会津駒ヶ岳(雨で透けたサンカヨウ)
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- GPS
- 08:25
- 距離
- 9.8km
- 登り
- 1,064m
- 下り
- 1,056m
コースタイム
- 山行
- 6:21
- 休憩
- 1:45
- 合計
- 8:06
天候 | 霧雨のち曇り時々一瞬薄日 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
下道を90劼老觜渋臺僂修Δ任垢、走ってみるとほとんど信号もなく楽しいドライブになりました。 登山口に一番近い駐車場は20台程度駐車可。当日朝5時頃で満車。 他にも途中に3〜10台程度停められる場所が(たぶん)8か所ぐらいありました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
百名山のメジャールートで特に危険なところ、迷い易いところはないと思われます。 今年は例年に比べて雪が残っているようですが、アイゼン等を使用している方は見かけませんでした。 ただし、木道が斜めになっていたり、朽ちかけているところなどは下る際は滑りやすいのでちょっと注意が必要です。 以下備忘も兼ねて。 〇滝沢登山口〜水場(への分岐点) いわゆる一般登山道で特筆すべきことはないと思います。 帰りがけに水場に行ってみましたが、片道2分程度でした。 冷たくて美味しい水でした。 〇水場(への分岐点)〜駒の小屋 しばらくすると階段が現れます。特に問題ないでしょう。 そしてこの辺りから高山植物がいろいろ現れました。 一番多かったのはマイヅルソウ。他にサンカヨウ、イワカガミ、ミツバオウレンも沢山咲いてました。 木道が2本(複線)現れるとこれまでの樹林帯と様子が変わってきます。 すぐに地図に「池の平」と書いてあるベンチのある休憩ポイントです。 当日はこの辺りからイワウチワが多く観られました。 行きはガスっていて何も見えませんでしたが、帰りに見るとここから目指す駒ヶ岳や小屋が見えます。 そしてここが天上の楽園の入り口です。 ここから先は木道歩きになります。 池塘も登場して役者が揃います。 2本の木道は右側通行のようです。 小屋の手前数十メートルは雪が残っていましたが特にアイゼン等は必要ないと思います。 〇駒の小屋〜山頂 残雪をしばらく歩き、木道になってすぐに中門岳との分岐になり、右に折れてちょっと登れば山頂です。 山頂からの見晴らしはどうなのでしょう。当日はそもそもガスで何も見えませんでしたが、周りを木に囲まれています。山座同定ができる「会津駒ヶ岳パノラマガイド」が北方面と南方面用があります。 |
その他周辺情報 | ○尾瀬檜枝岐温泉観光協会 http://www.oze-info.jp/ 〇アルザ尾瀬の郷:500円(温泉のみの料金、プール利用は1,000円) 泉質:アルカリ性単純泉 露天風呂のみ(屋根ありと屋根なし)、洗い場は屋内 貴重品ロッカー:脱衣所内、100円リターン式 〇駒の湯:500円 泉質:アルカリ性単純泉 内風呂と露天風呂(屋根あり) 貴重品ロッカー:受付横、100円リターン式 〇燧の湯:500円 泉質:単純硫黄泉、源泉かけ流し 内風呂と露天風呂(屋根あり) 貴重品ロッカー:脱衣所内、100円リターン式 硫黄の匂いがして三つの温泉の中では一番温泉らしい感じです。 三つの温泉とも休憩室や食事処などはなく、お風呂のみ(アルザはプール併設)です。 〇あした天気(洋食) 村で唯一の洋食屋さんだとか ソースかつライス:1,500円 〇まる家(そば) 裁ちそば(もりそば):900円 + はっとうセット:300円 |
写真
感想
梅雨時、それも今年は結構梅雨らしい梅雨なのでこのタイミングはどうかなぁと思いながらも、とりあえずは行ってみないと分からない。
当初計画は1日目に移動、檜枝岐村を散策、道の駅尾瀬檜枝岐にて車中泊。2日目に会津駒ヶ岳・中門岳に登り再び道の駅尾瀬檜枝岐にて車中泊。3日目に御池から燧ヶ岳に登り沼山峠に下るというもの。
もちろん会津駒ヶ岳、燧ケ岳に登るのが目的ではあったけれど、秘境とも、日本のチベットともいわれる檜枝岐村にも興味があった。
1日目
下道を90劼魯疋薀ぅ屬好きな小生としてもちょっとかったるいかなぁ、と思っていたのだけれど、左に非ず。塩原温泉を過ぎるとその後数十キロの間に信号は二つか、三つしかない。たまに山道っぽい区間もあるけれど大半は走りやすい道でとても楽しく車を走らすことが出来た。下道なのに高速並みの燃費で走れるのは実に楽しく嬉しい。
そして本日の目的地であり、宿でもある道の駅「尾瀬檜枝岐」に到着。駐車場が広くてちょっとビックリ。施設を確認して、まずは翌々日の下見で御池へ。そして翌日の下見で滝沢登山口へ。入山者カードを手に入れ道の駅に戻り今回一つ目の温泉、アルザ尾瀬の郷に。ほぼ貸し切り状態でのんびり湯に浸かる。
さて夕食だ。一応念の為に自炊の用意もしてきたが、やはり現地のものが食べたい。
裁ちそば。しかし「まる家」さんに電話をすると今日はもう閉店とのこと。あら残念。
で、村内唯一の洋食屋さんらしい「あした天気」へ。やっぱり明日は天気になって欲しいもんなぁ。ソースかつライスを美味しくいただき、宿(道の駅)へ戻り、軽く一杯やって1日目は終了。
2日目
朝4時前に起きると何だか霧雨模様。
それでも雨が上がるの期待して登山口へ。しかし相変わらず霧雨。
一瞬躊躇いそうになったけど、準備して出発。
しばらくは霧雨が降ったり止んだりの繰り返し。まぁ霧雨以上には降らないので良しとして歩いているうちにだんだんと止んできた。ヨカッタ。
道はとても歩きやすく、花もいろいろ登場してきて楽しく登る。
雨に透けたサンカヨウも観られて嬉しい。
しかし樹林帯を抜けると今度はガス。
それでも花々を愛で、撮り、池塘が現れるとテンションは否が応でも上がってくる。
ついに来た。
天上の楽園。
ガスっていても雰囲気はある。(と思い込む)
小屋でTシャツを買い、山頂へ。
山頂にはよく写真でみるデッカイ標柱。
遂に百名山を・・・。(後述)
しかしガスっているのはやっぱり残念なのも正直なところ。
さて、中門岳へ。しかしすでにちょっと悩んでいた。
巻道との分岐点でしばし逡巡。
このガスの中行くべきか。
時間も体力もまだ余裕はたっぷりある。
本来、ここから中門岳への道が楽園ルート。
でもこのガスでは・・・。
今日行ってしまうと中途半端に満足してしまいかねない。
同じ満足なら半端なく満足したい。
ベンチで10分ほど思案。
結論。
楽しみは次にとっておこう!
今行ってしまうと次に来る動機が希薄になってしまいそうで、また来るためにも中門岳は次に残すことにした。
その後は小屋にもどりベンチでのんびりお昼とコーヒー。
多少、ガスが晴れたり、薄日が差したりしてきて、小屋前からも駒ヶ岳の姿が現れたり消えたりを楽しめた。
帰りは来た時よりも視界も開け、それなりの雰囲気を醸し出してきた。山に次回の予告編を見せられた感じで名残惜しみながらも下山の途に。
駒ヶ岳を登ったら「駒の湯」に。
ここも貸し切り状態。へへへ。
そして前日叶わなかった裁ちそばを食べにまる家さんに。
裁ちそば+はっとう。美味しゅうございました。
3日目
朝4時前に起きるとやはり雨。
昨日と違って霧雨ではなく、結構本降り。
まぁ、前日の天気予報からして諦め気味ではあったのだけれどやっぱり雨かぁ。
また寝た。
燧ヶ岳に登ったら「燧の湯」。
の予定だったんだけど、燧ヶ岳に登らず「燧の湯」に。
ここは小生と同じように登るのを諦めたらしき人も結構来ており、朝から結構賑わってました。
そんなこんなの3日間。
なんだかんだ結構楽しかった。
そして近いうちにまた来よう。
〇遂に百名山完登か!?
小生は百名山完登は目指していない。
正直に言うならば残念ながら目指すほどの余裕が時間的にも金銭的にもないのだ。
百名山については深田氏が個人的に選んだだけという意見もあるし、小生もあの山が入っててこの山が落選?と思うものも多少ある。それでもやっぱり良い山が多いのも確か。山に良い、悪いもないとは思うけど。
小生としては百名山にとらわれることなく、楽しく山歩きが出来れば嬉しいし、自分なりの名山を見つけるのも楽しい。
と、こんな言い訳じみた理屈もあるのだが、世間様はそんな小生の勝手な理屈は当然お構いなしで、「山歩きが好きで」などと言おうものなら「百名山はいくつ登られたんですか?」とくる。このウザったいことと言ったら。
まぁ、前置きはこれくらいにしておき、やはり小生も人の子。百名山を意識しないわけでもない。そしていつの頃からか百名山に絡んで自然と自分で意識し始めたことが三つある。
”缶昌海垢戮討了海謀个襪里鰐詰だから、百名山にのべ100回登ろう。
東京に(都下ですが)住んでいるのだから、関東の(新潟、福島辺りも少し含めて。長野、山梨は対象が多すぎ)百名山には登ろう。
4つの駒ヶ岳(木曽駒ヶ岳、甲斐駒ヶ岳、越後駒ヶ岳、会津駒ヶ岳)には登ろう。
白馬岳を加えて馬が5頭だ!?
順番はどうでもいいのだが、いつしかともなくそんなことが目標になっていた。
そして今回遂に4つ目の駒ヶ岳に登ることができたのだ(^^♪
百名山の駒ヶ岳完登です!(^^)!
長文、拙文お読みいただきありがとうございましたm(__)m
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