【山北9南足柄2小山4】足柄駅から山北駅まで 謹慎中につき安全遊歩低空飛行のみ10 萌え萌えの灰廃日
- GPS
- 11:03
- 距離
- 21.5km
- 登り
- 1,123m
- 下り
- 1,329m
コースタイム
7:17足柄駅7:20→7:21足柄山古道入口7:22→7:27立入禁止植林地分岐→7:30左折路見送る→7:33嶽之下宮奥宮7:39→7:42馬蹄石→7:44戦ヶ入り7:46→7:46頼光対面の滝入口→7:50銚子ヶ渕7:53→8:03左折路見送る→8:18 Y字路右へ→8:24虎御前石分岐→8:26 R78伊勢宇橋先(左折)→8:32東電鉄塔巡視路北駿線28号路分岐→8:34水飲沢→8:36赤坂古道入る→8:37馬頭観音→8:53 R78を横断して足柄古道に入る→8:58 R78(右折)→8:59芭蕉の句碑→9:00六地蔵9:01→9:03(別の)六地蔵9:05→9:06仏石→9:07左手の遊歩道入口を見送る→9:09富士見台9:12→9:13一切経宝塔9:14→9:15崖上の石碑→9:15足柄山登り口→9:16古見豆人の句碑→9:16金太郎の礫石→9:17足柄峠9:19→9:22足柄山聖天堂9:24→9:25足柄の関跡9:26→9:29足柄古道入口→9:32足柄峠茶屋9:43→9:44右手の階段を上る→9:45▲足柄山9:50→9:51山の神社→9:54万葉の古道出口→9:56足柄古道入口→9:58足柄明神入口→10:03足柄万葉公園→10:03景勝碑(足柄峠)→10:23矢倉岳ハイキングコースへ合流→11:00鷹落場分岐→11:00山伏平11:01→11:15▲可鶏山11:40→11:55鷹落場分岐に戻る11:56→12:02▲700m圏小ピーク→12:22▲740m圏峰12:23→12:31▲750m圏峰12:32→12:38鷹落場分岐右折路入る12:41→12:43▲鷹落場12:50→12:52分岐に戻る12:53→13:04 74番杭→13:06鳥手山分岐→13:07▲押立山13:13→13:14分岐に戻る13:16→13:31 51番杭→13:40タイワンリスくんの火消し看板→13:44鳥手山とりつき口13:45→13:51▲鳥手山14:01→14:03下降地点→14:06広場→14:08尾根にのる→14:11▲立山14:14→14:21鳥手山に戻る→14:26鳥手山とりつき口に戻る→14:49近野山とりつき口→14:58近野山西の肩広場14:59→15:04近野山山頂モドキ→15:08▲近野山15:11→15:18 T字路左折15:19→15:23作業小屋のあるT字路右折→16:15平山集落16:16→16:22右折下降路入る→16:23酒水の滝入口16:25→16:27 21世紀の森分岐16:29→16:29景勝碑(酒水の滝)→16:33幸せダルマ→16:36立入禁止ゲート(橋手前)16:51→16:53展望台→17:00酒水の滝遊歩道入る→17:14道祖神→17:20庚申塔→17:21河村城址入口→17:24右手の山道入口を見送る→17:27酒水の滝分岐→17:33浅間山トンネル・山北方面分岐17:34→17:34馬出郭→17:35本城郭17:42→17:42蔵郭17:46→17:50分岐に戻る→17:57富士山展望ポイント→18:01セラピーロード入口18:02→18:05(酒水の滝方面山道を行くも悪路につき引き返す)→18:10橋を渡る→18:20山北駅18:41→
(7分間買い出し)→帰宅21:12→シャワー21:31
総行動時間:18時間1分
総徒歩:8時間31分
ハイキング徒歩:7時間35分
迷走:0分
コース:7時間35分
天候 | 朝のうち曇 のち晴れ 夕方より曇ときどき小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
【帰り】JR山北駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【 コース状況 】 足柄駅右手の踏切を渡ると目の前に足柄山古道への看板があり、ここから足柄峠までは道標通りの道なり。 足柄峠で左折して、万葉公園まで足柄街道を一直線。 万葉公園で散策路に入り、わんさかある道標に従い、矢倉岳ハイキングコースに合流し、道標通り、山伏平(清水越)経由で可鶏山(矢倉岳)まで道なり。 山伏平の道標に戻ったら、少し下方にある分岐標の傍の樹にくくられている黄色テープの指示に従い右折路を下る。 740m圏峰のところで尾根道は右に曲がるがリボンがくくられているので判りやすい。あとは紛らわしい分岐も無く、赤テープや赤リボンや水源の森の杭を確認しながら鷹落場分岐の右折路まで道なりに進む。 61番の杭があるところが鷹落場へ右折分岐路になっていて周辺の樹に4本ほどテープがくくられているのでそれに従へば2分弱で山名板が樹にくくられた山頂にたどり着く。 鷹落場から先にも尾根道は続いていたが分岐に戻り先へ進む。 ゆるやかに下って、小さな高みをひとつ越えて、ふたたびゆるやかに上り返してすぐ左手に赤ペンキのマーキングがある樹が4本ほど見えるところが鳥手山への分岐になっているが、ここよりさらに1分ほど尾根を進むと、色褪せたピンクテープにマジック書きの山名表示がある押立山山頂となる。 明瞭な尾根道が東へとのびているが分岐に戻り、柔らかく歩きにくい細めの道を東へとゆるやかに下っていくと、道は徐々に北へと進路を変え、それとともに急な下りとなってゆく。 下り方がゆるくなるにつれ道もよくなり、暫くなだらかに下ると鞍部となり、程なくお馴染みのタイワンリスくんの火消しの絵入りの丸形看板がある。 ゆるやかな笹林を上り返すと程なく植林帯となり、しっかりとした巻き道の右手の樹に1本赤テープが巻かれているところから、こんもりとした高みに向かって直登すれば6分ほどで山名板が樹にくくられた鳥手山山頂にたどり着く。 広い山頂を北西に少し進んで、下りにかかる手前あたりから右手の樹の間を縫うように人一人半分のトンネル状の道を北へと下ると、小さな広場に出るので、正面の茂みの藪になりかけた道をすり抜け、倒木を跨げば、そこからはやさしい尾根道にのり、程なく立山山頂となるが、樹に掘られた文字は解読不能で山名標のたぐいも発見できなかった。 はたして山頂から西へ下れば鳥手山西の巻き道に合流すると思われるが、見た目藪漕ぎ必至なため、安全第一で分岐まで戻って巻き道を進んだ。 途中、心地よいアオキ並木を経て、おおよそ25分弱で近野山の尾根の分岐に出るが、ボロボロの看板が目印になる。 近野山とりつき口から樹とアオキの間隙を縫うようにスキーの回転のようにジグザグに上ってゆくと突然、ひらけた近野山西の肩広場に出る。 ここからさらなる高みに向かって、もうひと月も経てば藪になりそうな道を上ると程なく地図上595m地点と思しいもっこりとしたところに出るが、広い山頂部の尾根をここより東に100m弱進んだところに金比羅社の祠と山名標テープが巻かれた樹が並んでいる。 はたして安全第一で分岐までピストンで戻る腹づもりであったが、ここから先の道がとてもよかったためそのまま東へとゆるゆかに下り、T字路を左折して作業小屋の佇む林道へと下った。 本来の予定では、ここから7分ほどという瀬戸分岐のわずかばかり先にある有城山に登る予定だったのだが、久々のバリルートがほぼパーフェクトに消化できたことにより灰(ハイ)になりすぎていて、大声で次々に歌をうたいながら闊歩していたら、瀬戸分岐すら目に入らず、気づけば平山集落目前であった…。 というワケで、時間が大いに余ったため、酒水の滝を拝みに行ったが、まだ大いに時間が残っていたため河村城山に登ることにした。 城山に着いたはよいが程なく雨が降ってきて、下調べもしていなかったため三角点の位置が判らず、半分程度の散策のみで切り上げ、こちらの登頂は次回へのおたのしみに残し、尻尾を巻いて山北駅へと逃亡した。 【 危険箇所 】 セラピーロード入口より、酒水の滝方面へ向かう山道が思いっきりヤセている上、脆く柔らかい土が踏み崩れて、恐怖のあまり引き返した。 ほかの箇所に危険箇所は皆無。 ただし、鳥手山分岐から北の鞍部への下りはじめの土質が柔く、歩くたびにえぐれるのでかなり歩きにくい。転んでもケガするような場所ではないが、急な下り坂の箇所は樹につかまりながら慎重に歩くなど、いちおう注意が必要。 コース自体はバリルートとは思えないほど道形明瞭で、標識が無いこと以外は一般登山道と何らかわりない。道迷いの可能性はほとんど無いと思われるが、鳥手山山頂から立山までと、近野山とりつき口から山頂までのコースは、地図&コンパス要携帯と思われる。 【 トイレ 】 足柄駅・足柄峠・酒水の滝入口・酒水の滝・河村城山・山北駅。 【 休憩所 】 酒水の滝・河村城山。 【 飲食・買い物 】 足柄峠茶屋にて、金太郎だんご お茶セット(350円)をいただく。 山北駅前自販機にて、ミルクコーヒー(140円)をいただく。 【 持参したガイド・地図 】 新・分県登山ガイド13 神奈川県の山(山と渓谷社) 山と高原地図2012 28丹沢(昭文社) 山と高原地図2012 29箱根(昭文社) 金太郎のふるさと南足柄(南足柄市観光マップ 1/22500 南足柄市役所商工観光課※無料) やまきた観光マップ(山北町観光協会※無料) 1/25000 御殿場(国土地理院) 1/25000 関本(国土地理院) 1/25000 山北(国土地理院) 【 拝見したサイト 】 景図工房 http://www.kei-zu.com/ ありがたき山とかれんな花 http://senboku31.web.fc2.com/HP03-hiking/HP03.html 悠歩悠遊 http://yuhoyuyu.sakura.ne.jp/index.html takmaki(ヤマレコ) http://www.yamareco.com/modules/yamareco/userinfo-3984-prof.html Y-U1(ヤマレコ) http://www.yamareco.com/modules/yamareco/userinfo-3183-prof.html knot(ヤマレコ) http://www.yamareco.com/modules/yamareco/userinfo-23141-prof.html 【 失せ物 】 ステッキ。 【 ゲットしたオタカラ 】 なし。 【 my初登頂かながわ 】 227 足柄山(足柄城山) 750m圏 228 可鶏山(矢倉岳) 870m 229 鷹落場 819.1m 230 押立山 770m圏 231 鳥手山 665m 232 立山 640m圏 233 近野山 595m 【 my初登頂しずおか 】 11 足柄山(足柄城山) 750m圏 【 my初登頂関東百名山 】 12 可鶏山(矢倉岳) 870m ※なお、「関東百名山」の推奨ルートは、矢倉沢バス停〜矢倉岳〜山伏平〜足柄城址〜地蔵堂バス停 【 my初登頂関東百山 】 15 可鶏山(矢倉岳) 870m 【 my初探訪かながわの名勝50選 】 27 足柄峠 28 酒水の滝 【 周辺の寄り道情報 】 赤崩、有城山、向山、平、イモジ山、浜居場城山、河村城山、浅間山、丸山、などなど。 ※残り28枚の写真は容量に余裕があるときに追加すること |
写真
感想
【 反省 】
ステッキを落とした。というか多分に置き忘れた。ってか、帰宅するまでそのことに気づかなかった。また山を汚してしまった。ごめんなさい…。
【 教訓 】
心に太陽をポケットに電気羊を。
【 感想 】
謹慎からひと月以上が経ちかなりストレスが溜まってきたので、安全第一を厳守して久々にバリルートをコースに組みこんだのだが。
本来、4月の初め頃に予定していたルートを大幅に短縮して、山北駅からの周遊から向山、平、イモジ山、浜居場城山、阿弥陀尾砦址、丹土尾砦址を省いたため、余裕綽綽で、結果として焦りもなく迷い道も無く、無事帰還できてよかったね。
赤崩へのとりつき口は初見では微妙だったため取り止めたけど、見当はついたので、たぶん次回は御馳走になれそう。
林道に下れてホッとし過ぎて、有城山を喰い損ねたのは大馬鹿だけど、まぁ、それもまた私らしくて、よいかもしれない?
そもそもこのルートを選んだきっかけは、いつも御世話になっている湘南らんぼう氏のルートに景図工房氏のリンクがあったことに遡るのだが、やはり大いに御世話になっている悠歩悠遊氏の記録も併せて、ルート作成当時ヤマレコではtakmaki氏とY-U1氏のまだお二人の記録があってチェックさせていただいたが、決行間際にknot氏の記録がアップされているのに気づき、よって資料はさらに充実し、それが好い結果に繋がったと思われる。御先達の皆々様に感謝。
ともあれ、謹慎中につきメジャーコースばかりで、いささか煮え切らないものがあったのだけど、比較的易しめなバリルートながら多少なりとも図読みの必要があるコースはやはり緊張感もそこそこあり、よって達成感もメジャーコースとは比較にならないほど大きく、失敗も多かったけど、大満足。
また、takmaki氏のくだんの訳文の万葉碑を発見できて、とても嬉しかった。
始終テンションも高く、萌え萌えでたのしく、のんびり歩けて、写真も過去最多の574枚のこせて、最高の気分。
やはり、たまには息抜きも必要だと実感。
藪漕ぎは禁止中なため2度ほど迂回を余儀なくされたが、ヤブの間隙を縫うようにコースどりして歩くのも、またたのしかった。
足柄山への道は、相当に寄り道ポイントを残したため、まだまだたのしめそう。
戦ヶ入りや銚子ヶ渕のせせらぎが心地好かった。
これでもかというくらい仏石のたぐいが目白押しで大いにたのしめた。
赤坂古道はブヨがわんさかいて食傷気味。
富士見台の紅葉が美しかったが、樹木で展望はきかず、結局付近の道路から富士を仰いだ。
随所で金太郎に逢えて、なごめた。
足柄峠茶屋の金太郎だんごでひと息つけてよかったね。
足柄山山頂はとても美しく、もう少し長居すればよかったかもしれない。でも、すでに富士山は半分隠れてしまっていた。
足柄峠の景勝碑が見つからず、グルグル徘徊してしまったが、なんと万葉公園入口にあって唖然呆然。
万葉公園が最高であった。だがしかし、花粉も最強で空気が真っ黄色で、屈折した太陽フレアが虹の如き輪っかをそこいらじゅうに結んでいて、びっくり。
可鶏山の風情が素晴らしかった。すでに遠方はけぶっていたが、それでもなお隆々たる眼前の山並みの美しさは筆舌に尽くしがたかった。
鷹落場ば展望もあり普通にステキな山頂。
押立山は、前知識がなければ尾根道にしか見えないかも。
鳥手山への上りが萌え萌え。にも増して、鳥手山から立山への道がステキ。
近野山への上りがメリハリもあり素晴らしかった。樹木のトンネルを抜けて景観が突然ひらけたときは別世界の輝きがあった。
山頂の尾根は広くなだらかで金比羅社の佇まいも胸を打った。
酒水の滝は、残念ながら落石のため橋の手前までしか行けないが、可愛いマスコットたちが醸し出す世界がとてもハッピーだった。
河村城山は途中で散策を打ち切らざるを得なかったけど、とても美しいし、浅間山や丸山と併せて、ぜひまた訪れたい。
折しも山北駅で、山北町内循環バスに巡り会えたが、ネオクラッシックでモダンとさえ言える雰囲気は横浜の赤い靴号に勝るとも劣らない。
ともあれ、萌え萌えで、ハイになり過ぎてほとんど灰(廃)寸前な、最高のハイキングでありましたとさ。
よかったね。
山の神さま、世界中のみんな、ありがとね。
平山集落に下りてからは、予定外のコースだったため、道行く方々に道を尋ねながら歩いたけど、気さくに、かつ朗らかに受け答えしてくださいました山北町民の皆々様、感謝感謝でありまする。
足柄峠付近で出逢ってお話させていただいた南足柄市民および小山町民の御方々、ありがとね。
また、可鶏山山頂でお逢いしたナイスご夫婦なお二人さま、たのしいお話をありがとう。
いやもうマジたのしかったっス♪
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