渋峠から芳ヶ平湿原（古道・草津道）、ダイナマイツ万座硫黄鉱山探訪（沢登りルート）：毛無峠でクマ遭遇情報

2019年08月10日(土) [日帰り]

• GPS: 08:28
• 距離: 18.1km
• 登り: 1,075m
• 下り: 1,069m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:03
• 休憩: 0:13
• 合計: 8:16

距離 18.1km 登り 1,081m 下り 1,085m

5:06 渋峠
5:32 ダマシ平
5:58 6:00 芳ヶ平湿原
6:14 6:15 芳ヶ平ヒュッテ
6:43 横笹分岐
6:51 毒水沢
11:42 毒水沢
11:51 横笹分岐
12:25 12:35 芳ヶ平ヒュッテ
12:58 ダマシ平
13:21 渋峠
13:22 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

毎度おなじみの微妙シリーズです。一般的な登山道ではない処を通ります。
沢登とか好きな方にはちょっとお勧めですが。

車にて渋峠へ。駐車場にはバイオトイレ有。
交通規制がありますが、渋峠は須坂市側からも、中野市側からもここに来ることが出来ます。

昨年の過去レコで古道：小串道にある、小串硫黄鉱山を出させて頂きましたが、あの辺屈指の保存度を誇るのが万座硫黄鉱山です。宿題で残してきた毛無隧道の高山村側出口探索がてら行ってきました。
このルートだと規制区域に抵触しませんので時間は自由にとれます。

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毛無峠の高山村側・二番目の架空索道の跡地でクマが発生しました。（初めて遭遇）
あのあたりでの夜のキャンプとかは自粛した方が良いかもしれません。
今の季節は餌があまりない時期ではないかと思われます
https://www.yamareco.com/modules/diary/100156-detail-191698

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入道沢鉱山（万座鉱山）
群馬県吾妻郡草津町にあった鉱山。 硫黄の採掘が行われていた。

戦前は白嶺鉱山（びゃくれいこうざん）、1955年からは万座硫黄が草津鉱山として経営し、主として入道沢の硫黄を採掘していた。
架空索道、レール跡、ズリ跡や崩壊した坑口などが見られ、保存状態は比較的良い。
アクセスは悪い
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アプローチ
�〜霙兎擦茲螢▲�セス（今回のルート）
・渋峠から草津道に入り、草津方面に。「ベンチのある大曲り道標」から入道沢方面に向かう
矢沢川との合流地点に出る事が出来る。そこから沢登り。
規制区域に入らないので時間制限はナシ。

�∪塚媚格�面よりアクセス
鉱山目当てならこちらが距離が最も短い。スキー場から向かえる。
グーグルマップ航空写真でも確認できるが、作業道が上部を通っているのだが、最後の薮こきは相当疲れると思ってください。鉱山近くに流れ落ちている川沿いに降下するくらいしか方法が思いつきません。
国土地理院の数値地図にある破線ルートは現在では存在していません。

問題点は、道路が現在「規制区域に入っているので時間制限アリ」な事です。
沢登りが嫌な方はこちら一択になります。
近づくのは早いですが、最後の道筋は不明瞭
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過去レコ
小串硫黄鉱山
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1577655.html

他予備知識
古道：草津道、山田道
http://www.okadanouen.com/takaino/yamadamiti.html

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参考ルート
・草津道から入道沢ルート（住居区の慰霊碑まで回っています）
http://blog.livedoor.jp/urayamaex/archives/2748316.html
ユーチューブ（ワンちゃんが居るので同じ人ですね）
https://www.youtube.com/watch?v=ypR8l-m-p4A

・青葉山ルート
https://minkara.carview.co.jp/userid/331167/blog/34446912/

昔の写真
http://yamada.sailog.jp/weblog/2014/04/post-ae54.html

コース状況／危険箇所等

沢登りの基礎ですが、雨が降ると増水します。
難度は低めですが、早々に撤退をお考えください。

写真

8/10 4:53

松本市から車で渋峠駐車場に
同じ季節でも南アルプスとは気温が違いますね。

8/10 4:53

規制情報
時間限定ですが全くの通行止めではないのですね

8/10 4:54

オニューのサレワの靴
どんな具合でしょうね。（結局沢登りでドボンして防水テストは台無しになる）

8/10 4:55

おお〜、お金持ちそう〜な車がw

8/10 4:59

トイレあるのね

8/10 5:01

古道：草津道には同じ呼び名の名前が二つあります。
高山村の高山古道も草津道と呼ばれていました。

8/10 5:01

げ、マジか
ゲイター要るぞw
朝露対策は考えに入れておかれてください。
レベル的には最初からレインパンツとゲイターです。

8/10 5:08

古道だけあって勾配は楽
歩きやすいです。登りでも下りでもペース出ますね。

8/10 5:20

陽が登ってきた

8/10 5:31

ダマシ平

8/10 5:30

こんな処をスキーでとは思ったが古道であるのなら有りうる話だとも

8/10 5:34

景色良いところ出た。白根山見え始めた

8/10 5:36

サレワのミシュランソールですが平らなところはあまり得意でない印象。
他はグリップ効きますね。防水性はとても良いと思いますが、帰りまで持つかどうか（この先の湿原で膝丈より濡れてしまいトリムテックスパンツを伝わってこの後中まで浸水w）

8/10 5:44

おお〜

8/10 5:45

中々の眺め

8/10 5:51

芳ヶ平湿原に出る

8/10 5:52

やっぱり硫黄の成分なのか川底は赤い
この辺のトレッキングですが迂闊に沢の水が飲めない処が辛い処。

8/10 5:52

お花少なかったけどまだありましたね。
シーズンはやっぱり初夏なのでしょうかね

8/10 5:54

分岐
周遊コースに入ります

8/10 5:54

ふむふむ

8/10 5:55

最初の池
残念ながら鏡ってないw

8/10 5:56

朝霞映るかな？

8/10 5:58

結構藪ってる周遊コース。朝方や雨上がりはレインパンツの下半身要りますね。
茂ってる

8/10 6:08

ええのう

8/10 6:09

えっトォ＼(^o^)／
この季節あ草刈無し？元々そんなモノ？w

8/10 6:11

白根山鏡ったでござる

8/10 6:12

景色の良い処ですね

8/10 6:12

ラムサール条約の格の高い湿原らしい
島根県の淡島神社の湿原レベルを想像してましたが、ちょっと小さ目

8/10 6:14

ヒュッテキタ

8/10 6:16

まだやってない

8/10 6:22

アカモノ
もうシラタマノキやアサマブドウは実まで無くなってました。

8/10 6:29

途中アザミのちょっとした群生になってると事があります。
イタイ

8/10 6:43

分岐
大平湿原方面は草刈完了してましたね

8/10 6:51

道標：毒水
怖い名前でゴザル

8/10 6:51

草津の山は川底が白くとも鉱毒が含まれている事があるので水は必ず持ってきてください。

8/10 6:53

おじぞうさん

8/10 6:54

道標：一本松
もう松は無い

8/10 6:58

道標：大岩

8/10 6:58

う、む。大きい。

8/10 7:06

道標：大周り
今回はこの道標がポイント

8/10 7:10

道標：大周り
ベンチのある方の大周りが入道沢への入り口です。

8/10 7:10

薮こきですが道はあります。

8/10 7:13

一応目印らしきものはあり、藪もさほど丈はない。
路もあります。

8/10 7:20

人工物

8/10 7:20

降りれた

8/10 7:21

沢に降下するのに無理はありません。

8/10 7:25

すぐに矢沢川との合流地点に入ります。

8/10 7:26

ちょっと登ってみますかね

8/10 7:26

ふむ

8/10 7:27

こういうところが温泉だったらいいのに。

8/10 7:38

昔、野湯マニアの人が来てた処。
実はこの上には温泉はありません。
相当に難度が高いですが、「先の道標：毒水」の上方に温泉があります（成分的に入れるかどうかは不明）
とても良い他レコがあるので参考になさってください。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1493128.html

8/10 7:41

さて、入道沢に戻りますか

8/10 8:08

一休み。干してみた。

8/10 8:23

こっちの透明な方の河の三度はPH3位。弱酸性ですね。

8/10 8:25

すぐに人工物が

8/10 8:26

これなら帰りも迷いにくそうです

8/10 8:29

ガンガン登る

8/10 8:30

おお、架空索道が

8/10 8:35

あれだな。あの白い地形

8/10 8:51

ワクワク

8/10 8:59

完全ドボンポイントはありません。
比較的難度は低めの沢登りになります。

8/10 9:00

おお、硫黄の鉱床が露頭してます

8/10 9:03

結構暑い。
中野市側は曇ってるのですが

8/10 9:03

登って北側を見る
静かな処です。

8/10 9:06

索道のターミナル見えた

8/10 9:10

手前で二つに分岐します。どちらからも鉱山施設にアクセスできます。

8/10 9:14

ボタヤマを登る

8/10 9:17

河下側

8/10 9:17

青葉山方面から来る作業道
しかしこの道は相当上部にあり、激下りと薮こきのルートになります。

8/10 9:17

索道の屈指の保存状態を誇る万座鉱山のシンボル

8/10 9:18

品位低めの硫黄鉱石

8/10 9:19

純度高い奴

8/10 9:20

渋峠方面
ココって昔は爆裂火口の中だったのかな？

8/10 9:20

ボタヤマ最上部より

8/10 9:20

もう少し上部を散策

8/10 9:20

西側方面に

8/10 9:21

青葉山方面からのアプローチはあの川の近くを激下りですね。
ちょっと大変そうですがこれなら薮こきは少なさそう
取り付きが大変かもしれませんが

8/10 9:21

直ぐ上は国道の筈です
しかしながらこの鉱山は知ってないと殆ど何処からも見れません

8/10 9:22

8/10 9:22

山アジサイはまだこれからの様です

8/10 9:24

支保工

8/10 9:25

トロッコの軌道

8/10 9:25

車輪

8/10 9:25

穴の開いたスコップ

8/10 9:26

吸い込まれる軌道
この奥が坑道だったのでしょうね

8/10 9:26

ウインチ

8/10 9:26

何のメーカーでしょうか

8/10 9:26

高低差が凄い処だったので回収とか無理だったのでしょうね

8/10 9:27

更に西に向かう

8/10 9:29

国道が見える
駐車場が無いので向こうからは見えない

8/10 9:30

8/10 9:30

トロッコの軌道跡

8/10 9:31

ココにもウインチがあったのでしょうね

8/10 9:32

川向うにもズリ山が

8/10 9:34

さてターミナルに向かいます

8/10 9:35

8/10 9:36

8/10 9:37

構造物の保存状態は良い

8/10 9:38

ひっくり返ったトロッコ

8/10 9:39

来たぞ〜

8/10 9:40

内部

8/10 9:40

鉄索側

8/10 9:40

8/10 9:40

何故スキーがw

8/10 9:40

8/10 9:41

現在もつながったままのワイヤー

8/10 9:41

発動機？

8/10 9:42

そしてその奥の

8/10 9:42

イエーイ：ダイナマイツw

これがしたくてここに来ました

8/10 9:42

ビール瓶？
カルピスもある。
下にものすごい数の瓶が転がってました

8/10 9:43

8/10 9:43

さて帰りますか

8/10 10:13

ターミナルを下から

8/10 10:16

作業道まで上がって青葉山ルートを記録するのもいいけど国道は歩行禁止だし辞めときます

8/10 10:18

ちゃーさん見つけ

8/10 10:36

もう水浴びがしたくてw

8/10 10:51

目印みつけ。
この後本当に水浴びしました

8/10 11:13

草津古道に戻ります。
鉄の階段

8/10 11:16

さっさと戻る

8/10 11:22

ベンチ

8/10 11:51

大平湿原方面との分岐にあったお地蔵さん
ここって熊野修験の人がたまに来るんですね。

8/10 12:07

道標
桜清水

水・・・探したけど見つかりませんでした

8/10 12:07

8/10 12:24

お、やってるっぺー

8/10 12:30

コーラと

8/10 12:31

100％オレンジジュースを頂く
お腹減ってなかったので名物のパスタは遠慮

8/10 12:34

わんちゃん2匹居ます

8/10 13:21

あともうちょっと。歩きやすい道なので登りでも結構ペース出ますよ

8/10 13:22

お疲れ様でした

8/10 13:23

駐車場隣のお土産屋さん
硬い桃は売ってませんでしたが甘くておいしかった

8/10 13:46

日本最高地点より白根山

8/10 13:48

もひとつ下の駐車場より
こっちの方が白根山いい感じに撮影できるかも

8/10 13:53

横手山

8/10 13:53

8/10 13:53

さっきまで居た処
入道沢鉱山は地図に出ています。
しかし、見える処は殆どありませんので知られていないスポットです。

8/10 14:03

小串鉱山に向かいます。
本白根

8/10 14:07

万座温泉の脇を通り過ぎる

8/10 14:10

時間的に余裕あればプリンスで入浴と食事がしたかったですね

8/10 14:15

昨年捻挫した縦走路：笠が岳と山田牧場〜裏志賀山
こんど晴れた時に大沼池行かなきゃ
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1598178.html
笠が岳・山田牧場は万座峠からの景色がお気に入り

8/10 14:25

小串鉱山入口にて驚きの後継
おお、なんとバス停の周りが下草刈りされてます。

8/10 14:25

小串入口のバス停跡です

8/10 14:26

これって屋根とサッシ付けて避難所にならないかな

8/10 15:00

という事で昨年やり残した毛無隧道高山村入口探索です
高山村（旧高井鉱山）側一番目の鉄索
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1577655.html

8/10 15:09

更に二番目の鉄索に行く直前にクマに遭遇ww
超至近距離でしたが、向こうから逃げてくれました。
そそくさと逃げ帰る
落ち着いてきた時と同じペース、同じ呼吸で帰る
背中を見せると追いかけられるという話もありますしね。

8/10 15:10

峠にいる方に目撃情報をお伝えして帰る。
隧道入口探索はまたの機械ですね。
二番目鉄索の近くのズリの辺りが入口の筈です。

以上。ではまた。

撮影機器：

iPhone 6s Apple

装備

個人装備

長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ