二王子岳
- GPS
- 05:33
- 距離
- 11.0km
- 登り
- 1,162m
- 下り
- 1,162m
コースタイム
二王子神社 0822-24
一合目 0843
二合目 0903
三合目(一王子小屋)0916-26
四合目 0946
五合目(定高山) 0958
高度計読み1065 1010-17
六合目 1032
七合目 1048
三王子 1107
九合目 1117
山頂 1122-53
崩壊地 1216
五合目(定高山) 1243
標高800 1302-10
三合目(一王子小屋)1313
二合目 1322
一合目 1334
二王子神社 1350
登山者用P 1353
天候 | 晴れ。視界良好。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
神社のほうには止めないように表示があるが、7,8台止まっていた。 地元の人によれば、気にしなくて良いとのこと。合計20台近くは止められそう。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口にトイレ、登山ポストと熊出没の看板あり。 標高1000m以上では半分位が残雪上。入山者が多く足跡は明瞭でしたが、 状況の変化に対応するためには最小限の読図はできるのが望ましいでしょう。 あと、並程度の防虫対策が必要です。 |
写真
感想
登山者用駐車場には先客が1台のみ。と思ったら、200m程先の神社のほうには結構
停まっていた。あれ、今日は平日のはずなのになんで?..と思うほど。
いかにも神社にふさわしい杉林から、沢に沿って登山道は始まる。
林床には、ヒメシャガ、チゴユリ、スミレ、オオアマドコロ、ツクバネソウ、マムシグサ等。ツタウルシも多く、雪国だなという感じがする
気温はそれほどでもないが、湿気が多い。風も通らず、汗が吹き出る。下越に雷雨注意報は出ていないが、危ないかもしれないと思う。
二合目に水場有り、おいしい。(この山は花崗岩が多いようだ)
三合目を過ぎると、杉林を出て雑木が多くなる。残雪が見え始めると、
ユキツバキ、ショウジョウバカマが出てきて、この二つはこの先しばらく
楽しめる。サンカヨウの群生あり、コミヤマカタバミも咲いている。
所々で展望が利きはじめ、風も通って少し楽になる。
四合目からは残雪上を歩くのが半分くらいだが、人が多いので足跡は明瞭。
イワウチワが見事になり、断続的に六合目位まで続く。
五合目。ムラサキヤシオツツジとオオカメノキが出てくる。
なぜかこの二つはセットで咲いていることが多い。あと、タムシバが少し。
展望のきく所は登るに従って多くなるが、空気中の湿気が少ない感じで、遠望は良い。
上空の寒気が穏やかに流入してくれたのか?。この分だと、天気が崩れる心配はあまりなさそうだ。
しかし、休んでいると虫がやや多く、落ち着かない。
六合目からはイワウチワにカタクリが取って変わって大群落をなしている。
残雪の上にはマンサクの花も咲いていた。
七-八合目ではミツバオウレン、そしてシラネアオイが結構ある。
シラネアオイは3年位見ていないので久しぶり。
(イワウチワもカタクリもサンカヨウも昨年は見ていないけど)
九合目はもう山頂間近。山頂手前の避難小屋は豪雪地帯だけあって、先日の
小無間小屋とは比較にならないがっちりした造りになっていた。
山頂の展望は絶景。前方には飯豊連山。遠くに朝日、そして月山あたりまで。
振りかえれば下田・川内山塊。そう言えば、飯豊は20年も来ていないなあ...。
地元の人の語るのによれば、今年はやはり残雪が多いとのこと。
30分ほど絶景を楽しんで下山。
残雪上の下りははかどる。花を楽しみながら2時間もかからず下山した。
展望にも花にも恵まれ、大変楽しかった。花の名山として著名な守門岳には
数年前の同時期に登っているが、花はそれより見事だったと思う。
その他の花
登山口以下:タニウツギ、フジ。
三合目以下:ホウチャクソウ(またはナルコユリ・アマドコロ)、モミジイチゴ
山頂付近:ヘビイチゴ、シロバナヘビイチゴ、ノウゴウイチゴ
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