国道273号線三国峠から見えるニペソツ山の山頂付近には雲がっかっていた。
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5/30 15:57
国道273号線三国峠から見えるニペソツ山の山頂付近には雲がっかっていた。
国道から林道に入ってすぐのところに入林ポストがあるが、小生が最初の記帳者だった。
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5/30 16:26
国道から林道に入ってすぐのところに入林ポストがあるが、小生が最初の記帳者だった。
途中で石狩岳・音更岳方向を右に分ける分岐があり、ニペへは直進する。
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5/30 16:30
途中で石狩岳・音更岳方向を右に分ける分岐があり、ニペへは直進する。
林道終点、杉沢出合の登山口に十数台程度の駐車スペースと登山ポスト、簡易トイレがある。今夜はここで車中泊。他の車はなし。
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5/30 16:46
林道終点、杉沢出合の登山口に十数台程度の駐車スペースと登山ポスト、簡易トイレがある。今夜はここで車中泊。他の車はなし。
車内で夕食。時々小雨が落ちてきたが、夜半になってからは星空に。
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5/30 17:17
車内で夕食。時々小雨が落ちてきたが、夜半になってからは星空に。
朝4時起き、5時スタート。快晴。気温4℃で寒い。まずは倒木が橋になっている流れを渡る。体がまだ目覚めていないのか、丸木橋の上でバランスを崩しそうになって焦った。
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5/31 5:06
朝4時起き、5時スタート。快晴。気温4℃で寒い。まずは倒木が橋になっている流れを渡る。体がまだ目覚めていないのか、丸木橋の上でバランスを崩しそうになって焦った。
流れを渡るとすぐに急な登りになる。
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5/31 5:08
流れを渡るとすぐに急な登りになる。
登山道の所々に残雪があり、時々踏み抜いて体力を消耗する。出発の時に夏靴か冬靴か少し迷ったが、冬靴で正解だった。
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5/31 6:07
登山道の所々に残雪があり、時々踏み抜いて体力を消耗する。出発の時に夏靴か冬靴か少し迷ったが、冬靴で正解だった。
スタート時は寒かったが、すぐに暑くなって冬支度が鬱陶しいが、今時期は天気の変化ですぐに冬山になる可能性もあるので仕方がない。
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5/31 6:39
スタート時は寒かったが、すぐに暑くなって冬支度が鬱陶しいが、今時期は天気の変化ですぐに冬山になる可能性もあるので仕方がない。
やがて開ける下界の雲海を眺めながら黙々と登り続ける。
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5/31 6:48
やがて開ける下界の雲海を眺めながら黙々と登り続ける。
夏道は左の疎林の中だが、右側の残雪を利用して登る。雪が柔らかく足元がずり落ちて歩き難い。
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5/31 7:00
夏道は左の疎林の中だが、右側の残雪を利用して登る。雪が柔らかく足元がずり落ちて歩き難い。
唯一の岩場のミニトラバース。下段と中段に手掛かり足係りがあり、注意すればどちらも特に問題ない。
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5/31 7:07
唯一の岩場のミニトラバース。下段と中段に手掛かり足係りがあり、注意すればどちらも特に問題ない。
岩場を過ぎるとその先数か所に大き目の雪渓が出てくる。
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5/31 7:10
岩場を過ぎるとその先数か所に大き目の雪渓が出てくる。
雪が溶けかかって足元がずり落ち、歩き難いのでアイゼンを履いたが、無くても特に問題はない。
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5/31 7:30
雪が溶けかかって足元がずり落ち、歩き難いのでアイゼンを履いたが、無くても特に問題はない。
小天狗に向かう岩のガレ場の手前も、疎林の中の夏道から逸れて左側の雪渓を登ったが、少し登り過ぎて夏道に戻るために少しばかりブッシュ漕ぎをしなければならなかった。この先雪が消えるのでアイゼンは収納。
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5/31 7:48
小天狗に向かう岩のガレ場の手前も、疎林の中の夏道から逸れて左側の雪渓を登ったが、少し登り過ぎて夏道に戻るために少しばかりブッシュ漕ぎをしなければならなかった。この先雪が消えるのでアイゼンは収納。
小天狗の手前の岩のガレ場でナキウサギが姿を見せたが、写真には撮れなかった。
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5/31 8:37
小天狗の手前の岩のガレ場でナキウサギが姿を見せたが、写真には撮れなかった。
間もなく小天狗の乗越。
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5/31 8:46
間もなく小天狗の乗越。
乗越に出ると、正面にニペソツ山の姿が飛び込んでくる。ここから眺めるニペソツは何度見ても絶品で、本日の目的の一つを達成。
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5/31 8:51
乗越に出ると、正面にニペソツ山の姿が飛び込んでくる。ここから眺めるニペソツは何度見ても絶品で、本日の目的の一つを達成。
十勝・富良野岳方向の展望。
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5/31 8:53
十勝・富良野岳方向の展望。
眩しく広い雪渓を進む。
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5/31 9:13
眩しく広い雪渓を進む。
天狗のコルに向かって下る。
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5/31 9:15
天狗のコルに向かって下る。
ニペが近づいてくるが、登りがきつそうに見える。
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5/31 9:32
ニペが近づいてくるが、登りがきつそうに見える。
本日のもう一つの目的、「ツクモグサ」が咲いていた。この場所だけに僅か数株咲いているだけだった。
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5/31 9:41
本日のもう一つの目的、「ツクモグサ」が咲いていた。この場所だけに僅か数株咲いているだけだった。
一見、福寿草に似ている。後で図鑑を見ると、同じキンポウゲ科の仲間だった。
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5/31 9:43
一見、福寿草に似ている。後で図鑑を見ると、同じキンポウゲ科の仲間だった。
他に花はほとんどなく、周辺にキバナシャクナゲが数株咲いていたが、
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5/31 9:47
他に花はほとんどなく、周辺にキバナシャクナゲが数株咲いていたが、
大半はまだこの状態で、花盛りはまだ少し先になる。
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5/31 9:49
大半はまだこの状態で、花盛りはまだ少し先になる。
ニペの手前の天狗岳の登り。
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5/31 9:56
ニペの手前の天狗岳の登り。
天狗岳を回り込み、
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5/31 10:10
天狗岳を回り込み、
山頂下の斜面をトラバース気味に登る。この辺りに凍った雪がついている時は相当怖いだろう。
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5/31 10:23
山頂下の斜面をトラバース気味に登る。この辺りに凍った雪がついている時は相当怖いだろう。
山頂周辺では夏も冬も滑落死亡事故があったと聞いているので、慎重に。
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5/31 10:33
山頂周辺では夏も冬も滑落死亡事故があったと聞いているので、慎重に。
山頂への最後の苦しい登り。
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5/31 10:39
山頂への最後の苦しい登り。
スタートして5時間45分でニペソツ山頂。他に誰も居ない貸切状態でセルフタイマー。
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5/31 10:49
スタートして5時間45分でニペソツ山頂。他に誰も居ない貸切状態でセルフタイマー。
山頂展望。ほぼ無風状態で陽射しが程よく、寒くない。
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5/31 10:49
山頂展望。ほぼ無風状態で陽射しが程よく、寒くない。
山頂の周りを燕がたくさん飛びまわっていた。
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5/31 10:50
山頂の周りを燕がたくさん飛びまわっていた。
誰もいない貸切状態を楽しむが、
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5/31 10:50
誰もいない貸切状態を楽しむが、
同時に、携帯も通じず誰もいない奥深い山で事故を起こしたらおしまい、という緊張もある。
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5/31 10:50
同時に、携帯も通じず誰もいない奥深い山で事故を起こしたらおしまい、という緊張もある。
振り返ると、尾根の登山道が細く見える。自分がはるばる辿ってきた道筋を眺めるのが好きだ。
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5/31 10:50
振り返ると、尾根の登山道が細く見える。自分がはるばる辿ってきた道筋を眺めるのが好きだ。
山頂休憩30分ほどで下山開始。以前連れ合いと登った時に、山頂でナキウサギをじっくり見て写真に撮れたことがあった。
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5/31 11:19
山頂休憩30分ほどで下山開始。以前連れ合いと登った時に、山頂でナキウサギをじっくり見て写真に撮れたことがあった。
疲れが出てくる時なので、足元に気を付けながら下る。
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5/31 11:20
疲れが出てくる時なので、足元に気を付けながら下る。
尾根から落ち込む谷筋。雪はかなり少なくなっているが、滑り落ちたら大事になる。
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5/31 11:32
尾根から落ち込む谷筋。雪はかなり少なくなっているが、滑り落ちたら大事になる。
天狗岳への登り返しは結構きつい。
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5/31 11:48
天狗岳への登り返しは結構きつい。
再度ツクモグサ。登りの時には萎れて咲き終わりかかった感じだったが、日差しを浴びてしゃっきりしていた。
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5/31 12:00
再度ツクモグサ。登りの時には萎れて咲き終わりかかった感じだったが、日差しを浴びてしゃっきりしていた。
今が丁度見頃の感じで、良い時に来ることが出来てラッキーだった。
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5/31 12:01
今が丁度見頃の感じで、良い時に来ることが出来てラッキーだった。
小天狗の乗越に向かって何度か登り返す。途中で男性が一人登ってきたので話しを交わす。本日の登山者は我々二人だけだった。
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5/31 12:16
小天狗の乗越に向かって何度か登り返す。途中で男性が一人登ってきたので話しを交わす。本日の登山者は我々二人だけだった。
苦しい何度かの登り返しをして戻った小天狗の乗越で小休止しながら眺めを楽しむ。完全貸切も良いが、自分がその日の最終下山者ではないのは何かと安心感がある。
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5/31 12:17
苦しい何度かの登り返しをして戻った小天狗の乗越で小休止しながら眺めを楽しむ。完全貸切も良いが、自分がその日の最終下山者ではないのは何かと安心感がある。
最近登山道の這い松の枝払いをしてくれたようで有難い。
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5/31 12:22
最近登山道の這い松の枝払いをしてくれたようで有難い。
足元に気を付けながら、時々眺めも楽しみながら下る。
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5/31 12:48
足元に気を付けながら、時々眺めも楽しみながら下る。
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5/31 13:14
石のガレ場では、姿は見えないがナキウサギの鋭い鳴き声が聞こえていた。
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5/31 13:30
石のガレ場では、姿は見えないがナキウサギの鋭い鳴き声が聞こえていた。
下りも夏道を離れて雪渓を下るが、登ってきた自分のトレースが溶けて消えかかっているため、夏
道に戻るポイントを見逃しそうになる。
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5/31 13:42
下りも夏道を離れて雪渓を下るが、登ってきた自分のトレースが溶けて消えかかっているため、夏
道に戻るポイントを見逃しそうになる。
樹林の中でも時々コース(夏道)が判らなくなり、薄くかすかなトレースや赤テープなどを探しながら下る。視界不良時などは早めにGPS確認などが必要だろう。
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5/31 13:52
樹林の中でも時々コース(夏道)が判らなくなり、薄くかすかなトレースや赤テープなどを探しながら下る。視界不良時などは早めにGPS確認などが必要だろう。
柔らかく溶けた雪の下りは楽だ。
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5/31 14:08
柔らかく溶けた雪の下りは楽だ。
トラバースの岩場まで戻ってきた。慎重に回り込む。
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5/31 14:12
トラバースの岩場まで戻ってきた。慎重に回り込む。
小天狗を振り返る。
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5/31 14:12
小天狗を振り返る。
灌木の中の夏道を避けて左の雪渓を下る。
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5/31 14:16
灌木の中の夏道を避けて左の雪渓を下る。
山頂から4時間20分で無事下山。かなり足が疲れたが、今回も事故なく景色と花を楽しんで戻り、満足。
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5/31 15:36
山頂から4時間20分で無事下山。かなり足が疲れたが、今回も事故なく景色と花を楽しんで戻り、満足。
帰路、三国峠で好物のソフトクリームを食べながらニペソツを眺めて悦に入る。
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5/31 16:35
帰路、三国峠で好物のソフトクリームを食べながらニペソツを眺めて悦に入る。
層雲峡温泉で入浴、炊飯。メニューはレトルトのカレーライスなど。今夜はここで休養を兼ねて車中泊し、明日、交通事故に気を付けて帰宅する。
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6/1 6:58
層雲峡温泉で入浴、炊飯。メニューはレトルトのカレーライスなど。今夜はここで休養を兼ねて車中泊し、明日、交通事故に気を付けて帰宅する。
7月のjijiさんの「大雪山遠征」の下見を兼ねての山行、お疲れさまでした。
十勝・富良野岳方向の展望(写真19)はすばらしいです。実際に見るともっとすばらしいでしょうね。
ルートの地図を見ていて、「ニペソツ山」の南にある「然別湖」に一泊したのを思い出しました。
キャラクターの「シッカリぺチコ」、群れになって泳ぐ「オショロコマ」、「天望山」などなど。
早朝に「然別湖」の畔をジョギングしましたが、「天望山」が湖面に映り、別名(唇山)どおり「唇」の形をしていました。
では、又。
≫十勝・富良野岳方向の展望はすばらしいです
そうですね、残雪期の山の眺めは綺麗で私も大好きです。
機会があったらsilverstarさんにも是非見てもらいたいものです。
然別湖の思い出、キャラクターの名前など、本当によく覚えておられますね
また然別湖畔のジョギングは、さぞや気持ち良かったでしょうね
最近のランニングの調子はいかがですか?
7月の北海道でランニング、というのはどうでしょうか
北海道の山は、名前すらほとんど知りませんがニペソツ山素敵ですね
標高が2000mもあってキツそうですね
残雪と青空とツクモグサ(始めて知りました)が長丁場の登山を癒やしてくれるのが写真からも伝わってきますよ
ニペソツは私の好きな山の一つです。
時間もそれなりにかかって簡単気楽に行ける山では無いところと、何よりも山の姿、特に小天狗の乗越しから眺める姿が素晴らしく、その姿を眺めるために行くと言っても良いほどです
安曇野から常念岳に向かって常念乗越に出ると、正面に槍ヶ岳の姿が目に飛び込んできますが、同じような感じです。
出来れば年に一回は登りたいと思っていますが、年々体力が落ちて、あと何回登れるかな?などと思いますけど
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