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Yamareco

記録ID: 1935377
全員に公開
沢登り
大峰山脈

神童子谷・ノウナシ谷【大峰 川迫川】

2019年07月20日(土) ~ 2019年07月21日(日)
 - 拍手
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
13:17
距離
20.1km
登り
2,371m
下り
2,350m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:58
休憩
0:35
合計
6:33
距離 10.0km 登り 1,541m 下り 1,094m
10:24
7
スタート地点
10:31
43
上白石谷出合
11:14
11:28
18
入渓点
11:46
7
へっついさん
11:53
42
赤鍋ノ滝
12:35
32
赤鍋ノ滝上
13:07
13:22
25
965m地点
13:47
13
14:00
65
ノウナシ谷出合上
15:05
15:11
32
ノウナシ滝
15:43
12
ノウナシ滝上
15:55
20
千手滝
16:15
27
馬頭滝
16:42
15
地蔵滝
16:57
宿泊地
2日目
山行
5:51
休憩
0:44
合計
6:35
距離 10.1km 登り 835m 下り 1,264m
6:21
53
宿泊地
7:14
18
脇ノ宿谷出合
7:32
11
出渓点
7:43
8:05
42
8:47
50
9:37
9:44
114
11:38
11:53
63
モノレール軌道交差点
12:56
ゴール地点
天候 7月20日 曇り
7月21日 曇り時々雨
過去天気図(気象庁) 2019年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
神童子川林道通行止め地点まで
コース状況/
危険箇所等
下降路(国見岳西尾根)
踏み跡があり、全く使われていないわけではないが、不明瞭
その他周辺情報 天の川温泉
〒638-0321 奈良県吉野郡天川村坪内232
0747-63-0333
https://goo.gl/maps/9YmL9BiTkNyChnqY6

森田商店
〒638-0301 奈良県吉野郡天川村川合49−3
0747-63-0120
https://goo.gl/maps/DUB4WthqpgVMrHbV7
林道の立ち入り禁止看板の手前に駐車して出発。
2019年07月20日 10:24撮影 by  TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 10:24
林道の立ち入り禁止看板の手前に駐車して出発。
上白石谷出合まっすぐ進んでいく。
2019年07月20日 10:32撮影 by  TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 10:32
上白石谷出合まっすぐ進んでいく。
しばらくすると、道もわからなくなり、どんどん谷から離れていきそう。急斜面なので、懸垂下降をすることに。
2019年07月20日 10:53撮影 by  TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 10:53
しばらくすると、道もわからなくなり、どんどん谷から離れていきそう。急斜面なので、懸垂下降をすることに。
懸垂下降3回で谷まで降りられた。どこで間違えたのだか。
2019年07月20日 11:11撮影 by  TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 11:11
懸垂下降3回で谷まで降りられた。どこで間違えたのだか。
しばらくすると鉄格子の道も無くなったので、遡行開始。
2019年07月20日 11:14撮影 by  TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 11:14
しばらくすると鉄格子の道も無くなったので、遡行開始。
前日まで雨が続いたので、増水しているのだろうなぁ。早速泳ぐ。
2019年07月20日 11:29撮影 by  TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 11:29
前日まで雨が続いたので、増水しているのだろうなぁ。早速泳ぐ。
あれ、まだ道続いてるじゃないか。
2019年07月20日 11:34撮影 by  TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 11:34
あれ、まだ道続いてるじゃないか。
今日はこんな調子か。
2019年07月20日 11:40撮影 by  TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 11:40
今日はこんな調子か。
へっついさん。深くはなかったが、流れが速くて足は取られた。
2019年07月20日 11:46撮影 by  TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 11:46
へっついさん。深くはなかったが、流れが速くて足は取られた。
真っ白。
2019年07月20日 11:48撮影 by  TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 11:48
真っ白。
こんなの入ったら、あっという間に仏。
2019年07月20日 11:52撮影 by  TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
7/20 11:52
こんなの入ったら、あっという間に仏。
赤鍋ノ滝。左岸からの流れとの対比が美しい。
2019年07月20日 11:53撮影 by  TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
7/20 11:53
赤鍋ノ滝。左岸からの流れとの対比が美しい。
滑って落ちたら洗濯機なので、巻くかどうか心底迷ったが行くだけ行ってみることに。見た目は滑りやすそうだったが、実際は簡単。
2019年07月20日 11:59撮影 by  TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 11:59
滑って落ちたら洗濯機なので、巻くかどうか心底迷ったが行くだけ行ってみることに。見た目は滑りやすそうだったが、実際は簡単。
前衛を軽く抜けてすぐ。これは…手前が行けても、奥に行くにはあの白壁を抜けられるのか…いや、巻こう。
2019年07月20日 11:59撮影 by  TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
7/20 11:59
前衛を軽く抜けてすぐ。これは…手前が行けても、奥に行くにはあの白壁を抜けられるのか…いや、巻こう。
巻道から眺めるが、あのサイドフックはまずいだろう。
2019年07月20日 12:06撮影 by  TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 12:06
巻道から眺めるが、あのサイドフックはまずいだろう。
巻道から、次の滝が見えた。右岸から行けそうではあるが、取り付くには先ほどの流れ中を泳ぐ…今日はやめておこう。
2019年07月20日 12:07撮影 by  TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 12:07
巻道から、次の滝が見えた。右岸から行けそうではあるが、取り付くには先ほどの流れ中を泳ぐ…今日はやめておこう。
肝の冷える滝を過ぎたら、穏やかに見える河原。流れが早いので、渡渉ラインは丁寧に。
2019年07月20日 12:39撮影 by  TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 12:39
肝の冷える滝を過ぎたら、穏やかに見える河原。流れが早いので、渡渉ラインは丁寧に。
なんでもなさそうなところで、頭も身体も使う。
2019年07月20日 12:48撮影 by  TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 12:48
なんでもなさそうなところで、頭も身体も使う。
青さより白さが目立つ。
2019年07月20日 12:58撮影 by  TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 12:58
青さより白さが目立つ。
ようやく、関西沢本の表紙を飾る釜滝2条7m。予定では試登しようかと思っていたが、登れない滝が落ちられないのはいただけない。
2019年07月20日 13:47撮影 by  TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
7/20 13:47
ようやく、関西沢本の表紙を飾る釜滝2条7m。予定では試登しようかと思っていたが、登れない滝が落ちられないのはいただけない。
ネットでは、右側の流れから登ろうとする人を見かけるがあのドーム状はどう処理するのだろうか?
2019年07月20日 13:54撮影 by  TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 13:54
ネットでは、右側の流れから登ろうとする人を見かけるがあのドーム状はどう処理するのだろうか?
右岸から歩いて、ノウナシ谷方面へ進もう。
2019年07月20日 14:00撮影 by  TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 14:00
右岸から歩いて、ノウナシ谷方面へ進もう。
ノウナシ谷出合付近にはゴミが散乱。宴会は構わないが、ゴミは持って帰りましょう。
2019年07月20日 14:01撮影 by  TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
7/20 14:01
ノウナシ谷出合付近にはゴミが散乱。宴会は構わないが、ゴミは持って帰りましょう。
4m滝は、右岸から巻く。
2019年07月20日 14:03撮影 by  TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 14:03
4m滝は、右岸から巻く。
2条だった面影はある。
2019年07月20日 14:37撮影 by  TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
7/20 14:37
2条だった面影はある。
それにしても、緑の鮮やかな美しい谷だな。
2019年07月20日 14:51撮影 by  TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 14:51
それにしても、緑の鮮やかな美しい谷だな。
ノウナシ谷。関西沢本では、"通常は高巻く"ということで、登る人もいるのではないか。ホールドのありそうなところはたしかにあるが…
2019年07月20日 15:05撮影 by  TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
7/20 15:05
ノウナシ谷。関西沢本では、"通常は高巻く"ということで、登る人もいるのではないか。ホールドのありそうなところはたしかにあるが…
左岸の尾根から。
2019年07月20日 15:20撮影 by  TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 15:20
左岸の尾根から。
千手滝。すごい風圧。
2019年07月20日 15:55撮影 by  TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 15:55
千手滝。すごい風圧。
左岸を上がると岩場があり、ここを抜けていく。ラインをしっかりと選べばさほど怖くないが、崩れることもあるので緊張した。
2019年07月20日 16:01撮影 by  TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
7/20 16:01
左岸を上がると岩場があり、ここを抜けていく。ラインをしっかりと選べばさほど怖くないが、崩れることもあるので緊張した。
巻道から見える馬頭滝。美しかった。
2019年07月20日 16:15撮影 by  TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 16:15
巻道から見える馬頭滝。美しかった。
大岩が目立ってくるセクション。
2019年07月20日 16:21撮影 by  TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 16:21
大岩が目立ってくるセクション。
地蔵滝の迫力もすごい。
2019年07月20日 16:44撮影 by  TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 16:44
地蔵滝の迫力もすごい。
だいぶ時間が押してしまい、ハリンド谷出合で宿泊することにする。
2019年07月20日 16:57撮影 by  TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 16:57
だいぶ時間が押してしまい、ハリンド谷出合で宿泊することにする。
はじめてのツェルト、うまく張れたかな?焚き火は上手にできなかった。
2019年07月20日 18:03撮影 by  TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
7/20 18:03
はじめてのツェルト、うまく張れたかな?焚き火は上手にできなかった。
ハリンド谷出合からの2日目。後半はあまり滝がないかと思っていたが、1日目と変わってシャワークライミングが多かった。
2019年07月21日 06:34撮影 by  TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/21 6:34
ハリンド谷出合からの2日目。後半はあまり滝がないかと思っていたが、1日目と変わってシャワークライミングが多かった。
小滝などグイグイと登って、最後の5m滝かな。
2019年07月21日 07:01撮影 by  TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/21 7:01
小滝などグイグイと登って、最後の5m滝かな。
と思いつつ、流れが続いたのでしばらく進む。
2019年07月21日 07:07撮影 by  TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/21 7:07
と思いつつ、流れが続いたのでしばらく進む。
飽きないねー。
2019年07月21日 07:09撮影 by  TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/21 7:09
飽きないねー。
二俣は右に進む。
2019年07月21日 07:14撮影 by  TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/21 7:14
二俣は右に進む。
しばらくすすんで、これ以上はないだろう。ここで遡行打ち切り。
2019年07月21日 07:32撮影 by  TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/21 7:32
しばらくすすんで、これ以上はないだろう。ここで遡行打ち切り。
藪はなく、森の中をすすんで稜線へ。
2019年07月21日 07:33撮影 by  TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/21 7:33
藪はなく、森の中をすすんで稜線へ。
狙い通りに脇ノ宿。装備を切り替えて、一息つく。
2019年07月21日 07:44撮影 by  TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
7/21 7:44
狙い通りに脇ノ宿。装備を切り替えて、一息つく。
登山道は快適。そういえば、最近山から景色みれてないな。
2019年07月21日 08:47撮影 by  TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/21 8:47
登山道は快適。そういえば、最近山から景色みれてないな。
途中、現在地を見失うも修正して、国見岳に到着。西の尾根から下山予定。
2019年07月21日 09:37撮影 by  TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/21 9:37
途中、現在地を見失うも修正して、国見岳に到着。西の尾根から下山予定。
コンパスによるとこの方向。
2019年07月21日 09:44撮影 by  TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/21 9:44
コンパスによるとこの方向。
踏み跡あるから、大丈夫かな。
2019年07月21日 09:51撮影 by  TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/21 9:51
踏み跡あるから、大丈夫かな。
踏み跡はすぐに見失い、地形的に難しいところもあって、獣道をやっとこさすすんで、最初の鞍部。
2019年07月21日 10:28撮影 by  TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
7/21 10:28
踏み跡はすぐに見失い、地形的に難しいところもあって、獣道をやっとこさすすんで、最初の鞍部。
方角と地形を頼りにしつつ、結局GPSも取り出して現在地確認と地形的ルート選択。道なき道を、たまに道がありながらも突き進んで、2つ目の鞍部。
2019年07月21日 11:02撮影 by  TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
7/21 11:02
方角と地形を頼りにしつつ、結局GPSも取り出して現在地確認と地形的ルート選択。道なき道を、たまに道がありながらも突き進んで、2つ目の鞍部。
林道の作業現場だったのか、道がそれまでよりもはっきりしているが、ほったらかしの木によって道を阻まれ、すんなりとは行かしてくれない。
2019年07月21日 11:06撮影 by  TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/21 11:06
林道の作業現場だったのか、道がそれまでよりもはっきりしているが、ほったらかしの木によって道を阻まれ、すんなりとは行かしてくれない。
モノレール軌道はどこに続いている?沿って進んだら、下りれるのかしら。
2019年07月21日 11:38撮影 by  TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/21 11:38
モノレール軌道はどこに続いている?沿って進んだら、下りれるのかしら。
結局モノレール軌道は選ばず、尾根筋を進む。しかし、派手な倒木で塞がれた。仕方ないので、上白石谷に下りて進もう。
2019年07月21日 12:06撮影 by  TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/21 12:06
結局モノレール軌道は選ばず、尾根筋を進む。しかし、派手な倒木で塞がれた。仕方ないので、上白石谷に下りて進もう。
谷も険しい。こちらも倒木の壁、滝もある。いちいちこんなでは、ちっとも進まない。
2019年07月21日 12:18撮影 by  TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/21 12:18
谷も険しい。こちらも倒木の壁、滝もある。いちいちこんなでは、ちっとも進まない。
結局、急斜面から尾根に復帰。
2019年07月21日 12:32撮影 by  TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/21 12:32
結局、急斜面から尾根に復帰。
尾根も大詰めに来ると、ボロボロのはしごや階段が現れる。ここまで、必死だったので少し緊張の糸がほぐれた。
2019年07月21日 12:37撮影 by  TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/21 12:37
尾根も大詰めに来ると、ボロボロのはしごや階段が現れる。ここまで、必死だったので少し緊張の糸がほぐれた。
しかし、これらの遺産は踏めば壊れる、手すりは抜ける、インディジョーンズか。
2019年07月21日 12:42撮影 by  TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
7/21 12:42
しかし、これらの遺産は踏めば壊れる、手すりは抜ける、インディジョーンズか。
恐る恐るも進んできて、上白石谷に下りてきた。谷に着いたらすぐに、出合の橋。
2019年07月21日 12:47撮影 by  TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
7/21 12:47
恐る恐るも進んできて、上白石谷に下りてきた。谷に着いたらすぐに、出合の橋。

感想

芦廼瀬川向けの練習第3弾(第2弾は滝登攀の貫井谷、発案は自分でないけれど)、ツェルト泊の経験を積むために、大峰でも初級の神童子谷・ノウナシ谷を遡行しました。
前日の雨量が、天川雨量計で76mmと警戒値スレスレだったので、かなりの水量だったと思います。なんでもないところでも試される、なかなか強者になっていました。とはいえ、もとが初級なので巻きの選択肢は多く、とんでもない状況には陥りませんでした。

最初の核心となるのは赤鍋ノ滝、のはずですが、入渓前から道を誤ってしまい、懸垂下降する羽目に、大幅な時間ロス。なにかを根本的に勘違いしていたのだと思いますが、答え合わせはしてないので…赤鍋ノ滝までも流れが速く、なかなかすんなりとは行かせてくれませんでした。
赤鍋ノ滝は前衛の滑滝が悪いという話も聞きましたが、それほど難しくはなく、落ちたらアウトな状況でもストレスなく行けました。どちらかというと、後衛の泳ぎで突破の2つの方が凶悪で、こないだの葛川の突破ができなかった僕には、とても単独では飛び込めませんでした。

1日目は増水の影響もあって巻きが多く、今回は巻きの練習と割り切りました。今年は三舞谷で一度痛い目にあったので、その復習ですね。

想定より進めず、ハリンド谷出合で宿泊となりました。ツェルトを張るに簡単な場所ですので、家での練習通りにパッと張ることができました。しかし、濡れた木々で焚き火を起こすことはできなかったのは悔しいです。勉強します。
ツェルトは結露が酷く、寝ている間にもポツポツ落ちてくるくらいで、あれはなにか改善策があるのでしょうか。ねれない感じではないのですが、快適にこしたことはないので。
とはいえ、たった1人で山奥でゆっくり過ごす時間はいいものです。宇多田ヒカルは最大音量でかけましたけど。

2日目は1日目と変わってシャワークライミングが多く、楽しい内容でした。登山道への合流もスムーズに行き、順調な滑り出しでした。
が、下降路に選んだ尾根が、道を破ずしだからでしょうか、思っていたよりも悪く、かなり難儀しました。
道を探そうとすると僕の思考が止まるので、情報を整理しながら自力で道をつけていきました。こういうプロセスは、山の醍醐味の一つです。やっている間は悲しくなったり、嬉しくなったり心が騒がしいです。
最終的には、林業作業のために作られたであろう道伝いに進むことになりました。探検映画に出てくるようなボロボロのつり橋を渡っているような感覚を味わうとは思ってもみませんでした。

パッとはしませんでしたが、学びの多い2日間でした。ただこれと同じようなことでは、芦廼瀬川はやらせてもらえないだろうな。

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