ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 194959
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
丹沢

蛭ヶ岳〜本間ノ頭と市原新道を周回

2012年05月28日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
06:31
距離
15.6km
登り
1,809m
下り
1,817m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

丹沢観光センター(本間橋)7:41
 ↓
本間ノ頭(東峰)     9:08
 ↓
丹沢山          10:21
 ↓
蛭ヶ岳      11:27〜11:35
 ↓
雷滝付近        12:40
 ↓
雷 平         13:03
 ↓
造林小屋        13:47
 ↓
丹沢観光センター    14:13
=====================
歩いた距離 16.3km 6時間31分
天候 晴れ 稜線で7〜8mの風
過去天気図(気象庁) 2012年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
本厚木駅からレンタカー 12時間で5000円(本間橋まで往復70km)
コース状況/
危険箇所等
○丹沢観光センターにトイレあります(山奥なのに助かる)
○登山ポストなし

■丹沢観光センター・・・本間ノ頭
・下の方は不明瞭だが登るにつれて明瞭になる
・本間ノ頭付近の地形図を写真に貼りつけましたが指摘した部分が分かりにくい

■本間ノ頭・・・蛭ヶ岳
・多くの人が歩いているので省略

■市原新道
・1450m付近まで不明瞭(明瞭な道があるかもしれませんが・・)
・それより下は登山道はしっかりしてます 雷滝を高巻きしますが問題なし。

■早戸川の渡渉 渡渉は三度あり苦労しました。
・1箇所目 川幅2〜3m 岩伝いに渡渉しようとしたら滑って片足を突っ込む
 やけクソになり強引に渡ろうとしたらバランスを崩し危なく転倒するところだった →結局、山靴を脱いで渡渉
・2箇所目 川幅10m 一目見ただけで岩伝いの渡渉は不可能 橋は流されたようでワイヤーだけが無残に残っていました。
 山靴を脱ぎ、ザックに納めて渡渉 太股の渡渉です。
・3箇所目 川幅5m 橋があります →橋を渡りましたが、渡渉ならばもっと深いと思われます。

※市原新道は大雨直後は通行困難です
ここを下るときは迷いそうだなあ(僕だけかもしれないけど)
1
ここを下るときは迷いそうだなあ(僕だけかもしれないけど)
いつも丹沢ロングトレイルの時はお世話になっています
2012年05月27日 17:33撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/27 17:33
いつも丹沢ロングトレイルの時はお世話になっています
宮ヶ瀬ビジターセンターから丹沢観光センター(本間橋)まで13km
歩こうとは思わないっす 本厚木から本間橋まで35kmタクシーの運転手が喜ぶだけだよん。
2012年05月28日 07:03撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/28 7:03
宮ヶ瀬ビジターセンターから丹沢観光センター(本間橋)まで13km
歩こうとは思わないっす 本厚木から本間橋まで35kmタクシーの運転手が喜ぶだけだよん。
路肩に停めました 登山客より渓流釣りの人がメインです。
2012年05月28日 07:39撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/28 7:39
路肩に停めました 登山客より渓流釣りの人がメインです。
丹沢観光センターから登ります 一段高い広場を登ると登山道があります。
2012年05月28日 07:43撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/28 7:43
丹沢観光センターから登ります 一段高い広場を登ると登山道があります。
なっなんとトイレが使える!! 紙もあります。
2012年05月28日 07:46撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/28 7:46
なっなんとトイレが使える!! 紙もあります。
風はないし暑い 足元も悪い。
とにかく急登です
2012年05月28日 08:07撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/28 8:07
風はないし暑い 足元も悪い。
とにかく急登です
この看板は見落とさないと思うけど。
2012年05月28日 08:59撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/28 8:59
この看板は見落とさないと思うけど。
1時間半で本間ノ頭を登りきました。
2012年05月28日 09:08撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/28 9:08
1時間半で本間ノ頭を登りきました。
ミツバツツジ
2012年05月28日 09:43撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
1
5/28 9:43
ミツバツツジ
いいねぇ〜 丹沢最高!!
2012年05月28日 10:24撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
1
5/28 10:24
いいねぇ〜 丹沢最高!!
蛭の山小屋が目前
2012年05月28日 11:10撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/28 11:10
蛭の山小屋が目前
蛭ヶ岳 
ここまで4時間 まあまあだな〜
2012年05月28日 11:28撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
1
5/28 11:28
蛭ヶ岳 
ここまで4時間 まあまあだな〜
蛭ヶ岳で「市原新道」を知っている人いますか?
と尋ねたら誰も知らなかった。

2012年05月28日 11:34撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/28 11:34
蛭ヶ岳で「市原新道」を知っている人いますか?
と尋ねたら誰も知らなかった。

丹沢山で「本間橋」から登りましたと言ったら 「聞いたことねぇなあ」 と・・。
2012年05月28日 11:36撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/28 11:36
丹沢山で「本間橋」から登りましたと言ったら 「聞いたことねぇなあ」 と・・。
市原新道は明瞭です
2012年05月28日 11:49撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
1
5/28 11:49
市原新道は明瞭です
静かな森
2012年05月28日 12:03撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/28 12:03
静かな森
分かりやすい目印 微妙に向きを変えているところがニクイ♪
2012年05月28日 12:16撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
1
5/28 12:16
分かりやすい目印 微妙に向きを変えているところがニクイ♪
市原新道を示すお皿 「B29墜落の碑」は発見できず・・
2012年05月28日 12:28撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/28 12:28
市原新道を示すお皿 「B29墜落の碑」は発見できず・・
雷滝 予想以上に大きい滝です。
2012年05月28日 12:39撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/28 12:39
雷滝 予想以上に大きい滝です。
ひとつ目の渡渉 簡単に渡れそうだが・・
あっけなく撃沈(>_<)
2012年05月28日 12:42撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/28 12:42
ひとつ目の渡渉 簡単に渡れそうだが・・
あっけなく撃沈(>_<)
片足を沢に突っ込んだため干しています。
2012年05月28日 12:49撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
1
5/28 12:49
片足を沢に突っ込んだため干しています。
ここは高巻きしました
2012年05月28日 13:10撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/28 13:10
ここは高巻きしました
2箇所目の渡渉 どう見ても岩伝いの渡渉は無理です。
どこかの記録に橋が架かったというのを見ましたが、当てが外れ渡渉します。
2012年05月28日 13:12撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/28 13:12
2箇所目の渡渉 どう見ても岩伝いの渡渉は無理です。
どこかの記録に橋が架かったというのを見ましたが、当てが外れ渡渉します。
ここも緊張します
沢をヘツリます・・ この写真はクリアしたことろから撮りました
2012年05月28日 13:34撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
1
5/28 13:34
ここも緊張します
沢をヘツリます・・ この写真はクリアしたことろから撮りました
3か所目の渡渉 ここには橋があります。
橋が神様に見えました。
2012年05月28日 13:36撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
1
5/28 13:36
3か所目の渡渉 ここには橋があります。
橋が神様に見えました。
このような橋も多数あります
2012年05月28日 13:40撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
1
5/28 13:40
このような橋も多数あります
造林小屋 
2012年05月28日 13:47撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/28 13:47
造林小屋 
伝道につきます
2012年05月28日 13:56撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/28 13:56
伝道につきます
今回のレンタカーはヴィッツです あまり調子よくなかったです(10万キロオーバーでした)
2012年05月28日 14:11撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
5/28 14:11
今回のレンタカーはヴィッツです あまり調子よくなかったです(10万キロオーバーでした)
撮影機器:

感想

丹沢観光センター(本間橋)から蛭ヶ岳が登れると気がついたのは最近です。
市原新道はコースは明瞭だと・・ こりゃ僕でも行けるかも。

事前に記録を調べると早戸川の渡渉が問題だと指摘されていた ここ数日はゲリラ豪雨もなく今日は川の水量は少ないと予想したもの大きかった。
しかし・・ ア・マ・イ(*゜ー゜*) 橋が流されているなど予想外だった。

事前に参考にしたのは以下のとおり
yutakattiさんの記録 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-182548.html

これだけだと簡単に終わってしまいそうで、次のホームページにたどり着いた。
これはけっこう大変そう

マイナールート探検隊 http://kiriyama.houkou-onchi.com/work87/work87.htm
という訳でこの記録を参考に山行計画を立てた。

今回の山行は本間ノ頭への登りと市原新道の下り グルッと廻るにはずいぶんと負担がかかりそうだ。
目標は7〜8時間 一般ルートの蛭ヶ岳までに短縮できるかにかかっている。

本間ノ頭までは尾根伝いで何ら問題なかった。 静かな尾根だったが、鹿柵が多いのが気になった。 とちゅうリスが木を登って行き飛び移ったりしていた。
気に行った尾根のひとつになりそう

1時間半で本間ノ頭につく あとは一般登山道で何度も歩いたコースである。
丹沢山につくと塩水橋から登った人に会いクタクタになった表情だが楽しそうだったので声をかけると 「本間橋? そんなところは知らない」 登れるのか?
いまいちピンと来ていないようだ。
挨拶もそこそこに雨が降りそうなので足早に蛭ヶ岳を目指す。

いくつもピークを越えなければならないので意外と大変です・・

蛭ヶ岳につくと「市原新道」の情報を集めたいので数人に聞いてみる・・ 「市原新道? そんなルート知らない」 「俺も丹沢に詳しいつもりだが」
ということ答えだった 市原新道はどうもマニア向けなようだ。

初めは普通のヤブ道 踏み跡も明瞭でなんてことない 断わっておくが「初めは・・」である。
尾根をどんどこ下って行く 下りやすく歩きやすい。
雷滝の沢音が大きくなる・・ 雷滝は意外と大きい滝で上から見ると全容がみえないので途中から見ると迫力があった。

あっけなく滝を巻き、対岸に渡れると思った。 ここは川幅が2〜3mしかないので楽勝と思ったが、濡れた岩に足を置いたらツルっと滑り片足を沢に突っ込んだ。
強引に渡ろうとするともう片足もバランスを崩しそうで諦めた。仕方なく山靴を脱ぎ片手に山靴を持ち渡渉 天気もいいのでいい沢遊びだった(?)

たしかあと2ヶ所渡渉があるはず 2箇所目は橋がある(ハズ・・)
20分ほど歩くと2箇所目の渡渉ポイントが見えてきた ところが「橋がない」
冷や汗がでてきた
どう見ても山靴で岩伝いに渡渉はできる距離じゃない。 山靴を脱いだところで水中に没する岩に足を置いてで軽やかに渡れる可能性も少ない。さきほどより深く転倒したら数メートルは流される。
山靴を脱ぎ安定している沢床を歩くしかない。 根性は決まった!
しかし、斜めから見ると沢床は浅そうに見えるが、実際に足を突っ込むとけっこう深い。 水の勢いもあり腰まで水面がくる。
慎重に渡渉した 危なかった・・ 女性ならザイルで補助が必要だろう

しばらくホッとしたのか茫然となり休憩した。
ゆっくりと再び歩き出す。 こんどは沢をへつる 固定ロープがしっかりしているで問題ない。
3か所目の渡渉ポイントが見えてきた 川幅は狭いが水深がありそう。 2箇所目の比ではない。
マズイ・・ どうしよう(泣) 下流に目をやると橋が架かっていた!! おーっ橋だっ 本当に神様に見えた。
丸太を束ねただけの簡素な橋 本当に助かる。

ここを過ぎるともう渡渉はない 安全地帯に入ったも同然。
多少の登りなど気にならない。 早戸川は砂防ダムを2ヶ所通り遥か下に流れている 造林小屋の横を通過。
急に登山道は歩きやすくなった  もう安全地帯なのでルンルンだった。

ほぼ廃道になった林道に出る 魚止橋を渡りクルマに着く
7時30分過ぎは僕の車だけだったが、2台増えて3台だった。 もしかして渓流釣りの人たちかな

終ってみて太ももの渡渉は危険と思った。
今回は市原新道を下山に使ったが、渡渉が困難になることを予想するならば登りに使う方がいいだろう 大雨直後など水量が多ければ市原新道は通りたくないコースです。

ヤマレコで数多くでている市原新道 楽勝なコースではないです。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1721人

コメント

inoyasuさん、こんばんは。
相変わらず、ガッツリ&アドベンチャーコースですね 

沢のヘツリ。
私は北アの「大東新道」しか経験がないんですが、もう心臓バクバクでした。
単独だったこともあるんですけど。
やはり、お山で靴脱いで行動はなるべくしたくない 

でも、ある意味「丹沢」らしいコースですね。
私ももっと修行を積んで、いつかチャレンジしてみたいです。
ということで、「お気に入り」に登録しました 
2012/5/29 18:57
丹沢のへつり
lonさん こんばんは。

市原新道はたくさん記録があるので楽勝かと思ったらトンデモないですよ
いままで整備された登山道を歩き、山靴を脱いでもくるぶし程度の経験がないので渡渉とは言わない   お恥ずかしい。

整備された登山道はやっぱり安心安全です でもこのヒヤヒヤ感がなんともいえない満足感

今年はプチバリエーションが多いので大満足です。
2012/5/29 19:33
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら