神童子谷・ノウナシ谷【大峰 川迫川】
- GPS
- 13:17
- 距離
- 20.1km
- 登り
- 2,371m
- 下り
- 2,350m
コースタイム
- 山行
- 5:58
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 6:33
天候 | 7月20日 曇り 7月21日 曇り時々雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
下降路(国見岳西尾根) 踏み跡があり、全く使われていないわけではないが、不明瞭 |
その他周辺情報 | 天の川温泉 〒638-0321 奈良県吉野郡天川村坪内232 0747-63-0333 https://goo.gl/maps/9YmL9BiTkNyChnqY6 森田商店 〒638-0301 奈良県吉野郡天川村川合49−3 0747-63-0120 https://goo.gl/maps/DUB4WthqpgVMrHbV7 |
写真
感想
芦廼瀬川向けの練習第3弾(第2弾は滝登攀の貫井谷、発案は自分でないけれど)、ツェルト泊の経験を積むために、大峰でも初級の神童子谷・ノウナシ谷を遡行しました。
前日の雨量が、天川雨量計で76mmと警戒値スレスレだったので、かなりの水量だったと思います。なんでもないところでも試される、なかなか強者になっていました。とはいえ、もとが初級なので巻きの選択肢は多く、とんでもない状況には陥りませんでした。
最初の核心となるのは赤鍋ノ滝、のはずですが、入渓前から道を誤ってしまい、懸垂下降する羽目に、大幅な時間ロス。なにかを根本的に勘違いしていたのだと思いますが、答え合わせはしてないので…赤鍋ノ滝までも流れが速く、なかなかすんなりとは行かせてくれませんでした。
赤鍋ノ滝は前衛の滑滝が悪いという話も聞きましたが、それほど難しくはなく、落ちたらアウトな状況でもストレスなく行けました。どちらかというと、後衛の泳ぎで突破の2つの方が凶悪で、こないだの葛川の突破ができなかった僕には、とても単独では飛び込めませんでした。
1日目は増水の影響もあって巻きが多く、今回は巻きの練習と割り切りました。今年は三舞谷で一度痛い目にあったので、その復習ですね。
想定より進めず、ハリンド谷出合で宿泊となりました。ツェルトを張るに簡単な場所ですので、家での練習通りにパッと張ることができました。しかし、濡れた木々で焚き火を起こすことはできなかったのは悔しいです。勉強します。
ツェルトは結露が酷く、寝ている間にもポツポツ落ちてくるくらいで、あれはなにか改善策があるのでしょうか。ねれない感じではないのですが、快適にこしたことはないので。
とはいえ、たった1人で山奥でゆっくり過ごす時間はいいものです。宇多田ヒカルは最大音量でかけましたけど。
2日目は1日目と変わってシャワークライミングが多く、楽しい内容でした。登山道への合流もスムーズに行き、順調な滑り出しでした。
が、下降路に選んだ尾根が、道を破ずしだからでしょうか、思っていたよりも悪く、かなり難儀しました。
道を探そうとすると僕の思考が止まるので、情報を整理しながら自力で道をつけていきました。こういうプロセスは、山の醍醐味の一つです。やっている間は悲しくなったり、嬉しくなったり心が騒がしいです。
最終的には、林業作業のために作られたであろう道伝いに進むことになりました。探検映画に出てくるようなボロボロのつり橋を渡っているような感覚を味わうとは思ってもみませんでした。
パッとはしませんでしたが、学びの多い2日間でした。ただこれと同じようなことでは、芦廼瀬川はやらせてもらえないだろうな。
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