三ノ峰、梅雨の合間

2019年07月03日(水) [日帰り]

• GPS: 05:39
• 距離: 10.7km
• 登り: 1,316m
• 下り: 1,313m

コースタイム

今週残りの好日は水曜と金曜。三ノ峰に上がりたく、どちらの日に上がるべきか。滑り止めで赤兎山。天気予報だけ見ると金曜が良さげだが、勘では水曜。そこで、5時に起きて空の様子を見て決定。
朝の様子は雲が高く、薄日すら射している。三ノ峰に決定。現地に入っても雲は高く、急な崩れはなさそう。とは言え、梅雨。時間優先で行動したい。登りはポイントだけ写真を撮って、登り優先。六本檜までは順調。勢いで尾根に突入。ところが、雲が上がって陽が指し始めた。オイオイ、涼しい登りだと期待したのに。
いつも通り剣ヶ岩で避暑。しかし、ここから一気にペースが落ちた。アレレ？ まあ3時間登頂ペースで来たので、疲れが出たのか？ これも歳なのか？ そこで作戦変更。写真を撮りながらペースを落とす。暫くして復活、似せピークまで順調。似せピークに乗り上げると、上の天気が怪しくなってきた。このままだと雨かも？ まぁ、降った時点で下ろうと進む。最後の急登手間になると、やや天候回復。上まで来いという事か。
憧れのキバナノコマノツメで嬉しくなって、調子良く避難小屋に着く。更に雲が上がり、頂上まで来いという事か。頂上に着くと、流石に別山は雲の中。ここで引き返す。
下りでは、下からガスが湧いて、涼しく下れた。いつもなら駆け下りるところだが、今回はノンビリ下った。駐車場に着いた頃には三ノ峰は雲で覆われていた。
実は、この時期に三ノ峰に上がった事は覚えがないくらいで、梅雨時としては恵まれた。

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

尾根の急登は昔に比べて崩れ、歩きにくくなった。夏草が繁茂してきた。

その他周辺情報

狭くてカーブの多い林道はヘッドライトを点けて走ろう。

写真

朝、鳩ヶ湯から。梅雨空なれど文句なし。

上小池駐車場。
梅雨が明ければ、いつも満杯。

名物の大栗。昔より周りがサッパリしている。

林道をトボトボ歩いて登山口。

7/3 8:43

六本檜。
やっと一服。いつも風が良い。

7/3 8:42

からの三ノ峰方面。左奥に別山。雲が高く、雨の心配は暫く無さそう。いつも遠いなぁと思う。

からの赤兎山方面。奥のピークが経ヶ岳と思う。

7/3 9:52

尾根を振り返る。

剣ヶ岩。
炎天下の尾根の中間にあり、風と日陰を提供してくれる茶屋。

7/3 9:23

中間に似せピーク。

7/3 9:59

似せピークから。雲が下がり、やや不安。

7/3 10:30

昔は七曲と言ってたと思う避難小屋前のトラバース始点。

ガスに佇む。
意外と雪渓が小さく、お盆にはないかも。

三ノ峰標識。本来なら後ろに別山が見える。

けむる。

ガス掛かる下り尾根。

刈込池の橋にある看板。やる気満々。

尾根の途中にある裸地であるが、ここだけ粘土質で緑色。何？ ブラタモリで聞きたい。田中隊長でもイイけど。

ハクサンチドリ。
尾根に多い。登ったなぁと思わせてくれる。

ヨツバシオガマ。
尾根に多い。

ハナニガナ。
下から上までウジャウジャおる。

グンナイフウロ。
尾根に多い。

ハクサンタイゲキ。
尾根に多い。

7/3 10:02

マイヅルソウ。
尾根に多い。

7/3 10:19

ミヤマキンポウゲ。
尾根に多い。

7/3 10:22

ハクサンイチゲ。
尾根上部。

7/3 10:03

ツマトリソウ。
尾根に多い。どれも真っ白。

7/3 10:22

キバナノコマノツメ。
尾根上部に多い。見たかった花。

7/3 10:27

7/3 10:27

豪華なセット。どちらもツンデレ？

7/3 10:23

コイワカガミ。
尾根上部。下部では終わっていた。

7/3 10:26

彩りセット。

7/3 10:27

コケモモ。
尾根で見たのは、これのみ。

7/3 10:32

ミヤマタンポポ。
避難小屋周辺。

7/3 10:34

コバイケイソウ。
尾根にあるが、避難小屋以上で目立つ。

7/3 10:38

イブキトラノオ。
尾根にあるが、避難小屋以上で目立つ。

7/3 10:55

ミヤマハタザオ。
長角果の状態からハクサンではないと思う。

7/3 11:06

ミヤマニガイチゴ。
尾根。

7/3 11:23

カラマツソウ。
尾根に多い。

7/3 11:27

オニアザミと思うが、詳細は分からない。タテヤマとは違う。尾根に多い。

7/3 11:17

ミヤマナルコ。
尾根前半。葉っぱを見て気付く。

7/3 11:32

ニッコウキスゲ。
尾根前半。

7/3 11:40

アカモノ。
尾根に多い。

7/3 11:49

オオコメツツジ。
六本檜のチョイ先の尾根にあるが開花はこの数のみ。

7/3 11:58

どうもツツジ類は分からん。
六本檜のチョイ先。

7/3 11:41

ギンリョウソウ。
ブナ帯にパラパラと。何故か山ガールに人気が高い。羨ましいが、これにはなりたくないかな。

7/3 12:01

ササユリ。
六本檜〜屋敷跡。ここのは紅色が強い。

7/3 11:47

7/3 12:18

コナスビ。
屋敷跡以下に多い。

7/3 12:33

マルバフユイチゴ。
杉林の1ヶ所数株のみ。

7/3 12:34

ミヤマタムラソウ。
屋敷跡以下の渓流脇。

7/3 12:44

キジムシロの一種。
葉が一致しない。屋敷跡以下の渓流脇。

7/3 12:48

キツネノボタン。
屋敷跡以下の渓流脇に多い。

7/3 9:49

ハナウドゾウムシ。
雨に濡れてしまったが、ここまで青い個体は白山域では少ない。

7/3 10:01

カンバヒラクチハバチ。
デカい。

7/3 10:07

オトシブミ。
揺りかごを作る奴。どこにもいる。

7/3 10:22

クロアオカミキリモドキ。
山地のやや高い場所に多い。ハクサンイチゲに添えて。

7/3 11:14

ハクサンシリアゲ。
おそらく。尾根に多い。

7/3 11:24

アオジョウカイ。
標高が高くなると青味が強くなる。

7/3 12:06

アカモンナガクチキ。
ブナの朽木にいるが、珍しい。

7/3 12:16

コチャバネセセリ。
ササユリに吸密に来た。

7/3 12:59

カメノコテントウ。
日本最大級のテントウムシ。サワクルミにいる。

撮影機器：

TG-5 OLYMPUS CORPORATION

感想

masa554

花も虫も春物と夏物の間。どうにか春の花が散る前だった。