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Yamareco

記録ID: 1950620
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

鋸岳(戸台河原〜角兵衛沢〜熊ノ穴沢〜戸台河原)

2019年08月02日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
10:52
距離
18.7km
登り
1,910m
下り
1,900m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
10:01
休憩
0:49
合計
10:50
距離 18.7km 登り 1,910m 下り 1,911m
2:51
119
4:50
5:10
103
6:53
72
8:05
8:06
19
8:25
8:26
25
8:51
8:54
46
9:40
10:02
16
10:18
10:19
90
11:49
21
12:10
12:11
88
13:39
2
13:41
ゴール地点
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2019年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
戸台河原駐車場。仮設トイレありますが使用禁止でした。豪雨や長雨の後は増水して駐車場も川になることがあります。昨年の9月に出くわしました。
コース状況/
危険箇所等
<河原駐車場〜角兵衛沢出合>
第二堰堤までは右岸(向かって左側)を歩きます。スタートしてすぐに左手に工事車両用?のしっかりした道の入口があるので見逃さないように。途中河原に出てしばらく河原を歩きますが、また道が出てきて第二堰堤に着きます。
第二堰堤を越えると「登山道は左岸」の道標が出てきます。そこで左岸(向かって右側)に渡ります。広い河原ですが、渡ったら河原の端の方を歩くようにしてください。そのうちピンクテープが出てくるので、それにしたがって歩きます。樹林帯に入ったり河原に出たりしながら、最後は樹林帯の中で角兵衛沢出合の道標に着きます。
とにかく右岸も左岸も端の方を歩くイメージです。早朝だと暗くて分かりづらいですが、明るいときに歩けばよく分かると思います。

<角兵衛沢出合〜頭>
角兵衛沢のガレ場は登りづらいですが、右側の樹林帯を利用しながら、ひたすら我慢して登りましょう。

<第1〜2高点>
核心部の第1〜2高点のルートの危険箇所は、皆さんがよく書かれている´⊂ギャップの降りと登りの鎖場小ギャップを登りきった反対側の短い岩場ぜ窓からの長い鎖場ヂ腑ャップのトラバース。この中で自分としてはイ一番怖く感じました。この他にも危険箇所はあるので慎重に!

<第2高点から中ノ川乗越経由の熊ノ穴沢出合>
ガレ場が1番の危険箇所だと思います。大きな石も動くのでバランスを保ちながら慎重に降ってください。自分は2度ほど派手にコケました。
前日の夕方雷雨があり、上伊那地区に大雨洪水警報が発令されました。上伊那地区がどの辺りかは良くわかりませんが、川が増水していたら遡上は難しいと思い、様子を見に来たら、それほど増水してなかったので、翌日3時少し前にスタートしました。
前日の夕方雷雨があり、上伊那地区に大雨洪水警報が発令されました。上伊那地区がどの辺りかは良くわかりませんが、川が増水していたら遡上は難しいと思い、様子を見に来たら、それほど増水してなかったので、翌日3時少し前にスタートしました。
基本、第2堰堤までは右岸、それ以降は左岸を歩きますが、真っ暗で、スタートしてすぐ左に入る道を見逃してしまい、しばらく沢沿いを歩き時間ロスしました。
基本、第2堰堤までは右岸、それ以降は左岸を歩きますが、真っ暗で、スタートしてすぐ左に入る道を見逃してしまい、しばらく沢沿いを歩き時間ロスしました。
角兵衛沢出合まで来ました。
角兵衛沢出合まで来ました。
徒渉します。濡れずに渡るのは不可能な水量でした。スタートから徒渉用に運動靴で歩いてきたので、ジャブジャブ靴のまま渡りました。大きな徒渉は2回だけでしたが、どこを渡ろうか探したり、登山靴を脱いだり履いたりするよりはかなり楽でした。
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徒渉します。濡れずに渡るのは不可能な水量でした。スタートから徒渉用に運動靴で歩いてきたので、ジャブジャブ靴のまま渡りました。大きな徒渉は2回だけでしたが、どこを渡ろうか探したり、登山靴を脱いだり履いたりするよりはかなり楽でした。
すっかり明るくなりました。
すっかり明るくなりました。
登山靴に履き替えてスタートです。
登山靴に履き替えてスタートです。
スタートしてすぐ印を見失い、少しさ迷いましたが、すぐに復帰してその後は順調に登りました。
スタートしてすぐ印を見失い、少しさ迷いましたが、すぐに復帰してその後は順調に登りました。
樹林帯が終わりガレ場が始まります。
樹林帯が終わりガレ場が始まります。
山頂が見えました。直線距離は短いですが、時間かかりそうです。
山頂が見えました。直線距離は短いですが、時間かかりそうです。
反対側に仙丈ヶ岳かな。ガスがかかっています。
反対側に仙丈ヶ岳かな。ガスがかかっています。
オトギリソウ系
皆さんのレコ通り、岩がずり落ちて登るのに苦労します。
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皆さんのレコ通り、岩がずり落ちて登るのに苦労します。
シモツケソウ。疲れたら写真を撮る振りをして休みます。
シモツケソウ。疲れたら写真を撮る振りをして休みます。
コオニユリ
ウスユキソウ
アキカラマツかな
アキカラマツかな
この斜面をトラバースしてしばらく登ると角兵衛沢ノ頭に出ます。
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この斜面をトラバースしてしばらく登ると角兵衛沢ノ頭に出ます。
タカネビランジ
角兵衛沢ノ頭
ミヤマダイコンソウ
ミヤマダイコンソウ
トウヤクリンドウ
トウヤクリンドウ
ゴゼンタチバナ
山頂間近
シャクナゲが迎えてくれます。
シャクナゲが迎えてくれます。
第1高点到着
雲が多くて遠くの山は良く見えません
雲が多くて遠くの山は良く見えません
おそらく第2高点。剣が見えます。
おそらく第2高点。剣が見えます。
イワインチン
第2高点に向かいます。
第2高点に向かいます。
一本目の鎖場。降りたところから撮影。
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一本目の鎖場。降りたところから撮影。
小ギャップ
2本目鎖場。一本目下るとすぐ向かいにあります。この鎖、上部が太い鎖になっていますが、継ぎ目の辺りから、左の草付きに逃げられます。
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2本目鎖場。一本目下るとすぐ向かいにあります。この鎖、上部が太い鎖になっていますが、継ぎ目の辺りから、左の草付きに逃げられます。
2本目を登りきると、2本目の鎖を固定している部分にリボンがつけられています。そこを降ると右にルートがあります。ここ降るの?と思いますが、慎重に行けば大丈夫だと思います。ここをクリアすると数10メートルほどで鹿窓です。
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2本目を登りきると、2本目の鎖を固定している部分にリボンがつけられています。そこを降ると右にルートがあります。ここ降るの?と思いますが、慎重に行けば大丈夫だと思います。ここをクリアすると数10メートルほどで鹿窓です。
振り返ると第1高点が綺麗に見えています。
振り返ると第1高点が綺麗に見えています。
有名な鹿窓
鹿窓の中にも花が。スミレとダイモンジソウかな
鹿窓の中にも花が。スミレとダイモンジソウかな
3本目(最後の)の鎖場
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3本目(最後の)の鎖場
降りきった所から
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降りきった所から
ヨツバシオガマか
ヨツバシオガマか
この谷を右側の草付きに沿って降ります。
この谷を右側の草付きに沿って降ります。
道は何となく付いています。
道は何となく付いています。
クルマユリ
コゴメグサ
鹿窓が小さく見えてます。
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鹿窓が小さく見えてます。
有名な間違いの道
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有名な間違いの道
正解の道はもう少し降ったところにあります。
正解の道はもう少し降ったところにあります。
この岩をトラバースしますが、斜度が結構ある上に、足場が小さくかなり危険でした。体を斜めにして岩に預けながら、足場を慎重に選んで通過しました。今日一番危険に感じた箇所でした。(通過後に撮影)
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この岩をトラバースしますが、斜度が結構ある上に、足場が小さくかなり危険でした。体を斜めにして岩に預けながら、足場を慎重に選んで通過しました。今日一番危険に感じた箇所でした。(通過後に撮影)
岩のトラバース後のこの道はしっかりしていて難なく通過
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岩のトラバース後のこの道はしっかりしていて難なく通過
一連の危険箇所を振り返る。
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一連の危険箇所を振り返る。
最後はこの斜面を数メートル登り、右の登山道に入る。
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最後はこの斜面を数メートル登り、右の登山道に入る。
するとこんな感じの道に
するとこんな感じの道に
イワオトギリ
コバイケイソウ
ミヤマカラマツ
最後のビクトリーロードは花々が祝福してれているようでした。
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最後のビクトリーロードは花々が祝福してれているようでした。
タカネビランジ
ミヤマアキノキリンソウ
ミヤマアキノキリンソウ
第2高点到着
残念ながらガスガス。でも登頂した満足感で一杯です。
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残念ながらガスガス。でも登頂した満足感で一杯です。
下山します。
タカネニガナ
ここからガレ場の降りです。
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ここからガレ場の降りです。
中ノ川乗越
甲斐駒方面
少し降ってから見上げて撮影。2度ほどコケました。
少し降ってから見上げて撮影。2度ほどコケました。
戸台川に出ました。
戸台川に出ました。
角兵衛沢出合の標識
角兵衛沢出合の標識
第二堰堤までは左岸。
第二堰堤までは左岸。
第二堰堤を過ぎて右岸へ
第二堰堤を過ぎて右岸へ
一度河原に出ますが、
一度河原に出ますが、
最後はしっかりした道
最後はしっかりした道
途中廃屋がありました。
途中廃屋がありました。
無事に到着です。
無事に到着です。

感想

念願叶ってようやく鋸岳に登れました。昨年の9月は川の大増水で、今年の7月は雨で、駐車場まで行きましたが、登るのを断念していたので、3度目の正直といったところでしょうか。事前に皆さんのレコを入念にチェックしていたので、多少の道迷いはありましたが、大きなルートミスは無く登ることができました。
山頂からはガスが多くて、期待していた絶景は見ることができませんでしたが、山頂に立ったことの達成感と満足感で充実した気分でした。
下山時、気を抜いた訳ではありませんが、ガレ場でバランスを崩し派手にこけてしまいました。最後まで集中力を切らしてはいけないと、深く反省しました。

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5/5
体力レベル
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