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Yamareco

記録ID: 1950770
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
剱・立山

栂海新道 暑さとお花のアップダウン縦走

2019年07月30日(火) ~ 2019年08月01日(木)
 - 拍手
sarari その他1人
GPS
56:00
距離
32.4km
登り
2,939m
下り
3,633m

コースタイム

1日目
山行
5:10
休憩
0:50
合計
6:00
9:00
110
10:50
11:10
80
12:30
13:00
120
15:00
2日目
山行
8:20
休憩
1:10
合計
9:30
5:50
60
6:50
6:50
40
7:30
7:30
20
7:50
8:10
120
10:10
10:30
120
12:30
12:40
70
13:50
14:10
50
15:00
15:00
20
15:20
3日目
山行
8:30
休憩
2:00
合計
10:30
5:00
80
6:20
6:30
20
6:50
6:50
40
7:30
7:40
60
8:40
9:10
80
10:30
10:50
40
11:30
12:00
20
12:20
12:30
0
12:30
12:40
140
15:30
親不知海岸
ルート一部手入力です
天候 30日 曇り、ガス
31日 曇り、ガス時々晴れ
1日  晴れ
過去天気図(気象庁) 2019年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス タクシー
行き
新宿 ー 富山 夜行バス利用
富山駅 ー 泊駅
泊駅 ー 北又小屋 タクシー利用 朝日小屋の割引サービスあり?一人当たり1000円引き 40分 10500円→8500円

帰り
親不知観光ホテルに後泊 親不知駅まで送迎してもらいました
コース状況/
危険箇所等
・道は概ね整備されているがアップダウンが細かくあり、距離以上にきつく、低くなるほど、暑さがボディブローのように効いてきます

《イブリ尾根ー朝日小屋》
・北又小屋は登山届出せたが、トイレは空いておらず
・北又小屋からのイブリ尾根は急坂が連続、下部はブナ帯、上部は静かな草原、花地帯
・五合目水場 あり そんなに水量は多くないが普通に汲める

《朝日小屋ー犬ヶ岳 栂海山荘》
・朝日小屋からアヤメ平まで北アルプスの花畑を満喫できる
・アヤメ平に降りる雪壁は5mほど軽アイゼンがあったほうがいい、そのほかも雪渓箇所あり、ガスってるとルート迷いに注意、池の縁を歩くところあり
・黒岩平手前の小沢が水場 たっぷり汲める

・黒岩山から犬ヶ岳までもアップダウンきつい、犬ヶ岳手前のピークは稜線細めの急坂
・北又ノ水場 美味しい水、普通に汲める 比較的涸れないみたい、栂海山荘まで三回登り返す

《犬ヶ岳 栂海山荘ー白鳥山》
・犬ヶ岳の栂海山荘から白鳥山までもアップダウンがきつい、
・黄蓮山まで急坂くだり、鞍部に黄蓮ノ水場 小沢なので普通に汲めるが小沢に降りるところは急斜面でロープあり
・下駒ヶ岳直下が一番の急坂、また白鳥山へも標高差大きく辛く感じます
・山頂手前5分位?の所に白鳥山の水場 苔から湧きだす水だが少し細い、前日雨降ったので汲めたがやや時間かかる
・栂海山荘 今回はトータル20人越えで、予想以上に盛況、50人収容とのことだが30人いたらかなり満員に感じるかと
・白鳥山の避難小屋トイレは 少し斜めになっている

《白鳥山ー坂田峠ー親不知》
・白鳥山からシキ割の水場までくだる 水は細めで少し時間かかるが普通に汲める ここでしっかり補給
・シキ割の水場から金時頭への登り返しそこから坂田峠へ350mの急坂くだりが、疲れた体に堪える
・坂田峠でだいぶ気が抜け、暑さもピーク 尻高山への登り返し、二本松峠までまたくだる
・二本松峠から入道山まで登リ返した後、もう二回小ピークの登り返しあり
・海が見えて、道路の音が聞こえるが鉄塔を過ぎてもくだりが長い
・国道は車が多いので親不知駅にはタクシーなど利用がいいかと
・親不知観光ホテルは標高80mなので海岸までまだくだり&登り返し有ります
・親不知観光ホテル前に駐車場とトイレあり
その他周辺情報 親不知観光ホテルの日帰り入浴は15時まで 入浴者は送迎ありだが
栂海山荘からホテルまでは、朝4時出発でも急がないと14時に着はかなりきついかも
北又小屋までタクシー利用でスタート、少し下り橋を渡って尾根に取り付く
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北又小屋までタクシー利用でスタート、少し下り橋を渡って尾根に取り付く
何キノコだろう?
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何キノコだろう?
クワガタ系?
少し登るとブナがお出迎え
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少し登るとブナがお出迎え
急坂だが歩き易く、ブナ帯が気持ちいい、飯豊の登りのよう
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急坂だが歩き易く、ブナ帯が気持ちいい、飯豊の登りのよう
五合目水場
右から二つ目奥が犬ヶ岳かな、左は初雪山
1
右から二つ目奥が犬ヶ岳かな、左は初雪山
カラマツソウ
イブリ山について休憩、たっぷり汗をかく
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イブリ山について休憩、たっぷり汗をかく
登りの鎖場
大きく優美なチングルマ
6
大きく優美なチングルマ
タテヤマリンドウかと
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タテヤマリンドウかと
イワイチョウがいっぱい
8
イワイチョウがいっぱい
コバイケソウ
これギボウシだったんですね、花が開いたのと差があり気付かなかった
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これギボウシだったんですね、花が開いたのと差があり気付かなかった
アカバナカライトソウ 垂れ下がっているのは香りが良かった
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アカバナカライトソウ 垂れ下がっているのは香りが良かった
夕日ヶ丘にはいった様子
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夕日ヶ丘にはいった様子
ミネズオウ
登りでの雪渓横断
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登りでの雪渓横断
キヌガサソウ
シナノキンバイ
ミヤマキンポウゲ
2
ミヤマキンポウゲ
朝日小屋がみえて本日は終了
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朝日小屋がみえて本日は終了
夕食 美味い、登りで会った方と山談義で盛り上がりました
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夕食 美味い、登りで会った方と山談義で盛り上がりました
朝食も美味い、前日栂海新道の情報も教えてもらう
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朝食も美味い、前日栂海新道の情報も教えてもらう
雪倉岳がうっすら
1
雪倉岳がうっすら
朝日岳に向かう
振り返って朝日小屋、また再訪するでしょう
5
振り返って朝日小屋、また再訪するでしょう
アオノツガザクラ
6
アオノツガザクラ
ハクサンコザクラ
7
ハクサンコザクラ
コバイケソウの群落
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コバイケソウの群落
ウサギギク
ミヤマアズマギク
4
ミヤマアズマギク
イブキジャコウソウは久しぶりかも
6
イブキジャコウソウは久しぶりかも
朝日岳山頂
吹き上のコルで、一様ここからが栂海新道
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吹き上のコルで、一様ここからが栂海新道
ガス続き
アヤメ平に降りる5mの雪壁、奥の土との境を下りました
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アヤメ平に降りる5mの雪壁、奥の土との境を下りました
アヤメがいっぱい
6
アヤメがいっぱい
ハクサンフウロもたくさん
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ハクサンフウロもたくさん
ニッコウキスゲの草原の中 雰囲気いい木道
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ニッコウキスゲの草原の中 雰囲気いい木道
この雪渓のくだりも少しわかりずらいかも、アイゼン付けずで少し転でしまったがすぐに止まってよかったです
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この雪渓のくだりも少しわかりずらいかも、アイゼン付けずで少し転でしまったがすぐに止まってよかったです
黒岩平手前の水場
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黒岩平手前の水場
マス寿司とくるみ寿し、美味い
6
マス寿司とくるみ寿し、美味い
一面キンコウカがまた素晴らしい
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一面キンコウカがまた素晴らしい
ミヤマホツツジらしい
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ミヤマホツツジらしい
奥に文子ノ池が見える、この辺りもいいアクセントで良い
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奥に文子ノ池が見える、この辺りもいいアクセントで良い
サワガニ山に着きました
3
サワガニ山に着きました
シジミ系の蝶?
振り返ると奥に一部見えているのがサワガニ山
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振り返ると奥に一部見えているのがサワガニ山
犬ヶ岳への稜線が見えて来て嬉しい
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犬ヶ岳への稜線が見えて来て嬉しい
アップで台形が犬ヶ岳、トンガリピーク1582mの手前に北又の水場があります
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アップで台形が犬ヶ岳、トンガリピーク1582mの手前に北又の水場があります
当日早めに歩いていた方が登山道の真ん中に移動してれたみたいです、目立つので見落としせずありがたい
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当日早めに歩いていた方が登山道の真ん中に移動してれたみたいです、目立つので見落としせずありがたい
北又ノ水場が一番美味しい
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北又ノ水場が一番美味しい
水場後のピークを超えてもう一つ小ピークを登り返す、細めの尾根
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水場後のピークを超えてもう一つ小ピークを登り返す、細めの尾根
振り返るとアップダウンがきつい
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振り返るとアップダウンがきつい
犬ヶ岳山頂
栂海山荘は大盛況、この日も明日同じルートを歩く方と山話しで盛り上がる
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栂海山荘は大盛況、この日も明日同じルートを歩く方と山話しで盛り上がる
青海黒姫山
シモツケソウ
海谷山塊のシルエット、左は鉾ケ岳かな⁈右に烏帽子山、阿彌陀のようです。手前の丸くポコンとみえるのは明星山
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海谷山塊のシルエット、左は鉾ケ岳かな⁈右に烏帽子山、阿彌陀のようです。手前の丸くポコンとみえるのは明星山
奥から白鳥山、下駒ケ岳、菊水山、黄蓮山のアップダウン縦走路
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奥から白鳥山、下駒ケ岳、菊水山、黄蓮山のアップダウン縦走路
栂海山荘からの下りも急坂です
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栂海山荘からの下りも急坂です
黄蓮山から犬ヶ岳と栂海山荘を振り返る
2
黄蓮山から犬ヶ岳と栂海山荘を振り返る
初雪山は越後三山の中ノ岳を低くまろやかにしたよう、山スキーの山だが、山深く気になる
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初雪山は越後三山の中ノ岳を低くまろやかにしたよう、山スキーの山だが、山深く気になる
黄蓮の水場 その後に菊石山に登ります
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黄蓮の水場 その後に菊石山に登ります
続いて下駒ヶ岳
急坂を登ります
左奥に犬ヶ岳、右側に初雪山
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左奥に犬ヶ岳、右側に初雪山
白鳥山まで5分位のところ手前に水場あり、苔からの浸み出し水
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白鳥山まで5分位のところ手前に水場あり、苔からの浸み出し水
白鳥山でやっと半分、早めに食事休憩
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白鳥山でやっと半分、早めに食事休憩
歩いて来た山並み
2
歩いて来た山並み
シキ割の水場から
5
シキ割の水場から
金時の頭に一回登り返して
2
金時の頭に一回登り返して
青海黒姫山を眺め
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青海黒姫山を眺め
急坂をくだる、足に堪えます
4
急坂をくだる、足に堪えます
坂田峠で終わった気分になる
1
坂田峠で終わった気分になる
ブナ林が気持ち良く
8
ブナ林が気持ち良く
海も見えてくる
600mを下回るとブナ帯からスギの樹林帯になり大木などが何本か見られた
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600mを下回るとブナ帯からスギの樹林帯になり大木などが何本か見られた
二本松峠を越えて入道山で最後かと思うが、その後小ピーク二つを登り返し、そこからも長い下山道へて
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二本松峠を越えて入道山で最後かと思うが、その後小ピーク二つを登り返し、そこからも長い下山道へて
栂海新道登山口 ここから道路を渡り、遊歩道の急坂と階段を80m下ると
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栂海新道登山口 ここから道路を渡り、遊歩道の急坂と階段を80m下ると
海についてゴール、同じくらいに着いた方に、写真を撮っていただく、歩いた感があるがホテルまで最後の登り返し
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海についてゴール、同じくらいに着いた方に、写真を撮っていただく、歩いた感があるがホテルまで最後の登り返し
ホテルの夕食 ビールが美味い、タコの水炊きや貝などの刺身、カサゴの焼き魚、白エビの天ぷらなどの海鮮づくし
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ホテルの夕食 ビールが美味い、タコの水炊きや貝などの刺身、カサゴの焼き魚、白エビの天ぷらなどの海鮮づくし
次の日 ウェストンの銅像には挨拶しておきました
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次の日 ウェストンの銅像には挨拶しておきました
朝食を食べて親不知駅まで送ってもらう アップダウンに花と暑さが印象に残りました
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朝食を食べて親不知駅まで送ってもらう アップダウンに花と暑さが印象に残りました

感想

イブリ尾根は飯豊の登りに似た印象、
黙々ブナ帯を登り、お花畑へ

朝日小屋も期待通り食事がおいしい
栂海新道は地図で見る以上にアップダウンがきつい
暑さが追い打ちをかけて、3日間たっぷり汗をかくが、
同じように歩いている方と励まし合いながら歩けました。
とにかく栂海新道を整備された方々には感謝です。

海にたどり着いた時の達成感はすばらしい
後泊でゆっくりして、余韻もしっかり味わえた山旅

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コメント

踏破、おめでとうございます
私は思い返すのも不快なほどバテました
2019/8/4 1:04
Re: 踏破、おめでとうございます
atosukoshi さんコメントありがとうございます。
バテますよねココ(^_^;) 
花を取るか、もう少し涼しい時期を取るか難しいところです
2019/8/4 8:57
お疲れ様でした
1日前に同じルートを歩いたものです。本当に素晴らしいコースでしたね。我々は最終日は熱中症気味でペースが落ちてしまいましたがsarari22さんの8:10はご立派なタイムです。栂海山荘は前日は12名泊でした。今度は逆コースを行きたいような恐ろしいような気分です。
2019/8/4 14:20
Re: お疲れ様でした
jphide62さんコメントありがとうございます。

熱中症になりそうな暑さでしたね、親不知観光ホテルのご主人には
この時期は暑さで途中リタイアも多いそうです。
コースタイムサバ読んでました。8:30ほどになりますね(^_^;)
逆コースは恐ろしいですが歩かれていた方も多くビックリです。
次回来るとしても、白鳥山とかだけになりそうです
jphide62さんも踏破お疲れ様でした!
2019/8/4 18:53
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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