
6:28 草すべり分岐
8:10 8:27 白根御池小屋
10:36 10:38 白根御池分岐
10:58 10:59 広河原山荘
11:01 11:02 広河原・吊り橋分岐
11:05 広河原インフォメーションセンター

天候

1日目 晴れ後曇り　2日目　雨

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

芦安市営駐車場に22日21時頃駐車、第2駐車場空き多数。
23日乗合タクシーも並ばず乗車。広河原6時前に到着。
24日は広河原11:50の乗合タクシー。12時発のバスも余裕だった。

コース状況／危険箇所等

ピッケル、アイゼンの装備無いので、肩の小屋の方のアドバイスで、往復とも白根御池小屋ルートとした。コース中雪上個所は、白根御池の先（草スベリ最下部）、稜線手前、北岳山頂と吊尾根分岐の間の3カ所。軽アイゼンとストックが有れば。

その他周辺情報

下山後は武田乃郷 白山温泉で入浴。ゆっくりできる良い温泉です。

写真

6/23 5:58

翌日の天気予報が今一つ、日曜でもあり広河原は静かでした。

6/23 5:59

6/23 6:14

朝のうちは山頂きれいに見えていました。残雪多いですね。

6/23 6:15

6/23 6:15

6/23 6:17

アサヨ峰方向。

6/23 6:54

6/23 7:10

マイヅルソウ。韮崎から来られた男性二人組に教えていただきました。

6/23 7:18

この時間帯は上に青空も。

6/23 7:30

第1ベンチ。

6/23 8:25

八本歯の頭方向も青空と雪渓が見えていたのですが・・。

6/23 8:56

白根御池小屋手前の崩落個所。

6/23 8:59

ミヤマカタバミ。

6/23 9:01

振り返ると鳳凰山が見え始めていました。

6/23 9:18

ナナカマドの花は初めてだったかも。

6/23 9:23

白根御池小屋は下山の方も多く賑わっていました。女子二人組がソフトクリームに歓声を上げていました。

6/23 9:23

雪渓の手前はヘリで下ろしたばかりの貨物でしょうか。

6/23 9:43

6/23 9:44

カエルの卵がたくさん。

6/23 9:44

6/23 9:45

6/23 10:05

この雪渓はちょっと手こずりました。

6/23 10:05

6/23 10:08

6/23 10:10

6/23 10:14

6/23 10:42

タカネザクラでしょうか。

6/23 11:09

ダケカンバ帯に到達する頃はかなりガスが濃くなってしまいました。

6/23 11:49

森林限界を越えて草スベリ上部。好天なら展望が効く場所かと思いますが。。

6/23 11:51

ショウジョウバカマ。

6/23 11:52

二俣分岐。

6/23 12:03

稜線と残雪が見えて来ました。

6/23 12:13

結構あります。

6/23 12:13

小太郎山。

6/23 12:13

仙丈も見え始めました。

6/23 12:14

ここはアイゼン使わずに通過。

6/23 12:18

かなり雲が低く、仙丈ケ岳も全身は見えません。

6/23 12:36

キバナシャクナゲが多くなって来ました。

6/23 12:36

お花に囲まれての空中散歩。

6/23 12:36

ミヤマキンバイでしょうか。

6/23 12:36

稜線の先もなかなか見えません。

6/23 12:39

キバナシャクナゲ。とても美しい花です。

6/23 12:55

仙丈ケ岳とミヤマキンバイ（？）

6/23 12:57

ハクサンイチゲも沢山。

6/23 12:57

6/23 13:01

とても可憐です。

6/23 13:01

オヤマノエンドウ。

6/23 13:06

元気なイワヒバリが稜線上や雪渓で賑やかに活動していました。時折休憩中にポーズ。

6/23 13:12

肩の小屋到着。山頂への稜線上には登り下り両方向のハイカーが見えました。

6/23 13:42

到着時刻と天気予報から、初日のうちにキタダケソウ群生地に行くことに。

6/23 13:57

6/23 14:00

ここは日本標高1−3位が見渡せるポイントだと思いますが、間ノ岳もままならず(^^;。

6/23 14:01

またイワヒバリがやって来てポーズ取っています。

山頂では韓国からのソロの方と撮影交換。

6/23 14:44

吊尾根分岐近くの大群落。

6/23 14:45

感動です。

6/23 14:47

6/23 14:48

6/23 15:09

北岳に感謝を捧げながら山頂への登り返し。

6/23 15:14

もう少しお日様がんばってくれるとブロッケン現象期待できるかな・・なんて思いましたが残念。

6/24 5:05

夜半に強い雨音が聞こえてヤキモキしましたが、5時前の小屋の外はしとしと雨。初日稜線から上では全く見えなかった鳳凰山、オベリスクも見えました。

6/24 5:05

小屋正面からの甲斐駒。

6/24 5:49

風雨が静かなうちに下山することに。仙丈も昨日よりは見えたかな。

6/24 6:04

北岳も昨日よりは見えていました。

小太郎尾根分岐からの仙丈ケ岳。やはり前日よりは良く見えます。

6/24 6:11

稜線上から北岳に感謝の祈り。

6/24 6:37

ダケカンバ帯の向こうに鳳凰山、高嶺。

6/24 7:48

草スベリ下部からの鳳凰山、高嶺。雨も落ち着いて来てほっとします。

6/24 9:27

白根御池から下の樹林帯を行くうちに、長年頑張ってくれたシューズの底がベロリと。固定テーピングテープで応急処置をして無事下山。

6/24 10:10

雨の樹林帯の緑も美しかった。

撮影機器：

Canon EOS Kiss X7i Canon

KYV41 KYOCERA

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え 靴 ザック ザックカバー ご飯（おにぎり2個 カップ麺2個 パン 朝食用ゼリー１） 行動食（カロリーメイト4本 ブドウ糖飴） 非常食 飲料（水2L＋500cc×２） 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池（乾電池＋モバイルバッテリー） GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 日焼け止め 保険証 携帯 サングラス タオル ストック ヘルメット 携帯トイレ

共同装備

ツェルト ガスカートリッジ コンロ コッヘル ライター

備考

頭痛薬忘れ。

感想

don_chan

娘の2年越しの想いが通じて、キタダケソウに会うことができました。
自分たちの装備と経験だと、強い雨や、上層への寒気の入り込みの場合は中止、と決めていました。直前週まで、週末に天気が崩れるサイクルが続き、1週前の予報は梅雨前線が太平洋岸に近付き、上層には大陸からの寒気が入りそう、とかなり悲観的でしたが、金曜日時点で動きが鈍ったようで、日曜は晴れ間も期待できるとの予報に変わり、決行を決めました。
肩の小屋の事前情報で、往復とも残雪を考慮して一番安全な白根御池ルートを選らび、初日のうちに吊尾根分岐付近のキタダケソウ群生地に行くことができて、大感謝です。
天候面では本当に幸運に恵まれたと思います。初日全く雨に濡れずに登れたこともさることながら、もし寒気の入り込みが早かったら、二日目の下山もままならなかったかもしれません（実際、二日目夕方は降雹で稜線は白くなったそうです）。
霞の向こうの姿しか見られませんでしたが、娘は鳳凰、仙丈、甲斐駒には必ず登ると思います。