唐松＊五竜 テント泊

2019年08月02日(金) ~ 2019年08月03日(土)

• GPS: 32:00
• 距離: 17.5km
• 登り: 1,755m
• 下り: 2,057m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:51
• 休憩: 2:50
• 合計: 6:41

10:45 八方池山荘
11:18 11:18 第二ケルン
11:26 11:26 八方ケルン
11:36 12:05 八方池
12:59 13:02 扇雪渓
13:25 13:29 丸山
14:32 15:52 唐松岳頂上山荘
16:12 17:06 唐松岳
17:26 唐松岳頂上山荘

2日目

• 山行: 6:47
• 休憩: 2:08
• 合計: 8:55

6:25 唐松岳頂上山荘
6:36 6:36 牛首
7:41 7:45 大黒岳
8:42 8:42 遠見尾根分岐
8:45 9:06 五竜山荘
9:52 10:22 五竜岳
10:58 11:43 五竜山荘
12:48 12:48 西遠見山
13:08 13:22 大遠見山
13:55 13:55 中遠見山
14:13 14:27 小遠見山分岐
15:20 白馬五竜アルプス平

天候

1日目:曇り時々晴れ
2日目:晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

【往路】
07:38 新幹線かがやき501号にて長野駅着
08:20 白馬行き特急バスに乗車 2000円
八方アルペンライン 1550円(JIRO割引有り)

【復路】
テレキャビン 1000円(最終16:15)
エスカルプラザ内竜神の湯 650円(12:00〜17:00)
エスカルプラザから新宿行き高速バス乗場(神城駅前)までタクシー移動 1080円
17:27 高速バスに乗車 5300円(要予約)

写真

8/2 10:39

ゴンドラとリフト2本を乗り継ぎ、標高1830mから登山スタート。

8/2 10:57

Sさんのザックはなんと19kg！

8/2 11:15

ニッコウキスゲが元気に咲いています。

第二ケルン
この辺りはまだまだ観光客が沢山。

8/2 11:27

お馴染みの八方ケルン
少し悲しそうに見えるのは気のせい？

8/2 11:36

八方尾根の最大の楽しみは…
風はないのですが、映り込むべき山が全く見えず(ノ_＜)

少しガスが取れて、クリアに。

お昼休憩がてら、ガスが取れるのを待ちましたが、これが限界。
残念ですが、仕方ないですね。

8/2 12:01

＊クガイソウ＊

8/2 12:02

＊シモツケソウ＊
珍しくショッキングピンク

8/2 12:05

時折、青空が覗きます。

8/2 12:23

ダケカンバがいい感じ

南側斜面はコバイケイソウの最盛期！

扇雪渓
一休みする登山客が沢山。

8/2 13:03

雪の重みで歪んでもなお、成長し続ける生命力に元気をもらう。

8/2 13:11

丸山、まだ遠し(´Д` )

8/2 13:22

＊チングルマ＊

8/2 13:23

＊コバイケイソウ＊
お花を咲かせているのを初めて見ました。
これを見たSさんが「トウモロコシみたい」と。
確かに(^^)

8/2 13:26

丸山ケルン
前回と同様、ガスで真っ白。
魔女の帽子を連想してしまうのは私だけでしょうか？

8/2 13:28

山頂方向が薄っすら。

8/2 14:07

迂回ルートができていました。

8/2 14:08

＊ハクサンシャクナゲ＊

8/2 14:12

トンボか沢山飛んでいました。
もう秋が近づいているということでしょうか？

8/2 14:15

後もう少し。

8/2 14:22

＊イワギキョウ＊

唐松頂上山荘到着！
時折ガスがとれて稜線の先が姿を現わす。

8/2 14:33

テント泊の受付を済ませて…

少しでも上に張りたくて隙間を検討しましたが、結局この時点での最下部に本日の寝床を設置。

8/2 15:44

テント受付時にチェック済だった生ビール(^^)
乾パ〜イ！
グビグビッ！う〜ん、最高！

8/2 15:52

そうこうしていると五竜が姿を現わしてくれました！
唐松頂上からの絶景を期待して、お散歩に出かけます。

8/2 15:55

＊コマクサ＊

8/2 15:55

不帰ノ嶮もクッキリ！
期待できそう(^^)

8/2 16:00

小屋&テント場を振り返る。
最下部に私たちのテント。

8/2 16:12

山頂到着！
Sさん唐松岳初登頂おめでとう！
19kgの荷物でも全く問題無さそう。

8/2 16:12

cocoは3度目の登頂。
夏は2度目ですが、毎回真っ白(´Д` )
山頂でマッタリ、ガスが晴れるのを待ちましたが、雨がポツポツしてきたのでテント場に戻ることに。

8/2 17:57

マイテントから五竜岳。
本日は劔岳を拝むことは出来ず。
明日に期待。

8/2 18:20

小屋を見上げる。
遠いなぁ(´Д` )
Sさん体調不良でテントに篭ってしまいました。
明日元気になってるといいけど…

8/2 19:46

夕食後、トイレと歯磨の為、小屋まで登って下りてくると既に真っ暗。
この後、雷が鳴りだし、予報通り21時頃から本格的に雨が降り出しました。
それでも、夜中の稲光を除けば、風もなく、穏やかな夜でした。

8/3 4:36

4時まで降り続いた雨も止み、
2日目のスタートです(^^)
Sさんも完全復活です！

8/3 4:42

朝日は厳しいか…

でも、やっと劔岳を見ることができました！

8/3 4:56

日の出時刻は過ぎていますが、雲間から見えました！
真っ赤な太陽。

8/3 5:13

テント撤収に戻ると五竜がほんのり朝陽を浴びて色づいていました。

8/3 6:05

私たちより下にテント4張り増えています。
その先の雪渓の雪解け水が気持ちよかった(*´∇｀*)
顔を洗ったり、キュウリを洗ったり。
指がジンジンする冷たさ。

8/3 6:23

予定より出発が遅れているので、唐松頂上には行かずに、五竜へ出発です。

8/3 6:26

朝の太陽光。
神々しいです。

8/3 6:31

牛首手前で振り返る。
ここからの景色素敵です。
cocoのお気に入り撮影ポイント。

8/3 6:31

さぁ、本日一番の難所の始まりです。
慎重に行きましょう！

8/3 6:44

五竜岳とSさん。
我ながら素敵な写真(*´︶`*)

8/3 7:08

Sさん重い荷物でも楽々♪

cocoは前回の小屋泊装備との違いを思い知らされつつ慎重に。

一気に下ります。

慎重に。

8/3 7:18

唐松岳山頂を振り返る。

8/3 7:18

立山と劔が綺麗に見えています。
やっぱり青空がいいですね(^^)

8/3 7:27

五竜岳へと誘う気持ちのいい道。

8/3 7:34

＊ウツボグサ＊

8/3 7:34

またまた振り返る。
青空だと、同じような写真を沢山撮ってしまう(^^;)

8/3 7:41

大黒岳
ここで水分補給。

8/3 7:57

＊オオバミゾホウズキ＊

雫がキラキラ

気持ちのいい道。

8/3 8:06

ハイマツ帯の展望スポット
進行方向の五竜岳

猫又山、毛勝山かなぁ？

8/3 8:17

歩いて来た道と唐松岳。

8/3 8:32

空に向かって気持ちの良さそうな道ですが、地味な登りがキツイ(´Д` )

8/3 8:35

富山側の斜面に自分の影。
その先の稜線を入れて撮影。

8/3 8:41

地味な登り坂を上りきると、眼下に五竜山荘が突然現る。

8/3 8:47

五竜山荘裏手はお花畑と雪渓。
そして雲海も。

8/3 9:02

＊クルマユリ&アキノキリンソウ＊

8/3 9:26

五竜山荘前にザックをデポして、五竜岳へ。

8/3 9:29

振り返ると五竜山荘と稜線の先に唐松岳。

8/3 9:30

岩場を軽快に登って行くSさん。

軽身なのでcocoも頑張って付いて行きます。

8/3 9:45

ガッツリ！

8/3 9:46

あと少し。

8/3 9:52

やったー！
劔は私たちを待っていてくれました。

五竜岳登頂！
本日は青空(^^)

8/3 9:57

陽射しは少し暑いですが、山頂で頂くコーヒーは格別なので、贅沢な一時を堪能。

8/3 10:07

鹿島槍も両耳バッチリ！

唐松岳から五竜岳を繋ぐ稜線とその奥に見えるのは火打山と妙高山かなぁ。

8/3 10:07

唐松岳と薄っすら雲の向こうに唐松頂上山荘も見えました。
昨晩のテント場は唐松岳右下の雪渓直下辺り。

8/3 10:23

名残惜しいですが、ソロソロ下山です。

ここの下りはcocoもお初な為、若干心配してましたが、案外スムーズに下ることができました。

でも慎重に。

8/3 11:43

五竜山荘で、Sさんはチャーハン、cocoはお稲荷さんを頂きました。
美味しかったです。
エネルギー補給できたので、急いで遠見尾根を下ります。

8/3 11:57

少し下ったところで見上げると、五竜岳と山荘がいい感じ。

8/3 12:31

雪渓と見るからに険しい八峰キレット。

8/3 12:48

西遠見山
想定以上にタフな道だったのと、
ゆずり合いとで、時間を要しました。
ここで、予約済のバスの時間には間に合いそうにないという判断で予約変更。バスが空いていて良かったです。

8/3 13:55

大遠見山でゴンドラの最終が16:15であることを初めて認識。
急いで中遠見山を通過。

8/3 14:17

二股でなだらかな方の道を選択すると、小遠見山をトラバースしてしまいました。
バテバテのcocoはここで休憩。

少し時間に余裕ができたので、Sさんは100mを登り返し。
元気なSさんはザックを背負ったまま駆け登って行っちゃいました。
今回のルート上のピークをコンプリートです。

8/3 14:23

Sさんの戻りを待ちながら、近くなった白馬の街を撮影。

8/3 15:04

リフト終点まで4分。
ここまで長かった〜

8/3 15:17

リフトに乗ると、ゴンドラ乗場まで5分程度の登り返しがあるということで、ゴンドラ乗場までさらに10分下ってきました。
お疲れ様でした。

撮影機器：

iPhone 8 64GB SIMフリー Apple

感想

coco3105

Sさんの初テント泊山行に同行。
私も唐松頂上山荘でのテント泊はお初です。
夜行バスの予約が取れなかったので、当日朝の新幹線移動。
8:20発のバスには乗れましたが、定員オーバーで乗れなかっ人達もいたようです。
(前回は増便されていたように記憶していますが、土曜日だったからかもしれません。)
それでも八方池山荘前を出発できたのが11:40頃。
テント場の確保を気にしながらも、「平日だから大丈夫だろう。」と楽観的に考えていましたが、夏休みだからか、確保できたのは、ほぼ最下部。
トイレに行くのは大変でした。
とは言え、他のテントと密集しない、という点はとてもいいテント場だと思います。

テント装備での牛首通過は思った以上に慎重になり、遠見尾根の長い下りで、暑さのせいかバテてしまいました。
でも、最近の山行で食べ物が喉を通らないという症状にはならず、エネルギー補給できたのでひと安心です。

前回同様、初日の唐松岳はガスガスで視界が悪くて残念でしたが、2日目は青空に恵まれました。
深田久弥が「山容雄偉、岩稜峻�辧∈�張りのどっしりした山」と表現した、まさにその通りの五竜岳が目の前に迫ってくる迫力はとても印象的でした。
右手には雪付きの立山と劔岳をずっと横目に見ることができ、振り向けば、歩いてきた唐松岳への稜線が見える贅沢な稜線歩きでした。