苔むす清涼な丹渓新道から大仙丈まで
- GPS
- 07:31
- 距離
- 12.0km
- 登り
- 1,523m
- 下り
- 1,255m
コースタイム
- 山行
- 5:59
- 休憩
- 1:29
- 合計
- 7:28
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特になし |
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
猛暑が続いている、先週新潟の山で危うく熱中症になりかけたので、今回は地元の高山で涼しもうと近場の仙丈に行くことにした。
いつものコースではつまらないので丹渓新道で登ってみようと思った。
この日はお盆の連休の初日と言うこともあって、5時には仙流荘のバス亭前には長い行列が出来ていた。何とか8台目のバスに乗車、5時半に出発した。
途中の丹渓新道登山口には我々2名だけ、先行者もいなかった。
皆さんテン泊者の方も多く早くいい場所をと急いでいるのだろうか。
登山口の階段は急でひっくり返りそうな位、びっくりした。
登山道も全体急登だった、その分どんどん標高を稼いでいき先日の越後駒ヶ岳に比べたら進んでいるのがわかって安心する。
それにこの登山道は上るにつれ苔がむしてきて、気温も低く冷蔵庫のなかにいるようで気持ちが良かった。シラビソの巨木が多く高い空間のなか進んで行った。
2500mを過ぎてから木々の間から北アルプスや鋸、甲斐駒等が見えてテンションが上がってくる。マルハダケブキの大きな群落を過ぎると、ガレ場の尾根にでた。
ここにはたくさんのタカネビランジが咲いていた。今回はこれが見たかったので夢中でシャッターを切った。しばし休憩してここから馬の背までは寝転ぶのに最適な緑の絨毯が広がりずっとのんびりしたい気分だった。
途中ソロの男性が新道を下ってきたほかは誰も歩いておらず静かで清涼、苔むす丹渓新道は最高だった。荒らされていない分こっそり取っておきたい登山道だ。
それから仙丈小屋までいき小休止した後、仙丈ヶ岳山頂へ、しかし人が多くてとてものんびり出来そうもなかった。それならとで少し離れた大仙丈まで足を伸ばした。
途中のお花畑は素晴らしく紫と黄色に染まる斜面にはイワギキョウとウサギギクのお花畑になっていた。
大仙丈は以前きたときにはガスでよくわからなかったが、今回登ってその良さを再確認した。鞍部から山頂に延びるナイフリッジの岩稜はスリルもある上に花が一杯で目を楽しませてくれた。山頂はしばらく独占状態、静かななか眺望を楽しんだ。
ここから見る仙丈ヶ岳は立派だった。
帰りは夕立が怖かったので、さっさと降りてきた。
途中ライチョウの親子に遭遇、N君は最初蛇がいたかとびっくりしていた。
まさかこんな日にライチョウにもあえるとは思わなかったので大満足だった。
下って来てから、こもれび山荘で涼しい中のんびり過ごす時間も贅沢だった。
臨時のバスで下って来て猛暑に遭遇、現実にもどってしまった。
早く降りてくるんじゃなかったと痛感、それほど快適な山行だった。
コメント
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ありがとうございます。
そちらは涼しくて良いですね。
高い山にいるときだけ猛暑を忘れています。
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